クエン酸は一般的に、柑橘類に多く含まれています。
今回は、クエン酸が多く含まれている食べ物、豊富に含む食品を100グラムあたりの含有量を基準に上位から10食品紹介します。
クエン酸を効率良くとるには、何を食べたらいいのか?知りたい方は参考になるかと思います。
クエン酸の多い食べ物、豊富にクエン酸を含む食品を含有量ランキングで上位から10商品を紹介しました。
【関連記事】ビタミンCとクエン酸の違いを解説。混同されがちな2つの成分を説明
今回紹介する10商品はこちらです
10商品をまとめると以下の通り。
- レモン果汁:100gあたりの含有量6.5g
- シークワーサー果汁:100gあたりの含有量6.0g
- かぼす果汁:100gあたりの含有量6.0g
- ライム果汁:100gあたりの含有量6.0g
- すだち果汁:100gあたりの含有量4.5g
- 梅(梅干し):100gあたりの含有量3.4g
- カシス:100gあたりの含有量3.3g
- レモン(種やヘタ以外):100gあたりの含有量3.0g
- パッションフルーツ果汁:100gあたりの含有量2.5g
- マンゴー(ドライマンゴー):100gあたりの含有量2.3g
クエン酸を効率よく摂取するなら、粉末のクエン酸を飲み物に溶かして飲むのがいいよ。
ニチガなら、純国産だから品質も安心ですよ!
クエン酸の多い食べ物!豊富に含む食品の含有量ランキング10選
クエン酸の多い食べ物、クエン酸を豊富に含む食品を、食品100gあたりの含有量の多い順にランキング形式で10個紹介していきます。
レモン(果汁):含有量6.5g
クエン酸の多い食べ物、クエン酸を豊富に含む食品を含有量の多い食品1位はレモン(果汁)です。
レモンはクエン酸の豊富な源として知られていますが、とくにレモン果汁のクエン酸含有量が豊富です。その濃度はおよそ5%とも。
レモンが鮮やかな酸味をもたらすのはクエン酸の働きによるところで、レモンの特徴的な風味を作り出す役割も果たしています。
【関連記事】ビタミンCとクエン酸の違いを解説。混同されがちな2つの成分を説明
クエン酸に消化を助ける作用があるのも、食欲が増しても、胃酸の分泌を促がす作用があることも関係しています。
そのため、レモン果汁を料理や飲み物に入れて、意識して取り入れるようにするといいでしょう。
レモンはクエン酸のさわやかな味わいだけでなく、抗酸化作用も持ち合わせているので、健康にも良い影響を与える可能性が期待できます。
レモンの関連記事
緑茶レモンにダイエット効果?痩せる理由を徹底調査した!痩せた人は2週間で7kg!
毎日レモン水を飲み続けるとどうなる?効果・適量・デメリット【体験談】
レモンを毎日食べたらどうなる?ダイエットや美肌効果だけじゃなかった!注意点も
1日にレモンは何個摂ったらいい?レモンやレモン果汁を取り過ぎるとどうなるかも調査
レモンはビタミンCが少ない!レモンがビタミンCと思われる理由と、本当にビタミンCが多い食べ物を紹介
レモン水はいつ飲めば痩せる効果が期待できるのか?具体的なタイミングを解説
レモンに含まれるクエン酸効果と含有量、日々の取り入れ方も解説
レモンでむくみ解消効果が期待できる理由と具体的なやり方、注意点も
レモン白湯はポッカレモンでもいいの?違い、メリット、デメリット【体験談】
レモン白湯はいつ飲む?具体的なタイミングと効果、注意点も解説
レモン白湯の作り方と飲み方の注意点。健康やダイエット効果に期待できる方法も解説
ビタミンC含有量が多い食品100選。レモンのビタミンCは意外な結果だった
レモンのデトックスウォーター効果が凄い!期待できる効果と作り方や飲み方も解説
レモン1個は何グラム?レモン1個でレモン果汁は何グラム?クエン酸やビタミンC含有量も解説
2位以下は、100gあたりの含有量6.0gで3つの食べ物が続きます。
シークワーサー(果汁):含有量6.0g
レモン(果汁)の次に多いのはシークワーサー(果汁)で、100gあたりの含有量6.0gです。
シークワーサーもクエン酸の豊富な果実で、果汁にはレモン単体を食べることと比較すると、約2倍のクエン酸が含まれています。
シークワーサーの苦酸っぱさの酸っぱい部分はクエン酸によるところが大きいです。
レモン果汁と同様に、シークワーサーのクエン酸も消化を助ける作用があり、胃酸の分泌を促進すると言われています。
また、抗酸化作用も持ち合わせているので、健康にも良い影響を与える可能性があります。
シークワーサーは沖縄などで幅広く栽培され、ジュースや調味料として販売されています。
その風味豊かなクエン酸を料理や飲み物に加えるなどしてもクエン酸をとることができます。
かぼす(果汁):含有量6.0g
続いて同量で、かぼす(果汁)で、100gあたりの含有量6.0gです。
かぼすは、独特な風味と豊富なクエン酸を持つ柑橘類です。
かぼすというと、果皮の香りが豊かなので、料理や飲み物にアクセントとしてを加えることも多いでしょう。しかし、クエン酸含有量に着目すると、含有量が多いのは、かぼす(果汁)です。
しかし、かぼす(果汁)をそのまま取り入れるのはなかなか難しいでしょう。
そこで、かぼすの果汁を絞って作ったかぼすジュース、ソースやドレッシング、マリネ、魚料理や刺身、和え物、煮物などの料理にかぼすの果汁を加えるといった方法が簡単に取り入れられる方法でしょう。
ライム(果汁):含有量6.0g
続いて同量で、ライム(果汁)で、100gあたりの含有量6.0gです。
ライムは柑橘類の一種であり、レモンに似た鮮やかな酸味があります。しかし、レモンの酸味とは異なり、口当たりはより柔らかく穏やかな印象です。
また、ライムもビタミンCが豊富なので、免疫力のサポートや、抗酸化作用も期待できます。
【関連記事】ビタミンCとクエン酸の違いを解説。混同されがちな2つの成分を説明
香りの高さから、カクテルにも使用され、特にモヒートやマルガリータなどで知られています。
ライム果汁は単体で取り入れるよりも、料理の味付けに使うと取り入れやすいでしょう。
例えば、メキシコ料理やタイ料理といったアジアや中南米の料理に使うと、味に鮮やかさと軽やかさを与えてくれます。
すだち(果汁):含有量4.5g
第5位は、すだち(果汁)で、100gあたりの含有量4.5gです。
すだちは、日本を代表する柑橘類で、強い酸味と爽やかな香りが特徴です。
非常に強い酸味があるものの、クエン酸含有率は4.5gという結果に。
すだちは他の柑橘類に比べて小さく、丸い形状をしているので、使い勝手が良いです。
すだちは薬味として使われ、刺身や寿司、鍋料理などに添えられることが多いです。そして、その酸味が料理にアクセントを加えます。
また、すだち果汁は、熱い緑茶に絞って加えたり、冷たいドリンクに振りかけることで独特の香りつけがされるだけでなく、酸味が飲み物に爽やかさと深みを与えてくれます。
他の柑橘類と同様に、ビタミンC含有量も高いので、免疫力のサポートや抗酸化作用も期待できます。
【関連記事】ビタミンCとクエン酸の違いを解説。混同されがちな2つの成分を説明
うめ(梅干し):含有量3.4g
第6位は、うめ(梅干し)で、100gあたりの含有量3.4gです。
梅干しは、梅の果実を塩漬けにした保存食です。通常、梅干しには塩分が含まれていて、酸味と塩味が特徴です。
梅干しの酸味はクエン酸に由来しています。その含有量は生の梅よりも多いのです。
生の梅はさまざまな酸を含んでいて、主な酸はクエン酸ですが、他にもリンゴ酸、シュウ酸を多く含みます。さらに少量の酒石酸、乳酸、酢酸、コハク酸も含んでいます。
完熟していない青い梅はリンゴ酸が多く、熟していくにつれてクエン酸が多くなっていきます。
梅干しには塩分も含んでいるので、大量に食べるのが心配という方には、梅をペーストにした梅肉エキスという便利な商品もあります。
梅の関連記事
梅ジュースの健康効果と適量は?過剰摂取のリスクと注意点も解説
梅酢の驚くべき効能!美肌から疲労回復まで期待できるって知ってた?
カシス:含有量3.3g
第7位は、カシスで、100gあたりの含有量3.3gです。
カシスは、暗紫色の果実を持つ植物で、リキュールやジャム、スイーツなど、さまざまな料理や飲み物、食べ物で使用されます。
カシスにはクエン酸が豊富に含まれていて、その酸味と特有の風味をもたらしています。
クエン酸は、食材や飲み物に酸味を与え、爽やかな風味を引き立てる役割を果たします。
カシスのクエン酸も、甘酸っぱさやフルーティーな味わいをもたらし、カクテルやソフトドリンク、スイーツにもアクセントを加えています。
カシスの実をそのまま食べてもいいですし、カシスのエキスを、飲み物や食べ物に入れてもいいでしょう。
レモン(種とヘタ以外):含有量3.0g
第8位は、レモン(種とヘタ以外)で、100gあたりの含有量3.0gです。
クエン酸というと、レモンを想像する人が多いかも知れませんが、レモン単体のクエン酸含有量は少なく、レモンのクエン酸は果汁に多いのです。
実際に、レモンをそのまま食べるということは、なかなか難しいので、効率的にクエン酸を摂取したいのなら、レモン果汁を飲むほうがいいでしょう。
夏場やスポーツの試合の合間に、レモンを砂糖漬けしたものを食べたことがあるかもしれませんが、レモン単体を食べるのはクエン酸の疲労回復効果を期待してのこと。
レモン単体を摂取しても、クエン酸が少ないというのは意外な結果だったかもしれません。
パッションフルーツ(果汁):含有量2.5g
第9位は、パッションフルーツ(果汁)で、100gあたりの含有量2.5gです。
パッションフルーツは、熱帯地域原産の果物であり、外見や味わいが特徴的です。
パッションフルーツは、紫色や黄色などの外皮を持ち、中にはジューシーな果肉と黒い種が含まれています。
パッションフルーツの果肉は酸味があり、甘酸っぱい味わいが特徴です。一般的に、その味わいは爽やかでフルーティーであり、柑橘類やパイナップルにも似た風味があります。また、果肉はゼリー状で、多くの種を含んでいます。
パッションフルーツは、生食やジュース、ソース、デザートの材料として広く利用されています。
また、カクテルやスムージーにも使われることがあります。
栄養面では、クエン酸だけでなく、ビタミンAやカリウム、カロテノイド、ビタミンC、食物繊維も豊富に含まれていて、抗酸化作用や消化促進効果も期待できます。
【関連記事】ビタミンCとクエン酸の違いを解説。混同されがちな2つの成分を説明
マンゴー(ドライマンゴー):含有量2.3g
第10位は、マンゴー(ドライマンゴー)で、100gあたりの含有量2.3gです。
ドライマンゴーは、新鮮なマンゴーを乾燥させた果物で、ドライフルーツです。
水分が減り、柔らかさが失われるため、持ち運びや保存がしやすくなります。
ドライマンゴーは甘くて香り高く、フルーティーな味わいが特徴で、栄養面でもの優れた食べ物です。
ドライマンゴーの甘みから、クエン酸があるとは想像しにくいかも知れませんが、栄養価が凝縮されていて、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維などと一緒にクエン酸も含まれています。
【関連記事】ビタミンCとクエン酸の違いを解説。混同されがちな2つの成分を説明
また、ドライマンゴーには抗酸化物質や鉄分、カルシウムといったミネラルも含まれているため、免疫力のサポートや骨の健康維持にも役立つと言われています。
ドライマンゴーは、単体として健康的なおやつとして楽しんでもいいですし、シリアルやヨーグルト、お菓子などの材料としても利用してもいいですね。
まとめ
クエン酸の多い食べ物、豊富にクエン酸を含む食品を含有量ランキングで上位から10商品を紹介しました。
10商品をまとめると以下の通り。
- レモン果汁:100gあたりの含有量6.5g
- シークワーサー果汁:100gあたりの含有量6.0g
- かぼす果汁:100gあたりの含有量6.0g
- ライム果汁:100gあたりの含有量6.0g
- すだち果汁:100gあたりの含有量4.5g
- 梅(梅干し):100gあたりの含有量3.4g
- カシス:100gあたりの含有量3.3g
- レモン(種やヘタ以外):100gあたりの含有量3.0g
- パッションフルーツ果汁:100gあたりの含有量2.5g
- マンゴー(ドライマンゴー):100gあたりの含有量2.3g
クエン酸を効率よく摂取するなら、粉末のクエン酸を飲み物に溶かして飲むのがいいよ。
ニチガなら、純国産だから品質も安心ですよ!