私、ランニング歴は5年程。
その間に、ご多分に漏れず大小たくさん故障を経験しました。
鵞足炎(膝の内側の痛み)に始まり、膝蓋腱炎や中足骨骨頭痛、後脛骨筋腱炎や腓骨筋腱炎、アキレス腱痛、大腿四頭筋痛、ふくらはぎ肉離れ等々…
その中でも厄介なのが、【腸脛靭帯炎】いわゆるランナー膝ですね。
膝の外側が痛くなる。
痛みで走れないのはもちろんのこと、少し良くなったと思ってランニングを再開したら、ほどなくしてシクシク痛み出す。
全ランナーの憎っくき故障です!
私の場合は、一番最近では2022年3月の『淀川マラソン』の時に発症しました。
その時のマラソンは、後半歩いてばかりでしたがとりあえずゴール。
でもね、その後当分走れなかったですねー。
【腸脛靭帯炎】の原因としては、オーバーユースだったり、ニーイントゥーアウトだったりいろいろ言われていますね。
ま、いろんなものの積み重ねなんでしょうが。
詳しく調べたい方は、ネットにホントにたくさん記事が上がっていますよー(それも学識のある方々の)。
で、私が【腸脛靭帯炎】にならないように一番気をつけていること。
特に、ランニング中に違和感や張り等の『いやーな感じ』がした時にしていることは…
二軸走法で走ること
です。
それこそ、場合によっては日頃歩く時からです。
二軸走法とは、ランニングの際に左右の足の着地場所が、一本の太線を挟んで両側になるような走り方。
以前から取り組んでいたのですが、このところより意識をしている、という感じです。
ホントは、脚を休めた方がいいのかもしれませんが、【腸脛靭帯炎】にかかわらず、走れる限りは走りながら故障が治るのを待つ方です
走れない程酷くなった場合は、仕方なくランオフしています。
1・2週間休んだら、サポーターつけて走り出すみたいな。
全てのランナーにとって「コレが良い!」と言うつもりはありません。
あくまでも、私にとって故障を回避するのに「コレが良い!」というところです。
二軸走法で私が感じる効果としては、両足の間を少し空けて走った方が、少しではありますが膝外側の腱の引っ張られ具合が緩和されること。
そして、膝外への荷重が緩和されること。
実際にコレを強く意識し始めてからは、【腸脛靭帯炎】で走れない、という状態にはなったことはありません。
あとは、日頃のケアとして『マッサージガン』で大腿筋膜張筋を、暇さえあればほぐしている。
それぞれのランナーが、それぞれのやり方で故障と向き合ってます。
私もどこかが痛くなる度に、ネット等でさまざまなな意見を参考にしています。
私のこの経験が、少しでも【腸脛靭帯炎】に悩むランナーの助けになればいいなぁ。