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2019-10-10


10月22日(火・祝)に、大阪芸術大学とカプコンが中心となってスト5の大会「大阪文化芸術フェス2019 × eスポーツ 大カプ芸杯01」が開催されます。
大阪芸術大学芸術計画学科の学生がeスポーツコネクト株式会社の協力のもとeSports大会を運営するとのことで、大阪芸術大学OBの綾野智章氏、プロゲーマーのどぐら選手、実況の大和氏らが参加しカプコン公式チャンネルでも配信予定となっています。

現在エントリー受付中(最大128人)で、出場プレイヤーのリストにはプロを含め多くの強豪プレイヤー達が名を連ねています。
この大会は賞金があり優勝35万円、2位10万円、3位5万円となっています。
ただし、優勝賞金については以下のような記載があります。
優勝者がJeSUライセンスを保有していない場合は【10万円+JeSUライセンス発行】 になります。

その場合、日本eスポーツ連合(JeSU)が発行する「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」発行を「JeSU公認プロライセンス規約」に 基づき推薦致します。
なお、カプコンは「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」発行に伴いJeSUに支払う費用の全額を負担します。(対象期間:2020年2月末日迄。)


また、「JeSU公認プロライセンス規約」に基づき、13歳以上15歳以下義務教育課程を修了していない参加者については、 JeSUより「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス 」が発行されることとなります。 (プロライセンスとして発行することはできません。)
ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス取得選手については、順位に応じたトロフィー、公式規定に基づくポイントが付与されます。
(入賞者が13歳以上15歳以下義務教育課程を修了していない方の場合は、賞金は支払われません。 )

過去のCPTプレミア大会などの賞金制大会では、JeSUライセンスが賞金受け取りに必要であっても、その場でJeSUライセンスを取得すれば賞金が満額貰えるという形で運用されていたため、JeSUライセンスを持っていない選手に不利益はありませんでした。
今回の大会では、JeSUライセンスを持っていない選手は、優勝してもその場でJeSUライセンスとセットで35万円を貰えず、「10万円+JeSUライセンス発行」となり、同じ優勝でもJeSUライセンスを持っている選手と、持っていない選手で賞金に25万円の差があります。
また、15歳以下の参加者は賞金が3位以内に入っても賞金が受け取れないようです。

これが高額賞金大会でも同様の運用がされることになれば、「東京ゲームショウ2019」で大炎上した、ももち選手のような事が再び起こりかねない気がしますが、一体どうなるのでしょうか。