このエントリーをはてなブックマークに追加
2021-09-02 (7)


スペシャルコラム>梅原大吾さん
ウメハラ選手の介護の仕事をしていた頃の体験談が、愛知県の公式介護職情報サイトに掲載されています。
これまであまり語られてこなかった内容も含め、介護職時代の話が詳細に語られています。


コラムの中では、以下のような事を含め、介護職で働いた1年で得た貴重な人生体験が綴られています。

・27歳くらいの時に約1年、重度認知症の人が入居する施設で働いていた。人と争う事に疲れ果てて嫌になり選んだのが介護業界だった。
・介護職に就く前に職を転々としていた時は、自分が得意ではない中で闘う事の大変さを実感した。
・介護は闘うという感覚もなく効率が求められる世界でもなかったので、未経験の人にやさしい職場だと感じた。
・体の自由や記憶など、今の自分が当たり前だと思っている事が当たり前でなくなることが分かったのは大きな学びだった。一生懸命悔いなく生きようと考えるようになった。
・勝負に勝ったとしても10のうち10得られるわけではなく、五分五分が6対4になるくらい。
・勝てばプレッシャーもかかるし嫉妬もある。勝ったがゆえに降りかかるマイナス点がある。
・勝負の世界では勝って何かを得るより、その世界が好きじゃないとやっていられない。
・社会に馴染めず争い事が嫌いな人が、自分に合う仕事がないと思ったら、介護の仕事に取り組んでみるのもいいと思う。