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2022-04-05 (2)


※4/7追記　記事中の時系列に一部誤りがあったので修正しました。
ウメハラ選手がCygamesからスポンサードされていた当時、2020年2月発売の「グランブルーファンタジーヴァーサス」をプレイしなかった事など、『サイゲームス脱退からミルダム加入の一連の流れが不義理だと感じた』という旨の投稿をした人がその回答を切り抜き動画を視聴し、『説明不足だと感じた』として、再度マシュマロに長文のメッセージを投稿しました。
（ウメハラ選手は2020年2月にCygamesとのスポンサー契約を終了し、2020年4月にMildomとのスポンサー契約を締結しています。）

『TwitchからMildomへの誘導配信など、以前お世話になっていた場所への不義理が過ぎるのでは？』といった義理人情を訴える投稿に対し、ウメハラ選手は以下のように回答しました。






「やってきたねｗ帰ってきたね彼、帰って来たねこの人ｗｗｗ」

「いやーどこから説明したらいいんだろうなぁー…まずねぇ契約内容っていうのは、第三者は知らないんですよ基本的には。守秘義務っていうかね、守秘義務というか口外しちゃいけないっていうのがあるんで」

「誰々と誰々の…まぁ企業間ですけどね、主にね。は、どういう契約内容かって事は知らないわけですよ。当然この人も知らない」

「だから、究極を言えば、究極を言えばだよ？サイゲ…あのー、なんだっけ？グラブルをやんないで下さいと言われてる可能性もあるですよ」

「だから、契約内容も知らない状態だから不義理もクソもないんだよね、まず」

「そういう意味で言うと何故やらなかったかっていう事は、あんまり深く突っ込んでは言えないんだけども、一つ言える事としては契約違反はしていないって事なんだよね」

「契約違反はしていないですよっていうこと、これがすごく大事」

「この人は例えば、この人にわかりやすくたぶんね、その契約書をかわしてどうこうってことはたぶんそういう仕事したことがないんだと思うんだ」

「だからたぶんこういうこと言ってるんだと思うんだけど、俺もプロゲーマーになるまではそういうことしたことなかったから、この人の気持ちがわからんでもない」

（商店街の例え話）
「こういうのってたぶん商店街とかの、何だろうなぁ…例えば同じ商店街の付き合いがあるから、お肉は商店街の山田さんちで買おうとか、スーパーあるけど、マルエツとかライフとか西友とかあるけど、お肉は山田さんちで買おうと」
「その代わり山田さんも鈴木さんのところで野菜買うしねみたいな、そういうお互い共存していきましょうよっていう、それは義理っていうよりかは、お互い生き残りをかけたまあ一種の戦略だと俺は思うけど、まあそれはそういうのはわかるんですけど」
「基本的にはね、何ていうか、企業間のやりとりで、義理だの何だのっていうのが介入する余地ってないんですよ」
「昔だったらそういうこともあったかもしんないけど。だって、じゃあもし仮にすごい大きな会社がずっと付き合いのあった会社よりも安いさぁ…もう何もかもがひっくり返るような安いさぁ、こう…安いってか利益が上がるような契約持ってきたらそっちにするわけでしょ」
「それが競争だしさ、うん…っていうのがまず前提にありますよって話なんだけど、この人にわかりやすく言うとそういうなんか八百屋さんがお肉屋さんで近所の商店街で買いますよとかっていうレベルの話だったらわかるんだけど、たぶんこの人が言ってることってちょっとそれとは違って…」

（吉野家の例え話）
「例えばあなたが吉野家の店員だったとしましょうよ。で、すげー常連さんが来てますと、その常連さんが卵が好きですと」
「卵が好きだから、卵1個ぐらいサービスしたいなって思ってる。でもあなたは従業員です」
「ランチどき、普通に混み合ってる中に5年とか10年とか通ってくれてるお客さんに『卵いいですよサービスして』ってやった時に、やった時にっていうかそれって許されるわけないわけじゃん。それを例えば吉野家の本部とかに報告したら、こっぴどく怒られると思うのね」
「”いやそれやったら他の客に示しがつかねーだろ”って、いうことを言われるわけですよ」
「だからそこで、どんなにこの人よく来てくれてるから…と思っても、あなたが店員である以上は卵をサービスしちゃいけないんですよ勝手に。個人経営の店じゃないからね」
「だからまず個人がどうこうできる問題と、そうじゃない問題ってのは分けて考えなきゃいけないですよーっていうことがまず一つ」

（アルバイトの例え話）
「で、あともう一つは、仕事ってWin-Winだからやってるのね」
「仕事ってお情けでやってないんですよ。まあ少なくとも俺はやってないですよ、仕事に関してはお情けでやってないです。お情けでやってないってどういうことかっていうと、例えばじゃあ俺が旅行に行きたいと。旅行に行きたいからお給料というか、アルバイトしたいなって思ったとするよね」
「アルバイトしたいなあと思って、とあるそうだなぁ飲食店で働きたい、理由は家から近い、そこそこ時給が高い、で自分の余った時間で働ける。だからそこを選びました」
「そこがお店側と条件が一致して、働くことなりました。無事旅行代のお金を貯めました」
「で、やめましたと。普通の流れじゃないバイトとしては、短期のバイトとしては」
「なのにも関わらず、後日どっちでもいいですよ店長かオーナーでもいいしバイトの方…バイトの方にしましょうか、わかりやすいから」
「バイトの方が『すいませんちょっと僕、結婚することになっ』…結婚ってちょっと冠婚葬祭面倒くさいからとかやめとくか」
「えーと何でしょうね…まあちょっと雑用でも何でもいいからお願いをされましたと。いきなり訪ねてきて『すいませんその昔、ここでアルバイトしてた〇〇です』っつってきてさ、よぉーどうしたの？っつって『ちょっとこれ手伝ってくれませんか？』って。いやちょっとごめん、忙しいから無理だなって言ったら、『いついつ僕働いてあげてたじゃないですか！ここで働いてあげてたじゃないですか！なんでそんな冷たいこと言うんですか？義理とかないんですか？！』って感じで言われたら、えっ…いや違うでしょってなるでしょ、それは」
「分かる？言ってる意味。あなたがこの店で働くことにメリットを感じると思ったから、あなたはここでバイトしたよね？そこはWin-Winじゃん」


「この人の言ってる口ぶりだと、例えをやめて言うと、俺が一方的に金を恵んでもらったみたいな口ぶりなんだよ、うん」

「さんざんタダで金を恵んでもらったんだから、ちょっとくらい恩返ししろよみたいな口ぶりだけどそうじゃなくて、仕事っていうのはWin-Winなんですよ」
「Win-Winじゃなくなったな…ってお互いが判断した時に仕事が終わるんですよ」
「ただそれだけの話で、だからなんか言ってることがねもうね突っ込みどころが多すぎて…うん」

「ちなみにちょっと余談ですけど俺、最近麻雀の師匠の引っ越しを手伝いに行ったんですよ」
「もちろん無償ですよ。タダで行きましたよ。それは義理だと思うんだよね。この人には世話になったから、この人が引っ越しするってなったら時間が空いてたら手伝いに行きたいって、しいて言うならそれって義理じゃない？」
「そういうことだと思うけどね、義理って。仕事に何かその義理だなんだのっていうのは、何かちょっと違和感あるけどね」

「だからたぶん若い人なのかなぁ…なんかでも説明してあげたいなと思って」
「とにかく言いたい事としては、何々してあげたとか、何々してもらったっていう考え方は、あんまり仕事の面で良くないよってこと」
「そうすると、関係ない人を恨んだりとか、そういうふうになっちゃうから気をつけた方がいいよ。たぶん若い人だからこれ」
「すごく、人生が生きづらくなりますよっていう話です」

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