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2020-02-14


Returning To Round One: The History Of Street Fighter

ストリートファイターシリーズの35年の歴史を振り返る記事がGame Informerに掲載されており、その中で「ストリートファイター5」について、当初シーズン6までDLCが計画されていたものの、シーズン4で打ち切る判断がされ、その後シーズン5を開発する方針転換が行われていた事が明らかになりました。

開発者からのコメントとして、スト5の開発途中から参加した中山ディレクターは、スト5でやりたかったことが実現出来なかった無念を吐露しており、発売後の大不評からアップデートを重ねて軌道修正したものの、当初6シーズンを予定していた計画が変更になりシーズン4までしか作れないと言われていた事を明かしています。
そして、コミュニティからの高評価のおかげでカプコンが方針転換し、シーズン5の開発が決まったとのことです。



Game Informerの記事では以下のような事が記載されています。

・開発途中からプロジェクトに参加した中山ディレクター「ゲームの発売を前にして、やりたいことはたくさんあったのですが、当初望んでいた全ての要素や機能を実現することはできませんでした
・スト5は発売後の批判から様々なアップデートを重ねて軌道修正されたが、カプコンは当初のDLC計画を完全に実現する前に開発から手を引くことを決定した。
中山ディレクター「ストリートファイター5は当初6シーズンの予定でしたが、結局計画が変更になり、シーズン4までしか作れないと言われました
・しかしコミュニティが「チャンピオンエディション」を高く評価したため、カプコンは再び方針転換して今後に繋がるシーズン5を発表した。
・中山ディレクターと松本プロデューサーは、スト5の開発当初は参加していなかったが、様々な教訓を生かして次回作に反省させることを誓った。
・中山ディレクター「シーズン5からチーム編成を変更しました。そして、視聴者やプレイヤーの皆さんと、よりダイレクトなコミュニケーションを取りたいことを学びました。その結果、多くの方から好評を得ることができました。それがユーザーにとって非常に重要なことだと気づいたのです。
・中山ディレクター「ストリートファイター6は、ストリートファイター5の終盤に開発されましたが、ルークはストリートファイター5の最後の新キャラクターというよりも、未来からやってきたゲストキャラクターのようなものだと考えていました
・中山ディレクター「当時はまだストリートファイター6を発表していなかったので、ルークが何者なのか、明確な背景はわかっていませんでした。ちょっと緊張しましたね。ルークを正しく紹介したいと思い、とても楽しみでしたが、とても慎重でした。