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2023-01-11 (2)


北米のeスポーツビジネスは悲惨な状態 チームに100万ドルを費やしたというストリーマーが語る

北米のeスポーツビジネスが悲惨な状態にあることを、ストリーマー兼eスポーツチームオーナーのDisguised Toast氏が語った動画が各種メディアで取り上げられています。

Disguised Toast氏は
・LoLのプロリーグ「LCSの参加チームが下部リーグの運営もしなければならない」ルールを撤廃したことで、各チームがコスト削減を行い、何十人もの選手やコーチが仕事を失うことになった。
・アクティビジョンは、ほんの数週間前にオーバーウォッチとコールオブデューティーのプロリーグ運営の未来に懸念があると表明している。

といった最近のニュースに触れた上で、自身のチームオーナーとしての体験を踏まえて以下のような話をしています。

「会計士から『話がある』と言われた。予想していた額の2倍の100万ドルを費やす見込みだと教えてくれた。彼は赤い数字が並んだスプレッドシートを送ってきた。収益の欄が消されてたので尋ねると『消したんじゃなくて、何もないんです。収益がないんです。』と言われた。」

「北米のeスポーツ団体を見ると、そのすべてが破産寸前か、すでに破産している。本当にすべての団体がそう。一部の団体は、『大丈夫だよ、うちらはまだ大丈夫、何も問題ないよ』と言うかもしれない。でも、みんな大損している。多くの人が解雇され、今やどの団体も安全ではないんだ。」

「主要なスポンサーシップがほとんどなくなった。eスポーツが一般の観客に浸透していないため、その費用対効果が魅力的ではなくなっている。既にeスポーツに参入しているエナジードリンク会社にスポンサーシップを打診したところ、契約義務を果たした時点で同社が完全に撤退すると告げられた。」

「企業はeスポーツに恐れを抱いている。何百万ドルもの資金を投資しておきながら、大きなリターンを得られなかったから。」



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