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レッスン208回(クロイツェル30番他)

新しい年になりました。
昨年は都内の弦楽アンサンブルに入団し、仲間もでき、
忙しくも楽しいヴァイオリン生活になりました。
今年も引き続き同じアンサンブルで楽しみたいと思います。
それから団内で気の合う友人とカルテットを結成したので、
そのお披露目(今年7月)もあり、気合が入ります。
2010年に始めたヴァイオリン。
今年は頑張って一段二段は階段を上がるつもりで頑張ろうと思います。

さて、今日はなんと3ヶ月ぶりのレッスンでした。
前回が10月6日。
なかなか師匠とのスケジュールが合わず、
今日までのびのびになってしまいました。

★ボーイング

●ダウンの時に肘が下がって、アップの時に肘が上がるのは
直しましょう。アップもダウンも肘の高さは変わらずに、
そのままの高さで弾きましょう。
●弓先での切り替えは丁寧にしましょう。(弓元ではOKです)

★ スケール&分散音

B dur;

●ダウンもアップも淡々と弾きましょう。
●E線を弾く時に腕が下がり過ぎる。
楽器の持ち方が今日は偏ってます。もっと平に持ちましょう。
●A線とE線の移弦に注意。肘でコネクリ回すようにEからAに行かないこと。
余計なことはしないように。

★ エチュード(クロイツェル30番前半)

●ダウンよりアップの方が強くならないように。
●もっと速度を落として良いので、弓の分量を少なくして
弓のスピードも遅くしてみましょう。
今日は弓が速く大振りしているようです。*注意
●#のあるなしなど、所々音が違う。楽譜をよく見ること。
●E線とA線の移弦に注意。(分散音でも注意したけど)

→ 同じところをもう一度。

★ ソナタ第3番 ヘ長調 byヘンデル

● 出だしの音(ファ)は、弦に弓を置いた状態で弾き出す。
まっすぐな音で。
次の音(ド)は、最初の音(ファ)よりも大きくなってはいけない。
●16分音符は、イメージよりももっとベタ弾きして音が抜けないように。
たっぷり弾かないと、最後がはっしょったように聴こえる。
●8分音符もしっかり音が抜けないように。
●音が抜けないようにすることはもちろんだけど、
発声した時からしっかりした音で。後からボワ?んと膨らませない。

→ 合格。

今日は久しぶりのレッスンで、師匠にお会いしたのも久しぶり。
お喋りに花が咲き、30分遅れでレッスンが始まりました。
3ヶ月ぶりなので、その間にいろいろな癖がつき、
ボーイングからして師匠に直され、少々落ち込みながら弾きました。
それでもなんとか課題曲のヘンデルが合格できて嬉しかったです。

今年はなんとしてももう少し上達してステップアップしたい。
と師匠に正直な気持ちを伝えたところ、
基礎練としては、スケール、分散音、エチュードをやる、ということで
間違いはない。ただその練習方法。
ただただ弾く、回数を弾けば良いということではなく、
弓の分量、弓の速度、弓の弾く場所、弓毛の量などなど
工夫しながらが大事。いつも同じ感じで弾くのではなく、
このくらいの場所(弓の弓先寄りか、中央か など)で弾いたら
どんな感じかなどを細かく分析しながら練習するのが大切ではないか。
と教えていただきました。

それから、もう一つ。
音量が小さいと言われたけれど、どうしたら良いか?
と質問してみました。
弓を速くしたり、大振りをしたりするのは違うと思う。
圧を大きくして弾いてみる。しかしそれによって音が潰れてしまっては
逆効果。
あなたの場合は、
どういうわけかスケールやエチュードではしっかり音量が出ているのに、
課題曲になると音が小さくなるのは以前から。
それはなぜか。やはり考えられるのは、自信の無さ。
これを克服するには、練習はもちろんだけど、場数を踏んで
経験を積むしかない。なのでこれから変わっていけるはず。
頑張って。

色々と本日も勉強になりました。
遠くから出張レッスンに来てくださる師匠。
来てあげて良かったわ、と思っていただけるように、
今年も頑張ります。








by collages1122 | 2023-01-12 16:13 | ヴァイオリン | Comments(0)
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