2022年7月6日、沖縄県名護市の海で「遊戯王」の作者、高橋和希さん(60歳)が亡くなっているのが見つかった。名護市の沖合300m地点でシュノーケリングの器具を装備した状態で海面に浮かんでいたといい、消防によりその場で死亡が確認された。
遺体は損傷しており、サメのような海洋生物に襲われたのではないかとみられている。
死後1~2日経過していたという。
高橋さんは単独で沖縄を訪れていたといい、地元のレンタカー会社が本人と連絡をとれないと届け出ていた。レンタカーは遺体発見現場から12㎞離れた恩納村の農道で発見された。
一部メディアではオオメジロザメではないかとの見解が示されている。
2022年7月12日追記
高橋さんの死因は溺死。死亡後にサメに噛みつかれたものだと断定された。
▼参考記事
オオメジロザメとは
さて話にあがったオオメジロザメ。
どんなサメなのか?
サメは世界に数百種類いるが、「人を襲う可能性がある」のは数十類。中でもホホジロザメ、イタチザメ、オオメジロザメ、この3種類はとくに危険度が高くサメ御三家ともいわれている。
オオメジロザメ/写真ウイキペディア
1996年7月23日に沖縄県宮古島で52歳の男性がサメと思われる海洋生物に襲われて亡くなっている。専門家はこのサメがオオメジロザメではないかと見解を示している。
サメは温暖な海を好むため、沖縄にいるイメージだが、実は日本中にいる。
最近では瀬戸内海に現れた、近くの川で泳いでいるのを見かけた、など頻繁にニュースになっている。
サメが川を上ってくるなんて信じがたいが、オオメジロザメは淡水域でも生息ができるため世界中の川や湖で目撃されているのだ。
コースの池にサメ⁉
オーストラリアのカーブルック・ゴルフクラブのコース内の池には近くの川から流れてきたオオメジロザメが6匹ほど棲みついている。
水深1mあれば入れるのではないかともいわれ、ポートセントジョンシャークアタック事件のように河口付近で繁殖したりするケースも。
性格は狂暴で体長も最大4mになることから人間が警戒するべき危険生物です。
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