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この先、あと何枚シャツを注文できるだろうか/生地取り寄せ編

英国のacorn社からシャツ用の生地を取り寄せました。

ポンドが200円を超えていて、ちょっと注文をためらいかけましたが、ポンドが下がるまで待ったところで、国内仕立て価格がどんどん上がっていくのは確実なので、何も節約にならないと思い返し、結局3枚まとめて注文することにしました。

<1枚目>
KENTというタッタソールのカントリーシャツ向けのシリーズです。色はチェリー。糸は40's×40’sで目付は142gです。

価格は15.96ポンド/m(別途、送料+輸入消費税+手数料)

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前回(2021年)に取り寄せた生地との色違いかと思っていたのですが、あれはFifeというシリーズらしく、今回の生地のほうが番手が細いことが分かりました。なんでも記事に残しておくと便利ですね。

私がacorn社の生地に惹かれるのは、このカントリーチェックのシリーズの魅力によるところが大きいです。

長らくカタログ落ちしている、HUNTというビエラの生地が復活してくれたら、一生分の生地(20mくらい?)を買い出めて、リタイア後は生涯そのシャツだけ着続けようと思っているのですが、全く復活の兆しが感じられません。



<2枚目>
白のコットン・ポプリン。120番双糸ということで、普段私が手を出さない(出せない)ような、少々高番手・高級な生地なのですが、なぜか特売になっていたので買い求めました。

価格は21.99ポンド/mのところ、特売で16.50ポンド/m(別途、送料+輸入消費税+手数料)

目付は114gで、しっかりと腰のある生地です。

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acornの白ポプリンは、贈答用の古い生地を入手したのですが、前回の失敗時と同様、生地の要尺が全く足らず、既存のシャツの修理用生地(クレリックにするための)にするはめになったので、今度はきちんとW幅の生地を必要な分だけ購入することにしたものです。



<3枚目>
エンド・オン・エンド(刷毛目)のブルーの生地。

100番双糸で目付は114gと少々軽めです。

価格は15.96ポンド/m(別途、送料+輸入消費税+手数料)

以前に微妙に色違いの生地を購入したことがあります。大好きな生地なのですが、やや短命に終わったような記憶があります。

202406152329250dc.jpg

とはいえ、3年くらいは着用していたような記憶がありますので、まずまずの耐久性を有してはいるものと思います。

日焼けが早かったような記憶もあるので、今回は裏向け干しを徹底し、4年くらいは活躍してもらおうと目論んでおります。

さて、カントリーチェックのシャツはともかく、白ポプリンとか青い刷毛目のビジネスシャツについては、今の仕事をリタイアしたら(スーツ類を着なくなったら)もう出番はなさそうです。

そう考えると、自分はあと何着、シャツを注文できるのだろうか、とバックキャスト的な考えが頭をよぎり(趣味の世界なのに)少々寂しさを感じます。

そもそも今のお店と工房が、生地の持ち込みや紙の型紙を使った手作業の裁断に、いつまで対応してくれるだろうか、という不安もありますし、むしろこちらの終焉のほうが早いのかもしれません。




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