2017年11月11日土曜日

2歳はエネルギッシュ

ってことで、息子のエネルギーがすごい笑
1歳で歩き始めた頃から、たまに相撲をとるのですが、今日改めてとった相撲で、その力強さに感服。去年とはもう比べ物にならない押す力。そして「もう一回」って何度も何度も相撲をとらされる笑 なかなかエネルギッシュですわ。最近の寒暖差もあって、風邪が長引いているのが気がかりですが、元気にやっております。明日のみかん狩りは大丈夫かな?最低気温が今日より6度低いなんていう予想が出ているけども・・・。

P.S.今週のウイスキー
ついに「今週の」にたどり着きました笑


The Glenrothes Vintage Reserve 12 Years Old
グレンロセス ヴィンテージリザーブ12年
個人的に大好きなスペイサイドモルト・グレンロセス。なんというか官能的・セクシーなウイスキーなんです。そんなグレンロセスさんからのヴィンテージリザーブ12年は、シェリーが心地よく細胞に届く、これまた素敵な一本。香りから、セクシーなフルーツ、甘みとちょっとした塩っぽさ。ドライなようでウェッティな感じ。口に含めば、舌の上に残るタルい感じとシェリーの甘み、ウッディなニュアンス。さっきまで樽の中にあったんじゃないかってくらいのフレッシュなウッディ感。それらが細胞単位で身体に染み渡ります。長い余韻も素敵。ドライでありウェットでもある、この感覚はなかなか味わえるものではないと勝手に思っています。さすがは、エドリントン・グループ。雷鳥さんを生み出す会社であります。それでは。

Blue & Lonesome

愛すべきロックンロールバンド、The Rolling Stonesが昨年実に11年ぶりとなるスタジオアルバムを出していたという事実を一昨日知り、即Amazonで購入。そのアルバム『Blue & Lonesome』を聴きながら夜更かしというわけです。


全曲ブルース、全曲カバーという圧巻のアルバム。全部カバーってのは斬新すぎてびっくりしました。エリック・クラプトンも2曲ほど参加している、すべて1発録りで3日でレコーディング終了という、なんともクレイジーなアルバム。聴くほどに味わいが増していきそうなそんな素敵なアルバムです。早くロッキンチェアが欲しい。

それにしてもこの人たち何歳になったんですか?相変わらずカッコいいってどういうこと?って感じですわ、ほんま。The Rolling Stonesを聴き出したのは高校1年生の頃。中学生の頃からどっぷりはまっていたTHE HIGH-LOWSの甲本ヒロト氏の超おすすめということもあり、自然にCDに手が伸びた。当時、デビュー40周年を記念した『FORTY LICKS』なるベスト・アルバムが発売されたばかりで、TSUTAYAさんでそれを買ったのが始まり。知っている曲も多数あり、彼らの音楽にはまっていくのに時間はあまりかからなかったですね。高校時代、一緒にバンドでライブをやっていたT氏は名古屋だったか大阪だったかツアーを観に行ってたっけな。元気かねー?そんなThe Rolling Stonesのアルバムは、今の所10枚近く家にはストックがあります。毎週日曜日には彼らのCDを1枚流すってのが我が家の掟みたいになっているわけです。


中でも個人的に大好きなアルバムは、1978年に発表された『Some Girls』っていうアルバム。「Miss You」から始まり「Shattered」で終わる全10曲。この世界観がたまらないわけです。半端ない。まー、そんな感じです。


P.S.ウイスキーについて


Glencullen aged 10 years 
グレンカラン10年 

シカゴ近辺にあるスーパー、ジュエルオスコ Jewel Osonoで購入した謎のスペイサイドモルト。ネットで調べても得体が知れない。結構印象的なシェリーっ気が強いシングルモルト。かすかにスモーキーな要素も。日本では販売していないものらしい。一体何者なのか。干し柿みたいな後味がなんだかいい感じ。飲めば飲むほど、なかなか渋みが強いものだという印象が増す。柑橘・グレープフルーツ的なニュアンスもあり、楽しめる1本。日本ではなぜ売られていないのか、また蒸留所はいったいどこなのか、謎多きミステリアスな1本ですが、これまた面白いですね。

2017年11月8日水曜日

TEANINICH aged 10 years


Teaninich aged 10 years 
ティーニニック10年 

UD社「花と動物シリーズ」から。描かれているのはイルカ?ネズミイルカだそうです。さわやかな果実感のある香り。穏やかでデリケートな軽い口当たりが素敵なシングルモルト。後味のよさもこれまたグッドですね。爽やかですわー。洋梨ってところですかね、総じて。


はてさて、日々は移ろいゆくわけですが、自分が好きなものというのはそう簡単には変わらないもので。相変わらず音楽とウイスキーと野鳥です。来年1月にはわたしも29歳になり、いよいよ20代も終盤というわけですが、ほんとに「相変わらず」です。

最近、iTunesで購入した村治佳織さんのベストアルバム『リ・サイクル~村治佳織ベスト』。クラシックギターの優しい音色に癒されています。そんな村治さんの演奏の中でも特に好きなのがバッハの「主主よ、人の望みの喜びよ」です。歌そのものがもともと好きだということもありますが、村治さんの演奏にどハマりしていて、いつまでも聴いていられるそんな曲です。


ということで、それでは。

2017年11月5日日曜日

ドライブ 安芸太田町

息子の風邪が治りかけ、熱は下がったけれど咳がまだ続いている、ってことで予定していたみかん狩りを延期して、今日は昼までゴロゴロ。息子も少し元気になり、いやそれ以上に家に一日中いられない私の病気(笑)が発症してしまいちょっとドライブをすることに。

11月の紅葉シーズンってことで、安芸太田町へ。
筒賀の大銀杏を臨みに行ってきました。正直、今日の今日までこんな名所があることを知らなかったわけで。


大歳神社で保全されている、樹齢実に1100年という大銀杏。その偉大さに心洗われました。こんなに大きな見事な銀杏を見たことは本当に今まで一度もない。この地に住まわれる人々の篤い信仰心もあって、ずっと守られてきた大銀杏。その壮大さ、美しさはまさにカメラに収まりきらないものでした。まだ緑の葉も結構残っていたので、本格的な紅葉シーズンはまだ先のようです。が、今日も結構な人々が訪れていて、有名なんだなー、けど全然知らなかったなーと改めて感じたそんな1日でした。


そして、安芸太田町といえば井仁の棚田ってことで、もう稲刈りも終わった棚田へ足を運びました。棚田はそれはそれは美しく、ここに稲穂がたわわに実っていたらそれはそれは美しいことこの上ないだろうと思わずにはいられない、そんな素敵な日本の原風景でした。棚田の周りにはたくさんの柿の実が成っていて、これまたビューティフル。


息子もはしゃいでおりました。なんというか、私はこういう風景を観ると落ち着くんです。根が田舎もんなんで笑 ずっと変わらず人が守ってきたものとか、受け継いできたものとか、そんな文化に触れたりすると心がきゅんと洗われるんですね。

P.S.ウイスキーについて


Longmorn 2002 (Bottled 2016) by GORDON&MACPHAIL 
ロングモーン2002 ゴードン&マクファイル

老舗ボトラー・ゴードン&マクファイルさんからの一本。14年もの。贅沢な味わい。ノンピートなシェリー。林檎やパイナップル・マンゴー的な果実味。シガー&茶葉みたいなニュアンスに深みを感じます。タンニンっぽさも後味に。ホワイトチョコとシナモン、うっすらスパイシー。素晴らしいですね。ここまでいろんな甘みを一斉に与えてくれるウイスキーも珍しいと思います。後味はバタートーストみたいな。素敵すぎる。Longmornとは英語にすると"Place of the holyman(聖人の場所)"という意味だそうです(土屋守著・シングルモルトウィスキー大全より)。飲みやすいかと言われるとそうとは思いませんが、ウイスキーの深みを知るのに最適ないろんなニュアンスを感じさせてくれる一本だと思います。はっきり言って大好きな一本です。これは忘れられないですね、きっと。今年のウイスキー of the yearのトップ3に食い込むこと間違いなし?って感じです。それでは。

2017年11月4日土曜日

praparat.定期コンサート

本日は横川駅目の前、西区民文化センターにて行われたpraparat.さんの定期コンサートを観てきました。振り返ってみると、昨年の7月以来です。一人のお客としてpraparat.さんを観たのは。今年の夏、「なつみかん」のギター演奏で参加させてもらったライブを除くと。


オフィシャルページから勝手にパンフを拝借しました。
午後2時からの1時間。2階スタジオで行われたコンサートは、全10曲。インスト7曲、歌もの3曲といった構成。夏の曲から始まり、最後は春の曲で終わるという四季の流れを感じることができる楽曲の流れ。打ち込みの音と、クラシックギターやエレキギター・パーカッション・ドラム・リコーダー・コーラス・グロッケン・トロンボーン・アルトサックス・ユーフォニアム・口笛といった楽器たちの生演奏。この組み合わせはなかなか。広島では唯一無二と言ってしまっても過言ではないのではないでしょうか。

鬼才・小方祐馬が作曲した曲たちは、風や水といった自然とリンクする旋律。今回は、バックスクリーンに映像を流しながら演奏する楽曲とかもあり、視覚的にも楽しませてもらいました。

個人的に「memories」という楽曲が好きで、今日も演奏してくれてましたが、この曲の時に小方氏が「死にかけていたときにできた曲」と言っていたのが印象的でした。他にも数曲、死にかけていたときにできたものがあったみたいですが、全体的にそういう「死にかけていたとき」の曲が好きです笑

10曲中3曲が歌ものということもあって、今回は小方氏の世界観が言語化されて、より伝わりやすいコンサートだったように思われます。温かみのある人間として感じることができたといいますか。いや、普段の彼は非常に人間味溢れているんですけどね笑

そして最後に演奏された「桜風峠」は、今回のステージで、一番生演奏の楽器の数が多かったというのもありますが、壮大なスケール感のある楽曲だと思いました。大人数で1つの楽曲を演奏すると、当たり前って言ってしまえば当たり前なんでしょうが、ドカンとくる音の厚みに心を打たれます。力強く、また温かくて分厚い音が塊となって魂に直接訴えてくる、とでもいいましょうか。


YOUTUBEに昨年のライブ映像があがっていましたので、ぜひご覧ください。

今後ともより一層頑張って、そのスケール感をバンバン出していってほしいと感じた、そんな1日でした。

P.S.ウイスキーについて


Blair Athol aged 12 years 
ブレア・アソール12年 
南ハイランドのシングルモルト。UD社「花と動物シリーズ」より。カワウソが描かれたパッケージ。シェリー感が強いですが、スモークっぽさもあってなかなかフルボディなインパンクのある飲みごたえ。スモークっていっても「ピート」って感じではなく、あくまで「スモーク」ですね。燻製みたいな感じ。香りはチェリーとか杏っぽい甘い果実感。胡椒みたいなスパイシーな後味もグッド。メインのウイスキーというより、お口直し的な一杯にもってこいの1本かと。

今年も残り2ヶ月。そろそろ、ウイスキー of the yearの選考も始めないと。年々、飲んでいるウイスキーのレベルが上がっているような感もあって選考が難しい。この企画も今年で5回目。節目を迎えるわけです。これからもただの飲み助ではありますが、引き続き優しい目で見守っていただければ幸甚です。

2017年11月3日金曜日

落ち葉の季節

三連休。ということでのんびりさせてもらってます。

今日は息子と近くの公園に行って遊んでおりました。おかげでもうへとへと。2歳半年をすぎると、できることが結構あって。ストライダーも結構乗れるようになったし、ボール遊びも、走り回ったりするのも、公園に備え付けてある遊具の上り下りもへっちゃらなわけで。行動量が半端ないです。そんな成長を実感した秋の日でした。

さて、11/4(土)は、鬼才・小方祐馬率いるpraparat.さんの定期コンサートがあります。僕も久しぶりに行けそうで、ワクワクしております。広島市西区民文化センターにて、14時からです。



P.S.ウイスキーについて


The Singleton GLEN ORD 12年
シングルトン グレン・オード12年

シングルトンシリーズからのハイランド・モルト。3種類あるシングルトン・シリーズは、グレン・オード(Glen Ord)がアジア向け、グレンダラン(Glendullan)がアメリカ向け、そしてダフタウン(Dufftown)がヨーロッパ向けにそれぞれ作られているらしい。

このグレン・オードは、なかなか複雑で奥行きの深い香り。バランス感覚も素晴らしいです。ラベルに書かれているように「リッチでスムース」ってのはほんとだと思います。シェリーな感じからくる果実感も素敵ですが、強く印象に残るのはウッディさ、ですかね。「木」ってイメージ。全体的な完成度はかなり高いですね。スタンダードなシングルモルトとしてバーに常備してほしい。1杯目としてオススメ。
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