2023年7月22日土曜日

BAR:神戸Bar Main Maltさんにて

神戸Bar Main Maltさんにて。

今月、OPEN30周年を迎えられたBar Main Maltさんにお邪魔してまいりました。

明日7/23(日)まで、30周年フェアを開催されております。なんとスコッチ全品半額!(アイリッシュやジャパニーズは対象外)

恐ろしいフェアです。流石です。


Daftmill 2007 Winter Batch Release
ダフトミル2007 ウィンター・バッチ・リリース

スコッチ・シングルモルト(ローランド)
瓶詰:2020年 ※12年熟成
46%

Google Mapから

セント・アンドリューズの西側、クーパーという街の近郊に蒸留所があります。創業者は同地で農業を営むカスバート家。ブラッドノック蒸留所のウイスキースクールで製造を学び、蒸留を開始したのは2005年。農場経営の副業でウイスキー作りを行っているため、農閑期に限定して生産。麦芽は自家栽培の大麦を使用。

こちらがオフィシャルサイト。

"ONE OF SCOTLAND’S SMALLEST MALT WHISKY DISTILLERIES"(スコットランド最小のモルトウイスキー蒸留所の一つ)と謳っています。
※ポットスチル容量:初留3200L、再留2400L

今回いただいたのは、2007 Winter(Europe)というヴィンテージ。

大麦の品種は「オプティック種」であることが明記されています。

飲んでみた感想としては、12年ものとは思えない程の「麦感」を感じました。草原を連想させる青々とした、若いイメージ。しかし、口に含むと非常に柔らかくバニラ、シナモン、焼きバナナといったニュアンスが複雑で美味。余韻も柔らかくて優しい。

なんとなくですが「モートラックの真逆」だと感じました笑
モートラックは、真ん中にズドン!と来る独特の重みが特徴的だと思いますが、このダフトミルはその部分が丸ごと無い。しかし、それが物足りないという印象ではなくて、ゆっくりかつしっかり12年の熟成を感じさせてくれる。そんな感じです。



The Famous Grouse Cask Strength
ザ・フェイマス・グラウス カスク・ストレングス

スコッチ・ブレデッド
59.8%

さて、このブログにいったい何回雷鳥さんは登場しているのでしょうか?笑

カスク・ストレングスは調べてみたところ、2000年代前半(2000-2005年ごろ)に発売された商品のようです。日本ではリリースされなかったみたい。

しかし、さすがは雷鳥さん。ぎゅっと濃度が上がったライチョウって感じですね。度数はやはり高いので後半少し酔いました汗 

加水したりしてみようかとも思いましたが、なんだかんだでそのまま全て飲んでしまった。もう少し遊んでみてもよかった…

ドライシェリーなニュアンスと、結構モルティ。そして抜群のバランス感覚(甘い寄り)は流石の一言です。

雷鳥よ、永遠なれ。




それでは皆さん、良い夜を。

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