昨年頃からポップカルチャーの分野において、2000年代前後の流行が再解釈され、その人気が復権する「Y2Kリバイバル」という現象が見られるようになってきましたが、2023年はその傾向がさらに加速している印象を受けます。 音楽シーンでもその傾向は目立ち始めており、今年3月に東京を拠点に活動するアーティスト/クリエイターによるコレクティブ・balaがY2K期に流行したフィルターハウス要素を取り入れた楽曲「barla」をリリースして注目を集めるなど、ここ日本の音楽シーンにおいても“Y2Kリバイバル”はトレンドのキーワードになりつつあるように感じます。