①対中直接投資~今年1~6月の半年だけで72.8億ユーロ(約1.2兆円相当)と昨年比倍増のハイペース。現地ビジネスで上げた利益の再投資が中心ではあるものの、ドイツ政府が企業に呼びかけているデリスキングとは真逆の状況。他国が対中直投を急減させている流れとも逆行している。
(ご興味のある方は上記グラフのソースでもあるこちら↓の記事をWEB翻訳で)
②実質GDP確報(4~6月期)~速報の前期比▲0.1%をコンファーム。建設業/投資が特に弱い。コロナ後の急回復一巡後、ほぼ完全な横ばい状態が続いている。
★但し、名目ベースでは前年同期比+4.0%と高成長であり、売上低迷の言い訳にはならない。
③ifoCAST(8/26)~Q3(7~9月期)の実質GDP予想は前期比▲0.56%、Q4(10~12月期)は+0.26%。この通りに推移すれば、今年通年ではマイナス成長(▲0.26%)となる。
ifoCAST | Facts | ifo Institute
④ドイツ連銀週次経済活動指数(WAI)~足元の3m/3mGDP成長モメンタムは、前期比+0.7%と堅調。各種景気先行指標類の中でこの指標(電力消費やクレカ決済量などのリアルタイム指標ベース)だけがポジティブ。
⑤SENTIX市場センチメント~強気/弱気度合い(上)では特段偏りなし(株価急回復後も強気一辺倒ではない)。買われ過ぎ/売られ過ぎ度合い(下)では中国株のみ売られ過ぎ気味で、他には特段偏りみられず。
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