こんにちは! DITinoueです!
さて、現在パリオリンピックが盛り上がりを見せているところですが、再出発を果たした中二の浪漫発掘誌でも、オリンピックを開催したいと思います。
題して。
「2024・一体何でこうなった恐竜オリンピック」
です。
長い時代を生きていた恐竜は様々な進化を遂げ、多種多様な姿に変化しました。
その中で、一体何をすればこんなことになるのか、というような恐竜も存在しています。
そこで今回は、僕の独断と偏見で、そんなへんてこな恐竜をリストアップしていきたいと思います。
それではどうぞ。
- 第十位・マシアカサウルス
- 第九位・クリオロフォサウルス
- 第八位・ステゴサウルス
- 第七位・スピノサウルス
- 第六位・ニジェールサウルス
- 第五位・モノニクス
- 第四位・コスモケラトプス
- 第三位・バジャタサウルス
- 第二位・エピデクシプテリクス
- 第一位・イー
- さいごに
第十位・マシアカサウルス
でん。
こちらは、マシアカサウルスと言います。マダガスカルから発見されたケラトサウルス類の恐竜ですが、何でしょう、この突き出た歯は。
このような歯を持っているのは、近い種類の恐竜の中でもマシアカサウルスだけ。
なぜかというと、この歯を使って魚をキャッチして食べていたからなのではないかと考えられています。
第九位・クリオロフォサウルス
前回も言及したことがありますが、第九位は南極に生息していたこちらの恐竜です。
この世にも奇妙なトサカ。
これが中生代のヤンキーの正装だったのでしょうか。
まだ温かかったころの南極にいた肉食恐竜です。
第八位・ステゴサウルス
ここから入賞。冷静になってください。何気に、こいつもおかしいですよね?
一体何を考えて、この仲間は背中にこんな重そうなものを付けたんだろう……。
生物の進化というものは面白いですね。
第七位・スピノサウルス
そう、冷静になるとこいつもおかしいんです。
でっかい帆があって、水かきもあって、口が細長くて、肉食なのに四足で……。
ですが、これは水中生活に特化した結果。
ステゴサウルスの背中の板の目的は今でもはっきりとは分かっていないのですが、こっちならまだ納得しようがあります。
第六位・ニジェールサウルス
フリーで使えるものが無かったので、画像が載せられなかったのですが、一体どんな姿をしているのか、一度画像検索してみてください。
……君は、何が言いたいのかい?
そんな風に思うこと間違いなし。
第五位・モノニクス
え、前足は?
このモノニクスという恐竜は、アルバレスサウルス類というグループに属していてですね。なんとこのグループのほとんどはこんな前足をしています。
この、爪一本しかついていないように見える前足ですが、実は他の指が退化してしまっているんです。
この爪でアリ塚を壊してシロアリを食べていたと言われていますが、詳細は不明。
第四位・コスモケラトプス
あと一歩でメダル獲得だったが。
第四位はコスモケラトプス。
ケラトプス類の中でも異質の、フリルや頬のものなどを合計してなんと十五本もの角を生やしてしまった角竜です。
ちなみに、惜しくもトップテンには入りませんでしたが、こんな角竜もいました。
王冠の角のある顔、という意味のレガリケラトプス。ギラギラした装飾がフリルに目立ちます。
大きな鼻と角のある顔、という意味のナストケラトプス。まるで牛のような角です。
第三位・バジャタサウルス
銅メダルおめでとう。
ステゴサウルスと同じですけど、一体何を思ってこんなツンツンした棘を首に付けてしまったのでしょうか……。
2019年に記載された最近の恐竜で、南アメリカに生息していたとされています。
ここまでこれば、もはやめちゃくちゃ。
第二位・エピデクシプテリクス
疑惑の(?)栄えある銀メダル。
指がなんか長いし、身体小っちゃいし、尻尾に変な羽三本も生えてる。
実はこのエピデクシプテリクス、原始的な鳥類とするべきなのか、最も鳥に近い恐竜とすべきなのかという議論があるのですが、基本的に恐竜図鑑には載っていることから、恐竜とみなして銀メダルと致します。
ん? 誤審? 本家五輪もそうだけどこっちも誤審だって?
少し思うのですが、元柔道選手として言うと、永山選手の判定は確かに疑惑でしたが、そこから始まって、何でもかんでも誤審というのは止めましょうね。
第一位・イー
金メダル、おめで……ん?
イー?
え?
どんなやねん、それ?
こんなやねん。
いや、別にブログ主の想像で描いた絵ではありません、これ。
疑うならどうぞ検索を。
実は、この恐竜、第二位のエピデクシプテリクスが少し進化して、こんな皮膜を身に付けたという感じのものなんですね。
ほら、尻尾に羽も生えているでしょう?
コウモリみたいですけど、どうやら羽ばたくことは出来ず、グライダーみたいに滑空していたと思われています。
ちなみに、文献によってはカタカナ1文字で「イ」とあらわされることもあり、学名の属名は「Yi」です。よって、もっとも短い属名として認められています。
種小名を含んでも「Yi qi(イー・チ)」なので、かなり短いんですね。
色々変わった恐竜ですが、よって、今回の王者はイーに決定!
おめでとう!
さいごに
というわけで、今日は一体何でこうなった恐竜オリンピックをお届けしてまいりました。
変な恐竜ばっかりでしたけど、生物の進化の面白さを体感していただくことが出居たのではないかなと思います。
100年後の地球は一体どんなへんてこな生物がはこびっているのか、今から楽しみですね(その前に人間が地球を滅ぼすことが無い限り)。
パリオリンピックもあともう少し。最後まで全力で応援しましょう。
それでは今日はこの辺で! 次回もよろしくお願いします! 最後まで読んでくださりありがとうございました!