私の住む町でもアブラゼミが鳴き始めました、梅雨もそろそろ終わりかな?
さて、この録音テープは自室の書棚にずっと眠っていました。デジタル技術も進んで、そろそろアナログなものをデジタル化しないといけないと思い、数年前に公開していた音源と同じものです。その時、なぜかカセットのB面をデジタル化していませんでした。
パソコンを使ってデジタルデータにあるノイズなどを軽減させるツールがたくさん出てきているので、デジタル化してないB面をデジタルレコーディングをしたついでに、以前公開していたデータも新たにデジタル処理をして公開しました。
この音源を録音した昭和54年、私はなぜ東京へ行ったのか覚えていません。何しに行ったんだろ? とずーっと考えていますが、最近になって、一枚の切符が書斎の隅から出てきました。
切符には12月29日とあります。中段とある事から、おそらく私一人の旅行でないと思われます。母親の用事で私が付いていったんだろうと思います。
乗車当日の牽引はEF58の1号機。急行列車のため、各駅の停車時間も短く、撮った写真は数枚と映像としては大したことはありません。
急行「銀河」と聞けば、鉄道ファンなら恐らく誰でも聞いたことがあると思います。
「銀河」として最初に走り出したのは昭和24年。優等車ばかりの編成で東京ー大阪間を走り始めました。その後10系寝台時代を経て、昭和51年それまで特急専用としていた20系客車を初めて急行に使用しました。録音した年は、20系を使用開始してから3年目にあたる年となります。
昭和60年には14系寝台へ、その翌年には25系化。利用客の減少に伴い、編成も短くなり、平成20年3月15日、惜しまれながらも廃止されてしまいました。
最初の映像は、以前から公開している東京発車から、大船を過ぎたあたりまでの1時間ほどの音源です。
その次の映像は京都発車から、終着大阪までの音源です。
客車のデッキ録音のため、ガチャガチャと耳障りな音も入っておりますが、最後までのご視聴よろしくお願いします。
東京発車から、大船を過ぎたあたりまでの音源です
京都発車から、終着大阪までの音源です