2023年09月04日

釜石「五目スープ付きチャーハン」他

23090401

チャーハンに付いてくるスープって、全国的に大体こんな感じの簡素なものではないかと思います。しかし釜石市内には、もっと立派な五目スープが付いてくる店があるんですよね。前回、「値段が高いのにはワケがある」といったようなことを書きましたが、こういうことだったんです。あまり詳しくは調べていないのですが、今のところ供する店は8軒確認ができています。

23090402

ほとんどのお店では、ご覧のように「スープ付」と表記されています。画像左は先ほど「味噌ラーメン」をいただいた「お食事処 さの」のメニューで、右は次回紹介する食堂のメニューです。

23090403

というわけで、ホテルから8分ほど歩いたところにある「新華園 支店」へ行ってみました。夜の部は18時からの営業となっております。

23090404

メニューには分かりやすく、「チャーハン(五目スープ付き)」(1,000円)と書かれています。普通のスープ付きとは400円も差があるんですね。何故だか分かりませんが、本店のメニューには五目スープ付きのチャーハンは載っていません。

23090405

まずは瓶ビール(中瓶550円)で、お疲れさまでした……と。

23090406

そうなると、やっぱりコレ(500円)が必要ですね。キャベツやニラなど野菜が主体で、挽肉は少なめのやや軽めな仕上がりですが、ニンニクがイイ具合に利いていてビールが進みます。薄めながらもモッチリとした皮もイケますね。

23090407

五目スープはチャーハンよりも大きい皿に注がれていて、思ったよりもボリュームがあります。これなら400円の差があるのも納得です。

23090408

チャーハンの具は、チャーシュー・玉子・玉ネギとシンプル。パラパラ系とシットリ系の中間といったところで、ご飯は固めに炊かれていて私好みです。おじさん的には、ちょっと塩味が強めですけどね。

23090409

スープの具は、豚肉・溶き玉子・キャベツ・玉ネギ・ニンジン・キクラゲ。思ったよりもたっぷりと入っていて、ビールのアテとしてもいけちゃいます。甘味のある豚バラ肉と、シャキシャキ感の残った玉ネギがイイ感じ。あっさりとしていながらも、しっかりとした旨味のある塩ベースの中華スープでした。

23090410

チャーハンをスープに浸す……なんて食べ方もアリだと思います。地域限定クーポンを2,000円分使ったので、支払いは50円となりました。ごちそうさまです。

23090411

ちなみに「味噌ラーメン」をいただいた「食事処 さの」のメニューには、「五目スープ付きチャーハン」の写真が載っていました。やはり似たようなスープが付いているんですね。しかし……何故このようなものを供する店が、釜石に何軒も見られるのでしょう。発祥の店や誕生の背景など、ご存じの方がいらっしゃいましたら是非コメントください。よろしくお願いします。

これでやっと、旅の前半の話が終わりました。今回は19泊20日の旅なので残りはあと10日。今のところ、11月下旬から12月上旬に終了する予定となっております。どうか最後まで見てやってください。

e_aji at 08:00│Comments(4) 中華 | 岩手県

この記事へのコメント

1. Posted by いち   2023年09月04日 13:10
5 これを読んで真っ先に思い出すのはやはり沖縄の味噌汁定食ですよね。成立過程はおそらく全く違うでしょうけど、似た者が存在するのは興味深いですね
2. Posted by A-chang   2023年09月05日 01:18
いち様

なるほど、言われてみると似てますね。
他にこういうのって思い浮かばないな〜。
珍しいケースですね。
3. Posted by ハル坊@別府   2023年10月08日 17:37
5 三陸は昔よく行ったのですが、海鮮物ばかりに目が行きこんなローカルメニューというか文化があるとは知りませんでした。釜石のガッツリ系メニューの流れでしょうか。
4. Posted by A-chang   2023年10月09日 04:53
ハル坊様

そうですよね〜。
わざわざ三陸まで行ってチャーハンは食べないですよね。w
何故このようなものが生まれたのかは、今のところ不明です。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 

  膺肢鐚