◇ 不況克服の一番乗り = 新車の販売台数が、不況前の水準を回復した。主要な経済指標のなかでは、不況克服の一番乗りと言ってもいいだろう。日本自動車販売協会連合会の集計によると、5月の軽自動車を除く登録車の販売台数は22万8514台だった。前年同月比では28.0%の増加。さらに不況に入る前の08年5月の実績22万1377台を上回っている。
車種別では、乗用車の売れ行きがいい。乗用車の販売台数は20万7272台で、前年より29.9%増加した。08年5月に比べると、1万台以上も上回っている。これはエコカーに対する減税措置や補助金制度の実施が大きかった。ブランド別ではトヨタが前年比39%、ホンダが16%、日産が9%の増加だった。
一方、全国軽自動車協会連合会の発表によると、5月の軽自動車販売台数は12万7634台。前年同月比では12.4%の増加だった。このうち乗用車は9万3488台で、10.0%の増加。軽自動車も販売は回復しているが、補助金制度の恩恵が少なかったこともあって、勢いはやや弱い。スズキが9%の増加、ダイハツは6%の増加だった。
この結果、5月の軽自動車を含む販売台数は35万6148台。前年比では22%の増加だったが、08年5月の実績に比べると5000台ほど少なかった。しかし乗用車メーカー8社の生産台数は急速に増加しており、特に海外での生産はすでに不況前の水準を回復している。全体的にみて自動車業界は、今回の不況を克服したとみて間違いないだろう。
≪1日の日経平均 = 下げ -56.87円≫
≪2日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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一方、全国軽自動車協会連合会の発表によると、5月の軽自動車販売台数は12万7634台。前年同月比では12.4%の増加だった。このうち乗用車は9万3488台で、10.0%の増加。軽自動車も販売は回復しているが、補助金制度の恩恵が少なかったこともあって、勢いはやや弱い。スズキが9%の増加、ダイハツは6%の増加だった。
この結果、5月の軽自動車を含む販売台数は35万6148台。前年比では22%の増加だったが、08年5月の実績に比べると5000台ほど少なかった。しかし乗用車メーカー8社の生産台数は急速に増加しており、特に海外での生産はすでに不況前の水準を回復している。全体的にみて自動車業界は、今回の不況を克服したとみて間違いないだろう。
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