政府は塩崎官房長官が中心となって、5月までに新しい温暖化対策の素案をまとめることになった。来年は日本でサミット(先進国首脳会議)が開かれる。このため議長国として、京都議定書後の13年以降についての対策を作成するのがねらい。
京都議定書は、各国別に12年までの温暖化ガス削減目標を作成した。しかし最大のガス排出国であるアメリカが批准に失敗。また中国やインドは対象外となっている。こうした不備を13年以降、なんとか是正したい。そのためのチエを、サミット議長国として出したいというわけである。
それは結構だが、お寒いのは日本のガス削減があまり進んでいないこと。日本は京都議定書で、12年のガス排出量を1990年比で6%減らすと約束した。ところが04年度の排出量は削減どころか、90年比で7.4%増えてしまった。さらに05年度も、同じく8.1%の増加という不成績。
どうも12年までに6%の削減はムリな状況? こんな有様で、来年のサミットにどんなにいい提案をしても、各国がどう反応するのだろう。温暖化対策推進本部長は安倍首相、責任官庁は環境省。どこからも真剣な声が聞こえてこないのは、なぜだろう。
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