難易度別リニューアル前の99.99自力復刻の方法
99.99がリニューアルして、2か月余りが経過しました。
時たま見かける記事等々では、
「おいしくなった!!」
という論調がメインとなっていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
snsで99.99を検索してみると、
ちらほら聞こえてくるじゃないですか。
「前のほうがよかった」
という声が…
かくいう私も、
「おいしくはなったのだけど、この味が飲みたいって思うケースではほかのRTD買うかな?」
「今日は99.99が飲みたい気分!!ってなったときに、これからは何を飲めばいいんだ…」
って感じてる類の人間です。
ならば、再現してしまいましょう!!
かつての99.99を飲むために!!
自力で!!
サッポロの99.99チームがこちらの味に舵を切ったのはきっと経営判断だと思うけど、
私は昔の味が好きなんだ!!
と、いうことで、挑戦です。
旧99.99がこの世から消えて検証が不可能になる危機を回避するために、新99.99を飲んだ翌日に買い込みました。
余念はありません。ガッチリ検証やります。
まずは、新旧飲み比べで修正をかけるべき差異を捻出します。
新99.99と旧99.99を飲み比べて分かった、どの味にも共通するリニューアルされた点
- フレーバーの味が濃くなった(特に変わった点)
- 後味に丸っこい甘さが感じられるようにした
- 旧99.99にあった、独特の味わいをなくした(ちょっと言葉にしにくいけど、嫌味のない苦さかな?)
本当に身も蓋もない言い方をしてしまうと、初見で飲んだ感想通り、
「よくある缶チューハイに味を近づけた」
というのが一番現状を一言でよく表していると思います。
つまりは、
- まずは同じ度数のアルコール炭酸水もしくはドライ系チューハイで1を実現する
- そのあとに、2,3を再現するために添加する
という方針で試すのがよさそうです。
初級 ~とりあえずそれっぽいものが飲みたいあなたに~
前述したとおり、
リニューアル点の1を逆に行うだけでも、それなりに近くはなります。
つまりは、
「なるべく味がしないアルコール度数9%(付近)の炭酸飲料で薄める」
ということですね。
例えば、
こんな感じでスピリタス:炭酸水=1:9で
おおよそアルコール度数9%の炭酸水を作ったり、
プレーン系のチューハイで薄めたり、
ですね。
ちなみに、一番しっくり来たのは、
上記の「サワーの素!プレーンサワー」を
新99.99:プレーンサワー=4:1で薄めた時でした。
ほかのドライ系やプレーン系と比べても、
チューハイに必要な要素は入っていても、
酸味料とかが多くないのがよかったのかもしれません。
(あくまで、個人の感想ですが…)
上級 ~実際に飲み比べをするレベルで再現したいあなたに~
初級の時点で、3つのうちの1はクリアできました。
しかし、
2. 後味に丸っこい甘さをなくす
3. 旧99.99にあった、独特の味わいを出す
この2点が再現できていません。
この二点を引き出すために、いろいろやってみました。
ビターズ等香草系リキュール入れたり、
ハッカを入れたり、
ミン〇ィアつぶしたもの入れたり、
しかし、どれも、2はクリアできても、
3はクリアができませんでした。
しかし、3の独特の味わいが「渋みのあるとがってない苦味」ではないのか?
自家製レモンチェッロを入れると味が近くなった。
という報告をいただき、
一つの選択肢が出てきました。
ならば、レモンの白皮だけを漬け込んだレモンチェッロを作ればいい。
砂糖なしで。
です。
ということで、
早速作ってみました。
丹念にレモンの黄色い皮を取り除いたレモンチェッロです。
(ふつうは逆に白い部分を取り除いて漬け込みます)
漬け込んで3日。
飲んでみたところ…
想定通り!
丸っこい苦みとちょっとの渋みが出てました!
これはいけると思い、
早速新99.99で検証。
…やりました
これでゴールです!!
あとはフレーバーに応じて、レモン果汁で微調整でOKです!!
感想
とりあえずこれ以上突き詰めようとすると、
成分分析をして差異を埋める行動に出る必要があるので、
ここまでにしたいと思います。
しかし、これで安心して旧99.99を飲むことができると思うと、気が晴れ晴れしますね!!
…99.99がまたリニューアルしない限りは、ですけど。
うん、復元じゃなくて自力で旧99.99を再現することも考えないと、ですね。