【BOM】士門が3度ダウン奪い6連勝、ラジャ王座へ挑戦宣言!佐藤九里虎、新鋭14歳を81秒ボディ葬
▼第6試合 WMC JAPANスーパーバンタム級(55.34kg)タイトルマッチ 3分5R
●鈴木貫太(ONE’S GOAL)
判定0-2 ※46-47、49-49、48-50
○佐野佑馬(創心會)
鈴木はKNOCK OUTを主戦場とするアグレッシブファイター。8月に決定している星野航大戦に向けて弾みをつけたい。佐野佑馬は悲願のWMC JAPAN王座獲得なるか。
1R、プレッシャーを掛ける鈴木にサウスポーの佐野が引きながら右ロー。佐野が鈴木の左に回り左ストレートを当てバランスを崩す。鈴木の右ミドルに合わせて佐野がパンチをカウンターで返す。
2R、佐野が鈴木の前足へ左のインロー。前蹴りで距離を取りたい鈴木へ佐野がパンチから右のハイキックを浅く当てる。奥足のローを嫌がり下がる鈴木へ佐野が距離を詰めワンツーを強打。ラウンド終了直前には佐野がバランスを崩しながら左ストレートを伸ばす。
3R、鈴木の右ミドルへ左のミドルを返す佐野。鈴木は至近距離で右ヒジを振り、離れ際に右ミドルを叩き込む。左ストレートを浴びたか鈴木が鼻から出血。単発で終わる鈴木の右ミドルへ、佐野がリズム良くコンビネーションを返していく。
4R、佐野の入り際に右ミドルを合わせる鈴木。佐野が右縦ヒジで入ると、鈴木も左縦ヒジでカウンターを狙う。組めば両者ヒジ、ヒザを応酬し手を止めない。
5R、鈴木が飛び込んで佐野の顔面へ左フックを直撃。下がる佐野へ右ストレートを直撃し佐野をのけぞらせる。ロープ際で大きくバランスを崩した佐野へレフェリーがダウンを宣告。再開後、鈴木は組み付きヒザを突き上げ、佐野は左ヒジを強振する。佐野が下がりながら放った左ヒジが鈴木のアゴに直撃、さらに佐野は飛びヒザ蹴り、離れ際にバックハンドブローと攻めを止めない。佐野が組み付く鈴木をこかすと、立ち上がりに時間がかかる鈴木にダウンを宣告。鈴木が立ち上がり試合が再開されたと同時に試合終了のゴングが鳴り響いた。
ジャッジの採点は46-47、49-49、48-50。ダウン応酬の激戦の末、2者の支持を勝ち取った佐野がWMC JAPAN王座を戴冠した。
▼第5試合 WMC JAPANスーパーフェザー級(58.97kg)タイトルマッチ 3分5R
●亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 1R2分10秒 ※左ハイキック
○吏亜夢(ZERO)
亀本はK-1グループを主戦場にし、のちにK-1王者となる軍司泰斗との対戦経験を持つ実力者。ヒジあり・ヒジなしを問わずリングに上がり、第5代Bigbangスーパーバンタム級、初代IPCC日本スーパーフェザー級のタイトルを獲得している。
対する吏亜夢は長身を活かした左ミドル、左ストレートを武器とする。今年2月には『RWS JAPAN』でSHOUIから判定勝利を勝ち取るが、5月の『ONE Friday Fights 62』ではウェイ・ズーチンに判定で敗れている。
1R、両者サウスポー。ジリジリと距離を詰める亀本に吏亜夢は前蹴りで距離を取る。前手の右をフック、ボディと散らす。左のカーフで距離を詰める亀本の顔面に左前蹴りをたたき込み、バランスを崩した亀本に左フックを直撃させダウンを奪う。立ち上がった亀本へ吏亜夢が左右フック。亀本のガードのすき間へ上下に散らした左フックをたたき込み、ロープへ下がった亀本へ左ハイキックを叩き込み2度目のダウンを奪取。吏亜夢がわずか130秒でWMC JAPAN王座を勝ち取った。
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