魔の水曜日、それは投資家たちが身構える程のインパクトを持つのだという。下手をすれば、今後のトレンドを変化させるほどのものであったりするようだ。
中でも3、6、9、12月の株価指数先物とオプション取引が重なるSQを「メジャーSQ」と呼び、それ以外の月のSQは「ミニSQ」と呼ばれる。メジャーSQの当日や前日には決済に絡む取引によって、取引量が増加、荒れ相場が展開されることが、株式市場の常識のようである。基本的には「各限月の第2金曜日」がこのSQ日となっている。
直近2024年3月18日金曜日は、そんなSQ日であった。投資家たちのアノマリーとしても、メジャーSQ週は要警戒として、魔の水曜日とさえ呼ばれて怖がられている。
実際にこの週においても、水曜日は株価は乱高下しつつも、買い手優勢の高値で取引を終えた。
そんな魔の水曜日、中々に良いチャートの銘柄を見つけたので早速IN。一日の取引を通じて結局約110円の値上がり。購入後から見ても一日で80円以上の値上がりを見せた。ファンダメンタル的に見ても素晴らしい銘柄だけに、今後にも期待できる。
そしてその次の日、SQ日の前日。取引直後より勢いよく下降していく。期待銘柄だけに強く握りしめておきたい気持ちがあったのだけれど、予想外に分足チャートの気配が悪い。すぐに利確して後々に買いなおす事とする。すると結局は前日の買値よりも下がって一日を終える事となった。
SQ日の恐ろしさを感じた出来事であったが、複数の銘柄が大暴落を見せているようだった。巻き込まれ事故に合わずに済んだ一瞬の出来事であったが、また再INしたい銘柄。