ルイガノ JEDI カスタム 30.4mm シートポスト交換 カーボンシートポスト化

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27.2mm → 30.4mmのシムでカーボンシートポスト化

BD-1純正の赤いソフトスプリング(ノーマルスプリング)にカスタマイズし、荒れた路面での走破性の向上と手元の乗り心地が良くなった2004 LOUIS GARNEAU JEDI R

普通のルイガノ JEDIはスプリングタイプのリアサスですが、ルイガノ JEDI Rのリアサスは空気圧で乗り心地を調整できるエアサス。　交換したソフトスプリングの硬さに合わせて柔らかくした方が前後の乗り心地のバランスが取れますが、サスペンションの無い車種に慣れ過ぎている影響か？ 「柔らかめ＝必要以上に沈む」と感じてしまうので、リアサスは引き続き硬めのセッティング

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リアの乗り心地についてはサドル、シートポストの交換でもある程度乗り心地を変える事ができるので、今回のルイガノ JEDIのカスタムはアルミ製のシートポストをカーボンシートポストへと交換するカーボンシートポスト化で、前回同様見た目と乗り心地を向上させるカスタマイズ(´・ω・｀)

ルイガノJEDIのシートクランプは31.8mmに次いで多い34.9mm規格のため購入は簡単ですが、シートポストはルイガノ JEDI以外に採用している新車が現在は存在していないかもしれない極めて特殊なサイズの30.4mm規格。　このブログを書いている時点で購入可能な30.4mmのカーボンシートポストは、オフセット(セットバック)0mmのみ。　お尻が痛くなりにくい乗り心地重視の太めのサドルを装着するオフセット(セットバック)が必要な後ろ乗り派にとっては手を出しづらく、新品、中古、問わず、オフセット(セットバック)のある30.4mmのカーボンシートポストを購入するのは非現実的

30.4mm カーボンシートポスト

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30.4mmのカーボンシートポストを購入するのは諦め、他のサイズのカーボンシートポストをコンバートできるシムを探してみると、ルイガノ JEDI以外には需要がほぼ無いはずの30.4mm用のシムを今回も謎の中華ブランドMUQZIが製造していたので、メジャーな27.2mm規格のカーボンシートポストが装着できる全長が100mmと長い27.2 → 30.4mmの中華シム(MUQZI)を購入

精度、サイズチェックのために、外径(直径)27.2mmの取り付けテスト用の中古のカーボンシートポストに中華シムを装着。　軽く振った程度では抜けない程良いホールド感があり、カーボンシートポストとの相性は問題無し

ルイガノ JEDIに27.2 → 30.4mmの中華シム+27.2mmのカーボンシートポストを差し込むと若干のガタつきがあり、シートクランプで締めていない状態では何の抵抗も無くストンと落下してしまいます

精度確認のためにルイガノ JEDI純正シートポストを差し込んでみても同様に若干のガタつきと落下してしまう事が分かり、中華シムの精度に問題はなく、ルイガノ JEDIのシートポスト差込口側が若干広めと判明(30.9mmのシートポストが入るか試しましたが太すぎて全く入らず、ガタつきの原因になっている隙間は0.5mm以下)

(´・ω・)_／ ルイガノ JEDIのフレームの割り部分と中華シムのスリットの幅はほぼ一緒。　フレームに変な負荷がかかる事なく安心してシートクランプを締められます

シートクランプを取り付けた状態ではシートクランプの上にシムが乗っかる事無く内側に収まっており、ルイガノ JEDIへの取り付け精度、相性は全て合格

カーボンシートポストに交換するついでにサドルも102gと超軽量でペラッペラのフルカーボンに交換。　長時間は座れない撮影専用サドルなので、実際には元々のサドルでのインプレになります

カーボンシートポストにカスタムした2004 LOUIS GARNEAU JEDI R。　一般的なシートポストのインプレは、カーボンからアルミに戻す時には非常に敏感に悪くなったと感じ、「変わらない、分からない」 の場合は乗り心地向上。　今回は後者で、乗り心地の変化はカーボンシートポスト化前と全くと言って良いほど変わらず。　見た目はカーボンシートポストへの交換で黒く引き締まり、クランクの黒とは統一感が出ましたが、逆にアジャスタブルハンドルステムのポリッシュとの関係で前後の配色バランスは崩れてしまい、2006年のモノコックフレームと同じステムとシートポストで色が異なる統一感のない見た目に。　わずかな変化なので画像では分かりにくいですが、30.4mmから27.2mmにシートポスト径が細くなった事で極太のメインフレームとのバランスも崩壊(´・ω・｀)

MUQZI シートポスト シム アダプター 27.2-30.4mm

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軽量化に必要なカーボンシートポストの重さ(重量)

ルイガノ JEDI純正のアルミ製シートポストから交換した手持ちの27.2mm規格のカーボンシートポストは左からノーブランドの中華の中古、FSA SL-K、普通の中古、Mekkem SASOのOEM(フルカーボン)の中から、1番重さのあるクロスバイク外しの普通の中古カーボンシートポストを取り付けテスト用に選択。　通常であればアルミからカーボンへとシートポストを交換する事で多少の軽量化ができるはずですが、ルイガノ JEDI純正のシートポストの重さは

2004 LOUIS GARNEAU JEDI R 純正シートポスト
全長：約330mm
実測重量：270g

と、重くも軽くもない重量。　中華シムの重さは

中華シム MUQZI 27.2mm → 30.4mm
実測重量：37g

中華シムと中古カーボンシートポストの合計は280gで、軽量化のはずが結果は10gの重量増。　ルイガノ JEDIのシートポスト交換でシムを挟んで軽量化するには、ルイガノ JEDI純正アルミシートポストの270gから、シムの重さ37gを差し引いた233g以下のシートポストが必須

FSA SL-K カーボンシートポスト
全長：約365mm
重量：223g

FSA SL-Kのカーボンシートポストに交換すればカスタムしたフロントスプリングの赤とも相性が良く、カットすれば10g以上の軽量化が見込めますが、新品未使用は売ると高いので簡単には使えず ＾＾；

中華カーボンシートポスト
全長：約385mm
実測重量：169g

最も長いのに最も軽い中華カーボンシートポストに交換するとシムを挟んでいても64g以上の軽量化になりますが、見た目が細くなってしまう問題まではクリアできず

超軽量 3K カーボンシートポスト

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重さと見た目の両方を解決するにはルイガノ JEDI純正シートポストの外径30.4mmよりも若干広いフレーム側の造りを逆に利用し、30.4mmに最も近いサイズの30.9mm(30.8mm)のカーボンシートポストを耐水ペーパーで0.1～0.4mmだけ削って外径をアジャストする方法が1つの解決策

もう1つの方法は、短足でもシートポストを長く出せるルイガノ JEDIのフレーム設計を利用し、なかなか取り付ける機会のないエアロカーボンシートポストにカスタマイズする方法。　太くではなく幅広になるので似合うかどうかは別として、外径27.2mmではない幅の広いエアロな部分は150mm前後。　装着中のシートポストはシートクランプより上に180mm程出ているので取り付けの問題はクリア。　重さも実測200gちょっとと幅広な見た目に反して軽いのですが、40㎞以上でないと効果がないとされるエアロパーツをミニベロに取り付けてしまうと、カスタムし過ぎ感が出そうなのが唯一の不安材料(´・ω・｀)

EC90(ロゴなし) エアロカーボンシートポスト

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