5: 2014/02/18(火) 02:50:03.06 ID:J5UPufSd0
P「みんなお疲れー!よかったぞ!」

やよい「うっうー!スタッフの方たちにも褒められましたー!」

真美「真美たちの実力なら朝飯前っしょー!」

貴音「最近、皆の集中力が上がってきているのを感じます。とっぷあいどるへの道が、ようやく見えてきたというところでしょうか」

P「そうだなー。最近みんなよく頑張ってるよ。さ、事務所に戻るぞ。車乗れ」


ブーン


真美「兄ちゃん、この後なんかあったっけ?」

P「いや、今日はこれでおしまいだな。みんな事務所に戻ったら直帰でいいぞ」

やよい「ほんとですかー?でもちょっと時間が空き過ぎちゃいますー…タイムセールまでまだあるし」

貴音「では、皆でらぁめんを…おや?もしあなた様」

7: 2014/02/18(火) 02:51:57.52 ID:J5UPufSd0
P「ん?どうした貴音」

貴音「あれはなんでございましょう」

P「ん?ああ駄菓子屋じゃないか。今時あんな昔ながらの駄菓子屋珍しいな」

真美「駄菓子屋さん?ってデパートには入ってるあれ?あれだけのお店ってあるんだー」

P「な、もしかしてお前ら駄菓子屋行ったことないのか?」

真美「ショッピングモールとかデパートに入ってるやつならあるけど…あれだけのは行ったことないよー」

やよい「わたしもあんまりお菓子とか買ったことがないので…行ってみたいとは思ってたんですけど」

貴音「駄菓子屋…なにやら心躍る響きですね」

P「お前らマジか…よし、今日は早く終わったし、ご褒美に連れてってやろう。」

真美「ホント!?兄ちゃん太っ腹ー!」

やよい「うっうー!長介たちのお土産も買っていいですかー!?」

P「やよい…いいよいいよ、いくらでもお買い」ホ口リ

8: 2014/02/18(火) 02:54:08.04 ID:J5UPufSd0
やよい「あ、でもそんなに買ってもらっちゃったらプロデューサーのお財布が大変ですー…」

P「大丈夫だよ、駄菓子屋ってやすいから…おらよ降りな」


駄菓子屋


ばぁちゃん「いらっしゃい」

P「どーもー。おお、懐かしい品々が色とりどり」

真美「すごーい!小さいのがいっぱいあるね!」

P「おし、じゃあお前らに300円ずつやるからこれで好きなの買ってみな」

真美「えー!300円っぽっちじゃすぐなくなっちゃうよー!」

P「駄菓子屋を舐めるな。駄菓子屋で300円だったら贅沢三昧できるぞ。俺が子供の頃は遠足前の300円分お菓子選びがどれだけ楽しみだったか」

貴音「ぶためん…!?もし、あなた様まずこれを食してみたいです!」

P「お、いいとこ目つけるな貴音。それは60円だぞ」

やよい「カップラーメンが一つ60円なんてセールみたいですー!」

10: 2014/02/18(火) 02:58:18.41 ID:J5UPufSd0
P「むしろ駄菓子屋だと高い部類だけどな…お、きな粉棒!これ好きなんだよなー」

真美「兄ちゃん、真美もそれ食べたい!」

P「おっけ。おばぁちゃんこれも2つね」

おばぁちゃん「あいよ、20円ね」

P「うん、うまい。このやすっぽさがいいんだよなー」

真美「一個10円で儲けられるの?…あれ?兄ちゃんなんか先っちょが赤いよ?」

P「お、真美それ当たりだぞ!もう一本貰えるんだ」

真美「ホントに!?やったZE!じゃあやよいっちにあげるねー」

やよい「わぁありがとう真美!…おいしいですー!」

P「なんか駄菓子屋で食べるとめちゃくちゃうまく感じるよなー」

貴音「あなた様、そろそろ3分ではないでしょうか?」

P「まだ2分だけど…まぁブタメンは硬くてもうまいからな。食っちゃってもいいぞ」

貴音「店主!ふぉーく、いただきます!」ズルルルル!

13: 2014/02/18(火) 03:01:50.34 ID:J5UPufSd0
貴音「これは…!真、美味です!」

P「ブタメンうまいよなー。子供の頃はこればっかり食ってたよ」

真美「兄ちゃん兄ちゃん、外にあるこれなにー?」

P「ん?こ、これは…!カーレースじゃないか!」

やよい「カーレースってなんですかー?」

P「ここにこうやって10円玉を入れると…中に入るだろ?これをバネで弾いていってこのゴールに入れると…」

がちゃん!

P「こういう板がでてくるんだ」

真美「兄ちゃんすげー!でもそれってなんになるの?」

P「色によってちがうんだが、20円とか100円とか商品券…でいいのかな?とにかく金額分のお菓子と交換できるんだよ」

やよい「ゲームもできて買い物もできるなんてお得ですー!」

P「そうだなー、小学生の時は取り憑かれたようにやったものだ。やよい、この券はあげよう」

15: 2014/02/18(火) 03:05:00.47 ID:J5UPufSd0
やよい「いいんですかー!?じゃあこのひも付き飴とヤッターメンを買いますー!」

P「ひも付き飴かー。あれはずれのイチゴが一番好きなんだよなー」

貴音「店主、このブタメン全種類ください」

P「あいつはぶれないなー…お、貴音、これはどうだ?」

貴音「らぁめんばばぁ…これもらぁめんなのですか?」

P「お湯は入れないけどな。ベビースターみたいなもんだよ。味がしょっぱくてうまいんだ」

真美「ホントに300円で色々買えるねー!今度亜美とも来ようっと!」

P「駄菓子屋は小学生の憩いの場所だからなー。事務所のみんなにも買ってくか」

16: 2014/02/18(火) 03:06:38.10 ID:J5UPufSd0
事務所


やよい真美貴音P「ただいまー!」


小鳥「あらおかえりなさい。ずいぶんと大荷物ですね」

やよい「みんなに駄菓子のお土産ですー!」

あずさ「あらあら〜駄菓子なんて懐かしいわぁ。フルーツの森が好きなのよねぇ」

P「つまようじで食べるやつですね?あれもよく食ったなぁ」

亜美「真美いいなぁ。兄ちゃんにそんなとこつれてってもらったんだー」

真美「んっふっふ〜羨ましかろう!今度は亜美も行こうね!」

美希「おにぎりせんべい…!?聞き捨てならない名前なの!」

P「おにぎりはまったく関係ないけどな…でもうまいぞ」

春香「あ、このガム知ってます!3つの内一つがすごく酸っぱいんですよね」

千早「あぁ昔食べたことがあるわ(優…このガム好きだったわね)」

響「なんだか面白そうだぞー!春香、千早食べようよ!」

19: 2014/02/18(火) 03:08:39.08 ID:J5UPufSd0
春香「おっけー!せーの!…私は普通かな?」

千早「私でもないわね…てことは」チラ

響「…」すごくすっぱい顔

春香「響ちゃん引いたね…」

響「すごくすっぱいぞー!涙が出るさー!」

伊織「なに騒いでんのよ…なにこのお菓子の山」

やよい「あ、伊織ちゃん!駄菓子いっぱい買ってきたんだよ!みんなで食べよー!」

伊織「駄菓子?なんだか安っぽいわねぇ…」

真美「そういわずにほらほら〜!伊織んにはこれをあげよう!」

伊織「練り飴?どうやって食べるのこれ?」

P「お、これも懐かしいなー。これはこうやってストーブとかであっためて…柔らかくなったら白くなるまでひたすら練るんだ」

伊織「なによこれ面倒ね…どうせ大しておいしくもないんでしょうけど」ねりねりぱく

20: 2014/02/18(火) 03:11:56.01 ID:J5UPufSd0
伊織「!?いけるじゃない!!」

やよい「うっうー!伊織ちゃん喜んでくれた?」

伊織「ん…まぁまぁね!やよい…今度一緒に行きましょ」

やよい「うん!絶対ね!」

小鳥「やよいおはいいものピヨ…お、さすがプロデューサーさん、キャベツ太郎とは分かってらっしゃる!」

P「それ最高ですよね。コーンポタージュも好きですけど」

真「蒲焼さん太郎?これおいしそうだなー。雪歩も食べない?」

雪歩「うん、もらおうかな…え?」

焼肉さん太郎

雪歩「真ちゃん…ごめん…私はこれにするね…」ギラギラ

真「う、うん」(なんだろう、雪歩が怖い)

雪歩「!おいしいですぅ!」

真「こっちの蒲焼さんもおいしい!他にもいっぱい種類があるんですね!」

21: 2014/02/18(火) 03:17:02.67 ID:J5UPufSd0
P「ああ、太郎シリーズとうまい棒シリーズはたくさんでてるからな」

律子「あ!ウメトラ兄弟!懐かしいなぁ」

P「あーそれな。女の子がよく食べてたイメージだ」

律子「私も女の子なんですよ。昔は4個入ってたんですよねー」

P「どうだ?駄菓子屋楽しいだろ?」

やよい「うっうー!とっても楽しくって美味しかったですー!」

春香「やよいたちいいなぁ。プロデューサーさん今度は私たちも連れてってくださいよ」

P「ああ、いいぞ。俺も久々に行ったらまた行きたくなった。」

社長「君たちィ!新しい仕事が入ったぞ!」

律子「社長!どんな企画ですか?」

社長「アイドル駄菓子屋バトルだ!」


おわり

28: 2014/02/18(火) 03:34:14.69 ID:oCv2DOWf0
ζ*'ヮ')ζ<おつ

11: 2014/02/18(火) 02:59:49.24 ID:GIQcwq+20
近所にあった駄菓子屋潰れちゃった…
手取りが5円もないのに万引きされたら死活なんだとよ

引用元: やよい「駄菓子屋さん!」真美「いぇーい!」