1:2016/06/26(日) 15:14:24.728 ID:n3aJ7hfA0.net
帝愛グループのライバル企業である喫茶店があると聞いたカイジ、ラビットハウスで一儲けすることは出来るのか…。
カイジ「一応バイトと貯金の金で25万はある…これでギャンブルに挑んでやる!」
ラビットハウス…
カイジ「可愛らしい看板じゃねーか、可愛いケーキの中には毒ってか…。お手並み拝見させて貰うぞ!」 ザワ……ザワ…
カイジ「一応バイトと貯金の金で25万はある…これでギャンブルに挑んでやる!」
ラビットハウス…
カイジ「可愛らしい看板じゃねーか、可愛いケーキの中には毒ってか…。お手並み拝見させて貰うぞ!」 ザワ……ザワ…
3:2016/06/26(日) 15:16:22.869 ID:n3aJ7hfA0.net
カランカラン
チノ「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ。」
ココア「いらっしゃいませー!」
カイジ「子供…?入る店を間違えたか…いや、ラビットハウスであってるはずだ。」
ココア「あの…?」
カイジ「コーヒーを飲みに来たんじゃない…俺はギャンブルをしにきたんだ。」
ざわつく店内…
チノ「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ。」
ココア「いらっしゃいませー!」
カイジ「子供…?入る店を間違えたか…いや、ラビットハウスであってるはずだ。」
ココア「あの…?」
カイジ「コーヒーを飲みに来たんじゃない…俺はギャンブルをしにきたんだ。」
ざわつく店内…
6:2016/06/26(日) 15:18:53.644 ID:n3aJ7hfA0.net
チノがカイジに駆け寄りみみうちをする。
チノ「今支払いをしているお客様が居なくなりましたらお相手しましょう。」
カイジ「ああ。」
ココア「と、とりあえずお席へお座りください。」アセアセ
実はココアにはさっぱり何が何だか分かっていない。
チノ「今支払いをしているお客様が居なくなりましたらお相手しましょう。」
カイジ「ああ。」
ココア「と、とりあえずお席へお座りください。」アセアセ
実はココアにはさっぱり何が何だか分かっていない。
7:2016/06/26(日) 15:21:32.934 ID:n3aJ7hfA0.net
客が全員いなくなった店内ではカイジが1人椅子に腰掛けいる。
ココア「あ、あの…ご注文…」
カイジ「うるさい!俺はコーヒーを飲みに来たわけじゃねー!」
ココア「ご、ごめんなさい。」
チノ「こちらへどうぞ。ココアさんも。」
チノがカイジとココアをカウンター席へ招く。
ココア「あ、あの…ご注文…」
カイジ「うるさい!俺はコーヒーを飲みに来たわけじゃねー!」
ココア「ご、ごめんなさい。」
チノ「こちらへどうぞ。ココアさんも。」
チノがカイジとココアをカウンター席へ招く。
8:2016/06/26(日) 15:24:27.039 ID:n3aJ7hfA0.net
カイジ「まさか子供がギャンブルのディーラーだなんて笑っちまうぜ。」
チノ「私はバリスタです。あなどらないで下さい。」
ココア「え?え?なにこれ?」
カイジ「軍資金は25万だ、足りるか?」
チノ「ふふ…」
カイジ「何がおかしい!」
チノ「どうせファミレスかコンビニのバイトで貯めた泣けなしのお金でしょう、ギャンブルで使うなんてもったいないですよ。」
チノ、圧倒的正論!
チノ「私はバリスタです。あなどらないで下さい。」
ココア「え?え?なにこれ?」
カイジ「軍資金は25万だ、足りるか?」
チノ「ふふ…」
カイジ「何がおかしい!」
チノ「どうせファミレスかコンビニのバイトで貯めた泣けなしのお金でしょう、ギャンブルで使うなんてもったいないですよ。」
チノ、圧倒的正論!
9:2016/06/26(日) 15:24:59.209 ID:zxgj8mZAd.net
ちょっとワクワクしてきた
11:2016/06/26(日) 15:27:29.157 ID:n3aJ7hfA0.net
カイジ「もう後戻りは出来ねー、さあどんなギャンブルなんだ。」
チノ「味覚を確かめるゲームです。」
カイジ「なに?味覚だと…まさか!」
この時カイジに電流が走る!!
チノ「ふふ、分かったようですね。コーヒーの銘柄当てです。」
カイジ「そんな子供騙しな…味なんてすぐわかる!」
チノ「缶コーヒーしか飲んだことのないような貴方に当てれますかね。」
ココア「…。」
チノ「味覚を確かめるゲームです。」
カイジ「なに?味覚だと…まさか!」
この時カイジに電流が走る!!
チノ「ふふ、分かったようですね。コーヒーの銘柄当てです。」
カイジ「そんな子供騙しな…味なんてすぐわかる!」
チノ「缶コーヒーしか飲んだことのないような貴方に当てれますかね。」
ココア「…。」
12:2016/06/26(日) 15:31:30.376 ID:hz22i2RbM.net
「上品な味……これがブルーマウンテンか……!」
「いいえ、コロンビアです」
「この酸味……!これがキリマンジャロだ……!」
「それがブルーマウンテンです」
「安心する味だ……これインスタントの……!!」
「いいえ、うちのオリジナルブレンドです」
カイジ……写す価値無し……!
「いいえ、コロンビアです」
「この酸味……!これがキリマンジャロだ……!」
「それがブルーマウンテンです」
「安心する味だ……これインスタントの……!!」
「いいえ、うちのオリジナルブレンドです」
カイジ……写す価値無し……!
13:2016/06/26(日) 15:31:40.800 ID:n3aJ7hfA0.net
カイジ「(たかがコーヒー当て、イカサマは無さそうだが…。)」
チノ「ではこのうちのどれかがブルーマウンテン、キリマンジャロ、特製ブレンドです。」
チノが3杯のコーヒーをカイジの目の前に出す。
カイジ「要するにどれがどれだか当てれば俺の勝ちだな。払戻金は?」
チノ「10万円かけて貰えば50万円。お客様の全額を掛けますと125万円です。」
カイジ「全ツッパだ!」
チノ「ではこのうちのどれかがブルーマウンテン、キリマンジャロ、特製ブレンドです。」
チノが3杯のコーヒーをカイジの目の前に出す。
カイジ「要するにどれがどれだか当てれば俺の勝ちだな。払戻金は?」
チノ「10万円かけて貰えば50万円。お客様の全額を掛けますと125万円です。」
カイジ「全ツッパだ!」
16:2016/06/26(日) 15:36:28.530 ID:n3aJ7hfA0.net
しかしカイジ、煙草を吸い、日頃から不規則な生活をしているせいで味覚は鈍感。
一口一口それぞれのコーヒーを味わう。
カイジ「うそだろ、全部同じ味に思える…。」
ココア「だよね!私もよくわからなかっt」
カイジ「静かにしろ!」
ココア「はい…。」
カイジ「一杯目がキリマンジャロ、二杯目が特製ブレンド、3杯目がブルーマウンテン…。」
チノ「それが答えですか?」
カイジ「ああ。」
一口一口それぞれのコーヒーを味わう。
カイジ「うそだろ、全部同じ味に思える…。」
ココア「だよね!私もよくわからなかっt」
カイジ「静かにしろ!」
ココア「はい…。」
カイジ「一杯目がキリマンジャロ、二杯目が特製ブレンド、3杯目がブルーマウンテン…。」
チノ「それが答えですか?」
カイジ「ああ。」
17:2016/06/26(日) 15:40:20.206 ID:n3aJ7hfA0.net
チノ「ハズレです。全部違います。」
カイジ「嘘だろっ!」
カイジ圧倒的敗北!!
チノ「ではこの25万円は回収させてもらいます…。」
カイジ「ちょっと待て!証拠は何処にある!豆はどれだ!」
チノ「往生際が悪いですね。これです。」
チノはカウンターの下の麻袋を指差した。
麻袋には特製ブレンド、ブルーマウンテン、キリマンジャロとそれぞれ書かれている。
チノ「これを順番に注ぎました。
カイジ「そんな…。」
無言で金を回収するチノ
カイジ「嘘だろっ!」
カイジ圧倒的敗北!!
チノ「ではこの25万円は回収させてもらいます…。」
カイジ「ちょっと待て!証拠は何処にある!豆はどれだ!」
チノ「往生際が悪いですね。これです。」
チノはカウンターの下の麻袋を指差した。
麻袋には特製ブレンド、ブルーマウンテン、キリマンジャロとそれぞれ書かれている。
チノ「これを順番に注ぎました。
カイジ「そんな…。」
無言で金を回収するチノ
21:2016/06/26(日) 15:50:37.045 ID:n3aJ7hfA0.net
カランカラン
青山「ど、どうなさったんですか?」
チノの下で泣き崩れるカイジ、それを見つめるココア。誰もが理解できない状況!
そしてチノが経緯を話した。
青山「なるほど…。」
カイジ「頼む、姉さんよ!俺に1万だけ貸してくれないか…。」
青山「いいですよ、ただし条件があります。」
カイジ「え…?」
青山「こんかいの話を是非小説のネタにさせてください!」
カイジ「そ、そんなことでいいのか…利子は取らねーよな。」
青山「ええ、もちろん。貸すのではなく出演料として差し上げます。」
カイジ「本当か…!ありがてぇ!」
カイジ圧倒的感謝!
青山「勝ってくださいね…。」スッ
カイジ「すまねえな。」
店を出るカイジ。
20:2016/06/26(日) 15:44:32.299 ID:n3aJ7hfA0.net
チノ「用がないなら退店を…。」
カイジ「待ってくれ…。一万だけ、一万だけ!返してくれ!これが全財産なんだ!」
チノ「負けた方は皆んなそう言います、ならば最初から危ない橋を渡らなければ良いだけです。」
カイジ「くっっ…!たのむ!」土下座
チノ「ダメです。」
カイジがチノの胸ぐらを掴む。
カイジ「テメー!一般客がコーヒーの味を当てれるわけなんてねーだろー!」
チノ「パチンコだってそうです。一般客が良い台を見分けれるわけがありません。プロの人のみが良い台を見分けれます。コーヒーも同じです。」
ココア「やめて下さいよ!」
ココアがチノとカイジを引き剥がす。
カイジ「待ってくれ…。一万だけ、一万だけ!返してくれ!これが全財産なんだ!」
チノ「負けた方は皆んなそう言います、ならば最初から危ない橋を渡らなければ良いだけです。」
カイジ「くっっ…!たのむ!」土下座
チノ「ダメです。」
カイジがチノの胸ぐらを掴む。
カイジ「テメー!一般客がコーヒーの味を当てれるわけなんてねーだろー!」
チノ「パチンコだってそうです。一般客が良い台を見分けれるわけがありません。プロの人のみが良い台を見分けれます。コーヒーも同じです。」
ココア「やめて下さいよ!」
ココアがチノとカイジを引き剥がす。
22:2016/06/26(日) 15:54:27.700 ID:n3aJ7hfA0.net
公園…
カイジ「あの姉さんが言ってた言葉、勝ってくださいねってのは俺がどうしてもあのコーヒー当てを当てなけりゃいけねーってことだよな。」
カイジ「これで当てたらあの姉さんの小説も完結する。何とかして策を練らないと…。」
カイジが何とかいい方法がないか考えていると地下でのチンチロの自分たちが作った全部1の目のサイコロを思い出すカイジ。
カイジ「これしかねぇ。」
カイジ「あの姉さんが言ってた言葉、勝ってくださいねってのは俺がどうしてもあのコーヒー当てを当てなけりゃいけねーってことだよな。」
カイジ「これで当てたらあの姉さんの小説も完結する。何とかして策を練らないと…。」
カイジが何とかいい方法がないか考えていると地下でのチンチロの自分たちが作った全部1の目のサイコロを思い出すカイジ。
カイジ「これしかねぇ。」
23:2016/06/26(日) 15:58:40.932 ID:n3aJ7hfA0.net
二日目…
チノ「今日も忙しいですね…。」
リゼ「ああ、大盛況だな。」
ココア「昨日のお客さん来ないね。」
チノ「痛い目にあったので来ないでしょう。青山さんから頂いた一万円もロクなことに使わないんでしょうね。」
リゼ「なんの話だ?」
チノとココアがカイジの話をする。
リゼ「ええ、それって違法じゃ…。」
チノ「その分リゼさんの給料も少し上がるんですよ…。」
リゼ「そ、そうか…。」
チノ「今日はコーヒー豆の減りが早いですね。ココアさんコーヒー豆の補充を…」
カランカラン
チノ「今日も忙しいですね…。」
リゼ「ああ、大盛況だな。」
ココア「昨日のお客さん来ないね。」
チノ「痛い目にあったので来ないでしょう。青山さんから頂いた一万円もロクなことに使わないんでしょうね。」
リゼ「なんの話だ?」
チノとココアがカイジの話をする。
リゼ「ええ、それって違法じゃ…。」
チノ「その分リゼさんの給料も少し上がるんですよ…。」
リゼ「そ、そうか…。」
チノ「今日はコーヒー豆の減りが早いですね。ココアさんコーヒー豆の補充を…」
カランカラン
25:2016/06/26(日) 16:02:45.881 ID:n3aJ7hfA0.net
そこにはカイジが立っていた。
チノ「あ!」
ココア「昨日の!」
リゼ「噂の!」
カイジ「お嬢ちゃん、昨日は随分取られたよ。」
チノ「負けたのが悪いんです。嫌がらせなら帰ってください。」
カイジ「これで勝負させてくれ、頼む!」バンッ
机に万札を叩きつけるカイジ…
カランカラン
青山「やっぱり来てたんですね…。」
カイジ「ああ、あんたから貰ったこの一万円。必ず増やしてみせる!」
チノ「ふふ、その笑顔を保てるといいですね。ではもしかてた場合は五万円の払戻金です。」
ゲームがスタートした。
チノ「あ!」
ココア「昨日の!」
リゼ「噂の!」
カイジ「お嬢ちゃん、昨日は随分取られたよ。」
チノ「負けたのが悪いんです。嫌がらせなら帰ってください。」
カイジ「これで勝負させてくれ、頼む!」バンッ
机に万札を叩きつけるカイジ…
カランカラン
青山「やっぱり来てたんですね…。」
カイジ「ああ、あんたから貰ったこの一万円。必ず増やしてみせる!」
チノ「ふふ、その笑顔を保てるといいですね。ではもしかてた場合は五万円の払戻金です。」
ゲームがスタートした。
28:2016/06/26(日) 16:07:30.393 ID:n3aJ7hfA0.net
チノは麻袋の中からブルーマウンテン、キリマンジャロ、特製ブレンドの順に注いだ。
カイジの目の前に3杯のコーヒーが置かれる。
カイジ「賭ける前に一つ提案がある。」
チノ「何でしょう。」
カイジ「五回勝負にしないか、それがどんな条件下であろうと。お互い五回勝負だ。」
チノ「ええ、構いませんよ。」
ココア「急にどうしたんですか?」
カイジ「ギャンブラーの勘だよ。それにこの一万が無くなれば指でも臓器でも賭けてやる。」
カイジの目の前に3杯のコーヒーが置かれる。
カイジ「賭ける前に一つ提案がある。」
チノ「何でしょう。」
カイジ「五回勝負にしないか、それがどんな条件下であろうと。お互い五回勝負だ。」
チノ「ええ、構いませんよ。」
ココア「急にどうしたんですか?」
カイジ「ギャンブラーの勘だよ。それにこの一万が無くなれば指でも臓器でも賭けてやる。」
30:2016/06/26(日) 16:15:01.898 ID:n3aJ7hfA0.net
チノ「では始めましょうか。」
カイジ、決戦の時…!!
カイジが素早くまるで水でも飲むかのように3杯のコーヒーを飲んだ。
カイジ「分かったぞ!」
リゼ「よく考えたほうがいいぞ?」
ココア「そうだよ、最後のお金だよ!」
カイジ「そんなもの必要ねー!俺が大事なのは時間じゃなくて金だ!」
チノ「では答えをどうぞ。」
カイジ「よく聞け、クソガキ! この3杯のコーヒーは全部ブルーマウンテンだ!!」
カイジ断言…!
チノ「あはははは、遂に味が分からなくてむしゃくしゃしたんですか?」
カイジ「なら飲んでみるかよ。」
チノ「飲まなくても私は違うコーヒー豆をそれぞれ入れたんですよ?」
カイジ「いいから飲め!」
チノが余裕の顔を浮かべてコーヒーを飲む。二杯目を飲んだ時チノの舌に違和感を覚える!
チノ「そんな…あり得ない!」
チノが3杯ののコーヒーを何度も何度も狂ったように飲み比べをする。
ココア「どうしたの!」
チノ「全部…全部ブルーマウンテンなんです!」
カイジ「これがギャンブラーの意地なんだよおあお!」
カイジ圧倒的勝利!
カイジ、決戦の時…!!
カイジが素早くまるで水でも飲むかのように3杯のコーヒーを飲んだ。
カイジ「分かったぞ!」
リゼ「よく考えたほうがいいぞ?」
ココア「そうだよ、最後のお金だよ!」
カイジ「そんなもの必要ねー!俺が大事なのは時間じゃなくて金だ!」
チノ「では答えをどうぞ。」
カイジ「よく聞け、クソガキ! この3杯のコーヒーは全部ブルーマウンテンだ!!」
カイジ断言…!
チノ「あはははは、遂に味が分からなくてむしゃくしゃしたんですか?」
カイジ「なら飲んでみるかよ。」
チノ「飲まなくても私は違うコーヒー豆をそれぞれ入れたんですよ?」
カイジ「いいから飲め!」
チノが余裕の顔を浮かべてコーヒーを飲む。二杯目を飲んだ時チノの舌に違和感を覚える!
チノ「そんな…あり得ない!」
チノが3杯ののコーヒーを何度も何度も狂ったように飲み比べをする。
ココア「どうしたの!」
チノ「全部…全部ブルーマウンテンなんです!」
カイジ「これがギャンブラーの意地なんだよおあお!」
カイジ圧倒的勝利!
32:2016/06/26(日) 16:21:55.622 ID:n3aJ7hfA0.net
チノ「嘘です!こんなの…。」
チノ「あの、、コーヒー豆の確認を。」
カイジ「ダメだ!もう遅い!」
チノ「くっっ!」
チノは五万円をカイジに渡す。
カイジ「全ツッパだ!早く3杯コーヒーを注げ!」
チノはまた同じブルーマウンテンのコーヒーをカイジに注ぐ。
これからはカイジの快進撃!飲めども飲めどもブルーマウンテン!ブルーマウンテン!全部ブルーマウンテン!!
カイジ「これで最後の一口だな…」ズズッ
カイジ「これも全部ブルーマウンテンだ!!」
チノ「そんな…。」
チノ「あの、、コーヒー豆の確認を。」
カイジ「ダメだ!もう遅い!」
チノ「くっっ!」
チノは五万円をカイジに渡す。
カイジ「全ツッパだ!早く3杯コーヒーを注げ!」
チノはまた同じブルーマウンテンのコーヒーをカイジに注ぐ。
これからはカイジの快進撃!飲めども飲めどもブルーマウンテン!ブルーマウンテン!全部ブルーマウンテン!!
カイジ「これで最後の一口だな…」ズズッ
カイジ「これも全部ブルーマウンテンだ!!」
チノ「そんな…。」
33:2016/06/26(日) 16:23:55.477 ID:SLLGejhL0.net
通るかっ・・・・!こんなもん・・!
34:2016/06/26(日) 16:25:23.648 ID:pqM8ZGTw0.net
イカサマだっ・・・!
35:2016/06/26(日) 16:25:51.700 ID:n3aJ7hfA0.net
カイジ3,125万円の大勝利!
しぶしぶチノが金庫からお金を出してくる。
カイジ「見たか、これが俺の実力だ!」
青山「凄いです、カイジさん!」ハグッ
カイジ「おいおい、離れろよ!ほら!」スッ
青山「え?」
カイジ「25万はあんたにやる、いい万年筆でも買ってくれ!」
青山「そんな…受け取れません。」
カイジ「いいんだ、あんたが居なけりゃ勝てなかった。」
青山「そうですか、ありがとうございます!」
チノ「でも…どうして…。」
しぶしぶチノが金庫からお金を出してくる。
カイジ「見たか、これが俺の実力だ!」
青山「凄いです、カイジさん!」ハグッ
カイジ「おいおい、離れろよ!ほら!」スッ
青山「え?」
カイジ「25万はあんたにやる、いい万年筆でも買ってくれ!」
青山「そんな…受け取れません。」
カイジ「いいんだ、あんたが居なけりゃ勝てなかった。」
青山「そうですか、ありがとうございます!」
チノ「でも…どうして…。」
36:2016/06/26(日) 16:29:49.182 ID:n3aJ7hfA0.net
カイジ「俺は昔地下で強制労働をさせられてた。そこで俺らの楽しみは給料でチンチロをすること。」
ココア「ちんちろ?」
カイジ「簡単に言うとサイコロを使って出目で勝ちか負けかを競うゲームだ。そして俺は晩飯に出る魚の骨を集めてサイコロ状に頑張って作った。」
リゼ「地道な作業だな…。」
カイジ「そして全部を1の目にしてチンチロに挑んだ!ピンゾロって言って最高の役にやる!」
ココア「す、すごい。」
カイジ「あんたなら優秀だ、もう意味が分かるよな。」
ココア「ちんちろ?」
カイジ「簡単に言うとサイコロを使って出目で勝ちか負けかを競うゲームだ。そして俺は晩飯に出る魚の骨を集めてサイコロ状に頑張って作った。」
リゼ「地道な作業だな…。」
カイジ「そして全部を1の目にしてチンチロに挑んだ!ピンゾロって言って最高の役にやる!」
ココア「す、すごい。」
カイジ「あんたなら優秀だ、もう意味が分かるよな。」
39:2016/06/26(日) 16:34:16.546 ID:n3aJ7hfA0.net
チノ「どこかの時点でコーヒー豆を全てブルーマウンテンに入れ替えてた…?」
カイジ「ああそうだ!!いくら自分の商売道具だからって確認しないのが悪いんだよおおおお!」
カイジ大絶叫!
カイジ「こんだけ金を取られても涙一つ一つ流さねーとは中々の肝だな。相当今までこのギャンブルでいろんな奴を食い物にしてきたんだろ。」
チノ「…。」
カイジ「ああそうだ!!いくら自分の商売道具だからって確認しないのが悪いんだよおおおお!」
カイジ大絶叫!
カイジ「こんだけ金を取られても涙一つ一つ流さねーとは中々の肝だな。相当今までこのギャンブルでいろんな奴を食い物にしてきたんだろ。」
チノ「…。」
40:2016/06/26(日) 16:39:45.332 ID:n3aJ7hfA0.net
そのままカイジは店を飛び出した。
帝愛グループ
黒服「カイジがあのラビットハウスを痛い目に合わせたみたいですよ…。」
会長「んん、あのコーヒー当てかのう?」
黒服「ええ。やく3000万ほど手にしたとか。」
会長「フォッフォッフォッ、ライバル店が潰れてせいぜいしたわい。今度はカイジにパチンコでも打たせて礼として釘を緩くしておくかのう?」
黒服「面白い冗談ですね。」
おわりーです。
帝愛グループ
黒服「カイジがあのラビットハウスを痛い目に合わせたみたいですよ…。」
会長「んん、あのコーヒー当てかのう?」
黒服「ええ。やく3000万ほど手にしたとか。」
会長「フォッフォッフォッ、ライバル店が潰れてせいぜいしたわい。今度はカイジにパチンコでも打たせて礼として釘を緩くしておくかのう?」
黒服「面白い冗談ですね。」
おわりーです。
42:2016/06/26(日) 16:42:23.910 ID:zxgj8mZAd.net
乙
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1466921664
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