1:2020/01/30(Thu) 00:06:16
シャミ子「じゃーん! どうですか桃!? 」
桃「…! シャミ子、それは…!」
シャミ子「フォームを変える要領でやってみたらできました! なのでつけ耳ではなくきちんと生え揃ってます!」
桃「……へえ……」
シャミ子「桃は猫が大好きなので、これなら誘惑がクリティカル! …と踏んだわけです! にゃ!」
桃「………」
桃「…! シャミ子、それは…!」
シャミ子「フォームを変える要領でやってみたらできました! なのでつけ耳ではなくきちんと生え揃ってます!」
桃「……へえ……」
シャミ子「桃は猫が大好きなので、これなら誘惑がクリティカル! …と踏んだわけです! にゃ!」
桃「………」
2:2020/01/30(Thu) 00:07:11
シャミ子が悪いんだよ
3:2020/01/30(Thu) 00:08:01
これはなにされてもシャミ子が悪い
4:2020/01/30(Thu) 00:08:44
シャミ子「ほらほら~? どうですかにゃ? かわいいですかにゃ?」
桃「…………」
シャミ子「くっくっく、手も足も出ないようだな…じゃなかった、ようだにゃ!」
シャミ子「このままにゃんにゃんパワーで籠落してやります! にゃ~! にゃー♪ にゃ~♡」
桃「……シャミ子っ…!」
シャミ子「はい?」
桃「ひょっとして猫を馬鹿にしてるのかな…!?」
シャミ子「えっ」
桃「…………」
シャミ子「くっくっく、手も足も出ないようだな…じゃなかった、ようだにゃ!」
シャミ子「このままにゃんにゃんパワーで籠落してやります! にゃ~! にゃー♪ にゃ~♡」
桃「……シャミ子っ…!」
シャミ子「はい?」
桃「ひょっとして猫を馬鹿にしてるのかな…!?」
シャミ子「えっ」
5:2020/01/30(Thu) 00:09:13
メタ子「時は来た」
桃「確かに」
桃「確かに」
7:2020/01/30(Thu) 00:10:39
桃「ふざけてるの? 猫の何を知って何を真似たらそんなことになるの!? 猫のかわいさ愛しさ素晴らしさ何も表現できていない!!」
シャミ子「えっ、えっ…」
桃「着け耳で妥協せず生やしてきたその心意気は良しとするけど、それ以外は猫じゃないよね!? 猿真似にすらなってないよ? 猫だけど」
シャミ子「いやその…えっと…」
シャミ子(なんかよくわかんない地雷を踏んでしまった…!)
桃「まさか、シャミ子は猫耳としっぽ着けて『にゃー』って言っとけば猫、みたいな短絡的な考えと半端な気持ちで猫になったのかな? そんな低レベルなコスプレ喫茶みたいな感覚だったのかな?」
シャミ子「あわあわ…」
シャミ子(マジギレ桃超こわいぃ……)
桃「そうだとしたら猫を舐めきったその甘い考えを正さないといけないし、そうじゃないとしても余りにクオリティが低すぎる!」
シャミ子「あっ、あの…ごめんなさ……」
桃「……シャミ子には何がなんでも、猫のしぐさのなんたるかを理解してもらって、その体に叩き込む必要があるみたいだね…!」ゴゴゴゴ…
シャミ子「あわわわわ……」ガクガク
シャミ子「えっ、えっ…」
桃「着け耳で妥協せず生やしてきたその心意気は良しとするけど、それ以外は猫じゃないよね!? 猿真似にすらなってないよ? 猫だけど」
シャミ子「いやその…えっと…」
シャミ子(なんかよくわかんない地雷を踏んでしまった…!)
桃「まさか、シャミ子は猫耳としっぽ着けて『にゃー』って言っとけば猫、みたいな短絡的な考えと半端な気持ちで猫になったのかな? そんな低レベルなコスプレ喫茶みたいな感覚だったのかな?」
シャミ子「あわあわ…」
シャミ子(マジギレ桃超こわいぃ……)
桃「そうだとしたら猫を舐めきったその甘い考えを正さないといけないし、そうじゃないとしても余りにクオリティが低すぎる!」
シャミ子「あっ、あの…ごめんなさ……」
桃「……シャミ子には何がなんでも、猫のしぐさのなんたるかを理解してもらって、その体に叩き込む必要があるみたいだね…!」ゴゴゴゴ…
シャミ子「あわわわわ……」ガクガク
8:2020/01/30(Thu) 00:11:52
虎のしっぽを踏むとかなんとか…
10:2020/01/30(Thu) 00:13:00
桃「とりあえず…そうだな…」
シャミ子(今日の桃は逆らえば最後、ちぎなげじゃ済まないやつ…)ガクガク
桃「……服を脱いで」
シャミ子「…えっ!?」
桃「猫は服着ないよね? 毛皮ならまだしもそんな服は脱いでしまわないと。 それに、これから教えるのに邪魔だから」
シャミ子「いったい何を教える気ですか!?」
桃「ほら、早く。 脱がないなら私が脱がすよ!」グイッ
シャミ子「ひーん!! ごめんなさいー! 勘弁してくださいー!」ジタバタ
桃「ダメ、今日は猫になるまで帰さない!」
シャミ子(今日の桃は逆らえば最後、ちぎなげじゃ済まないやつ…)ガクガク
桃「……服を脱いで」
シャミ子「…えっ!?」
桃「猫は服着ないよね? 毛皮ならまだしもそんな服は脱いでしまわないと。 それに、これから教えるのに邪魔だから」
シャミ子「いったい何を教える気ですか!?」
桃「ほら、早く。 脱がないなら私が脱がすよ!」グイッ
シャミ子「ひーん!! ごめんなさいー! 勘弁してくださいー!」ジタバタ
桃「ダメ、今日は猫になるまで帰さない!」
11:2020/01/30(Thu) 00:15:01
シャミ子「許して! 私が悪かったです! もう軽い気持ちで猫なんて名乗りませんから!」ジタバタ
桃「反省してるなら態度で示してもらうよ? 従順に猫になれば認めて…」
ガチャ
ミカン「おじゃましまーす! アイス買ってきたわ…よ……」
良子「お姉、桃さんの部屋に来てたん……」
桃「あ」
シャミ子「ぐすっ……こわい…誰か助けて…」
ミカン「ななな何してるのかしら!? なんで桃がかつてなく真剣な表情でシャミ子を無理やり脱がしてるの!?」
良子「良知ってる…こういうの本で見た! らんぼう展開! お姉が悪いことしたんだ!」
桃「反省してるなら態度で示してもらうよ? 従順に猫になれば認めて…」
ガチャ
ミカン「おじゃましまーす! アイス買ってきたわ…よ……」
良子「お姉、桃さんの部屋に来てたん……」
桃「あ」
シャミ子「ぐすっ……こわい…誰か助けて…」
ミカン「ななな何してるのかしら!? なんで桃がかつてなく真剣な表情でシャミ子を無理やり脱がしてるの!?」
良子「良知ってる…こういうの本で見た! らんぼう展開! お姉が悪いことしたんだ!」
12:2020/01/30(Thu) 00:16:05
ちっ!邪魔が入ったか…
13:2020/01/30(Thu) 00:17:14
シャミ子「助けてー! ミカンさん助けてー!」
桃「…ごめん二人とも、今日ばかりは席を外して欲しい。 私は今からシャミ子を猫にしなくちゃいけないんだ」
ミカン「は? 猫?」
良子「ネコにする!? 良知ってる! こういうの本で読んだ! いっぱい読んだ!!」
良子「良ちゃん? なんで猫でそんなにテンション上がるの?」
良子「ミカンさん、ここは言われた通り退出しましょう」
ミカン「えっ、でもシャミ子泣いてるし…」
シャミ子「大丈夫! お姉はネコ向いてるから! ほら早く!」
ミカン「え、ええ…?」
ガチャ
シャミ子「そ、そんなぁ~!…ミカンさん…良……」
桃「往生際が悪いよ、ほら、早く」
シャミ子「…せ、せめて、下着はそのまま…」
桃「……毛としっぽがあることを考えれば下着くらいは妥当か。 じゃあ下着だけになってもらうね」
シャミ子「はい…」
シャミ子(うう、恥ずかしい……なんでこんなことに…)ヌギヌギ
桃「…ごめん二人とも、今日ばかりは席を外して欲しい。 私は今からシャミ子を猫にしなくちゃいけないんだ」
ミカン「は? 猫?」
良子「ネコにする!? 良知ってる! こういうの本で読んだ! いっぱい読んだ!!」
良子「良ちゃん? なんで猫でそんなにテンション上がるの?」
良子「ミカンさん、ここは言われた通り退出しましょう」
ミカン「えっ、でもシャミ子泣いてるし…」
シャミ子「大丈夫! お姉はネコ向いてるから! ほら早く!」
ミカン「え、ええ…?」
ガチャ
シャミ子「そ、そんなぁ~!…ミカンさん…良……」
桃「往生際が悪いよ、ほら、早く」
シャミ子「…せ、せめて、下着はそのまま…」
桃「……毛としっぽがあることを考えれば下着くらいは妥当か。 じゃあ下着だけになってもらうね」
シャミ子「はい…」
シャミ子(うう、恥ずかしい……なんでこんなことに…)ヌギヌギ
14:2020/01/30(木) 00:21:52.988 ID:oSF7f5ojd.net
シャミ子(ほんとに半裸にさせられてしまった…)モジモジ
桃「じゃあ早速だけど、鳴き真似から始めようか」
シャミ子「鳴き真似? にゃ~、じゃダメなんですか?」
桃「それは人間の言葉でにゃ~と言っているだけで、鳴いてないよね?」
シャミ子「一緒じゃないですか」
桃「全然違うよ。 そもそも猫の鳴き方だっていろんなものがある。猫の基本とも言える『ニャー』は勿論、甘える時は『ゴロゴロ』って喉を鳴らすし、怒ってる時は警戒心剥き出しの『フシャー』っていう風に。鳴き声っていうのは気持ちの現れでもあるんだ」
桃「基本的な『ニャー』だって長さなどでいろんな違いがあるわけだけど、まあそれはおいおい。とりあえず猫の気持ちになって『ニャー』と鳴けるようになろう」
シャミ子(桃って好きなもののことになると饒舌になりますよね)
桃「じゃあ早速だけど、鳴き真似から始めようか」
シャミ子「鳴き真似? にゃ~、じゃダメなんですか?」
桃「それは人間の言葉でにゃ~と言っているだけで、鳴いてないよね?」
シャミ子「一緒じゃないですか」
桃「全然違うよ。 そもそも猫の鳴き方だっていろんなものがある。猫の基本とも言える『ニャー』は勿論、甘える時は『ゴロゴロ』って喉を鳴らすし、怒ってる時は警戒心剥き出しの『フシャー』っていう風に。鳴き声っていうのは気持ちの現れでもあるんだ」
桃「基本的な『ニャー』だって長さなどでいろんな違いがあるわけだけど、まあそれはおいおい。とりあえず猫の気持ちになって『ニャー』と鳴けるようになろう」
シャミ子(桃って好きなもののことになると饒舌になりますよね)
17:2020/01/30(木) 00:28:33.861 ID:oSF7f5ojd.net
桃「じゃあ、失礼して…」ギュッ
シャミ子「……えっ、も、桃!? なんで後ろから抱きついて…」カァァァ!
桃「お腹、力抜いて?」サワサワ…
シャミ子「えっ、えっ…」
桃「声を真似るにはまず体から真似よう。 猫のように余計な力を抜かないとダメ。 ほら、リラックスして。……息吸って…………吐いて…………」
シャミ子「すーっ…………はーっ………」
桃「そう、その調子。 後は喉も軽く…力まないように」サワサワ…
シャミ子「……っ…」
シャミ子(あ、あごの裏……桃にそんな所を指で撫でられるの……こそばゆくてヘンな感じ……)
シャミ子(桃と密着してるから、後ろから良い匂いするし…)
シャミ子(……なんか……体がほわほわする…こんな感じでいいのかな…)
桃「ほら、鳴いてみて? 」
シャミ子「…ん、んっ……」
シャミ子「………にゃ~…」
桃「うーん……30点」
シャミ子「あれっ厳しい」
シャミ子「……えっ、も、桃!? なんで後ろから抱きついて…」カァァァ!
桃「お腹、力抜いて?」サワサワ…
シャミ子「えっ、えっ…」
桃「声を真似るにはまず体から真似よう。 猫のように余計な力を抜かないとダメ。 ほら、リラックスして。……息吸って…………吐いて…………」
シャミ子「すーっ…………はーっ………」
桃「そう、その調子。 後は喉も軽く…力まないように」サワサワ…
シャミ子「……っ…」
シャミ子(あ、あごの裏……桃にそんな所を指で撫でられるの……こそばゆくてヘンな感じ……)
シャミ子(桃と密着してるから、後ろから良い匂いするし…)
シャミ子(……なんか……体がほわほわする…こんな感じでいいのかな…)
桃「ほら、鳴いてみて? 」
シャミ子「…ん、んっ……」
シャミ子「………にゃ~…」
桃「うーん……30点」
シャミ子「あれっ厳しい」
18:2020/01/30(木) 00:31:28.091 ID:oSF7f5ojd.net
シャミ子「こういうのもなんですけど今のはちょっと自信あったんですが、雰囲気もあって」
桃「雰囲気?」
シャミ子「……なんでもないです」
桃「最初とは比べ物にならない程良くなったけど、まだ猫になりきれてはないね」
桃「でも、一度でこれだけ良くなったなら、猫になる伸び代はあると思う」
シャミ子(いらないそんな伸び代)
桃「じゃあ、今のをもう30回、3セット行ってみようか」
シャミ子「えっそんなに!」
桃「筋トレも猫も同じだよ。なりたい姿をイメージして、後はトレーニングあるのみ」
シャミ子「はぁ…」
シャミ子(猫のなりたい姿って何? 毛並み? )
桃「雰囲気?」
シャミ子「……なんでもないです」
桃「最初とは比べ物にならない程良くなったけど、まだ猫になりきれてはないね」
桃「でも、一度でこれだけ良くなったなら、猫になる伸び代はあると思う」
シャミ子(いらないそんな伸び代)
桃「じゃあ、今のをもう30回、3セット行ってみようか」
シャミ子「えっそんなに!」
桃「筋トレも猫も同じだよ。なりたい姿をイメージして、後はトレーニングあるのみ」
シャミ子「はぁ…」
シャミ子(猫のなりたい姿って何? 毛並み? )
19:2020/01/30(木) 00:38:05.902 ID:oSF7f5ojd.net
桃「ほら、喉ももっと力抜いて……」サワサワ…
シャミ子「はい……」
シャミ子(また、お腹と喉の下、さわさわされてる…くすぐったい)
シャミ子(でも、なんか気持ちいい……力入んない…)
シャミ子「ん、ぅ……」ウットリ…
桃「……ひょっとして、喉を撫でられる気持ちいいんだ?」
シャミ子「……! あ、いや、今のはその……ごめんなさい…桃は真剣なのに」
桃「いや、今のは良い兆しだよ」
シャミ子「えっ?」
桃「猫も、喉を撫でられると気持ちよくてうっとりしちゃうからね。これは猫の気持ちの理解に向けてより進歩してると言える」
桃「鳴き声はいまいちでも、気持ちよさそうにしてる表情としぐさは猫感あって良いね。うん、とても良い」
シャミ子「そ、そうですか…」
シャミ子「はい……」
シャミ子(また、お腹と喉の下、さわさわされてる…くすぐったい)
シャミ子(でも、なんか気持ちいい……力入んない…)
シャミ子「ん、ぅ……」ウットリ…
桃「……ひょっとして、喉を撫でられる気持ちいいんだ?」
シャミ子「……! あ、いや、今のはその……ごめんなさい…桃は真剣なのに」
桃「いや、今のは良い兆しだよ」
シャミ子「えっ?」
桃「猫も、喉を撫でられると気持ちよくてうっとりしちゃうからね。これは猫の気持ちの理解に向けてより進歩してると言える」
桃「鳴き声はいまいちでも、気持ちよさそうにしてる表情としぐさは猫感あって良いね。うん、とても良い」
シャミ子「そ、そうですか…」
20:2020/01/30(木) 00:40:13.343 ID:oSF7f5ojd.net
桃「ここは長所を伸ばす方向で行こうかな。今からは鳴き真似より気持ちや反応から理解を深めよう」
シャミ子「それってどういう…」
桃「今からずっと顎の下撫でるから、なるべく気持ちよくなってもらう」
シャミ子「なんですと!? 」
桃「ほら、顎あげて? 」
シャミ子「うぅ……はい」
シャミ子「それってどういう…」
桃「今からずっと顎の下撫でるから、なるべく気持ちよくなってもらう」
シャミ子「なんですと!? 」
桃「ほら、顎あげて? 」
シャミ子「うぅ……はい」
21:2020/01/30(Thu) 00:43:26
桃「よしよし、いい子いい子……」サワサワ…
シャミ子「…………ぁ……」トローン…
桃「うん、やっぱりこれがいいみたいだね。表情から気持ちいいのが伝わるよ」
シャミ子「………ぅ…」
桃「喉を撫でられて気持ちいい時は『ゴロゴロ…』って喉を転がすように鳴くんだよ」
シャミ子「…ご、ごろごろ…」
桃「うーん50点。 声真似も多少良くなったけどまだ素人感が抜けないね」
シャミ子「いや素人ですし…」
桃「でも顔はほんとにいいね……そんなに気持ちいいんだ?」ナデナデ
シャミ子「それは……その…はい…」
シャミ子(頭も撫でられて…ほんとに飼われて、可愛がられてるみたいな…)
シャミ子(すごい…気持ちいいな…猫の気持ちってこういうことなのかな…)
シャミ子「…………ぁ……」トローン…
桃「うん、やっぱりこれがいいみたいだね。表情から気持ちいいのが伝わるよ」
シャミ子「………ぅ…」
桃「喉を撫でられて気持ちいい時は『ゴロゴロ…』って喉を転がすように鳴くんだよ」
シャミ子「…ご、ごろごろ…」
桃「うーん50点。 声真似も多少良くなったけどまだ素人感が抜けないね」
シャミ子「いや素人ですし…」
桃「でも顔はほんとにいいね……そんなに気持ちいいんだ?」ナデナデ
シャミ子「それは……その…はい…」
シャミ子(頭も撫でられて…ほんとに飼われて、可愛がられてるみたいな…)
シャミ子(すごい…気持ちいいな…猫の気持ちってこういうことなのかな…)
22:2020/01/30(Thu) 00:46:20
シャミ子「…………」トローン…
桃「どう? 気持ちよかった?」
シャミ子「よかったけどぉ……なんだか疲れました……ちょっと、休ませてください…」
シャミ子「……ふぅ…」ゴロン
桃「!」
シャミ子「? どうかしました…?」
桃「それだよ…! そうやって仰向けになってお腹を見せるのも猫の甘える時の仕草の一つだね」
シャミ子「えっ」
桃「まさか教えてないことまでできるようになるなんて…ひょっとして、甘える猫の真似においては才能に溢れてるのでは…!? まさに『上手の猫は爪を隠す』ってわけだね」
シャミ子「うまくないし隠してた訳でもないです…」
桃「そんなに甘え足りないなら…いいよ。いっぱい甘やかしてあげるね」
シャミ子「……もう好きにしてください…」
桃「どう? 気持ちよかった?」
シャミ子「よかったけどぉ……なんだか疲れました……ちょっと、休ませてください…」
シャミ子「……ふぅ…」ゴロン
桃「!」
シャミ子「? どうかしました…?」
桃「それだよ…! そうやって仰向けになってお腹を見せるのも猫の甘える時の仕草の一つだね」
シャミ子「えっ」
桃「まさか教えてないことまでできるようになるなんて…ひょっとして、甘える猫の真似においては才能に溢れてるのでは…!? まさに『上手の猫は爪を隠す』ってわけだね」
シャミ子「うまくないし隠してた訳でもないです…」
桃「そんなに甘え足りないなら…いいよ。いっぱい甘やかしてあげるね」
シャミ子「……もう好きにしてください…」
23:2020/01/30(木) 00:50:09.285 ID:oSF7f5ojd.net
桃「さっきは体の力を抜くためにお腹をさすってたけど、今度はちゃんと、甘える猫を可愛がるように撫でてあげるね」
シャミ子「うぅ………」
桃「お腹を撫でる時はゆっくり…優しく」ナデナデ
シャミ子「……っ…」ピクッ
桃「毛並みに沿うように…ストロークして」サワサワ…
シャミ子「…っ、…ぅ…」
桃「後は……そうだな、前足の付け根、脇辺り」ムニムニ…
シャミ子「…!…そこ、…っ…!」ピク
桃「猫は四つん這いの生き物だから、ここをマッサージして凝りをほぐしてあげるといいんだって」
シャミ子「……ぅ、もも…っ……」ピクッ…!
シャミ子(桃に体中触られてる…うぅ…なにこれ……はずかしい…)
シャミ子(でも、桃の手…きもちいい……)
シャミ子(…猫って、こんなにいっぱい桃に触ってもらえるんだ)
シャミ子(……いいなぁ……)
シャミ子「うぅ………」
桃「お腹を撫でる時はゆっくり…優しく」ナデナデ
シャミ子「……っ…」ピクッ
桃「毛並みに沿うように…ストロークして」サワサワ…
シャミ子「…っ、…ぅ…」
桃「後は……そうだな、前足の付け根、脇辺り」ムニムニ…
シャミ子「…!…そこ、…っ…!」ピク
桃「猫は四つん這いの生き物だから、ここをマッサージして凝りをほぐしてあげるといいんだって」
シャミ子「……ぅ、もも…っ……」ピクッ…!
シャミ子(桃に体中触られてる…うぅ…なにこれ……はずかしい…)
シャミ子(でも、桃の手…きもちいい……)
シャミ子(…猫って、こんなにいっぱい桃に触ってもらえるんだ)
シャミ子(……いいなぁ……)
25:2020/01/30(木) 00:55:04.843 ID:oSF7f5ojd.net
シャミ子「……」ポケー
桃「どうだった? 猫の気持ちわかった?」
シャミ子「…わかったかも、です…」
シャミ子(猫になれば、こんないっぱい桃が甘やかしてくれる…)
シャミ子(…もっと甘えたい…)
もっと「気持ちよくて身悶えする仕草もちょっとずつだけどそれっぽくなってきたね、きっとシャミ子ならこの領域に来れると私は信じてたよ」
桃「さて、じゃあ次は…」
シャミ子「……桃っ!」ガバッ
桃「わっ、シャミ子…どうしたの? いきなり飛びかかってきて」
シャミ子「…にゃ、にゃぁ……」スリスリ…
桃「…飼い主に体をすりすりするなんて…私、そこまで教えてないんだけどな」
シャミ子「にゃっ…」スリスリ…
桃「まだ甘え足りないんだ? ほら、よしよし…」ナデナデ…
シャミ子「みゃぁ…」トローン…
シャミ子(頭もなでなでされるの気持ちいい…これが……猫の気持ち……幸せ…)
桃「ここまでされたらこっちも全力で甘えさせてあげないと、ね?」
桃「どうだった? 猫の気持ちわかった?」
シャミ子「…わかったかも、です…」
シャミ子(猫になれば、こんないっぱい桃が甘やかしてくれる…)
シャミ子(…もっと甘えたい…)
もっと「気持ちよくて身悶えする仕草もちょっとずつだけどそれっぽくなってきたね、きっとシャミ子ならこの領域に来れると私は信じてたよ」
桃「さて、じゃあ次は…」
シャミ子「……桃っ!」ガバッ
桃「わっ、シャミ子…どうしたの? いきなり飛びかかってきて」
シャミ子「…にゃ、にゃぁ……」スリスリ…
桃「…飼い主に体をすりすりするなんて…私、そこまで教えてないんだけどな」
シャミ子「にゃっ…」スリスリ…
桃「まだ甘え足りないんだ? ほら、よしよし…」ナデナデ…
シャミ子「みゃぁ…」トローン…
シャミ子(頭もなでなでされるの気持ちいい…これが……猫の気持ち……幸せ…)
桃「ここまでされたらこっちも全力で甘えさせてあげないと、ね?」
26:2020/01/30(Thu) 01:00:45
ーーーーーーーーーー
桃「……ん………」
桃(……あれ、寝てた…?)
シャミ子「…みゃ……すぅ…」ピトッ
桃(……あ、そうだった。 シャミ子が猫になって、あんまり甘えるものだからじゃれて、そのまま疲れて一緒に寝て…)
シャミ子「……すゃ…」
桃(…………)
桃(……怒ってた勢いでそのまま教え込んだけど…)
桃(冷静に考えたら、けっこう凄いことしてしまってたのでは…!?)カァァァ
桃「……ん………」
桃(……あれ、寝てた…?)
シャミ子「…みゃ……すぅ…」ピトッ
桃(……あ、そうだった。 シャミ子が猫になって、あんまり甘えるものだからじゃれて、そのまま疲れて一緒に寝て…)
シャミ子「……すゃ…」
桃(…………)
桃(……怒ってた勢いでそのまま教え込んだけど…)
桃(冷静に考えたら、けっこう凄いことしてしまってたのでは…!?)カァァァ
28:2020/01/30(Thu) 01:06:27
シャミ子「……もも…?」
桃「…あ、起きちゃった?」
シャミ子「ん…はい…」
桃(近っ……抱きしめたまま寝てた…)
桃「……あの、その」
シャミ子「…?」
桃「…ご、ごめんね。やり過ぎたね…」
シャミ子「……え」
桃「……いや、シャミ子が猫の気持ちをわかってくれたのはいいけど…その、恥ずかしかったよね…?」
シャミ子「…………」
桃「…だ、だから…今日のことは忘れていいから」
シャミ子「…………」
桃「…あ、起きちゃった?」
シャミ子「ん…はい…」
桃(近っ……抱きしめたまま寝てた…)
桃「……あの、その」
シャミ子「…?」
桃「…ご、ごめんね。やり過ぎたね…」
シャミ子「……え」
桃「……いや、シャミ子が猫の気持ちをわかってくれたのはいいけど…その、恥ずかしかったよね…?」
シャミ子「…………」
桃「…だ、だから…今日のことは忘れていいから」
シャミ子「…………」
29:2020/01/30(Thu) 01:11:23
シャミ子「……」
桃「… シャミ子?」
シャミ子「……にゃぁ」ギュッ
桃「えっ」
シャミ子「……ごろごろ…すりすり…」スリスリ
桃「ちょ、ちょっと…?」
シャミ子「…んむ、すりすり…」
桃「……えっと、もしかして…まだ、甘えたい、の…?」
シャミ子「……///」スリスリ
桃「……そ、そっか…///」
頑張れ桃さん!シャミ子を目覚めさせてしまった責任を取るんだ!
おわり
桃「… シャミ子?」
シャミ子「……にゃぁ」ギュッ
桃「えっ」
シャミ子「……ごろごろ…すりすり…」スリスリ
桃「ちょ、ちょっと…?」
シャミ子「…んむ、すりすり…」
桃「……えっと、もしかして…まだ、甘えたい、の…?」
シャミ子「……///」スリスリ
桃「……そ、そっか…///」
頑張れ桃さん!シャミ子を目覚めさせてしまった責任を取るんだ!
おわり
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1580310376
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります