1: 2009/10/04(日) 20:43:40.45 
タモさん「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部でございます。」

タモさん「えー今週は、特務機関ネルフからお送りしてます。」

タモさん「それじゃあ行きましょうか」

青葉・日向「ちょっとタモさん待って!待ってくださいよ!」
タモさん「おっ」

タモさん「偶然にも早速職員の方と…」

青葉「偶然じゃないですってば!」

日向「カメラ回るまで僕らとずっと喋ってたじゃないですか!」

タモさん「そうだったけ?覚えてないなあ…」

(一同笑い)


3: 2009/10/04(日) 20:45:55.96 ID:bPOb06U+O
ナレーション:特務機関ネルフとは私達の敵、使徒と戦うスーパーヒーロー、エヴァンゲリオンを開発、保有する国連直属の非公開組織。
非公開組織と言うことで取材はNG

なのですが

今回、タモリ倶楽部に特別に取材許可が降りたので
世界で初めて、ネルフでバラエティロケを敢行しちゃいます!

5: 2009/10/04(日) 20:47:20.43 ID:bPOb06U+O
タモさん「と言う訳で今回、案内してくれる職員のお二人です。」

青葉・日向「よろしくお願いします。」

タモさん「普段こういう撮影とか来ないの?」

日向「だからさっき言ったじゃないですかー」

青葉「テレビクルーを入れるの今回初めてなんですよ」

タモさん「おー。」

タモさん「でもなんかプレッシャーだなぁ。」

青葉「急にそんな事言わないで下さいよー」

日向「さっきまで『エヴァが見れる』ってはしゃいでたじゃないですか」

青葉「鉄道特集並みにはしゃいでるタモさん見れて嬉しかったんですよ」

タモさん「wwwwww」

タモさん「それよりなんか素人とは思えない程トークに安定感があるよね。」

タモさん「(今日のロケ一人で不安だったけど)安心しました」

(一同笑い)

6: 2009/10/04(日) 20:49:17.38 ID:bPOb06U+O
ナレーション:そんなトークがやけに上手い職員のお二人と共にまずは発令所にお邪魔します。

青葉「ここが発令所です。主に使徒が襲来した時なんかに使います。」

タモさん「おおー」

日向「これがメインモニターです。」

タモさん「おおー」

タモさん「おっきいねー」

青葉「そっちじゃないです。それは葛城さんのおっOいです。」


10: 2009/10/04(日) 20:51:33.25 ID:bPOb06U+O
ミサト「作戦課の葛城ミサトです。」

タモさん「下ネタとか大丈夫ですか?」

ミサト「大丈夫です。 ちゃんとお風呂入って、体キレイにしてきました。」

(一同笑い)

日向「タモさん葛城さんに何言ってるんですか」(ちょっと怒り気味に)

タモさん「まずかった?」

日向「葛城さんはすごく偉い人なんです」

青葉「だからって何でお前がちょっとキレてんだよ」


12: 2009/10/04(日) 20:52:42.92 ID:bPOb06U+O

ナレーション:こんなノリのいい職員さん達ですが
使徒襲来時には一変、鬼気迫る表情でお仕事をされています。
ミサト「タモリさん、ちょっと司令の椅子座ってみますか?」

タモさん「いいの?」

ミサト「もちですよん。タモさんの為ならこのクビ掛けてもいいくらいです。」


ナレーション:そんな訳で、司令席に座らせて貰っちゃいました。


13: 2009/10/04(日) 20:55:09.75 ID:bPOb06U+O
タモさん「こりゃふっかふかだねー」

ミサト「見た目はごつそうなんですけどね。」

タモさん「眠くならないのかなー」

ミサト「さあ。」

ミサト「で、タモリさん鼻の前で手を組んでみて下さい。」

タモさん「こんな感じ?」

ミサト「ピッタリ」

(一同笑い声)

タモさん「えっ?えっ?何で皆笑ってんの?」

ミサト「で、副司令がここにつったって」

タモさん「そこのメインモニターで戦いを…ってことか。」

タモさん「いいなぁー!特等席だー」

ミサト「司令席ですから」

タモさん「当然か」

(一同笑い)

14: 2009/10/04(日) 20:56:56.25 ID:bPOb06U+O
タモさん「今流れてるのは?」

ミサト「最初にエヴァと使徒とが戦った映像です。」

タモさん「おー!エヴァ!」

ミサト「本物の映像ですよ」

タモさん「おー!」

タモさん「…あとでダビングして貰えますか」


15: 2009/10/04(日) 20:58:15.46 ID:bPOb06U+O
ナレーション:残念ながら機密情報なのでテレビの前の皆さんにはお見せ出来ませんが
代わりに、久々にはしゃぐタモリさんをお楽しみ下さい。

タモさん「歩いた!歩いた!」
タモさん「おー!ダメだって!転んじゃダメだって!」

タモさん「あー!持ち上げられて…あー!」

タモさん「これは痛い!」

タモさん「おー!ビューってなってる!」

タモさん「ダメか…」

タモさん「ギラッてなった!復活したぞ!」

タモさん「おー!おー!すごい!すごい!」

タモさん「やったか?やった!」



18: 2009/10/04(日) 21:00:32.84 ID:bPOb06U+O
ミサト「気に入っていただいて何よりです。」

タモさん「気に入りました。気に入りましたとも。」

タモさん「もうエヴァも見たことだし…」

タモさん「ああ、今日はこのままここで寝ちゃいたいなぁ…」

青葉「ダメです!ダメですタモさん!」

タモさん「えー」

青葉「この後、生エヴァなんですから!」

タモさん「一眠りした後じゃだめ?」

青葉「だめです」


26: 2009/10/04(日) 21:13:55.71 ID:bPOb06U+O

ナレーション:エヴァンゲリオン格納庫へやって来た一同。
眠いと言っていたタモリさんですが、初号機を見て、眠気も吹き飛んだ様です。

タモさん「おー!」

タモさん「エヴァンゲリオン!初号機!初号機!」

タモさん「でかい!思ってたよりでかい!」

青葉「落ち着いて下さい」

タモさん「おー!おー!」

ナレーション:そんなタモリさんの目の前に怪しげな男が一人

ゲンドウ「…おそかったな」

28: 2009/10/04(日) 21:18:52.26 ID:bPOb06U+O
タモさん「え?」

青葉「碇司令です。」

ゲンドウ「乗るなら早くしろ…でなければ」

ゲンドウ「帰れ!」

タモさん「状況が読めないんだけど」

青葉・日向「僕らもです」


30: 2009/10/04(日) 21:23:52.67
マダオw

31: 2009/10/04(日) 21:25:18.40 ID:bPOb06U+O

ピッ

ゲンドウ「冬月、やつを起こせ。」

冬月「まだ使えるかね」

ゲンドウ「構わん。」


数分後

ガラガラガラガラガラガラ

誰かがストレッチャーに乗せられやってくる。

タモさん「えっ」

安齋「……遅刻しました。」

(ここで一旦空耳アワー)

35: 2009/10/04(日) 21:34:55.22 ID:bPOb06U+O

……………

タモさん「and adore」

タモさん「エアンナドア」

タモさん「変なドア」

安齋「Vが秀逸でしたね。」

タモさん「はい。耳かきを差し上げます。」

安齋「耳かき3連発って機嫌がいいですねー」

タモさん「エヴァの前じゃ不機嫌になりようがない」

36: 2009/10/04(日) 21:44:25.63 ID:bPOb06U+O

タモさん「しかしずっとストレッチャーに乗ったままだったよね」

安齋「何か椅子が一脚しかなかったらしいんで」

安齋「じゃあ帰ります」

ガラガラガラガラ

タモさん「………」

タモさん「と言うわけでこちらまでお願いします」


宛先のテロップ



(空耳アワー終わり)

38: 2009/10/04(日) 21:49:02.13 ID:bPOb06U+O

ゲンドウ「こんにちは」

タモさん「こんにちは」

日向「司令、いつ降りてきたんですか」

ゲンドウ「エヴァ、どうですか」

タモさん「素晴らしい。素晴らしいです。」

ゲンドウ「乗ってみませんか」

タモさん「えっ」

ミサト「ちょっと司令!そこまでは…」

ゲンドウ「構わん。赤木君は出張中だ。」

ゲンドウ「問題ない」

ミサト「なんか余計に…」


40: 2009/10/04(日) 21:58:07.67 ID:bPOb06U+O
ナレーション:『エヴァンゲリオンに乗ってみよう!』
碇司令のご厚意でエヴァンゲリオン、今回は2号機に乗せて頂く事になりました。

タモさん「おー!2号機!」

ゲンドウ「プロダクションモデルです。世界初の実用型のタイプです。」

ミサト(小声で)「司令、本当にいいんですか?」

ゲンドウ(小声で)「丁度二人目は使い物にならない。」

ゲンドウ(小声で)「問題ない」


42: 2009/10/04(日) 22:06:42.46 ID:bPOb06U+O
ナレーション:しかしタダではエヴァンゲリオンには乗れません。
エヴァンゲリオンに乗る前にやらなければならないことがたくさんあるんです。

まずはタモリさんのパイロットとしての適性を
『シンクロテスト』でチェックしてみましょう!

青葉「はい。と言うわけで第3試験場へやって来ました。」

日向「呼んでみましょう。」

青葉・日向「タモリさーん」

カーテンが開く音

タモさん「これは…なんと言うか…」

タモさん「ピッチピチだね」

青葉「エヴァに乗るためにはこれ着なきゃいけないんですよ。」

日向「しかし大人用のプラグスーツなんてよくあったな…」

ゲンドウ「………」

43: 2009/10/04(日) 22:12:59.92 ID:bPOb06U+O
ミサト「今日一緒にテストをしてもらうパイロットの綾波レイと碇シンジです。」

タモさん「よろしくお願いします」

綾波「…………」

シンジ「…………」

タモさん「二人共、どうしたの?」

ゲンドウ「別にどうと言うこともありません。」

シンジ「…………アスカが」

シンジ「アスカが氏にそうになったのに…」

シンジ「それが『どうと言うこと』もないんですか!」

タモさん「えっ?」

シンジ「父さんはあの時…!」
父親に猛然と向かっていく初号機パイロット

ゲンドウ「え…いや…」

ミサト「すいませんカメラ!カメラ止めてください!」

44: 2009/10/04(日) 22:17:39.81 ID:bPOb06U+O
ナレーション:そんなハプニングがありつつもタモリさんは無事、シンクロテストを始める事が出来た様です。

ミサト「どんな感じ?」

マヤ「シンクロ率、14.4%です。…信じられません。」

ミサト「まさか!そんな…」

ナレーション:さすがはタモリさん。
ネルフの皆さんも驚くよう好成績の様です。

ゲンドウ「行けるだろう。」

ミサト「まさか碇司令…」

ゲンドウ「ああ。」

45: 2009/10/04(日) 22:21:32.93 ID:bPOb06U+O
と今週はここまで。
次週、タモリさんがエヴァンゲリオンで出撃体験!
本物の使徒襲来に一同騒然!

引用元: タモさん「今週のタモリ倶楽部はネルフからお送りしてます。」