1: 2014/08/25(月) 23:36:10.85 ID:cBAr7vbE0
千夜「相談?」

チノ「はい…」

千夜「わかったわもうすぐ閉店時間だから待っていてくれる?」

チノ「はい…」

千夜「お待たせ、相談って?」

チノ「はい///そのことなんですけど…」

チノ「私好きな人ができたみたいなんです…」

4: 2014/08/25(月) 23:39:11.80 ID:cBAr7vbE0
千夜「好きな人!あらあらチノちゃんもそういうお年頃なのね」

チノ「///」

千夜「じゃあ恋愛そうだんかしら?」

チノ「そんな大したものでは…」

千夜「いいから話してみて」

チノ「はい…でも」

千夜「分かってるわ他の人に言っちゃダメってことでしょ」

チノ「はい」

千夜「二人だけの秘密ね♪」

5: 2014/08/25(月) 23:44:07.90 ID:cBAr7vbE0
千夜「で、その好きな人っていうのは私も知ってるひとなのかしら?」

チノ「はい…ココアさんです///」

千夜「あらあら」

チノ「おかしいですよね…ココアさんはきっと私のこと妹みたいにしか思ってないのに私だけ…」

千夜「そんなことないと思うけど…」

チノ「最初はこんな気持ちにならなかったのに最近はココアさんがリゼさんとおしゃべりしているだけで胸が痛くなります…」

千夜「チノちゃん…」

7: 2014/08/25(月) 23:48:15.95 ID:cBAr7vbE0
チノ「私どうしたらいいんでしょうか…」

千夜(普通なら告白しちゃえって言えばいいんだろうけど…)

千夜(この二人の場合は同じ屋根の下で暮らしてるから万が一上手くいかなかったら相当気まずくなるでしょうね…)

千夜「そうねぇ…難しいわね」

チノ「はい…」

千夜(これは今度それとなくココアちゃんに探りを入れるしかないわね…)

千夜「そういえばチノちゃんこんな時間まで家に帰らなくて大丈夫なの?」

チノ「マヤさんの家に泊まるって言ってきました」ドヤ

千夜「それじゃあ今日は家に帰れないじゃない」

チノ「あっ…」

10: 2014/08/25(月) 23:51:35.71 ID:cBAr7vbE0
千夜「よかったらうちに泊まってく?」

チノ「いいんでしょうか、相談に乗ってもらった上に」

千夜「気にしなくていいわチノちゃんの分のお布団敷いてくるからお風呂はいっちゃってきて」

チノ「はい、ありがとうございます…」

___________________________________

チノ「お風呂ありがとうございます」

千夜「いえいえ、じゃあ私次入ってくるから眠たかったらもう先に寝ちゃってて」

チノ「はい…」

バタン

チノ「…」

チノ(暗い和室こわい…)

12: 2014/08/25(月) 23:56:23.90 ID:cBAr7vbE0
チノ「あの襖の隙間から誰かに見られてる気が…」ガクガク

チノ「気のせい…きっと気のせいです…」

ガラガラ

チノ「ひゃあああ」

千夜「チノちゃんどうしたの大丈夫?」

チノ「千夜さん」ギュ

千夜「チノちゃん?」

チノ「はっ…!」

千夜「もしかしてチノちゃん一人でこわかった?」クス

チノ「ちっ違います///」

千夜(あら可愛い反応…ココアちゃんがメロメロになるのも分かるわ)

14: 2014/08/26(火) 00:00:03.68 ID:+YlSvNzP0
千夜「よしよし、今日は一緒に寝ましょうね」ナデナデ

チノ「…お願いします///」

千夜「おやすみなさいチノちゃん」

チノ「おやすみなさい…」

チノ(…眠れない)

チノ「千夜さん…起きてますか?」ボソ

チノ「もう寝ちゃったんですか…」

千夜(可愛いからもうすこし寝た振りしていようかしら♪)

15: 2014/08/26(火) 00:02:21.62 ID:+YlSvNzP0
チノ「…」ギュ

チノ「千夜さん…」ギュ

千夜「!!」

千夜(チノちゃん///)

チノ「うぅ…」ブルブル

千夜(チノちゃん可愛い…妹にしたい///)

チノ「ココアさん…」

千夜「…」

16: 2014/08/26(火) 00:05:49.09 ID:+YlSvNzP0
次の日

千夜「チノちゃん起きて、朝よ」

チノ「おはようございます…」

千夜「よく眠れた?」

チノ「はい…」

千夜「それはよかったわ朝ごはんできてるから食べに行きましょ」

チノ「ありがとうございます」

千夜「それとね、相談のことなんだけど、学校でココアちゃんにばれない程度に探りを入れてみるわ」

チノ「はい…お願いします///」

千夜(いいなぁココアちゃん…)

17: 2014/08/26(火) 00:09:21.16 ID:+YlSvNzP0
学校

ココア「でねーチノちゃんたらその時…」

千夜「うふふ、可愛いわね」

ココア「でしょでしょ、もうほんと可愛いんだ~」

千夜「ココアちゃんはチノちゃんのこと大好きなのよね」

ココア「うん!もちろんだよ私の可愛い妹だからね」

千夜「なんだかうらやましいわ…」

ココア「帰ったらまたもふもふしちゃお~っと」

20: 2014/08/26(火) 00:16:26.47 ID:+YlSvNzP0
チノ「千夜さんいますか?」

千夜「チノちゃん!」

チノ「あの…どうでした?」

千夜「チノちゃんは私の可愛い妹だって…」

チノ「妹…ですか」

千夜「でも、年下の気になる子のことをそういってるだけかも」

チノ「いえ、多分ほんとに妹くらいにしか思ってないんだと思います…」

千夜「そうかしら、私だったらチノちゃんみたいな可愛い子ほっとかないけどな」

チノ「千夜さん…」

千夜「ねぇ…チノちゃん、ココアちゃんがもし本当にチノちゃんのこと妹くらいにしか思っていなかったら、私と付き合ってみない?」

チノ「えっ」

23: 2014/08/26(火) 00:20:23.47 ID:+YlSvNzP0
チノ「あの…それは///」ドキドキ

千夜「私チノちゃんのこと好きかも」

チノ「え…えっと」

チノ「考えておきます///」

千夜「ふふっありがとチノちゃん♪」チュ

チノ「ひゃあ!!」

千夜「可愛い反応」クス

チノ「もう…」ムゥ

27: 2014/08/26(火) 00:28:24.83 ID:+YlSvNzP0
コンコン

チノ「はい」

ココア「チノちゃん、はいっていい?」

チノ「はい、どうぞ」

ココア「もふもふしに来たよ」

チノ「やめてください」

ココア「ええ~ちょっとだけ」

ココア「もふもふ~♪」

チノ「あの…ココアさん」

ココア「ん?どうしたの」

チノ「えっと…その…」

ココア「なになに」

チノ「好きです///」

29: 2014/08/26(火) 00:35:35.90 ID:+YlSvNzP0
ココア「うん、私も好きだよ」

チノ「ココアさん…あの、それは」

ココア「だってチノちゃんは大切な妹だもん♪」

チノ「妹…ですか…」

ココア「そう、私の可愛い妹」

チノ「そう…ですよね」

ココア「うん♪」

チノ「…」

36: 2014/08/26(火) 00:44:57.23 ID:+YlSvNzP0
数日後の休日

千夜「あら…チノちゃん?」

チノ「千夜さん…こんにちは」

千夜「こんなところで会うなんて偶然ね」

チノ「家にいるのが気まずかったので外に出てきたのですがやることがなくて」

チノ「本の一冊でも持ってくるべきでした」

千夜「家にいるのが気まずいって、何かあったの?」

チノ「ココアさんに告白しました…」

37: 2014/08/26(火) 00:49:45.11 ID:+YlSvNzP0
チノ「でも…ココアさんは私のこと妹だって…」グス

千夜「そう…よしよし、がんばったわね」

チノ「うっうわああああん」ギュ

千夜「チノちゃん…」ナデナデ

________________________________

チノ「ひっく…ひっく」

千夜「落ち着いた?」

チノ「はい、ありがとうございます」

千夜「チノちゃん…この前言ったこと覚えてる?」ギュ

40: 2014/08/26(火) 00:56:56.96 ID:+YlSvNzP0
チノ「えっと…はい」

千夜「そう…よかったらお返事聞かせてくれる?」

チノ「私…でも…いいんでしょうか」

千夜「なにが?」

チノ「ココアさんに振られたからって千夜さんと付き合うのってなんかずるくないですか…」

千夜「そうかしら?」

チノ「そんな千夜さんを代わりにするようなことはあんまりよくないような気が…」

千夜「私はいいわよ…ココアちゃんの代わりでも」

46: 2014/08/26(火) 01:04:03.59 ID:+YlSvNzP0
_________________________________________
数日後

千夜「いらっしゃいチノちゃん」

チノ「おじゃまします」

千夜「チノちゃんと二人でお泊りってこれで二回目ね」

チノ「はい」

千夜「家の人にはちゃんと言ってきた?」

チノ「今回もメグさんの家に行くと言ってきました…でないとココアさんも来ちゃうので」

千夜「ふふっ…二人っきりになれないもんね♪」

チノ「///」

47: 2014/08/26(火) 01:08:52.65 ID:+YlSvNzP0
チノ「千夜さん…あの、手にぎってもいいでしょうか」

千夜「恋人なんだからそんなこと聞かなくてもいいわよ」

チノ「そうですよね…失礼します///」ギュ

千夜「チノちゃんこっち向いて」

チノ「はい?」

チュ

チノ「ひゃん///」

千夜「びっくりしちゃった?」

チノ「いきなりは…その、びっくりします///」

千夜「そう、次からは気をつけるわ」

チノ「お願いします」

チュ

チノ「ひゃあ!」

千夜「ふふっチノちゃん可愛い///」

48: 2014/08/26(火) 01:15:36.52 ID:+YlSvNzP0
チノ「千夜さん!」

千夜「ごめんなさい」クス

チノ「千夜さんのそういうところココアさんに少し似てます」

千夜「そうかしら」

チノ「はい」

千夜「…」

チノ「あっ…ごめんなさい、千夜さんと二人の時なのに…」

千夜「いいのよ、それより新作の和菓子味見してみない?」

チノ「はい、是非」

51: 2014/08/26(火) 01:21:59.28 ID:+YlSvNzP0
千夜「どうかしら?」

チノ「とっても美味しいです、少し甘いですが」

千夜「やっぱりそうよね甘すぎるわよね」

チノ「でも…これくらいが好きな人もいますし」

千夜「いいのよ、素直な意見の方が参考になるわ」

チノ「千夜さんは食べないんですか?」

千夜「そうねぇ…チノちゃんに分けてもらおうかしら」

チノ「どうぞ」

千夜「一緒に食べましょうよ」

チノ「でも、もう一つしか残っていませんよ」

千夜「ふふっ、分かってるわよ」

52: 2014/08/26(火) 01:26:54.93 ID:+YlSvNzP0
千夜「だから、こうするの」スッ

チノ「あっ…まってください」

千夜「どうしたの?」

チノ「さすがにそれは…いやらしすぎます///」

千夜「え、半分こ嫌だった?」

チノ「あっ…え、半分こ…あ、あぁ///」カァ

チノ(私ったらなんて勘違いを…)

54: 2014/08/26(火) 01:31:37.05 ID:+YlSvNzP0
コンコン

千夜「あら、誰か来たわ、はーい」

シャロ「あの…お風呂借りてもいい?」

千夜「いいわよどうぞあがって」

シャロ「おじゃまします…あら、チノちゃん!?」

チノ「こんにちは」

シャロ「てことはココアもいるの?」

チノ「えっと…ココアさんはその…」

千夜「えっとね…ココアちゃんはちょっと用事で来れなかったのよ」

シャロ「そうなんだ、千夜とチノだけってのも珍しいわね」

千夜「ええ、そうね」

55: 2014/08/26(火) 01:37:39.25 ID:+YlSvNzP0
シャロ家

シャロ「ん、あれ…ココアからメール?」

ココア『チノちゃんがいなくて暇だからシャロちゃん何か面白い話してよ』

シャロ「無茶ぶり!?」

シャロ「あれ、でもココアって今日なにか用事で忙しかったんじゃ?」

ココア「お、返信きた」

シャロ『あんた今日忙しかったんじゃないの?』

ココア「え?今日は何も予定なかったけどな…」

ココア『今日一日中暇してたよ?』

シャロ「あれ…おかしいな」

シャロ『じゃああんたも千夜の家に来たらよかったのに』

63: 2014/08/26(火) 01:45:22.39 ID:+YlSvNzP0
ココア「あんたもって他に誰か来てるのかな?」

ココア『他に誰か来てたの?』

シャロ「え、何言ってるの?」

シャロ『誰かってチノちゃんしか来てないけど』

ココア「え、チノちゃんって確かメグちゃんちにお泊りしてるはずじゃ…どういうこと?」

ココア「…」
______________________________________

千夜「そろそろ寝ましょうか」

チノ「はい…」

66: 2014/08/26(火) 01:48:35.23 ID:+YlSvNzP0
チノ「あの…千夜さん」

千夜「なに?」

チュ

千夜「ひゃあ///」

チノ「さっきのお返しです///」

千夜「もうチノちゃんったら…」チュ

チノ「あっ…ん」

千夜「んんっ…」ペロ

チノ「ん…千夜さん」チュパッ

千夜「好きよチノちゃん…」ペロ

チノ「私も…千夜さんのこと好きです」

千夜「うれしい///」サワ

チノ「ちょっと千夜さん///」

千夜「だめ?」

チノ「恥ずかしいです…」

68: 2014/08/26(火) 01:53:10.25 ID:+YlSvNzP0
チノ「それにまだ心の準備が…」

千夜「じゃあ今日はキスまでにしましょうか」

チノ「はい///」

__________________________________________________________________________________________

メグ「え、チノちゃん?来てないけど」

ココア「そう…ありがと、ごめんね夜遅くに電話しちゃって」

メグ「なにかあったの?」

ココア「ううん何でもないよ、おやすみ」

メグ「おやすみ~またね~」ガチャ

ココア「…」

72: 2014/08/26(火) 01:56:20.38 ID:+YlSvNzP0
チノ「おじゃましました」

千夜「また、いらっしゃいね」

チノ「はい」

千夜「じゃあまたねチノちゃん」チュ

チノ「///」

_________________________________

ラビットハウス

チノ「ただいま」

チノ「あれ…ココアさんいないのかな」

ガチャ

チノ「ココアさん!どうして私の部屋に」

ココア「おかえりチノちゃん♪待ってたよ」

78: 2014/08/26(火) 02:02:10.01 ID:+YlSvNzP0
チノ「あの…」

ココア「メグちゃんちのお泊りは楽しかった?」

チノ「ええ、まぁ」

ココア「そっか、私も行きたかったな~」

チノ「そうですか」

ココア「あれ、チノちゃんどうしたの、なにかあった?」

チノ「いえ、別にそんなことは…」

ココア「え~でも絶対様子おかしいよ、何があったのかお姉ちゃんに言ってごらん」

チノ「ほんとになんでもないですから…」

ココア「ふ~ん…」

82: 2014/08/26(火) 02:08:17.27 ID:+YlSvNzP0
ココア「ねぇどうして嘘つくの?」

チノ「え…」

ココア「ほんとはメグちゃんちにお泊りなんてしてないでしょ…」

チノ「ココアさん?」

ココア「ほんとは千夜ちゃんちにお泊りしてたんでしょ」

チノ「…」

ココア「どうして、嘘ついたのチノちゃん…」

チノ「ごめんなさい」

ココア「ううん謝ることないよ…ただ、どうしてか知りたいだけ」

チノ「…」

ココア「ねぇ、なんで黙るの?」

チノ「ココアさんには関係のないことです」

85: 2014/08/26(火) 02:15:59.74 ID:+YlSvNzP0
ココア「どうして…教えてよ」

チノ「…」

ココア「ねぇ、どうして千夜ちゃんちにお泊りしたの?」

チノ「千夜さんちにお泊りしちゃいけないんですか?」

ココア「そんなこといってないよ、ただどうしてメグちゃんちにお泊りするなんて嘘ついたの?」

チノ「…」

ココア「チノちゃんは私のこと嫌いなの…だから嘘つくの?」

チノ「違います…」

ココア「じゃあどうして…」

チノ「お付き合いしてるんです…千夜さんと」

ココア「えっ…」

87: 2014/08/26(火) 02:23:05.61 ID:+YlSvNzP0
ココア「千夜ちゃんと…チノちゃんが?」

チノ「はい…」

ココア「そう…だったんだ…」

チノ「はい」

ココア「…」

チノ「…」

チノ「ココアさん?」

ココア「ごめん、私部屋に戻るね」

チノ「あっ…」

チノ「ココアさん…」

______________________________________



チノ「んっ…」

91: 2014/08/26(火) 02:28:20.63 ID:+YlSvNzP0
チノ(何か聞こえる…ココアさんの声?)

ココア「ひっく…ひっく」

ココア「チノちゃん…」

チノ(ココアさん…!?)

ココア「うっ…」グス

チノ「ココアさん、どうしたんですか!」

ココア「チノちゃん…ごめんね起しちゃった?」

チノ「どうしたんですか」

ココア「ねぇ…チノちゃん、私のこと好き?」

チノ「好きですよ…」

ココア「そっか…さっきはごめんね」

チノ「いえ…」

97: 2014/08/26(火) 02:32:22.26 ID:+YlSvNzP0
ココア「チノちゃんに嫌われちゃったかと思ったよ」

チノ「ココアさんを嫌いになることなんてないですよ」

ココア「ほんとに?」

チノ「はい…」

ココア「よかった」

チノ「私の方こそごめんなさい…嘘ついて」

ココア「ちゃんと言ってくれたから許したげる」ナデナデ

チノ「子供扱いしないでください」

ココア「ねぇ、ほんとに何があっても私のこと嫌いになったりしない?」

チノ「しませんってば…」

ココア「そうだよね、なら」

チノ「え?」

103: 2014/08/26(火) 02:39:54.31 ID:+YlSvNzP0
ガバッ

チノ「ちょっとココアさん!」

ココア「チノちゃんごめんね」チュ

チノ「んんっ…ん」

ココア「チノちゃん…好きだよ、好き好き好き好き好き好き」チュ

チノ「こっココアさん…やめて」グイ

ココア「ねぇ千夜ちゃんとはどこまでいったの?」

チノ「なんでこんなことするんですか?」

ココア「チノちゃんは私の妹だもん…千夜ちゃんにだって渡したくない」ギュ

チノ「ココアさん///」ドキ

ココア「千夜ちゃんとはどこまでいったの?」

チノ「大人の…キスまで///」

ココア「そっか…チノちゃんのファーストキスは千夜ちゃんなんだ…」

ココア「ならこっちは私が最初にもらうよ」サワ

チノ「ココアさん!まってください…やだ、やめて」

105: 2014/08/26(火) 02:48:11.03 ID:+YlSvNzP0
チノ「嫌い…」

ココア「え…」

チノ「ココアさんなんて大っ嫌い」

ココア「そんな…チノちゃんごめん」

チノ「嫌っ」

ココア「お願いチノちゃん許して…やだよ、嫌われたくないよ」

チノ「…」

ココア「私好きだったの…チノちゃんのこと、恋人にしたいほうの好き…」

チノ「…」

111: 2014/08/26(火) 02:56:51.55 ID:+YlSvNzP0
ココア「チノちゃんが千夜ちゃんと付き合ってるって分かってようやく気付いたんだ…」

チノ「そんな…」

ココア「今まで可愛い妹だとばかり思ってたけど違ったの恋だったの…」

ココア「チノちゃん…行かないで、私のそばにいて」

チノ「そんなの…遅すぎますよ」

ココア「チノちゃん?」

チノ「私もココアさんのこと好きでした、でもココアさんは妹として好きって言うばかりで」

チノ「だから、千夜さんと…」

ココア「そんな…私がもう少し早く自分の気持ちに気づいていれば…」

チノ「…」

ココア「チノちゃん…」

チノ「もう出てってください…」

ココア「ごめんね…」

バタン

ココア「あ…あぁ…あああぁ」

122: 2014/08/26(火) 03:03:53.39 ID:+YlSvNzP0


ココア「チノちゃん…おはよう」

チノ「おはようございます」

ココア「えっと…今日もい天気だね」

チノ「そうですね」

ココア「朝ごはん食べにいこ」

チノ「私はもうたべました、学校に行ってきますね」

ココア「うん…行ってらっしゃい」

バタン

ココア「…」

____________________________________

学校

千夜「ココアちゃんおはよ~」

ココア「…」

ココア「千夜ちゃんおはよ~♪」

124: 2014/08/26(火) 03:11:10.41 ID:+YlSvNzP0
千夜「どうしたのココアちゃん顔色が悪いわよ」

ココア「えっそうかな?」

千夜「どこか具合悪いの?」

ココア「そんなことないけど…」

千夜「ならいいんだけど」

ココア「千夜ちゃん、放課後相談にのってくれない?」

千夜「ええ、いいわよ」

127: 2014/08/26(火) 03:16:54.42 ID:+YlSvNzP0
千夜「おまたせ、相談って?」

ココア「あのね…私好きな人がいるの…」

千夜「そうなんだ…私の知ってる人?」

ココア「うん、そうだよ」

千夜「誰かしら?」

ココア「えへへ…まだ教えない」

千夜「?」

130: 2014/08/26(火) 03:27:35.50 ID:+YlSvNzP0
ココア「それでね、私その子に告白したら振られちゃったんだ」

千夜「そう…それは残念ね」

ココア「うん…」

千夜「えっと」

ココア「千夜ちゃん…」ギュ

千夜「ココアちゃん?」

131: 2014/08/26(火) 03:34:15.13 ID:+YlSvNzP0
ココア「どうしたの…そんなに驚いて」

千夜「だって、いきなり抱きついてくるから///」

ココア「ふふっ…千夜ちゃんったら本当は驚いてないくせに」

千夜「…」

ココア「もういいよ…私完全に嫌われちゃったし千夜ちゃんの好きにしてよ」

千夜「そう…結構上手くいくものね」

135: 2014/08/26(火) 03:43:00.38 ID:+YlSvNzP0
ココア「やっぱり…」クス

千夜「チノちゃんとっても可愛かったわドキドキしちゃった」

ココア「知ってるよ」

千夜「私じゃ絶対に勝ち目ないもの…」

ココア「それでチノちゃんと付き合ったの?」

千夜「ええ、ココアちゃんがチノちゃんのこと妹扱いしてるって聞いてチャンスだと思ったの…あなたにチノちゃんを諦めてもらうためのね」

138: 2014/08/26(火) 03:48:54.13 ID:+YlSvNzP0
ココア「私のこと好きなら普通に言ってくれればよかったのに…」

千夜「だってそれじゃ振られちゃうじゃない」

ココア「千夜ちゃんはさ…どうしたいの」

千夜「そうねぇ…ココアちゃんとキスしたいかな」

ココア「したらチノちゃんと別れてくれる?」

千夜「ココアちゃんが付き合ってくれたらね」

ココア「分かったよ…」チュ

139: 2014/08/26(火) 03:54:39.40 ID:+YlSvNzP0
ココア「ただいま」

チノ「ココアさん」グス

ココア「チノちゃんどうしたの?」

チノ「千夜さんに振られました…やっぱり代わりにしようとしていたから嫌われちゃったんだ」

ココア「よしよし、誰の代わりにしようとしてたの?」

チノ「…ココアさん」

ココア「そっか…ねぇチノちゃん絶対にこれから言うこと秘密にしてね」

チノ「はい…」

ココア「愛してるよチノちゃん」チュ

END

143: 2014/08/26(火) 04:00:16.14 ID:+YlSvNzP0
ここまで見てくれた人ありがとうございます。
ぴょんぴょんしたくて書いたはずなのに…なんでこんなにつらいんだろう

142: 2014/08/26(火) 03:58:19.25
どういうこと
ココアと付き合ったらチノと別れてあげるってチノとココアを結ばせるためなの
実は裏でチヤと付き合ってるの
前者ならココアにキスを求めた意味が無いが

144: 2014/08/26(火) 04:00:45.26
>>142
千夜は最初からココア狙い
でもココアはチノが好き
だからココアからチノを奪って心が弱ったところにつけこんでココアを落とそうとした
ってことだろ

145: 2014/08/26(火) 04:01:44.76 ID:+YlSvNzP0
>>142
最後のキスはココアさんの浮気的なやつだと考えてください。
最終的には千夜ちゃんと付き合ってる状態です
伝わってなかったらすみません

148: 2014/08/26(火) 04:05:49.73
なるほど、悪女だな。理解力低くてすまん

引用元: チノ「千夜さん相談にのってくれませんか?」