1: 2015/03/25(水) 18:15:57.75 ID:lawfTAOS0
書き溜めあり
新一「なに!?」ガタッ
先生「ど、どうした泉!?」
新一「クソッ!!」ダッ
先生「お、おい!授業中だぞ!!」
・
・
・
・
・
新一「ふぅ、何とかなったな」
新一「というかお前が寝てる時に寄生生物が来てたらと思うとゾッとするよ」
ミギー「とはいえ最近の仲間たちも学習をしているからな」
ミギー「よほどのことがない限り公の場で君を攻撃することはないだろう」
新一「学習、か・・・」
新一「なに!?」ガタッ
先生「ど、どうした泉!?」
新一「クソッ!!」ダッ
先生「お、おい!授業中だぞ!!」
・
・
・
・
・
新一「ふぅ、何とかなったな」
新一「というかお前が寝てる時に寄生生物が来てたらと思うとゾッとするよ」
ミギー「とはいえ最近の仲間たちも学習をしているからな」
ミギー「よほどのことがない限り公の場で君を攻撃することはないだろう」
新一「学習、か・・・」
2: 2015/03/25(水) 18:17:19.57 ID:lawfTAOS0
一週間後
先生「ではテストを返却する」
先生「泉新一」
新一「はい」
先生「なんだこの点数は!」
先生「こんなんじゃロクな大学にいけないぞ!!」
新一「すいません・・・」
クスクス
何点取ったのかしらー
ミギー「すごいな、21点なんて逆にどうやったらとれるんだ?」ヒソヒソ
新一「うるさいな」ヒソヒソ
先生「ではテストを返却する」
先生「泉新一」
新一「はい」
先生「なんだこの点数は!」
先生「こんなんじゃロクな大学にいけないぞ!!」
新一「すいません・・・」
クスクス
何点取ったのかしらー
ミギー「すごいな、21点なんて逆にどうやったらとれるんだ?」ヒソヒソ
新一「うるさいな」ヒソヒソ
5: 2015/03/25(水) 18:19:40.53 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
・
島田「やあ泉君、今回のテストはどうだった?」
新一「うるさいな、寄生生物と話すことなんてなにもない」
島田「僕は100点だったよ、ここの学校はレベルが低いね」
新一「な、なに!?あのテストを100点だと!?」
島田「ああ」
村野「あ、泉君と島田君」
新一「村野・・・」
島田「やあ、君は今回のテスト何点だった?」
村野「私は98点、ちょっとミスしちゃった」
新一「む、村野まで・・・・・」
・
・
・
・
島田「やあ泉君、今回のテストはどうだった?」
新一「うるさいな、寄生生物と話すことなんてなにもない」
島田「僕は100点だったよ、ここの学校はレベルが低いね」
新一「な、なに!?あのテストを100点だと!?」
島田「ああ」
村野「あ、泉君と島田君」
新一「村野・・・」
島田「やあ、君は今回のテスト何点だった?」
村野「私は98点、ちょっとミスしちゃった」
新一「む、村野まで・・・・・」
6: 2015/03/25(水) 18:20:11.91 ID:lawfTAOS0
村野「泉君は何点だったの?」
新一「2・・・・21点」
村野「え・・・!?」
島田「あの程度のテストで21点とはね」
島田「君はやはり普通の人間ではないな」
新一「うるさい!!黙れ、黙れよ!!」
島田「ふふ、それじゃあ失礼するよ」
村野「大丈夫だよ、泉君!今から勉強すればきっと・・・」
新一「大丈夫!?大丈夫ってなにがだよ!!」
村野「そ、それは・・・」
新一「村野は98点だからそんなことが言えるんだ!!」
新一「内心では俺のことを馬鹿にしているに決まってる!!」
村野「ひ、ひどい・・・泉君のバカっ!!」ダッ
新一「あっ・・・」
新一「2・・・・21点」
村野「え・・・!?」
島田「あの程度のテストで21点とはね」
島田「君はやはり普通の人間ではないな」
新一「うるさい!!黙れ、黙れよ!!」
島田「ふふ、それじゃあ失礼するよ」
村野「大丈夫だよ、泉君!今から勉強すればきっと・・・」
新一「大丈夫!?大丈夫ってなにがだよ!!」
村野「そ、それは・・・」
新一「村野は98点だからそんなことが言えるんだ!!」
新一「内心では俺のことを馬鹿にしているに決まってる!!」
村野「ひ、ひどい・・・泉君のバカっ!!」ダッ
新一「あっ・・・」
7: 2015/03/25(水) 18:21:42.58 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
・
家
新一「俺は最低だ、テストの点数が悪かったからって村野に当たるなんて」
ミギー「島田に負けた悔しさもあったのだろう」
ミギー「だが島田は寄生生物、人間でいうところの常識は欠けているが知能数は人間よりもはるかにいい」
ミギー「君がそんな島田に勝つのは難しいぞ」
新一「わかってるさ」
ミギー「それに今度のテストはさらに難しくなると聞く」
新一「あと1か月あるんだ、それまでになんとかしてやるさ」
・
・
・
・
家
新一「俺は最低だ、テストの点数が悪かったからって村野に当たるなんて」
ミギー「島田に負けた悔しさもあったのだろう」
ミギー「だが島田は寄生生物、人間でいうところの常識は欠けているが知能数は人間よりもはるかにいい」
ミギー「君がそんな島田に勝つのは難しいぞ」
新一「わかってるさ」
ミギー「それに今度のテストはさらに難しくなると聞く」
新一「あと1か月あるんだ、それまでになんとかしてやるさ」
8: 2015/03/25(水) 18:23:59.90 ID:lawfTAOS0
翌日
新一(村野に昨日のことあやまらなきゃ)
新一(ん・・・・・?あれは村野・・・・と島田!?)
島田「やあ泉君」
村野「・・・・・」
新一「島田ぁ!!村野から離れろ!!」
島田「なんでそんなことをしなきゃいけないんだ?」
新一「そ、それは・・・!」
島田「今彼女と進学する大学について話していたんだ」
島田「僕も彼女もT大を志望する」
新一「T大だと!?」
島田「ああ、この辺じゃ一番レベルが高いからね」
新一(村野に昨日のことあやまらなきゃ)
新一(ん・・・・・?あれは村野・・・・と島田!?)
島田「やあ泉君」
村野「・・・・・」
新一「島田ぁ!!村野から離れろ!!」
島田「なんでそんなことをしなきゃいけないんだ?」
新一「そ、それは・・・!」
島田「今彼女と進学する大学について話していたんだ」
島田「僕も彼女もT大を志望する」
新一「T大だと!?」
島田「ああ、この辺じゃ一番レベルが高いからね」
9: 2015/03/25(水) 18:25:25.69 ID:lawfTAOS0
島田「君はどうするんだい?」
新一「お、俺もT大に決まってるさ!!」
島田「あの程度のテストで21点をとった君がT大になんて本気でいけると思ってるのかい?」
新一「次のテストでいい点をとって証明してやるさ!」
島田「おいおい、本気か?」
島田「次のテストの範囲は教科書200ページを超える」
新一「ば、馬鹿な・・・!?」
島田「ま、君はせいぜい身の丈にあった大学を選択することだ」
村野「い、いずみk・・・」
新一「くそおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」
村野「ひっ・・・」ビクッ
新一「あ・・・」
村野「ご、ごめん、それじゃあね」
新一「・・・・・またやっちまった」
11: 2015/03/25(水) 18:26:22.48 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
・
家
新一「はぁ・・・200Pを超える試験範囲ってどうなってるんだよ」
新一「ただでさえ寄生生物と戦ったりしてて今までの勉強もできてないのに」
新一「これじゃあT大どころか大学そのものにいけるかどうか・・・」
ミギー「シンイチ、なんだこれは?」
新一「新研ゼミ?」
新一「とりあえず開けてみるか」ビリビリ
ミギー「添削通信教育みたいだな」
新一「こ、これは・・・」
・
・
・
・
家
新一「はぁ・・・200Pを超える試験範囲ってどうなってるんだよ」
新一「ただでさえ寄生生物と戦ったりしてて今までの勉強もできてないのに」
新一「これじゃあT大どころか大学そのものにいけるかどうか・・・」
ミギー「シンイチ、なんだこれは?」
新一「新研ゼミ?」
新一「とりあえず開けてみるか」ビリビリ
ミギー「添削通信教育みたいだな」
新一「こ、これは・・・」
12: 2015/03/25(水) 18:27:27.34 ID:lawfTAOS0
ミギー「すごい・・・・・わかりやすく学習できるようにいたるところに工夫が施されている」
ミギー「しかもこれはシンイチの学校の学習範囲を対象としている」
新一「まさに俺専用ってことか」
ミギー「みてみろ、1教科1日20分の勉強で今度のテストが対策できるぞ」
新一「こ、これなら今度のテスト・・・島田にだって勝てる!!」
ミギー「それだけじゃないぞ、学校のテストはおろか大学受験を視野にいれた学習計画まで用意されている」
ミギー「シンイチ!」
新一「ああ、わかってる」
新一「父さんを説得してくる」
ミギー「しかもこれはシンイチの学校の学習範囲を対象としている」
新一「まさに俺専用ってことか」
ミギー「みてみろ、1教科1日20分の勉強で今度のテストが対策できるぞ」
新一「こ、これなら今度のテスト・・・島田にだって勝てる!!」
ミギー「それだけじゃないぞ、学校のテストはおろか大学受験を視野にいれた学習計画まで用意されている」
ミギー「シンイチ!」
新一「ああ、わかってる」
新一「父さんを説得してくる」
13: 2015/03/25(水) 18:28:59.56 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
リビング
新一「父さん!」
一之「どうした」
新一「俺、ゼミやりたいんだ!」
一之「ゼミ?ゼミって進研ゼミか?」
新一「ああ、今度のテスト絶対にいい点を取りたいんだ」
新一「そのためにはゼミの力が必要なんだ!!」
一之「ふ・・・母さんが氏んだっていうのにテストの点数の心配か」
一之「お前、鉄でできてるんじゃないか?」
・
・
・
リビング
新一「父さん!」
一之「どうした」
新一「俺、ゼミやりたいんだ!」
一之「ゼミ?ゼミって進研ゼミか?」
新一「ああ、今度のテスト絶対にいい点を取りたいんだ」
新一「そのためにはゼミの力が必要なんだ!!」
一之「ふ・・・母さんが氏んだっていうのにテストの点数の心配か」
一之「お前、鉄でできてるんじゃないか?」
16: 2015/03/25(水) 18:30:26.18 ID:lawfTAOS0
新一「父さん違うんだ!母さんが氏んだからこそ母さんに安心してもらうために俺はいい点をとらなきゃいけないんだ」
一之「だがお前のアドバイス通りに家政婦を雇ったせいで家計にそこまで余裕はないぞ」
新一「これをみてくれ父さん」
一之「ほう・・・ゼミはこんなに安いのか」
一之「だが今から申し込んだところで届くのはだいぶ先になるだろう?」
新一「大丈夫!!ゼミは申し込んで3日以内に届くんだ」
一之「だが・・・」
新一「父さん、俺これまで親に逆らったりグレたりしたことないしけっこういい子だったろ?」
新一「これから先だってなるべくいい子でいるつもりだよ」
新一「T大にも受かって・・・そうすればきっと母さんも喜んでくれるだろうし、今だってふざけてゼミを申し込もうとしてるわけじゃないんだよ」
一之「わかった・・・」
新一「父さん・・・!」
一之「お前のことだから大丈夫だとは思うが・・・頑張れよ」
新一「ああ!!」
一之「だがお前のアドバイス通りに家政婦を雇ったせいで家計にそこまで余裕はないぞ」
新一「これをみてくれ父さん」
一之「ほう・・・ゼミはこんなに安いのか」
一之「だが今から申し込んだところで届くのはだいぶ先になるだろう?」
新一「大丈夫!!ゼミは申し込んで3日以内に届くんだ」
一之「だが・・・」
新一「父さん、俺これまで親に逆らったりグレたりしたことないしけっこういい子だったろ?」
新一「これから先だってなるべくいい子でいるつもりだよ」
新一「T大にも受かって・・・そうすればきっと母さんも喜んでくれるだろうし、今だってふざけてゼミを申し込もうとしてるわけじゃないんだよ」
一之「わかった・・・」
新一「父さん・・・!」
一之「お前のことだから大丈夫だとは思うが・・・頑張れよ」
新一「ああ!!」
18: 2015/03/25(水) 18:31:26.08 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
3日
ミギー「シンイチ、ゼミの教材が届いたぞ!」
新一「よし・・・やるぞ!!」
ミギー「やはりゼミはすごい・・・わかりやすいカラーイラスト、語呂合わせ」
ミギー「それに漫画のような教材で楽しく勉強できる」
ミギー「得意な科目はチャレンジ問題、苦手な科目は基礎問題を解くことで自分のレベルに合った学習が可能」
ミギー「これほどまでとは・・・」
ミギー「シンイチ」
新一「どうしたミギー」
ミギー「眠る」
新一「おい、今は近くに寄生生物はいないんだろうな!?」
ミギー「大丈夫・・・・300メートルいないに・・・・な・・かま・・・・は・・・・いな・・・い・・・・・」
新一「よし、それじゃあ俺は勉強に集中するか」
・
・
・
3日
ミギー「シンイチ、ゼミの教材が届いたぞ!」
新一「よし・・・やるぞ!!」
ミギー「やはりゼミはすごい・・・わかりやすいカラーイラスト、語呂合わせ」
ミギー「それに漫画のような教材で楽しく勉強できる」
ミギー「得意な科目はチャレンジ問題、苦手な科目は基礎問題を解くことで自分のレベルに合った学習が可能」
ミギー「これほどまでとは・・・」
ミギー「シンイチ」
新一「どうしたミギー」
ミギー「眠る」
新一「おい、今は近くに寄生生物はいないんだろうな!?」
ミギー「大丈夫・・・・300メートルいないに・・・・な・・かま・・・・は・・・・いな・・・い・・・・・」
新一「よし、それじゃあ俺は勉強に集中するか」
19: 2015/03/25(水) 18:32:21.54 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
・
4時間後
ミギー(よく寝た)
ミギー(・・・!?こ、これは・・・・・)
ミギー(こいつ・・・本当にシンイチなのか?)
ミギー(4時間前とはまるで別人じゃないか)
ミギー「シンイチ、勉強はどうした」
シンイチ「終わったよ」
ミギー「なに、ということは本当に1科目20分で終わったのか?」
シンイチ「ああ」
・
・
・
・
4時間後
ミギー(よく寝た)
ミギー(・・・!?こ、これは・・・・・)
ミギー(こいつ・・・本当にシンイチなのか?)
ミギー(4時間前とはまるで別人じゃないか)
ミギー「シンイチ、勉強はどうした」
シンイチ「終わったよ」
ミギー「なに、ということは本当に1科目20分で終わったのか?」
シンイチ「ああ」
20: 2015/03/25(水) 18:33:49.25 ID:lawfTAOS0
・
・
・
・
・
翌日
先生「よし、じゃあここの問題を泉、答えてみろ」
新一「はい、∫sinxdx=-cosxです」
先生「せ・・・・・正解だ」
ザワザワ
マジカヨ・・・・・
新一(すごい・・・昨日の勉強だけでここまでとけるようになるなんて・・・・)
・
・
・
・
翌日
先生「よし、じゃあここの問題を泉、答えてみろ」
新一「はい、∫sinxdx=-cosxです」
先生「せ・・・・・正解だ」
ザワザワ
マジカヨ・・・・・
新一(すごい・・・昨日の勉強だけでここまでとけるようになるなんて・・・・)
22: 2015/03/25(水) 18:35:22.46 ID:lawfTAOS0
・
・
・
島田「やあ泉君、志望校は決めたかい?」
新一「ああ、T大だ」
島田「なに?」
新一「俺はもう迷わない」
島田(こいつ・・・何があった?)
島田(昨日までとはまるで別人じゃないか)
ミギー「島田、進研ゼミを知っているか?」
島田「進研ゼミ?あのくだらない通信添削の教材か」
ミギー「お前は人間のことを知りたいと言っていたな」
ミギー「それならばゼミをはじめることを進めるよ」
島田「ふん、くだらない」
・
・
島田「やあ泉君、志望校は決めたかい?」
新一「ああ、T大だ」
島田「なに?」
新一「俺はもう迷わない」
島田(こいつ・・・何があった?)
島田(昨日までとはまるで別人じゃないか)
ミギー「島田、進研ゼミを知っているか?」
島田「進研ゼミ?あのくだらない通信添削の教材か」
ミギー「お前は人間のことを知りたいと言っていたな」
ミギー「それならばゼミをはじめることを進めるよ」
島田「ふん、くだらない」
24: 2015/03/25(水) 18:39:26.09 ID:lawfTAOS0
・
・
・
ミギー「新一、明日はテストじゃないのか?」
新一「ああ、だけどもう今日の分の勉強は済ませてある」
新一「それに前日に無理をするよりしっかり睡眠をとったほうがいい点がとれるだろう?」
ミギー「その通りだ」
・
・
ミギー「新一、明日はテストじゃないのか?」
新一「ああ、だけどもう今日の分の勉強は済ませてある」
新一「それに前日に無理をするよりしっかり睡眠をとったほうがいい点がとれるだろう?」
ミギー「その通りだ」
25: 2015/03/25(水) 18:39:59.53 ID:lawfTAOS0
・
・
・
島田の家
田宮「泉新一の観察はどうだ?」
島田「順調だよ」
田宮「だが、もうテストの時期ではないのか?」
島田「所詮は人間の作った問題だ」
島田「寄生生物からすれば記号を覚えるようなもの」
島田「一夜漬けで十分だ」
田宮「あまり人間の作ったテスト問題を舐めないほうがいい」
田宮「以前はその学校で教師をしていたからわかる」
島田「ふん」
・
・
島田の家
田宮「泉新一の観察はどうだ?」
島田「順調だよ」
田宮「だが、もうテストの時期ではないのか?」
島田「所詮は人間の作った問題だ」
島田「寄生生物からすれば記号を覚えるようなもの」
島田「一夜漬けで十分だ」
田宮「あまり人間の作ったテスト問題を舐めないほうがいい」
田宮「以前はその学校で教師をしていたからわかる」
島田「ふん」
26: 2015/03/25(水) 18:40:24.06 ID:lawfTAOS0
・
・
・
テスト当日
先生「それでは、はじめ」
新一(こ、これは・・・!)
新一(ここ、ゼミでやったとこだ!!)
新一(解ける・・・解けるぞ!)スラスラ
・
・
・
新一(よし、終わった!)
新一(え!?まだこれだけしか時間がたってないのか?)
新一(周りの生徒たちもまだ一生懸命問題を解いている)
新一(時間余ったしとき直しでもするか)
・
・
テスト当日
先生「それでは、はじめ」
新一(こ、これは・・・!)
新一(ここ、ゼミでやったとこだ!!)
新一(解ける・・・解けるぞ!)スラスラ
・
・
・
新一(よし、終わった!)
新一(え!?まだこれだけしか時間がたってないのか?)
新一(周りの生徒たちもまだ一生懸命問題を解いている)
新一(時間余ったしとき直しでもするか)
27: 2015/03/25(水) 18:41:35.56 ID:lawfTAOS0
・
・
・
島田(簡単だ)
島田(所詮は人間の作った問題、僕からすれば100点は当たり前だ)
島田(なになに?『この時の太郎の気持ちを簡潔に答えよ』か)
島田(確か花子が太郎のこと助けようとした場面だったな)
島田(しかし、花子が未熟なせいで結局太郎の足手まといにしかならなかった)
島田(つまり、この時の太郎の気持ちは選択肢アの『自分を気遣ってくれた花子への感謝している』ではなく)
島田(選択肢エの『足手まといのくせになぜ僕を助けた、と頃してやりたい思った』だな)
・
・
島田(簡単だ)
島田(所詮は人間の作った問題、僕からすれば100点は当たり前だ)
島田(なになに?『この時の太郎の気持ちを簡潔に答えよ』か)
島田(確か花子が太郎のこと助けようとした場面だったな)
島田(しかし、花子が未熟なせいで結局太郎の足手まといにしかならなかった)
島田(つまり、この時の太郎の気持ちは選択肢アの『自分を気遣ってくれた花子への感謝している』ではなく)
島田(選択肢エの『足手まといのくせになぜ僕を助けた、と頃してやりたい思った』だな)
29: 2015/03/25(水) 18:43:21.03 ID:lawfTAOS0
・
・
・
後日・・・
先生「では答案を返却する」
先生「泉新一」
新一「はい」
先生「よく頑張ったな、満点だ」
ざわざわ・・・
すげー!
泉君かっこいい!
新一「へへ・・・」
・
・
後日・・・
先生「では答案を返却する」
先生「泉新一」
新一「はい」
先生「よく頑張ったな、満点だ」
ざわざわ・・・
すげー!
泉君かっこいい!
新一「へへ・・・」
31: 2015/03/25(水) 18:45:40.54 ID:lawfTAOS0
・
・
・
村野「あ、泉君テストどうだった?」
新一「満点だよ」
村野「え?本当に!?」
新一「ああ、ほら」
村野「すごい・・・」
村野「君、本当に泉君?」
新一「おいおい、どういう意味だよ」
島田「ブツブツブツブツ」
・
・
村野「あ、泉君テストどうだった?」
新一「満点だよ」
村野「え?本当に!?」
新一「ああ、ほら」
村野「すごい・・・」
村野「君、本当に泉君?」
新一「おいおい、どういう意味だよ」
島田「ブツブツブツブツ」
32: 2015/03/25(水) 18:47:00.04 ID:lawfTAOS0
・
・
・
メガネ「あの、島田君」
島田「どうしたんだい、こんなところに呼び出して」
メガネ「私知ってるの、島田君が寄生生物なのを」
島田「・・・・・まずい・・・まずいなぁ・・・・・」ビキビキビキビキ
メガネ「ひっ・・・・こないで!!」硫酸バッシャー
島田「ぐおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!」
島田「ありえない・・・この僕が・・・人間ごときに・・・」
島田(もし・・・ゼミを始めていれば何かが変わっていたのか・・・)
メガネ「し、氏んだ・・・」
・
・
メガネ「あの、島田君」
島田「どうしたんだい、こんなところに呼び出して」
メガネ「私知ってるの、島田君が寄生生物なのを」
島田「・・・・・まずい・・・まずいなぁ・・・・・」ビキビキビキビキ
メガネ「ひっ・・・・こないで!!」硫酸バッシャー
島田「ぐおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!」
島田「ありえない・・・この僕が・・・人間ごときに・・・」
島田(もし・・・ゼミを始めていれば何かが変わっていたのか・・・)
メガネ「し、氏んだ・・・」
34: 2015/03/25(水) 18:48:50.65 ID:lawfTAOS0
・
・
・
数日後
加奈(私はあなただけを見分けることができるの)
加奈(ここにいるのね、泉!)
寄生生物「人間・・・?」
加奈「ヒッ・・・!」
寄生生物「見られたからには生かしてはおけん」
新一「加奈!」
加奈「泉!」
新一「ミギー、頼む!」
ギュイーーーン
ブッシャアアア
寄生生物「馬鹿な・・・この俺が・・・」バタリ
新一(間に合ってよかった)
・
・
数日後
加奈(私はあなただけを見分けることができるの)
加奈(ここにいるのね、泉!)
寄生生物「人間・・・?」
加奈「ヒッ・・・!」
寄生生物「見られたからには生かしてはおけん」
新一「加奈!」
加奈「泉!」
新一「ミギー、頼む!」
ギュイーーーン
ブッシャアアア
寄生生物「馬鹿な・・・この俺が・・・」バタリ
新一(間に合ってよかった)
36: 2015/03/25(水) 18:49:51.38 ID:lawfTAOS0
ミギー(まったく、加奈の居場所がわからないから逆に寄生生物の場所に向かうとはな)
新一(加奈がお前の波長じゃなくて他の寄生生物の波長を追う可能性があったからな)
ミギー(まあ、結果的に助かってよかったじゃないか)
ミギー(きっとゼミをやっていなかったら寄生生物ではなく加奈を探そうとして見つけることができずに殺されていただろうな)
新一(おいおい、そんなことがあるわけないだろ)
新一(まあ、確かにゼミで勉強したことの応用みたいなもんだけどな)
新一(加奈がお前の波長じゃなくて他の寄生生物の波長を追う可能性があったからな)
ミギー(まあ、結果的に助かってよかったじゃないか)
ミギー(きっとゼミをやっていなかったら寄生生物ではなく加奈を探そうとして見つけることができずに殺されていただろうな)
新一(おいおい、そんなことがあるわけないだろ)
新一(まあ、確かにゼミで勉強したことの応用みたいなもんだけどな)
37: 2015/03/25(水) 18:50:42.23 ID:lawfTAOS0
・
・
・
数か月後
新一(大丈夫だ、さっきミギーが氏んだと思われる場所に行ってみたがミギーの氏体や細胞は見当たらなかった)
新一(おそらく後藤がミギーを取り込んだんだろう)
新一(戦闘狂の後藤ならミギーを取り込みさらに強くなろうと考えてもおかしくない)
新一(あとは不法投棄されたゴミ山にあった猛毒、こいつを尖った杭に塗って後藤のアーマーの隙間に寝込んでいるときに突き刺せばいい)
新一(おそらく後藤の中にいる寄生生物たちは拒否反応を起こして後藤から離れようとするはず)
新一(そしてその時にミギーを取り返す)
新一(ミギーのことだ、重要器官をいくつか引きちぎってくれるはずだ)
新一(今俺の体にミギーはいない、つまり後藤は俺を察知できないわけだ)
新一(大丈夫、今の俺なら勝てるはずさ)
・
・
数か月後
新一(大丈夫だ、さっきミギーが氏んだと思われる場所に行ってみたがミギーの氏体や細胞は見当たらなかった)
新一(おそらく後藤がミギーを取り込んだんだろう)
新一(戦闘狂の後藤ならミギーを取り込みさらに強くなろうと考えてもおかしくない)
新一(あとは不法投棄されたゴミ山にあった猛毒、こいつを尖った杭に塗って後藤のアーマーの隙間に寝込んでいるときに突き刺せばいい)
新一(おそらく後藤の中にいる寄生生物たちは拒否反応を起こして後藤から離れようとするはず)
新一(そしてその時にミギーを取り返す)
新一(ミギーのことだ、重要器官をいくつか引きちぎってくれるはずだ)
新一(今俺の体にミギーはいない、つまり後藤は俺を察知できないわけだ)
新一(大丈夫、今の俺なら勝てるはずさ)
39: 2015/03/25(水) 18:52:07.74 ID:lawfTAOS0
新一(!!いた、後藤だ!)
後藤「zzz・・・」
新一「うおおおおおおおおおおお!!!!!!」グシャ
後藤「ぐぎゃああああああああ!!!」
後藤「き、貴様・・・!!!」
後藤「がはっ!!!」
ミギー「形勢逆転だ」
後藤「zzz・・・」
新一「うおおおおおおおおおおお!!!!!!」グシャ
後藤「ぐぎゃああああああああ!!!」
後藤「き、貴様・・・!!!」
後藤「がはっ!!!」
ミギー「形勢逆転だ」
40: 2015/03/25(水) 18:52:31.42 ID:lawfTAOS0
新一「ミギー!」
ミギー「じゅうy」
新一「重要器官を引きちぎったんだろ?」
ミギー「もうどk」
新一「猛毒で後藤の体内の寄生生物が拒否反応を起こしている」
ミギー「いまならk」
新一「今なら殺せる、どうする?」
ミギー「かつてはわたしもどうky」
新一「かつてはお前が同居していた、仲間だもんな」
新一「よし、俺が殺そう」
ミギー「・・・・・」
ミギー「じゅうy」
新一「重要器官を引きちぎったんだろ?」
ミギー「もうどk」
新一「猛毒で後藤の体内の寄生生物が拒否反応を起こしている」
ミギー「いまならk」
新一「今なら殺せる、どうする?」
ミギー「かつてはわたしもどうky」
新一「かつてはお前が同居していた、仲間だもんな」
新一「よし、俺が殺そう」
ミギー「・・・・・」
41: 2015/03/25(水) 18:52:59.51 ID:lawfTAOS0
・
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新一(ここは・・・夢・・・?)
ミギー(新一)
新一「ミギー」
ミギー「私はこれから眠ろうと思ってた」
新一「どういうことだよ」
ミギー「実は後藤の中は案外居心地がよくってな」
ミギー「寝ていただけなのに学ぶことが多かったんだ」
ミギー「私は好奇心にはかてないよ」
新一「じゃあ・・・」
ミギー「しかし、やはり後藤と一緒にいてわかったのは進研ゼミがない、ということだ」
ミギー「やはり学習の質や効率において進研ゼミに勝るものはない」
ミギー「寝るのは中止にしたよ」
新一「マジか」
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新一(ここは・・・夢・・・?)
ミギー(新一)
新一「ミギー」
ミギー「私はこれから眠ろうと思ってた」
新一「どういうことだよ」
ミギー「実は後藤の中は案外居心地がよくってな」
ミギー「寝ていただけなのに学ぶことが多かったんだ」
ミギー「私は好奇心にはかてないよ」
新一「じゃあ・・・」
ミギー「しかし、やはり後藤と一緒にいてわかったのは進研ゼミがない、ということだ」
ミギー「やはり学習の質や効率において進研ゼミに勝るものはない」
ミギー「寝るのは中止にしたよ」
新一「マジか」
42: 2015/03/25(水) 18:53:40.79 ID:lawfTAOS0
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・
数年後
新一「大学生活って楽しいな」
村野「そうだね!」
村野「けど、まさか泉君と現役合格でT大にいけるとは思わなかったな」
新一「村野なら頭いいから大丈夫だろ」
村野「私じゃなくって泉君のことだよ」
新一「てめぇ、いったな!」
村野「あはは」
村野「けど、もし現役合格できてなかったらどうなってたんだろうね」
新一「そうだなー。俺が村野に勉強を教えてもらった帰りに連続殺人犯とばったり遭遇したりしてな」
村野「もう、なに意味の分からないこといってるの」
新一「そうだよな、そんなわけないよな」
おわり
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数年後
新一「大学生活って楽しいな」
村野「そうだね!」
村野「けど、まさか泉君と現役合格でT大にいけるとは思わなかったな」
新一「村野なら頭いいから大丈夫だろ」
村野「私じゃなくって泉君のことだよ」
新一「てめぇ、いったな!」
村野「あはは」
村野「けど、もし現役合格できてなかったらどうなってたんだろうね」
新一「そうだなー。俺が村野に勉強を教えてもらった帰りに連続殺人犯とばったり遭遇したりしてな」
村野「もう、なに意味の分からないこといってるの」
新一「そうだよな、そんなわけないよな」
おわり
43: 2015/03/25(水) 18:54:49.69
乙
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