００一期

刹那「……ここは？」

ティエリア「僕たちのいた世界、僕たちの地球……だな」

刹那「ティエリア、失敗したのか？」

ティエリア「いや、違う……ここは、いや、今は西暦2307年だ」

刹那「……何だと！？」

刹那「……と言うことは！」

ティエリア「あぁ、奴は……リボンズ・アルマークはまだ生きている」

刹那「クッ……一刻も早く奴を探し出してこの先の憎しみの根を取り除かなければ！」

サーシェス「……ん？　なんだ？　ありゃ」

刹那「貴様に構っている暇はない！」

サーシェス「クルジスのガキ！？　今さっき戦りあったトコだろうがよ！　どうなってやがる！！」

刹那「そこをどけ、アリー・アル・サーシェス！！」

サーシェス「ぬわっ、ぐっぅぅぅ……逃げるが勝ちってなァ！」

ティエリア「刹那、奴が逃げるぞ！」

刹那「気にしていられるか！」

刹那(1期)「あれは……ガンダム！？」

ティエリア「刹那、前方にMSを発見した」

刹那「……エクシア……俺か！」

刹那(1)「そこのガンダム、止まれ！」

ティエリア「刹那……言い忘れていたが、過去の自分との接触はできるだけ避けてくれ」

刹那「了解した……エクシアのパイロット！　そこをどいｔ……」

刹那(1)「エクシアの名を知っている？　お前はCBの関係者か？　何をしている！」

ティエリア「刹那……」

刹那「話すことはできない、だが、お前の不利益になることはしない、信じてくれ！」

刹那(1)「……いいだろう、お前がガンダムなのかどうか、見極めてから決めてやる！」

刹那「クッ……コイツ、聞く耳持たずか……！」

ティエリア「刹那、それは君が言うことではないだろう」

ティエリア「言うまでもないだろうが、トランザムだけは使うんじゃないぞ？」

刹那「了解、トランザム！　……何ッ、何故トランザムが作動しないんだ！」

ティエリア「まだ時空跳躍をしたばかりだろう、GN粒子が貯まりきっていないんだ」

刹那「クソッ……」

刹那(1)「ハァッ!　せいッ！　ズェア！！」

刹那「クッ、ハッ、ズェア！」

刹那(1)「……今だ、トランザム！」ｷｨｨｨｨｨｨﾝ!!

刹那「トランザムか……だがっ！」

ティエリア「あぁ、クアンタの性能はトランザム中のエクシアを凌駕する！」

刹那「こちらに仕掛けてくる一瞬を叩く！」

刹那(1)「俺が、俺こそが、ガンダムだッ！！」ﾌﾞｫﾝ

刹那「俺が、俺たちが、ガンダムだッ！」ｷｨｨｨｨﾝ!

刹那(1)「……」

刹那「……」

刹那(1)「……お前が……ガンダムだ」

刹那「……ティエリア、行くぞ」

ティエリア「あぁ」

刹那「ところでティエリア、リボンズ・アルマークの居場所は？」

ティエリア「……僕は知らない」

刹那「それは本当か？」

ティエリア「……あぁ」

刹那「では……どうすれば……」

ティエリア「……とりあえず、ヴェーダにリンク出来る場所へ行ってみよう」

刹那「……そうだな」

>>20
なんでトランザム使うなっていわれたそばから使おうとしてるの？

>>25
刹那だから

－－ヴェーダ端末付近

ティエリア「ヴェーダへのアクセスにはいくつものロックがかかっているが、今の僕と刹那なら問題はないだろう」

ティエリア「それでは、ヴェーダとのリンクを開始する、僕が情報を選り分けるから、刹那は必要な情報を拾い上げてくれ」

刹那「了解した」

ティエリア「……」

刹那「……」

刹那「……見えた、見つけたぞ、リボンズ・アルマーク！」

ティエリア「本当か！？」

刹那「あぁ、ポイントＸＸＸ、A07だ」

ティエリア「よし、すぐに行こう、刹那！」

刹那「あぁ！」

刹那「……ティエリア、クアンタが……動かないぞ！」

ティエリア「……クッ、僕にも原因は不明だ、だが……今はどうすることもできない」

ティエリア「だが、どうやら、時空跳躍機能は生きているようだ」

刹那「……時間切れ、と言ったとこか、クソッ！」

刹那「ティエリア、ワープだ」

ティエリア「あぁ、分かった」

リボンズ「クク、刹那・F・セイエイ、どうしてヴェーダにアクセスできたのかは分からないが」

リボンズ「彼のお蔭で数瞬の間ヴェーダのロックが解除された」

リボンズ「その間にヴェーダを掌握するなんて、僕には簡単な作業だったよ、礼を言おう」

リボンズ「これで来るべき対話の準備が進んだのさ、アハハハハハハ！」

リボンズ「さて、あとはアレハンドロ・コーナーにもうしばらく、踊っていてもらおうか、フフフフ」

次の世界>>45

Ｇガンダム

刹那「……ここは？」

ティエリア「地球……だな、イタリア辺りだと思う」

刹那「……ッ！　北の方で戦闘と思われる反応を確認、あれは……ガンダムか！？」

ティエリア「行くぞ、刹那！」

刹那「あぁ！」

ドモン「貴様が銀色の脚なら、俺は黄金の指！　シャアァァァァアアアアイイニング、フィンガァァァッァアアアァアア！！」

ミケロ「のわぁぁぁぁぁあああ！！」

刹那「そこのガンダム！　お前は争いを生むものか！」

ドモン「何ッ？　また新しいガンダムか！」

刹那「答えろ、ガンダム！」

ドモン「ガンダムファイトなら受けて立つ、来い、青いガンダム！」

刹那「戦闘の根絶、そのためならば俺は戦う！　クアンタ、力を貸してくれ！」

ドモン「ガンダムファイト！　レディー……――」

刹那「刹那・F・セイエイ、ガンダムを――」

ドモン「――ゴーッ！」

刹那「――駆逐する！」

ドモン「フッ、ハッ、ソイヤッ！」

刹那「ッ！　早い！　だが、距離を取ればッ！」

ドモン「甘い！　はぁぁぁぁぁぁ、シャイニングショット！」

刹那「何ッ！　クッ！！」

ドモン「……避けたのか！　なら次だ！　ゼェイ！」

刹那「ソードビットッ！」

ドモン「遠隔攻撃かっ！」

刹那「これなら、どうだッ！！」

ドモン「くぅ、うぅ……！」

ティエリア「奴が動きを止めたぞ、刹那！」

刹那「あぁ、今がチャンスだ、うおぉぉおおおぉ、ＧＮソード！」

ドモン「見えた！　そこだ！！」

刹那「ウグッ……！」

ドモン「まだ……まだ俺は負けられないんだ、キョウジを見つけるまではな！　うおおおおおおおおおおぉぉぉおおおおおぉぉおおお！！」

ドモン「奴のせいで母は氏に、父は冷凍刑！！俺は奴を許さん！ 奴を、叩き潰してやる、叩き潰すまでは負けられないんだ！！！」

ティエリア「雰囲気が……変わった！？」

刹那「怒りに支配されている……まるでアリー・アル・サーシェスを追っていた俺の様な……」

刹那「ダメだ！　あのまま放っておいたらもう戻れなくなる！」

ティエリア「刹那、トランザムを使え、そして彼と対話し、彼の正気を取り戻すんだ」

刹那「了解、トランザムッ！！」ｷｨｨｨｨｲｨｨﾝ!

ドモン「……！　俺は、一体！？」

刹那「落ち着け、ここには俺とお前しかいない、話し合おう、そして、分かり合おう、争いの根絶の為に」

ドモン「……俺は……奴を許せない、それだけ……それだけだ」

刹那「……」

ドモン「だが……どこかで期待しているのかも、しれない……奴を許せるかも、と……」

刹那「一輪の花」

ドモン「ん？」

刹那「一輪の花を思え……花は平和の象徴、きっとその怒りを鎮めてくれる」

ドモン「……花」

ドモン「……見えたっ！　花の一片っ！」

ドモン「すまなかった、取り乱してしまって」

刹那「気にすることはない、それよりも」

ドモン「あぁ、ここからはただの戦いではない、俺の力がどこまで届くのか、それを試したいんだ」

刹那「分かっている……全力で来い」

ドモン「そのつもりだ……俺のこの手が光ってうなる！　お前を倒せと輝き叫ぶ！」

ドモン「くらえ！　愛と怒りと悲しみのォ　シャイニング・フィンガー・ソード！！　面！ 面！ めぇぇぇえん！」

刹那「トランザム、ライザァァァァァ、ソォォォォド！！」

ドモン「……行ったか」

ドモン「勝負は引き分け……と、言いたいところだが」

ドモン「ガンダムファイト国際条約第一条　頭部を破壊された者は失格となる」

ドモン「勝負は俺の勝ちだな」

レイン「頭とコクピット以外のほとんどを壊されてるのに何かっこつけてるの！」

ドモン「何せ俺には優秀なメカニックが付いてるからな、なぁ？　レイン」

ドモン(……そう、俺は一人じゃない)

次の世界>>65

SEED

キラ「ザフト、連合、両軍に伝えます　アラスカ基地は、間もなくサイクロプスを作動させ、自爆します！」

キラ「両軍とも、直ちに戦闘を停止し、撤退して下さい！　繰り返します！」

キラ「アラスカ基地は間もなくサイクロプスを作動させ自爆します！　両軍とも直ちに戦闘を停止し、撤退して下さい」

刹那「……ここは？」

ティエリア「北アメリカ大陸……アラスカのようだな」

キラ「！？　あの機体は、どこから！？」

刹那「戦闘の真っただ中に出たようだな」

ティエリア「あぁ」

イザーク「下手な脅しをっ！」

キラ「ッ！　止めろと言ったろ、氏にたいのか！」

イザーク「なにっ！　うわっ……！」

刹那「させるかぁっ！」ｶﾞｷｨｨｨﾝ!

キラ「！？」

イザーク「何が！？」

刹那「ガンダムのパイロット！　争いをやめろ！」

イザーク「ッ！　邪魔を……するなぁッ！！」

刹那「ええい！」

イザーク「ぐわぁぁっぁああっ！」

刹那「早く脱出しろ、もう止めるんだ！」

イザーク「アイツ……どうして……！」

キラ「君は、君は一体何がしたいんだ！」

刹那「それはこちらのセリフだ！　お前たちは何故争う！」

キラ「僕は……僕は戦いを止めたい、それだけなんだ！！」

刹那「ならばそれを徹底しろ！　争いを止めるために、自らの身を争いに投じる覚悟を！」

キラ「そんなものっ……！」

刹那「貴様が信じる正義があるのなら、それを通して見せろ、ガンダム！」

キラ「クソッ、もう僕たちを放っておいてくれ！！」

キラ「戦わずして守れる世界が、僕はそんな世界が欲しいんだ！！」

刹那「だが、世界は歌のように優しくはない！」

キラ「それでも！」

刹那「明日に咲く花を守るため、今日を焼く覚悟が貴様にはない！」

刹那「貴様はガンダムではない！！」

キラ「何をっ……！」

刹那「刹那・Ｆ・セイエイ、覚悟のために目標を駆逐する！」

キラ「平和を守りたいと思う事の、一体何が悪いんだ！」

刹那「そこに悪はない！　貴様ははき違えている！」

キラ「えっ！？」

刹那「既に人の血に塗れた己の手を直視することができるかどうか！」

刹那「貴様に足りないのはそれだ！　そして、それこそが……ガンダムだ！！」

キラ「……ッ」

刹那「いくぞ、ティエリア」

ティエリア「準備は出来ている」

刹那「よし、トランザム！！」

刹那「……この戦域に居る者全てに告げる、一刻も早く撤退せよ、従わない場合は武力を以ってこれを駆逐する！」

キラ「え……？」

刹那「繰り返す、すぐに撤退せよ！」

ザフト兵「頭の中に……直接！？」

連合兵「何だ、何だというんだ……！」

キラ「ふ、ふざけないでよ……僕がやったのと何が違うというんだ！」

刹那「覚悟だ」

キラ「！」

刹那「貴様は割り切れていない、そんなことではいつか命を落とすぞ」

キラ「僕の命がどうしたっていうんだ！」

刹那「争いを止めたいのなら、その力を持つものが行わなければならない」

刹那「でなければ、憎しみの輪に囚われ、争いは止まらなくなる」

キラ「僕が……争いを止められると？」

刹那「あぁ、だから、躊躇うな、人を撃つことを」

キラ「僕に人頃しになれっていうのか！？」

刹那「勘違いするな、貴様は既に人頃しだ」

キラ「ッ！！」

刹那「貴様が100人頃すことで争いが止まるというのに」

刹那「自らの手を汚したくないからと言って一人も殺さなければ、その間に1000人が氏ぬ」

キラ「だからって、そんなことが許されるというのか！？」

刹那「許されない、許されてはならないことだ、だからこそ、後で責を負えばいい」

キラ「君は……」

刹那「最後に一つだけ言っておく」

刹那「一つの戦闘を止めても、戦争は終わらない、戦争には戦争の終わらせ方がある」

キラ「……」

刹那「また会おう、ガンダム」

クルーゼ「また君か？　厄介な奴だよ君は！」

キラ「貴方は！！ 」

クルーゼ「知れば誰もが望むだろう、君のようになりたいと！　君のようで在りたいと！ 」

キラ「そんな事……」

クルーゼ「故に許されない　君という存在は!!」

キラ「僕は……それでも僕は……力を以ってしてでも、争いを止めてみせる！」

キラ「貴方は……貴方だけは!!」

クルーゼ「いくら叫ぼうが今更!!　これが定めさ！　知りながらも突き進んだ道だろう？ 」

クルーゼ「正義と信じ解らぬと逃げ、知らず聞かず！　その果ての終局だ！　もはや、止める術など無い!! 　そして人は滅ぶ、滅ぶべくしてな!!」

キラ「それだけはさせない！　僕は……僕にはッ！！」

クルーゼ「それだけの業を重ねて来たのは誰だ!?　君とてその一つだろうが!?」

キラ「それでも！！　守りたい世界があるんだぁぁぁぁぁああああ！！」

というわけでSEEDを綺麗に(?)締めて終わりにしたいと思います
眠いので、またね

おつ