2: 2016/03/31(木)02:42:28 ID:3Dp
モバP(以下P)「ういー。つかれたー。久しぶりの我が家~~。
流石にノルウェーに海外出張はないわー」

まゆ「うふふ。お疲れ様です。スーツの上着、お預かりしますね……あら?」

P「どしたー?」

まゆ「あの……背中に乃々ちゃんがへばり付いてるんですけど………」

5: 2016/03/31(木)02:43:10 ID:3Dp
P「帰宅前に会社に寄ったら、事務所で捕まってなー。
最初の「つかれたー」はダブルミーニングだ」

乃々「……あんまり上手くないんですけど。
べばりくぼが進化して、へばり付きくぼなんですけど。
憑きくぼでもいいんですけど」

6: 2016/03/31(木)02:44:26 ID:3Dp
まゆ「……………………」

P「まゆー。ハイライト消えてるぞー?」

まゆ「……うふ。だいじょうぶですよぅ。ご飯はちゃんと多めに作ってありますからぁ……。
うらやましいなんて思ってませんし」


7: 2016/03/31(木)02:44:46 ID:3Dp
P「ん。そっか。
お。乃々を引き剥がしてくれてありがとうな。
憑きくぼ状態じゃ、上着も脱げないとこだった」

「なんのこれしき。容易いことです」

8: 2016/03/31(木)02:45:14 ID:3Dp
乃々「離して下さい。離して下さい。もりくぼは今、憑きくぼなんです。
一週間以上も放置された恨みが具現化した存在なんです。
やめて下さい。やめて下さい。あっ。縛らないで。縛らないで。
天井にぶら下げないで。痛くしないで。痛い。痛い」

「あるじのためですから!」

まゆ「あやめちゃん。やり過ぎたら駄目ですよー」

P「さすがに危ないから下ろして解いてやれー。俺はもう着替え終わったから」

あやめ「にんっ! 承知しました!」

9: 2016/03/31(木)02:45:43 ID:3Dp
しゅるしゅる。

乃々「!!!」バッ!

P「おおっ! だから飛びつくなって! 分かったから。もう置いてったりしないから。
引っ付くな、登るな。よじ登るな。
痛てっ! 噛み付くな、噛み付くな。
ん? あー。あー。泣くな、泣くなって。よしよし」

まゆ「寂しかったんですねぇ。
まぁ、気持ちはわかりますけど……そのままじゃあ、ご飯食べれませんよぉ」
(幼児化してる……)

あやめ「子どもみたいですね!」

10: 2016/03/31(木)02:46:20 ID:3Dp
P「あー。もういいや。このまま……よっと!」

乃々「ひゃあ!?」

P「肩車に移行しちゃおう。 これなら一応、手も使えるし、乃々もある程度、自分で飯食えるだろう」

乃々「高いんですけど!? 高いんですけど!?
ていうか、これ、場合によっては、セクハラなんですけどっ!?
もりくぼ今日、スカートなんですけどっ!?」

まゆ(と言いつつ全力でハグあんどカニバサミホールドですねぇ)

あやめ「嬉しそうですね。うらやましいです!」

まゆ(……………)

11: 2016/03/31(木)02:46:52 ID:3Dp
P「おー。おー。乃々は軽いなぁ!
こういうのもいいなぁ。
将来子どもができたらこんな感じなのかなぁ。いてっ! 叩くな叩くな。
ぎゃー! 髪を引っ張るな。なんで急に怒ってんだ!」

まゆ「うふふ。Pさんは女の子が欲しいんですか。まゆ、頑張りますね」

ぶちぶち。

P「ぎゃー。髪がっ!!」

あやめ「P殿から何やらパッションを感じますね!生え際ヤバいです!」

まゆ「……もう少し本音を忍ばせませんか? さっきから、茜ちゃんみたいになってますよ ぉ」

12: 2016/03/31(木)02:48:04 ID:3Dp
あやめ「本音で直球! パッション組はみんな大体こんな感じです!」

まゆ「藍子ちゃんあたりに謝りましょうね」

あやめ「けど藍子さんも、愛梨さんに挨拶する時は、大抵、『おはようございます、えぐれたらいいのに』って笑顔で」

まゆ「出会い頭に喧嘩売りますねぇ」

あやめ「愛梨さんは愛梨さんで、『おはよう、暑くない? 脱いでいいかな?』って笑顔で」

まゆ「買いますねぇ」

13: 2016/03/31(木)02:48:27 ID:3Dp
あやめ「そんな感じで笑顔が絶えない職場です!」

まゆ「笑顔に耐えないの間違いじゃないですかぁ?」

あやめ「茜ちゃんや拓海さん、莉嘉ちゃんや李衣菜ちゃんやフレデリカちゃんも、パッション組は大体みんなこんな感じですよ!」

まゆ「間違い探しみたいですねぇ」

14: 2016/03/31(木)02:49:05 ID:3Dp
あやめ「藍子ちゃんと愛梨ちゃんもアスタリスクの解散芸みたいなもので、半分はネタでやってるっぽいですしね!」

まゆ「芸って、しかも半分」

あやめ「あっ……!!」

まゆ「?」

あやめ「……でござるよ!」

まゆ「語尾、今さらっ!?」

15: 2016/03/31(木)02:49:30 ID:3Dp
P「………………」

乃々「………………」

P「………………」

乃々「………………」

P「コントかな?」

乃々「コントですね……」

16: 2016/03/31(木)02:49:53 ID:3Dp
まゆ「こ、こほん……! ////
今日のお夕飯はPさんが外国疲れしてるかと思って和食ですよぉ」

P「おー! 久しぶりの白い飯! 向こうじゃだいたいパンだったからな。
いやもう、話し掛けるたびに口にパンをねじ込んでくるアイドルがいてな。
危うくパン恐怖症になるかと思った。
誰がとは言わないけれど」

17: 2016/03/31(木)02:50:25 ID:3Dp
まゆ「誰でしょうねぇ」

乃々「見当もつきません」

あやめ「みちr

まゆ「忍ばせましょうねぇっ!」

P「アイドルdis、陰口ダメ! 絶対!」

乃々「だいぶ手遅れだと思うんですけど……」

18: 2016/03/31(木)02:51:41 ID:3Dp
乃々(あの人の場合、悪口じゃなく褒め言葉と受け取りそうです……)

乃々(そしてパン恐怖症になりそうになっても、その娘自身のことは悪く言わない。嫌いにならない。
そんなPさんが……私は好きです)

まゆ(うふふ。譲りませんよぉ……。渡しませんとも)

乃々(!?)

あやめ(ファミチキ……いや、ふらいどちっきーん! 下さい)

乃々(!?)

19: 2016/03/31(木)02:52:04 ID:3Dp
※ ※ ※ ※ ※


まゆ「はいはい。ご飯にするからみんな手を洗ってきて下さい」

P「おー。ままゆだ」

乃々「ママゆなんですけど」

20: 2016/03/31(木)02:52:24 ID:3Dp
あやめ「母上みたいですね」

まゆ「も、もーっ! はやく洗ってこないとご飯抜きですからね!!」////

P「ままゆが怒ったー」

乃々・あやめ「「怒ったー」」

まゆ「何なんですか、そのノリと団結力は……」

※ ※ ※ ※ ※

21: 2016/03/31(木)02:52:43 ID:3Dp
P「おーっ。この角煮、尋常じゃないくらい美味いな。分厚いのにトロットロだ」

あやめ「このタコとキュウリをお酢で和えた料理も、脂っこいものを食べたあとに口にすると程よい刺激で絶品です!」

乃々「あ、あの。お、おかず。おかずを取って欲しいんですけど」

P「ん。ほら、ぬか漬け」

乃々「あ、ありがとうございます。じゃなくて、お肉。もりくぼにもお肉とか、そっちのホクホクの肉じゃがを……」

22: 2016/03/31(木)02:53:09 ID:3Dp
P「お、本当だ。酸っぱさがクセになるな。けど、これただのお酢じゃないな。この色と風味は……」

まゆ「酢味噌ですよ。あっさり目に作ってますから、慣れない人でも食べやすいかと」

P「うん。美味い」

まゆ「ふふ。良かった」

乃々「あ、あの……」

23: 2016/03/31(木)02:53:43 ID:3Dp
まゆ「ぬか漬けは、つかささんの自家製ですよぉ」

乃々「そ、そうなんですか……。いや、そうじゃなくて。お漬物とご飯だけじゃなく、おかずを……」

P「ああ~。美味い!」

あやめ「美味ですね!」

まゆ「お口にあったようで何よりです。どんどん食べて下さいね」

24: 2016/03/31(木)02:54:01 ID:3Dp
乃々「うううう~~!!!」バシバシ

P「いてっ! 叩くな叩くな。だから最初に降りろって言っただろう」

あやめ「さすがにP殿に肩車された状態で食事をとるのは無理があるかと。
味噌汁とか危ないですし」

まゆ「お行儀も良くありませんしねぇ」

乃々「で、でも……、もりくぼは、もりくぼは……」

25: 2016/03/31(木)02:54:37 ID:3Dp
P「おっ。人参が甘い。この肉じゃが、味付けが超俺好みだけど、素材もいいねぇ」

あやめ「あ。P殿! 最後の角煮、ズルいですよ! ジャンケンか半分こに……」

乃々「うううう~~!!! 降ります! 降りますから! もりくぼにも、もりくぼにもお肉を……!」

P「やっと折れたか。ほれ」ひょい

まゆ(そもそも肩車したのはPさんだったような。髪の毛を引き抜かれた仕返しでしょうか)

26: 2016/03/31(木)02:56:57 ID:3Dp
乃々「うう。もりくぼは自分を曲げてしまいました。みくさんに会わせる顔がありません……」

P「みくは関係ないだろ、みくは。
ほれ、ちゃんと分けて残してあるぞ。乃々のぶん」

乃々「………!!!!」がつがつ

P「意外と食うよな。乃々」

まゆ「育ちざかりですからねぇ」
(甘えるなら肩車じゃなくて、だっこにしてもらえばいいのに。言いませんけど)

27: 2016/03/31(木)02:58:35 ID:3Dp
あやめ「そう言えば、P殿。海外はどうだったのですか。
確か今回はオーロラを見に行く企画だとか言っておられたような」

P「ん。そうだな。肇や幸子達がメインでオーロラの撮影、あと周辺の観光地の取材番組って感じだな。
お。漬け物もイケるな」

まゆ「撮影は上手くいったんですか?」

P「おう。上手くいったぞ。
オーロラの発生については運の要素も強かったんだけどな。
幸い天候にも恵まれて、最高のロケーションだったよ」

29: 2016/03/31(木)03:00:04 ID:3Dp
P「空一面に広がる大自然の神秘。極大のカーテン。
虹とはまた違う透明な彩りが、すっげぇ綺麗だった。人生観変わるね。あれは」

あやめ「ほう」

まゆ「それは素敵ですねぇ。一緒に行けた子達が羨ましいです」

30: 2016/03/31(木)03:01:26 ID:3Dp
P「ほんと、人生観変わって、小さなことなんか気にならなくなるね。マジで……うん。マジで!」

乃々「………?」(……遠い目?)

P「一週間ぶりに帰ってきた我が家に、なぜかアイドルが不法侵入してても、まったく気にならないね。
全然驚かないね。
どうやって入ったんだろうね!」

乃々「……えっ?」

31: 2016/03/31(木)03:01:49 ID:3Dp
まゆ「……うふふ」

あやめ「ニン!」

P「あっはっは!!」

乃々「……………………えっ?」

32: 2016/03/31(木)03:02:19 ID:3Dp
まゆ「ふふふ……愛ですよぉ。愛」

あやめ「忍者でごさるがゆえ! ニン!」

乃々「……………………えっ!?」

P「よし! おかわりっ!」

まゆ「はぁい。お待ちください」

あやめ「わたくしももう一杯っ!」

乃々「ちょ……。あの……。そのっ……?」

33: 2016/03/31(木)03:02:40 ID:3Dp
まゆ「はいはぁい。どうぞ」

P「ああ、美味いっ!」

乃々「……………………」

乃々「……………………」

乃々「……………………」

乃々「……………………」

乃々「もりくぼも……おかわりお願いします……」

34: 2016/03/31(木)03:03:11 ID:3Dp
※ ※ ※ ※ ※

一同「ごちそうさまでした!!」

P「ふー。満足満足」

まゆ「いっぱい食べましたねぇ。あんなに作ったのに全部なくなっちゃいました」

あやめ「にん。デザートはわたくしが調達しました! よく冷えた水羊羹です」コト

35: 2016/03/31(木)03:03:54 ID:3Dp
P「ほー。透きとおってて、きれいなもんだなー。食べるのがもったいなくなってくるくらいだ」

乃々「お腹いっぱいなんですけど。……まぁ、甘いものは別腹ですが……」

あやめ「周子さんのご実家からお取り寄せしたもので、ご自慢の一品とのことです」

P「へー。京都の……。
……ん? 周子が絡んでる割に、今日の食事会(現実逃避)には本人の姿がなかったな。
あいつのことだから、俺の家だろうと遠慮せず上がって飯たかってきそうなもんだが」

36: 2016/03/31(木)03:04:13 ID:3Dp
あやめ「…………………」

あやめ「…………………あっ!!」

P「どうした?」

あやめ「デザートの調達だけお願いして、お誘いするのを失念していました」

P「えっ? ひどくない?」

37: 2016/03/31(木)03:04:45 ID:3Dp
あやめ「どうりでこれを受け取った時、何かを期待するような眼で見てきてたはずです。
受けとってお礼だけ済ませてお別れした時、もの凄く何か言いたそうでした!」

P(うわぁ……。さすがにそれは……。
今度、かわりにどこか食事にでも誘ってやろう……)

まゆ(……とか考えてる顔ですね。当日は尾行しなくっちゃ……!)(使命感)

乃々(……とか考えてる顔ですね。尾行は面倒ですから、もういっそ、Pさんにおんぶしてもらって同行させてもらいましょうか……)(本気)

あやめ(周子さんには悪いことしましたね……。今度お詫びに忍者メシを差し入れしましょう)(反省)

38: 2016/03/31(木)03:05:13 ID:3Dp
P「……まぁ、ともかく、せっかくだし今はデザートをいただくとしよう」ぱくっ

乃々「もぐもぐ……甘いんですけど。程よく甘くて、すいーてぃーな甘味が、ていすてぃーなんですけど」

まゆ「乃々ちゃんに食レポは難しそうですねぇ。あら、本当。美味しい……」

あやめ「美味しいけど、ちょっと小さいですね!」

P「ひと口かよ……。もう少しアイドルらしく……まぁ、いっか……。あれ?」

まゆ「どうかしましたか?」

39: 2016/03/31(木)03:06:21 ID:3Dp
P「……ん。いや……。大したことじゃないんだがな……。
メインの食事はともかくとして、デザートまで……、よく人数分ぴったり容易してたな、と。
乃々は急に来たのに……。
ああ、個数は一応周子のぶんも頼んであったとかかな?」

あやめ「…………あっ!」

まゆ「…………あっ!」

P「えっ?」

40: 2016/03/31(木)03:09:03 ID:3Dp
とんとんとん……。

乃々(二階から……誰か降りてきたんですけど……)

「ふぁーっ……。よく寝ましたぁ~。今何時ですかぁ。なんか良いにおいがします~」

P「……………!!」

まゆ「……おはようございます、イヴさん。えっと……」

41: 2016/03/31(木)03:09:24 ID:3Dp
あやめ「すみません! 晩御飯、全部食べてしまいました! お米ひと粒すら残っていません!」

P「…………………」

乃々「…………」

イヴ「ええっ!! た、食べちゃったんですか! 私の分はっ!?」

乃々「イヴさんまで来てたんですね……」チラ

P「………………」

乃々「?」

42: 2016/03/31(木)03:09:56 ID:3Dp
イヴ「ひどいです~! お腹が……お腹がすいて……。
空きっ腹に食べ物の残り香がぁ……」

まゆ「うっかりしてました。もう何も残ってませんね……。デザートも乃々ちゃんのお腹の中です」

乃々「ちょっ……! あっさり共犯にされたんですけど!? 共犯にされたんですけどっ!?」

あやめ「【主犯首謀者】森久保乃々」

乃々「濡れ衣ですっ!! それっぽい肩書きを付けないで欲しいんですけどっ!?」

43: 2016/03/31(木)03:10:30 ID:3Dp
まゆ「イヴさん……私にはこれくらいしかできませんが……」

乃々「刃物を手渡さないでくれませんかっ!」

イヴ「だ、大丈夫ですよ~。お腹が空いたからって、我を忘れたりは……」はしっ。

乃々「受け取らないで下さいっ!」

イヴ「じょーだんですよー」ぎりぎり

乃々「冗談にしては鬼気迫る表情が! 表情が! 演技派過ぎません!?」

45: 2016/03/31(木)03:11:23 ID:3Dp
P「ま、まぁまぁ……。落ち着け落ち着け」

イヴ「Pさん……」ぐすっ

P「ほら。途中買ってきたカップ麺とお土産のお菓子だ。お湯も湧いてるぞー。
こんなのしかなくってごめんなー。いや、しかし、イヴまで来てるとはおもわなかったなー。ほんと」

イヴ「……? ありがとうございまふ。ずるずる」

46: 2016/03/31(木)03:12:03 ID:3Dp
P「はえーよ。せめて1、2分は待とうぜ」

イヴ「あー。しーふーどが胃に染み渡ります~」

P「いやー。こうなると分かってたら、もうちょっと色々買ってきたんだけどなー」

イヴ「……? 私のこと、忘れちゃってたんですか~? それはさすがにひどいですよ~」

47: 2016/03/31(木)03:12:26 ID:3Dp
P「い、いや、そうじゃなくてだな……」

乃々「?」

イヴ「ひとりで寂しかったんですからね~」

P「いや、あのな? その」

まゆ「……Pさん?」

P「へっ!?」ビクッ!!

48: 2016/03/31(木)03:12:51 ID:3Dp
まゆ「実は三日前、私が侵に……訪れる前、一足先にあやめちゃんが忍びこ……お邪魔してたみたいなんですよぉ」

P「へ、へー……」

まゆ「そうしたら居間で餓氏寸前のイヴさんを見つけたらしいです」

P「えっ!?」

あやめ「Pさんが作り置きしていった料理や保存食を最初の2日で食べ尽くしてしまったらしいです!
危ないところでした!」

49: 2016/03/31(木)03:13:14 ID:3Dp
P「ちょ、マジか。あのなぁ、ちゃんと計画的に考えて食べろって……言った……だ……ろ……」

P「あっ……」

まゆ「うふ」にこにこ

あやめ「にん」にこにこ

乃々「…………」

50: 2016/03/31(木)03:13:56 ID:3Dp
イヴ「いやぁ~。危ないところでした。もう少しで本当に氏んじゃうところでした~。
Pさんの料理が美味しくて、お留守番初日に、ついつい食べ過ぎちゃいまして~」

P「……………………」

乃々「あ、あのー……、それってまるで同棲……」

P「い、いや。違う……。ちゃうねん! ち、ちゃうねん……」

51: 2016/03/31(木)03:14:19 ID:3Dp
まゆ「うふ。Pさん?」

P「ひっ!」びくっ!

あやめ「P殿?」

P「うっ!」

まゆ・あやめ「「説明、してくれますね?」」

P「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!?」

52: 2016/03/31(木)03:15:52 ID:3Dp
イヴ「Pさんの手料理も素敵ですが、たまにはこういうジャンクなものも良いですね~」ごくごく

その後、三重士、四天王を含む全属性選抜十二神将による臨時裁判が開廷。
弁護人イヴ=サンタクロースの鮮やかな(有罪の)証拠の提示という援護射撃(フレンドリーファイア)もあり、Pは速やかに裁かれたという。

P氏いわく
「ヤバいとは思ったが、性欲を抑えきれなかった。今は反省している」

53: 2016/03/31(木)03:17:31 ID:3Dp
また、これを機に結成された、イヴ、まゆ、あやめによる新ユニット、オンザルーフ(屋根の上)は、ファーストシングル、彼氏シェアリング///(トリプルスラッシュ)で、
売り上げ、異例の30万枚を記録。
サビのフレーズ、「物理的にあなたのハートが欲しいの」は流行語大賞にもノミネートされるが、それはまた別のお話。

54: 2016/03/31(木)03:18:33 ID:3Dp
なお、当該CDを大音量で再生すると、サビ導入部に「自業自得なんですけど」と女の声が聞こえるとの噂もあったが、声の主は定かでない。

おしまい。

56: 2016/03/31(木)03:19:43 ID:LCH
おつー。

引用元: 【デレマスSS】モバP「ただいまー」まゆ「お帰りなさい。Pさん」