1: 2013/06/05(水) 18:28:50.70 ID:zVJ68bmj0
ガチャ

P「ただいま戻りましたー」

P「あれ?誰もいないのかな?」


蘭子 ちょこん

P(なんだ、蘭子いるじゃん。ソファの後ろから回り込んで驚かせてやるか……)


蘭子「はぁ」


蘭子「闇に飲まれた……(マジで、ダリィ……)」


P(!?)



3: 2013/06/05(水) 18:37:25.39 ID:zVJ68bmj0
P(あのいいこの蘭子が『ダリィ……』!?)

P(何かの間違いだろ!?)

蘭子「魔王に約束された癒し等はない。魔性の月が沈む時、我は力を蓄える(アイドルってマジで忙しいわー。寝たの朝とか明け方だわー)」

蘭子「今宵も闇は深い(また、今日も徹夜だわー)」

P(もしかして……)


P(中二病を併発してる!?)
)

9: 2013/06/05(水) 18:48:53.21 ID:zVJ68bmj0
P(いや、そう決め付けるのは早計だ)

P(もう少し、もう少し様子を見るんだ……)わくわく

蘭子「ああ、もう直に魔翌力が切れる……。二本の剣は二度交わったに過ぎぬ(マズイ、寝そう。二時間しかねてないからなー)」

蘭子 ちらっ


蘭子「二度交わったに過ぎぬのだ!(二時間しかねてねーわー)」

P(周囲を確認する蘭子かわいい)

14: 2013/06/05(水) 18:59:37.79 ID:zVJ68bmj0
蘭子「ああ、魔力を……。今すぐに!(もう、あれしかないな)」

蘭子「禁忌の秘術(あの薬を)」

蘭子 がさがさ

蘭子 ばらばら  

蘭子「はぁはぁ……」

P(ブラックのフリスクを一心不乱に手の平に!)

蘭子 バッ

蘭子 ぽりぽり

蘭子「……からい」くすん

19: 2013/06/05(水) 19:07:59.58 ID:zVJ68bmj0
P(なんか、涙目でふーふーしてる)

P(そうだ、いいこと思いついた)

P(こっそりコンビニに……)

---

ガチャ
P「ただいまー、今戻りましたー」

蘭子「プロヴァンスの風よ(ああ、Producerか )」

蘭子「輪廻の転生(おかえり)」

P「おお蘭子、何か今日は一段とクールだな」

P「心なしか、副音声の発音がグッドだ」

P「カッコいいぞ」


21: 2013/06/05(水) 19:23:01.85 ID:zVJ68bmj0
P「そんな蘭子に差し入れだ」

P「好きな方を選べ」

がさがさ

蘭子「常闇の雫……(コーヒーのブラックで……)」

P「そうか?じゃあ、こっちのアイスは俺が貰おう」

蘭子「!?」

蘭子「ま、待つのだ!プロヴァンスの風!(まってください、プロデューサー!)」

蘭子「どこでそれを……」



蘭子「し、漆黒のモノリス……!(ブラックモンブラン……!)」

25: 2013/06/05(水) 19:28:28.54 ID:zVJ68bmj0
P「ああ、これか?偶然近所のコンビニに売ってたんでな」

P「めずらしいから買ってみたんだ」

蘭子「プ、プロヴァンスのか……」

P「これだけ、あまーいアイスは蘭子の好みじゃなかったよな……」

P「なにせ、即答でブラックコーヒー選んだくらい『大人』だもんな。蘭子は」


蘭子「と、当然であろう!」

P「じゃあ、これは俺が頂こう」

蘭子「!!」

28: 2013/06/05(水) 19:37:11.36 ID:zVJ68bmj0
蘭子「あ…あ……」

P(涙に潤んだ目元。黒く長いまつげがより際立つ。白い頬には果実のような朱が差す。)

P(大きく開いた唇は、柔らかな頬を歪め、桃色の粘膜が露出する……)


P(ナニコレ、えろい)

P「これが欲しいのか、蘭子?」

P「この黒くて太いモノが……」


蘭子「くっ、そ、そんなもの!」

P「そうか、なら仕方ないな」口あーん

蘭子 じわぁ

32: 2013/06/05(水) 19:43:44.93 ID:zVJ68bmj0
P「仕方ないな、これは蘭子に譲ろう」

P「大人にだって甘いものが恋しくなるときはあるからな」


蘭子「魔王の舌に、黒き羊を。時には毒を食らわばならぬのだ(私がもらおう。たまにはいいんです、甘い物だって)」

P(副音声のキャラがぶれてきたな。さては動揺してるな)

蘭子 あーん

P(これでおわりだと思うなよ……)

蘭子 ぱく

蘭子「ふわぁっ!?」

34: 2013/06/05(水) 19:48:46.54 ID:zVJ68bmj0
P(そう、さっきまであれだけのフリスクをほおばっていたんだ)
P(それも、ブラックのフリスクを)

P(今、彼女の口内はこの上なく、敏感だろう……)


P(お手並み拝見。その余裕、このフリスクパニックの中で貫けるかな!?)


蘭子「んぅ~!」バタバタ


P「まぁ、むりだよね。知ってたよ」

37: 2013/06/05(水) 20:05:20.27 ID:zVJ68bmj0
P(少しいじめすぎたな……)

P「蘭子?ごめんな。大丈夫か?」

蘭子 ぷー

P「そんなにむくれるなよ、魔王様だろ?」

蘭子 ぷー

P「……」

P「せいっ」ぐい

蘭子「ぷー!」

蘭子「ぷ、ぷろでゅーさー……」わなわな


P「ごめん。だって、押したくなるじゃん?そんなやわらかそうなほっぺた膨らませてたら……」


40: 2013/06/05(水) 20:10:52.27 ID:zVJ68bmj0
凛「あー、今日寝てないなー。寝てないなー」

泉「welcome to underground」

きらり「私(わたくし)杏ちゃんよりも重いものを持ったことがありませんの」



P「後日、中二病を患えばいちゃいちゃできるとかいううわさが流れてた」


P「彼女達の人間関係(一般人との)に軋轢が生じない事を切にねがおう」


おわれ

41: 2013/06/05(水) 20:13:09.86 ID:CAIn3j7JO
乙ー

あと杏より軽いモノって結構ある気がする

42: 2013/06/05(水) 20:14:15.04 ID:zVJ68bmj0
特に落ちもなく、やまもなく。

蘭子ちゃんを少しいじめたかっただけなので満足してる。

蘭子ちゃん特訓したらブリュヒンデになったSS書こうか迷ったけど、やめといて良かった

駄文失礼しマシた。


43: 2013/06/05(水) 20:15:11.71 ID:AN9XgVwHo
ええな乙

引用元: 蘭子「闇に飲まれた」