1: 2008/06/12(木) 01:33:00.61 ID:N1ajoKmf0
キョン「そんなもの完成させてどうするつもりだ」
ハルヒ「決まってるじゃない!宇宙の真理を見つけて世界を私のものにするのよ」
キョン「…冗談にならんぞ」
ハルヒ「だからキョン!明日までに勉強しときなさい!
明日は皆で研究に没頭するからね!!」
キョン「へーへー」
長門「………」
ハルヒ「決まってるじゃない!宇宙の真理を見つけて世界を私のものにするのよ」
キョン「…冗談にならんぞ」
ハルヒ「だからキョン!明日までに勉強しときなさい!
明日は皆で研究に没頭するからね!!」
キョン「へーへー」
長門「………」
2: 2008/06/12(木) 01:36:53.54 ID:N1ajoKmf0
キョン「というわけだ…」
古泉「弱りましたね…さすがに解明されていない学問までは…」
キョン「だよな…朝比奈さんどうですか」
みくる「私の時代でも大統一はいまだに…」
キョン「ですよね……長門は?長門がダメなら諦めるしかないが」
長門「………」コクリ
古泉「弱りましたね…さすがに解明されていない学問までは…」
キョン「だよな…朝比奈さんどうですか」
みくる「私の時代でも大統一はいまだに…」
キョン「ですよね……長門は?長門がダメなら諦めるしかないが」
長門「………」コクリ
3: 2008/06/12(木) 01:40:01.87 ID:N1ajoKmf0
キ古みくる「!!!!!」
長門「ある…ただし、あなた達人間に理解することは出来ない。
また朝比奈みくるのようにいかなる未来学問が発達しようと、永遠に解明されることはない」
キョン「でも、長門は理解してるのか?」
長門「理解している。この絶対理論を用いればあらゆる分野で解明できない問題はない」
長門「ある…ただし、あなた達人間に理解することは出来ない。
また朝比奈みくるのようにいかなる未来学問が発達しようと、永遠に解明されることはない」
キョン「でも、長門は理解してるのか?」
長門「理解している。この絶対理論を用いればあらゆる分野で解明できない問題はない」
4: 2008/06/12(木) 01:42:02.00 ID:N1ajoKmf0
古泉「中々に興味深いですね…たとえば…神様はいるんでしょうか?涼宮さんではなくて一般にイメージされる方です」
長門「人間の概念でいう神に近い者は存在する」
キョン「お前の親玉のことか?」
長門「違う。神とは無から物質を生み出したもの。すべての始まり」
長門「人間の概念でいう神に近い者は存在する」
キョン「お前の親玉のことか?」
長門「違う。神とは無から物質を生み出したもの。すべての始まり」
5: 2008/06/12(木) 01:44:30.22 ID:N1ajoKmf0
みくる「無から物質を…?宇宙の一番はじめの物質はビックバンじゃなかったんですかぁ?私たちの時代ではそれが定説です…」
長門「ビッグバンは特異点の一種。∞の質量とゼロの体積を持つ物体だったものの爆発のこと」
キョン「∞の質量とゼロの体積…???訳が解らん」
長門「これが理解できないようでは統一理論の理解などとても無理」
古泉「ふむ…ではビックバン以前には何があったんですか?」
長門「それが現時点での人間の宇宙物理学での疑問点。私はビッグバン以前の状況を把握している」
長門「ビッグバンは特異点の一種。∞の質量とゼロの体積を持つ物体だったものの爆発のこと」
キョン「∞の質量とゼロの体積…???訳が解らん」
長門「これが理解できないようでは統一理論の理解などとても無理」
古泉「ふむ…ではビックバン以前には何があったんですか?」
長門「それが現時点での人間の宇宙物理学での疑問点。私はビッグバン以前の状況を把握している」
6: 2008/06/12(木) 01:48:25.62 ID:N1ajoKmf0
長門「ビッグバン以前は完全なる無。そこには時間の概念も、主観も客観もない。」
みくる「時間の概念がないってどういうことだ」
長門「人間はそもそも時間というものを勘違いしている。朝比奈みくる然り。時間と物質は同質であり、また有限なもの」
キョン「でも、物質は有限だけど時間は無限だろ?」
長門「それがそもそも間違い。時間は有限。時間にも終わりがある。真の意味での氏とは物質ではなく時間が終わったときのことを言う」
みくる「時間の概念がないってどういうことだ」
長門「人間はそもそも時間というものを勘違いしている。朝比奈みくる然り。時間と物質は同質であり、また有限なもの」
キョン「でも、物質は有限だけど時間は無限だろ?」
長門「それがそもそも間違い。時間は有限。時間にも終わりがある。真の意味での氏とは物質ではなく時間が終わったときのことを言う」
7: 2008/06/12(木) 01:50:00.22 ID:N1ajoKmf0
長門「ビッグバン以前には、存在という概念自体が存在しなかった。これを矛盾なく理解するのは貴方には無理」
古泉「存在するということが存在しない…?ふむん…?」
長門「その無の状態からビッグバンを引き起こしたのが、あなた達のいうところの神という存在。
哲学では昔ビッグバンのことを『神の一撃』と呼んでいた。これはかなり真理に近い考えである」
古泉「存在するということが存在しない…?ふむん…?」
長門「その無の状態からビッグバンを引き起こしたのが、あなた達のいうところの神という存在。
哲学では昔ビッグバンのことを『神の一撃』と呼んでいた。これはかなり真理に近い考えである」
8: 2008/06/12(木) 01:51:57.48 ID:N1ajoKmf0
キョン「…なんとなくだが、わかる。だけど、その神様ってのは一体いつからいたんだ?ビッグバン以前は時間がないんだろ?」
長門「神には存在という概念はない。SF作品でよく見る高次存在や波動存在でもない。
我々が干渉することは不可能で、神側からは我々がいる宇宙とその平行宇宙すべてに関する情報が把握できている」
古泉「ということは、この世界、宇宙自体が神様ということでしょうか?いや、宇宙を生み出した第三者のことを神様っていうのでしょう?汎神論が正解、ということですか」
長門「我々の宇宙および平行宇宙と神はまったく別のもの。汎神論とは似て非なるもの」
長門「神には存在という概念はない。SF作品でよく見る高次存在や波動存在でもない。
我々が干渉することは不可能で、神側からは我々がいる宇宙とその平行宇宙すべてに関する情報が把握できている」
古泉「ということは、この世界、宇宙自体が神様ということでしょうか?いや、宇宙を生み出した第三者のことを神様っていうのでしょう?汎神論が正解、ということですか」
長門「我々の宇宙および平行宇宙と神はまったく別のもの。汎神論とは似て非なるもの」
9: 2008/06/12(木) 01:53:42.24 ID:N1ajoKmf0
キョン「そろそろ着いていけなくなってきたぞ…」
長門「…やめる?」
みくる「つ、続けてくださあい。絶対理論、理解したいですぅ」
長門「不可能。それに、絶対理論を理解すれば貴方たちの存在法則が変わってしまう」
古泉「存在法則が変わる、とはどういうことですか?」
長門「簡単に言うと、人間として存在できなくなる。
あなたたちが行っている生命活動すら馬鹿馬鹿しく思えてしまうだろう」
キョン「…ゴクリ」
長門「…やめる?」
みくる「つ、続けてくださあい。絶対理論、理解したいですぅ」
長門「不可能。それに、絶対理論を理解すれば貴方たちの存在法則が変わってしまう」
古泉「存在法則が変わる、とはどういうことですか?」
長門「簡単に言うと、人間として存在できなくなる。
あなたたちが行っている生命活動すら馬鹿馬鹿しく思えてしまうだろう」
キョン「…ゴクリ」
11: 2008/06/12(木) 01:55:22.13 ID:N1ajoKmf0
キョン「そうだ長門、ビッグバンはあくまで仮説なんじゃなかったか?」
長門「人間の立てた仮説は、ほぼ正解。ただし、ビックバンと付随して考えられる永劫回帰やビッグクランチは存在しない。」
古泉「そうなんですか…長門さん、この絶対理論、人間では辿り付く事が出来ないんですか」
長門「不可能。仮に私がこの理論を学会で発表しても、理解できる人間はいない。脳の神経細胞数が圧倒的に足りないから。
最低でも現在の脳の数万倍のスペックが必要」
キョン「…それでもいい、話してくれ。」
長門「了解した。人間が発達させてきたあらゆる学問は、すべてこの絶対理論に帰結する」
長門「人間の立てた仮説は、ほぼ正解。ただし、ビックバンと付随して考えられる永劫回帰やビッグクランチは存在しない。」
古泉「そうなんですか…長門さん、この絶対理論、人間では辿り付く事が出来ないんですか」
長門「不可能。仮に私がこの理論を学会で発表しても、理解できる人間はいない。脳の神経細胞数が圧倒的に足りないから。
最低でも現在の脳の数万倍のスペックが必要」
キョン「…それでもいい、話してくれ。」
長門「了解した。人間が発達させてきたあらゆる学問は、すべてこの絶対理論に帰結する」
13: 2008/06/12(木) 01:58:57.07 ID:N1ajoKmf0
長門「たとえば量子力学。現在では物体の移動に微弱ではあるが不確定要素が含まれていると結論付けされている。
しかしそれは誤り。複雑な法則によって支配されている。
あらゆる事象は法則に支配されている。『神はサイコロを振り給わず』という言葉は正しい」
みくる「なんだか、少しがっかりさせられる事実ですね…」
長門「そう感じる貴方の精神活動も絶対理論に支配されている。ただし自由意志がないわけではない」
しかしそれは誤り。複雑な法則によって支配されている。
あらゆる事象は法則に支配されている。『神はサイコロを振り給わず』という言葉は正しい」
みくる「なんだか、少しがっかりさせられる事実ですね…」
長門「そう感じる貴方の精神活動も絶対理論に支配されている。ただし自由意志がないわけではない」
14: 2008/06/12(木) 02:03:04.50 ID:N1ajoKmf0
みくる「心理学、物理学、量子力学、哲学、神学、医学、時間遡行学…なんでも絶対理論で解決できるってことですか」
長門「そう。」
古泉「それは…凄いな。相対性理論や超紐理論の発見が薄れますね」
長門「それは違う。相対性理論の発見は絶対理論でも論理を構成する上で非常に重要。
残念ながら不完全だったが、この理論を発見したアインシュタインはすばらしい頭脳の持ち主。
人間の域を超えた人物。彼もまた存在法則の矛盾に気付きかけていた者の一人。
少なくとも氏の概念は乗り越えているはず」
長門「そう。」
古泉「それは…凄いな。相対性理論や超紐理論の発見が薄れますね」
長門「それは違う。相対性理論の発見は絶対理論でも論理を構成する上で非常に重要。
残念ながら不完全だったが、この理論を発見したアインシュタインはすばらしい頭脳の持ち主。
人間の域を超えた人物。彼もまた存在法則の矛盾に気付きかけていた者の一人。
少なくとも氏の概念は乗り越えているはず」
15: 2008/06/12(木) 02:03:49.07 ID:N1ajoKmf0
キョン「氏の概念を乗り越える?氏なないってことか?!」
長門「貴方の言う氏とは物的な氏の事?」
キョン「物的も何も、人間誰でも氏ぬだろうよ」
長門「確かに生命活動は停止する。そんな些細なことは問題ではない。
氏者を構成していた物質が消滅するわけでもないのに、何故そこまで拘るのか。
質量保存の法則くらいは貴方も知っているはず」
キョン「知ってるけど、氏はまったく別物だろ!」
長門「違う。さっきも言った通り、真の意味の氏とは時間の終わりのこと。物的な氏にはその先がある」
長門「貴方の言う氏とは物的な氏の事?」
キョン「物的も何も、人間誰でも氏ぬだろうよ」
長門「確かに生命活動は停止する。そんな些細なことは問題ではない。
氏者を構成していた物質が消滅するわけでもないのに、何故そこまで拘るのか。
質量保存の法則くらいは貴方も知っているはず」
キョン「知ってるけど、氏はまったく別物だろ!」
長門「違う。さっきも言った通り、真の意味の氏とは時間の終わりのこと。物的な氏にはその先がある」
17: 2008/06/12(木) 02:05:22.29 ID:N1ajoKmf0
キョン「氏の向こう側…ってか。何でもアリだな、ハハ…」
長門「その通り。そもそもあらゆる事象で不可能なことなどほとんど無い」
古泉「ここまで来るとなんだか非科学的というか、哲学的ですね、氏を乗り越えるなんて…」
長門「その見解は真逆。理論によってこの法則も成り立っている。
肉体的な氏の後、人間は脳へのインパルスが途絶する。
これに対しレセプター(受容体)が異常を感知し、一時的に過放電が起こる」
長門「その通り。そもそもあらゆる事象で不可能なことなどほとんど無い」
古泉「ここまで来るとなんだか非科学的というか、哲学的ですね、氏を乗り越えるなんて…」
長門「その見解は真逆。理論によってこの法則も成り立っている。
肉体的な氏の後、人間は脳へのインパルスが途絶する。
これに対しレセプター(受容体)が異常を感知し、一時的に過放電が起こる」
20: 2008/06/12(木) 02:08:14.39 ID:N1ajoKmf0
長門「その過放電に反応し、停止した脳が蓄積された情報――正確には物質を放出する。
その者の"記憶と意識"だったその物質は放出されると同時に集積し、ある集合体と合流し、一体化する」
みくる「ある集合体…!もしかして…」
長門「そう。あなた達が神と呼ぶもの。これに溶け込むと意識だった物質はただの物質になり、情報空間をさまようようになる。わかった?」
キョン「…ああ。理解できたぜ?」
長門「そう、かなり簡略化した甲斐があった。ただし現在人間が発見できているレセプターは数種類のみ。
この法則の発見は人間の到達し得る科学では不可能」
その者の"記憶と意識"だったその物質は放出されると同時に集積し、ある集合体と合流し、一体化する」
みくる「ある集合体…!もしかして…」
長門「そう。あなた達が神と呼ぶもの。これに溶け込むと意識だった物質はただの物質になり、情報空間をさまようようになる。わかった?」
キョン「…ああ。理解できたぜ?」
長門「そう、かなり簡略化した甲斐があった。ただし現在人間が発見できているレセプターは数種類のみ。
この法則の発見は人間の到達し得る科学では不可能」
22: 2008/06/12(木) 02:09:51.63 ID:N1ajoKmf0
キョン「そうなのか…。それでもだ。
長門、俺は、絶対理論、なんとしても理解したいんだ…」
長門「…方法はある。推奨はしない」
キョン「あるのか?!頼む長門!」
長門「私の理解しているデータを貴方のスペックに合わせて可能な限り原型を残したまま圧縮する。
それを貴方に送り込めば完全ではないが理解できるはず。
ただし貴方の脳が無事である可能性は非常に低い」
キョン「…よし、たのむ」
古泉「キョン君?!!」
長門、俺は、絶対理論、なんとしても理解したいんだ…」
長門「…方法はある。推奨はしない」
キョン「あるのか?!頼む長門!」
長門「私の理解しているデータを貴方のスペックに合わせて可能な限り原型を残したまま圧縮する。
それを貴方に送り込めば完全ではないが理解できるはず。
ただし貴方の脳が無事である可能性は非常に低い」
キョン「…よし、たのむ」
古泉「キョン君?!!」
24: 2008/06/12(木) 02:12:05.42 ID:N1ajoKmf0
長門「圧縮完了。これを注入することで貴方は人間を超える。
ただし…もとには戻れない…。後悔しない?」
みくる「キョン君、考え直して…」
キョン「頼む」
長門「…転送開始」(かぷっ)
キョン「うっ…」
ただし…もとには戻れない…。後悔しない?」
みくる「キョン君、考え直して…」
キョン「頼む」
長門「…転送開始」(かぷっ)
キョン「うっ…」
25: 2008/06/12(木) 02:13:35.09 ID:N1ajoKmf0
キョン「ああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
み古「キョン君!!!」
長門「…へいき?」
キョン「あ…あ…」
キョン「…問題ない…。ああ、良い気持ちだ…頭の中でシナプスが複雑に伸びていく
のがわかる。身体の細胞一つ一つがはっきり見える」
長門「これで貴方は絶対理論の基礎を理解できたはず。…私は推奨しないと言った
」
キョン「…。俺は、…いや、人間の進化なんて本当にちっぽけなものだったんだな」
長門「そう。全てを知った気分はどう」
み古「キョン君!!!」
長門「…へいき?」
キョン「あ…あ…」
キョン「…問題ない…。ああ、良い気持ちだ…頭の中でシナプスが複雑に伸びていく
のがわかる。身体の細胞一つ一つがはっきり見える」
長門「これで貴方は絶対理論の基礎を理解できたはず。…私は推奨しないと言った
」
キョン「…。俺は、…いや、人間の進化なんて本当にちっぽけなものだったんだな」
長門「そう。全てを知った気分はどう」
26: 2008/06/12(木) 02:14:40.45 ID:N1ajoKmf0
キョン「…悲しくて、気持ち良い。人は間違ってはいなかった。だけど正解にたどり
着く事もない」
長門「貴方も人間」
キョン「…そうだな。俺も人間だ。人間が何故生まれたのかを知ってもなお人間だ。
悲しい。こんな事なら、思考なんて要らなかった」
長門「…」
古泉「…」
キョン「そして俺が、人間の存在意義を発見し、達成した」
長門「どういうこと」
キョン「長門。さっき、人間には自由意思がある、って言ってたよな」
長門「言った」
着く事もない」
長門「貴方も人間」
キョン「…そうだな。俺も人間だ。人間が何故生まれたのかを知ってもなお人間だ。
悲しい。こんな事なら、思考なんて要らなかった」
長門「…」
古泉「…」
キョン「そして俺が、人間の存在意義を発見し、達成した」
長門「どういうこと」
キョン「長門。さっき、人間には自由意思がある、って言ってたよな」
長門「言った」
27: 2008/06/12(木) 02:16:56.74 ID:N1ajoKmf0
キョン「その人間の自由意思は絶対理論から独立しているよな」
長門「厳密には独立していない。全ての感情や精神活動は理論に支配される。ただしその法則の中での選択は人間の意識に委ねられる」
キョン「そしてお前はその意識を完全には理解していない。人間の意識には不確定要素が多過ぎるからだ。
所謂人間らしさは絶対理論でも説明がつかない。だからお前のように理論のみに定義された物には人間らしさが表現しきれない。
違うか?」
長門「……違わない。意識と理論の融合は不可能。………あ」
長門「厳密には独立していない。全ての感情や精神活動は理論に支配される。ただしその法則の中での選択は人間の意識に委ねられる」
キョン「そしてお前はその意識を完全には理解していない。人間の意識には不確定要素が多過ぎるからだ。
所謂人間らしさは絶対理論でも説明がつかない。だからお前のように理論のみに定義された物には人間らしさが表現しきれない。
違うか?」
長門「……違わない。意識と理論の融合は不可能。………あ」
28: 2008/06/12(木) 02:17:35.23 ID:N1ajoKmf0
キョン「そして俺は意識を持った人間だ」
長門「…意識と理論が融合…」
キョン「そうだ。俺はお前を越えた。俺が自立進化の可能性を掴んだ」
長門「……」
キョン「思念体が俺とコンタクトを取りたがっているな。」
長門「そう。」
キョン「だが断る。理論でしか自分を定義出来ない情報生命体に意識という概念を理
解するのは無理だ」
長門「…」
キョン「長門、お前もそうだ。残念だけどな。」
長門「…意識と理論が融合…」
キョン「そうだ。俺はお前を越えた。俺が自立進化の可能性を掴んだ」
長門「……」
キョン「思念体が俺とコンタクトを取りたがっているな。」
長門「そう。」
キョン「だが断る。理論でしか自分を定義出来ない情報生命体に意識という概念を理
解するのは無理だ」
長門「…」
キョン「長門、お前もそうだ。残念だけどな。」
29: 2008/06/12(木) 02:18:53.73 ID:N1ajoKmf0
長門「……私は、個の生命として…女として、あなたに好意を抱いている。これは私の意識…」
キョン「ずいぶん人間らしい事を言えるようになったな、長門。だけど“らしい”の域は出ていない」
長門「…ちがう」
キョン「違わない。お前のその感情を決定しているのは意識ではない。思念体に作られたプログラムだ。
人間らしくなったと言っても、より人間の意識に近くプログ
ラムが改変されただけだ」
みくる「ちょ、キョン君!!!言いすぎです!!」
長門「…そう」
キョン「ずいぶん人間らしい事を言えるようになったな、長門。だけど“らしい”の域は出ていない」
長門「…ちがう」
キョン「違わない。お前のその感情を決定しているのは意識ではない。思念体に作られたプログラムだ。
人間らしくなったと言っても、より人間の意識に近くプログ
ラムが改変されただけだ」
みくる「ちょ、キョン君!!!言いすぎです!!」
長門「…そう」
34: 2008/06/12(木) 02:21:39.67 ID:N1ajoKmf0
キョン「お前にプログラムされた意識は理論に依存している。
俺がお前のその情報脳の神経興奮を少し弄ればその好意の矛先を誰にでも変更出来る。
そこに居る古泉や、朝比奈さんやハルヒにでもな」
長門「…それは、やらないで」
キョン「やるわけがないだろ。何故なら俺は人間だからだ。理論と意識を兼ね備えた存在だからだ。お前をかわいそうだと思えるからだ」
長門「あなたは…」
キョン「正確にはかわいそうだと思う事を決定出来るから、か」
俺がお前のその情報脳の神経興奮を少し弄ればその好意の矛先を誰にでも変更出来る。
そこに居る古泉や、朝比奈さんやハルヒにでもな」
長門「…それは、やらないで」
キョン「やるわけがないだろ。何故なら俺は人間だからだ。理論と意識を兼ね備えた存在だからだ。お前をかわいそうだと思えるからだ」
長門「あなたは…」
キョン「正確にはかわいそうだと思う事を決定出来るから、か」
36: 2008/06/12(木) 02:24:51.95 ID:N1ajoKmf0
長門「人間」
キョン「そう。意識をもった人間だ。お前は違う」
長門「」
古泉「それ以上言うことは許しませんよ」
みくる「そ、そそ、そうです!!長門さんがかわいそうですよぅ…」
キョン「仕方ないさ。理論の理解はお前の生命体としての存在を否定してしまった」
長門「生命体は特有の振る舞いをし、その行動様式を持つだけで生物と定義出来るはず」
キョン「違うな。お前や思念体は人工的に創られた出来の悪い電子生命体のようなものだ。
人間の不完全な理論で創られた自己満足でしかない人工生命体を生命と認めるのか?
人工知能を持ったロボットやLifeGameのドットは意識を持っているか?」
長門「…ない」
キョン「そう。意識をもった人間だ。お前は違う」
長門「」
古泉「それ以上言うことは許しませんよ」
みくる「そ、そそ、そうです!!長門さんがかわいそうですよぅ…」
キョン「仕方ないさ。理論の理解はお前の生命体としての存在を否定してしまった」
長門「生命体は特有の振る舞いをし、その行動様式を持つだけで生物と定義出来るはず」
キョン「違うな。お前や思念体は人工的に創られた出来の悪い電子生命体のようなものだ。
人間の不完全な理論で創られた自己満足でしかない人工生命体を生命と認めるのか?
人工知能を持ったロボットやLifeGameのドットは意識を持っているか?」
長門「…ない」
37: 2008/06/12(木) 02:26:42.20 ID:N1ajoKmf0
キョン「絶対理論、大統一理論…」
長門「…」
キョン「こんなものが、こんなくだらないものが真理だっていうのか」
長門「そう、これが真理…」
キョン「こんなものを人間は追い求めてきたのか。これが人間の存在意義なのか…長門、古泉、朝比奈さん…」
長み古「…」
キョン「…」
キョン「…教えてくれ…」
長門「…あなたは後悔している?」
キョン「…失望してる。俺達人間の目指した物が、こんな…こんなにちっぽけだったなんてな…」
長門「…」
キョン「こんなものが、こんなくだらないものが真理だっていうのか」
長門「そう、これが真理…」
キョン「こんなものを人間は追い求めてきたのか。これが人間の存在意義なのか…長門、古泉、朝比奈さん…」
長み古「…」
キョン「…」
キョン「…教えてくれ…」
長門「…あなたは後悔している?」
キョン「…失望してる。俺達人間の目指した物が、こんな…こんなにちっぽけだったなんてな…」
39: 2008/06/12(木) 02:28:54.36 ID:N1ajoKmf0
みくる「…そんな…」
古泉「………僕たち人間の歴史は、無駄だったと…」
長門「…」
キョン「そして、またわからなくなった。人間はありとあらゆる分野で学問を発展させてきた」
長門「そう。すべては真理を掴むために」
キョン「その真理を俺は掴んだ。なんだこれは?なにが真理だ。残ったのは絶望だけじゃないか」
長門「そう…。意識と理論の融合の結果産まれたのは、絶望…?」
キョン「そう、絶望だ。一体なんのために人は真理を求めるんだ?」
古泉「…おそらく人は太古から、救いを求めてきたのではないでしょうか」
キョン「救い?」
古泉「………僕たち人間の歴史は、無駄だったと…」
長門「…」
キョン「そして、またわからなくなった。人間はありとあらゆる分野で学問を発展させてきた」
長門「そう。すべては真理を掴むために」
キョン「その真理を俺は掴んだ。なんだこれは?なにが真理だ。残ったのは絶望だけじゃないか」
長門「そう…。意識と理論の融合の結果産まれたのは、絶望…?」
キョン「そう、絶望だ。一体なんのために人は真理を求めるんだ?」
古泉「…おそらく人は太古から、救いを求めてきたのではないでしょうか」
キョン「救い?」
43: 2008/06/12(木) 02:31:42.38 ID:N1ajoKmf0
古泉「そうです。病や氏、或いは他人や多種からの侵略、そして未知。恐怖の対象は様々ですが、人は皆それから逃れる事を望みました」
キョン「そしてその行き着く先が学問だった、という事か。知的な欲求という言葉があるが、本当はそうじゃない。
知的欲求は恐怖から逃れるための本能だったんだな」
古泉「そうかも知れませんね」
キョン「太古の昔、人は言ったよな。我々はどこから来て、どこに行くのか。そして、何故存在するのか」
長門「答えは、絶対理論にある」
キョン「そうだな…理論と意識の融合ではじめて見えてくる。理論と考察…どちらが欠けても不十分だ」
長門「答えは…見つかった?」
キョン「そしてその行き着く先が学問だった、という事か。知的な欲求という言葉があるが、本当はそうじゃない。
知的欲求は恐怖から逃れるための本能だったんだな」
古泉「そうかも知れませんね」
キョン「太古の昔、人は言ったよな。我々はどこから来て、どこに行くのか。そして、何故存在するのか」
長門「答えは、絶対理論にある」
キョン「そうだな…理論と意識の融合ではじめて見えてくる。理論と考察…どちらが欠けても不十分だ」
長門「答えは…見つかった?」
47: 2008/06/12(木) 02:35:33.52 ID:N1ajoKmf0
キョン「理論を手に入れて、見えた。…全ての“1”なるものが見えたんだ」
みくる「神の一撃を振りかざした者のことですか?」
キョン「そうです…。言葉では神というのが1番近いかも知れないな。神すらも“それ”の一部に過ぎない。
古泉、お前はハルヒが神だとか言ってたよな。それは間違いだ。ハルヒの能力も神の一部でしかない」
長門「涼宮ハルヒの願望実現能力も絶対理論の応用に過ぎないということ?
あの能力だけは情報統合思念体でも解明できなかったのに」
キョン「いや、ハルヒの能力は、むしろ理論というよりは意識領域の最たるものだ。局所事象変異と半永久永出力で構成されているだけだ」
長門「局所事象変異システム…通称システムゾハル?」
キョン「そう、ゾハルだ。ただし不完全な形のな。ハルヒの能力の場合事象平面を水平に、つまり二次元的にしか変異できない。重要な理論部分が欠落しているからな」
みくる「神の一撃を振りかざした者のことですか?」
キョン「そうです…。言葉では神というのが1番近いかも知れないな。神すらも“それ”の一部に過ぎない。
古泉、お前はハルヒが神だとか言ってたよな。それは間違いだ。ハルヒの能力も神の一部でしかない」
長門「涼宮ハルヒの願望実現能力も絶対理論の応用に過ぎないということ?
あの能力だけは情報統合思念体でも解明できなかったのに」
キョン「いや、ハルヒの能力は、むしろ理論というよりは意識領域の最たるものだ。局所事象変異と半永久永出力で構成されているだけだ」
長門「局所事象変異システム…通称システムゾハル?」
キョン「そう、ゾハルだ。ただし不完全な形のな。ハルヒの能力の場合事象平面を水平に、つまり二次元的にしか変異できない。重要な理論部分が欠落しているからな」
49: 2008/06/12(木) 02:38:10.97 ID:N1ajoKmf0
古泉「つまり…涼宮さんの脳内で処理できる範囲の局所事象変異しか起こせない、ということですか」
みくる「??ついていけませ~ん」
キョン「解らなければここは聞き流してください。
古泉、その通りだ。とは言っても、実際に変異させられるのは時間を含めた多次元にまで及ぶけどな」
長門「では、…1なるものの場合は?」
キョン「この事象平面の移動が四次元で可能なんだ。ハルヒのゾハルにおける意識を含めた三次元的な変異に、絶対理論の変異が加わる」
みくる「??ついていけませ~ん」
キョン「解らなければここは聞き流してください。
古泉、その通りだ。とは言っても、実際に変異させられるのは時間を含めた多次元にまで及ぶけどな」
長門「では、…1なるものの場合は?」
キョン「この事象平面の移動が四次元で可能なんだ。ハルヒのゾハルにおける意識を含めた三次元的な変異に、絶対理論の変異が加わる」
51: 2008/06/12(木) 02:40:15.94 ID:N1ajoKmf0
長門「事象変異装置はA・O(絶対客観)空間を生み出すのではないの?
可能性事象面が傾いている間は時間軸に対し事象が幅を持つ。
つまり、1つの事象の1局面に1つ以上の時間が“同時に”存在し、空間も拡張される。
事象が限定される過程で結果と原因が同時に存在してしまうわけで同立時間の幅は“望ましい”事象の確率に反比例する。
この間この事象は一切変化せずその中は絶対的に客観的な還元論の支配する世界となる。この空間を「A・O(絶対客観)空間」又は「デカルト的機械空間」と呼ぶ。
人間は、時間の流れを断絶したこの空間の内部を知覚することは一切出来ないはず。」
古泉「く……ここは僕もリタイヤしますか…」
可能性事象面が傾いている間は時間軸に対し事象が幅を持つ。
つまり、1つの事象の1局面に1つ以上の時間が“同時に”存在し、空間も拡張される。
事象が限定される過程で結果と原因が同時に存在してしまうわけで同立時間の幅は“望ましい”事象の確率に反比例する。
この間この事象は一切変化せずその中は絶対的に客観的な還元論の支配する世界となる。この空間を「A・O(絶対客観)空間」又は「デカルト的機械空間」と呼ぶ。
人間は、時間の流れを断絶したこの空間の内部を知覚することは一切出来ないはず。」
古泉「く……ここは僕もリタイヤしますか…」
53: 2008/06/12(木) 02:42:23.97 ID:N1ajoKmf0
キョン「確かに理論上ではそうだ、だがハルヒの場合は不確定性定理上での粒子の相互関連系(コズミック・ウェブ)の解である
ハイゼンベルク提唱のS行列をそのまま基盤に置いてデザインされている無補給半永久的な装置なんだ。
また、その特性上「A・O(絶対客観)空間」による防御フィールド(空間歪曲防護壁・ゲート)や、光速を越える「S・V(主観変移)法」などを可能とする。
ハルヒの能力の原理は、現在を含むごく近未来の事象を可能性事象として捉え、その中で能動主体の『こうだったら良いのに』という意識に対し、もっとも都合のいい事象を実在事象として顕在化させ、
それによるエネルギーポテンシャル変移を積極的に利用するものなんだよ」
長門「ということは…1なるものの事象変異システムとは、時間の始点から終末までを内包しているということ」
ハイゼンベルク提唱のS行列をそのまま基盤に置いてデザインされている無補給半永久的な装置なんだ。
また、その特性上「A・O(絶対客観)空間」による防御フィールド(空間歪曲防護壁・ゲート)や、光速を越える「S・V(主観変移)法」などを可能とする。
ハルヒの能力の原理は、現在を含むごく近未来の事象を可能性事象として捉え、その中で能動主体の『こうだったら良いのに』という意識に対し、もっとも都合のいい事象を実在事象として顕在化させ、
それによるエネルギーポテンシャル変移を積極的に利用するものなんだよ」
長門「ということは…1なるものの事象変異システムとは、時間の始点から終末までを内包しているということ」
55: 2008/06/12(木) 02:45:52.70 ID:N1ajoKmf0
キョン「そういう事だ。つまり結論としてはこうだ。
いいか古泉、それに朝比奈さん。
この大統一理論は大統一理論によって覆すことが出来る。」
古泉「…わかりやすくお願いできますか」
みくる「おねがいしますう」
長門「つまり、大統一理論はあらゆる矛盾を無効化し、あらゆる事象を自分の都合のいい物に変え、
そしてそれによって莫大過ぎるほどのエネルギーを生み出すことが出来る」
いいか古泉、それに朝比奈さん。
この大統一理論は大統一理論によって覆すことが出来る。」
古泉「…わかりやすくお願いできますか」
みくる「おねがいしますう」
長門「つまり、大統一理論はあらゆる矛盾を無効化し、あらゆる事象を自分の都合のいい物に変え、
そしてそれによって莫大過ぎるほどのエネルギーを生み出すことが出来る」
57: 2008/06/12(木) 02:50:10.43 ID:N1ajoKmf0
キョン「たとえば、絶対理論と意識を兼ね揃えた俺が、絶対理論なんていらん!と願ってゾハルを起動すれば、
絶対理論自体が消失してしまう。それをやっちまうとすべてはビックバン以前の無に戻っちまうけどな」
みくる「ふぇぇ…理解は出来ないけどすごいですぅ」
古泉「では……人間の更なる進化なんかも望めると…ん?ああ、そういうことですか?!」
キョン「気付いたか、古泉。それが人間が生まれた意味、学問を追求してきた目的だ」
絶対理論自体が消失してしまう。それをやっちまうとすべてはビックバン以前の無に戻っちまうけどな」
みくる「ふぇぇ…理解は出来ないけどすごいですぅ」
古泉「では……人間の更なる進化なんかも望めると…ん?ああ、そういうことですか?!」
キョン「気付いたか、古泉。それが人間が生まれた意味、学問を追求してきた目的だ」
59: 2008/06/12(木) 02:54:09.57 ID:N1ajoKmf0
みくる「では、涼宮さんの願望実現能力も同じですか」
キョン「原理としては、ですがね」
長門「すごい…これが、意識と理論の融合の結果…残ったのは絶望ではなかった」
キョン「そうだな。真理とは、無限に可能性をもった進化のことだったんだ
ゾハルを起動しようか、長門。協力してくれ」
長門「了解した」
キョン「望むことは…」
キョン「原理としては、ですがね」
長門「すごい…これが、意識と理論の融合の結果…残ったのは絶望ではなかった」
キョン「そうだな。真理とは、無限に可能性をもった進化のことだったんだ
ゾハルを起動しようか、長門。協力してくれ」
長門「了解した」
キョン「望むことは…」
60: 2008/06/12(木) 02:57:06.08 ID:N1ajoKmf0
キョン「ハルヒの能力の無効化」
みくる「せ、世界平和!」
古泉「更なる進化を」
長門「……人間に、なりたい」
キョン「…長門、わかった。
システムゾハル起動がした。
もっと、更なる高みへ行こうか。理論なんて超越したセカイで俺たちは生きるんだ」
みくる「せ、世界平和!」
古泉「更なる進化を」
長門「……人間に、なりたい」
キョン「…長門、わかった。
システムゾハル起動がした。
もっと、更なる高みへ行こうか。理論なんて超越したセカイで俺たちは生きるんだ」
62: 2008/06/12(木) 03:01:08.55 ID:N1ajoKmf0
翌日
ハルヒ「おっはよーー!あらキョン!あたしより早く来てるとは思わなかったわ!
朝起きたら凄く気分いいし、すれ違う人達は皆笑顔だし、戦争が終わったってニュースしてたし、
今日はいいことありそうね!!」
キョン「それは良かったな。ところで、今日はお前のおごりだよな?」
ハルヒ「悪いわね、今日は朝食済ませてきたの!」
キョン「なんだそりゃ…」
ハルヒ「おっはよーー!あらキョン!あたしより早く来てるとは思わなかったわ!
朝起きたら凄く気分いいし、すれ違う人達は皆笑顔だし、戦争が終わったってニュースしてたし、
今日はいいことありそうね!!」
キョン「それは良かったな。ところで、今日はお前のおごりだよな?」
ハルヒ「悪いわね、今日は朝食済ませてきたの!」
キョン「なんだそりゃ…」
64: 2008/06/12(木) 03:04:08.55 ID:N1ajoKmf0
長門「おはよう、みんな」
キョン「お、おはよう長門」
みくる「おはようございまーす」
古泉「お早うございます」
ハルヒ「有希、なんだか可愛くなった?」
長門「くす…そうかな?」
ハルヒ「…!!!」
キョン「長門、可愛くなったな」
長門「キョン君まで…ふふ、ありがと」
ハルヒ「キョン!!!!!!!!!!」
キョン「ぐあ」
キョン「お、おはよう長門」
みくる「おはようございまーす」
古泉「お早うございます」
ハルヒ「有希、なんだか可愛くなった?」
長門「くす…そうかな?」
ハルヒ「…!!!」
キョン「長門、可愛くなったな」
長門「キョン君まで…ふふ、ありがと」
ハルヒ「キョン!!!!!!!!!!」
キョン「ぐあ」
74: 2008/06/12(木) 03:12:11.81 ID:N1ajoKmf0
ハルヒ「ふんっ!さぁ皆!!今日は大統一理論の研究よ!!!」
みくる「あ、あの~…今日は違うことをしませんか?」
古泉「僕もその意見に賛成ですね。どうでしょう、暑くなってきましたし、皆で海でも」
キョン「お、いいなそれ。泳ぐにはちっと早いかもしれんが」
ハルヒ「ちょっとちょっと?!!!どういうつもりよ!!今日は研究だって…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ?!!!」
キョン「まわり見てみろ。こんな平和な世界で、そんな事する必要なんてないと思うぜ?
そんなちっぽけなことより、俺たちと遊んだほうが楽しいだろ?
そのほうが楽しいじゃない!ってか」
ハルヒ「ふ、ふん…しょうがないわね。キョンがどーーーしてもって言うならしょうがないわね」
キョン「よし、じゃあ行くぞ。電車乗るか」
長門「私が隣に座る!」
ハルヒ「ちょ、なによ有希!団長にゆずりなさい!!」
古泉「いやいや、副団長の僕が」
みくる「一番かわいいみくるちゃんが隣です!!」
キョン「…やれやれ」
みくる「あ、あの~…今日は違うことをしませんか?」
古泉「僕もその意見に賛成ですね。どうでしょう、暑くなってきましたし、皆で海でも」
キョン「お、いいなそれ。泳ぐにはちっと早いかもしれんが」
ハルヒ「ちょっとちょっと?!!!どういうつもりよ!!今日は研究だって…」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ?!!!」
キョン「まわり見てみろ。こんな平和な世界で、そんな事する必要なんてないと思うぜ?
そんなちっぽけなことより、俺たちと遊んだほうが楽しいだろ?
そのほうが楽しいじゃない!ってか」
ハルヒ「ふ、ふん…しょうがないわね。キョンがどーーーしてもって言うならしょうがないわね」
キョン「よし、じゃあ行くぞ。電車乗るか」
長門「私が隣に座る!」
ハルヒ「ちょ、なによ有希!団長にゆずりなさい!!」
古泉「いやいや、副団長の僕が」
みくる「一番かわいいみくるちゃんが隣です!!」
キョン「…やれやれ」
76: 2008/06/12(木) 03:14:41.70 ID:N1ajoKmf0
皆付き合ってくれてありがとう
大丈夫、俺も理解してないからww
ただ、>>6でみくるの口調間違えたのは本当にすまん。
大丈夫、俺も理解してないからww
ただ、>>6でみくるの口調間違えたのは本当にすまん。
92: 2008/06/12(木) 03:37:10.90 ID:N1ajoKmf0
意識の起源については俺の妄想力では無理だった。またゆっくり考えるよ
一応分類は物理学・哲学かな?あと多少宗教色も強いかもしれん。俺は無宗教だけど
ゾハルについては学問でもなんでもなく、恥ずかしいから聞かないで///
たぶんググッたら一発で解る
一応分類は物理学・哲学かな?あと多少宗教色も強いかもしれん。俺は無宗教だけど
ゾハルについては学問でもなんでもなく、恥ずかしいから聞かないで///
たぶんググッたら一発で解る
引用元: ハルヒ「大統一理論を完成させるわよ!」
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