苗木「それ」ﾎﾟﾁ

ﾋ ﾟ ﾝ ﾎﾟ ｰ ﾝ

苗木「」ﾀﾞｯ


大神「……」ｶﾞﾁｬ

大神「………」ｷｮﾛｷｮﾛ

大神「……悪戯か」

ﾊﾞﾀﾝ

苗木(二回目も成功だね、よし次でラストにしよう)

苗木「」ｿｰｯ

大神「おい」ｶﾞﾁｬ

苗木「わわっ！！」

大神「苗木か……夜時間はとっくに過ぎているぞ？こんな所で何をしている」

苗木「やだなぁ、大神さん。トイレだよトイレ」

大神「ぬ……そうか…それは引き止めてすまなかった」

苗木「いいよいいよ、それじゃあおやすみ」

大神「ああ、また明日」

ﾊﾞﾀﾝ


苗木「」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰｰｰﾝ

苗木「あははははははは」ﾀﾞｯ

大神「………」ｶﾞﾁｬ

大神「…………ふー」

大神「くだらぬな……」

大神「こんなことをする暇があれば鍛錬でもするのだな」

ﾊﾞﾀﾝ


苗木「大神さん煽り耐性高いなぁ、つまんないや」

苗木「それじゃあ次は>>30にしよう」

やまだ

苗木「山田クンの部屋の前に来たぞ」

苗木「どうせシコってるか同人書いてるかの二択だろうし、ボクと遊ぼうよ」ﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

苗木「」ﾀﾞｯ


ｶﾞﾁｬ

山田「はいはい、どなたですかな？」

山田「…………はて？誰もいないですぞ」

山田「うーん、何だったのでしょうかな」

ﾊﾞﾀﾝ

苗木「最初はこんなモンか」

苗木「それじゃあセカンドラウンドいってみようか」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

苗木「」ﾀﾞｯ


ｶﾞﾁｬ

山田「はいはい、山田ですぞ」

山田「……またですか」

山田「これは……誰かの悪戯に間違いはありませぬな！！」

山田「こうなったら、ここで見張るほかありませんな」

苗木「やぁ、山田クン」

山田「苗木誠殿！聞いてほしいですぞ！」

苗木「どうしたんだい？」

山田「実は先ほどから、僕の部屋にピンポンダッシュをする不届きな輩がおりまして……」

苗木「ああ！それさっきモノクマがやってるの見たよ」

山田「なんですと！奴は睡眠さえも妨害してくるのですかな？！」

苗木「全く、ヒドイ話だよね……気にせずに寝るといいよ」

山田「そうですな、気にしたら負けですな」

苗木「それじゃあ、おやすみ」

山田「さらばですぞ」

ﾊﾞﾀﾝ


苗木「」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰｰｰﾝ

苗木「あひゃひゃひゃひゃひゃ！！！」ﾀﾞｯ

＞ﾝﾅｧｧｧｧｰｰｰｰｰｯ!!!



苗木「さて、実にくだらない時間だったね」

苗木「もう明日になるし次で最後にしようかな」

苗木「>>41で最後にしよう」

残姉ちゃん

苗木「江ノ島さんで最後にしよっと」

苗木「それ」ﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰﾝ

苗木「」ﾀﾞｯ


苗木「………」

苗木「あれ？出てこない」

苗木「もう一回」ﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰｰﾝ

苗木「」ﾀﾞｯ


戦刃「もう…！せっかくお風呂に入ったのに……また化粧しなきゃ」

苗木「……中々出てこないな」

苗木「あっ、来た」


ｶﾞﾁｬ

江ノ島「ったくもー！こんな時間にだれー？」

江ノ島「……あれ？誰もいない」

江ノ島「………いや」ｸﾝｸﾝ

江ノ島「この匂いは……苗木くん」


苗木「！！！」

苗木(匂いってなんだよ！しかも何で化粧バッチリ決めてんだ！)

江ノ島「苗木！！そこにいるんでしょ、出てこい！」

苗木「え？ボク狛枝凪斗だよ」

苗木「やだなぁ、江ノ島さん。ボクなんかを彼と間違えるなんてさ」

江ノ島「え……一つ上の狛枝？」

江ノ島「おかしいな、確かに苗木の匂いだったんだけど」

苗木「間違えは誰にでもあるさ、気にしないで」

江ノ島「そ、そうだね……ごめん、おやすみ」

苗木「おやすみ江ノ島さん」

ﾊﾞﾀﾝ


苗木「」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟｰｰｰﾝ

もしかしたら今夜、貴方元にもヤツくるかもしれない―――――――。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終