1: 2013/01/01(火) 08:17:08.54 ID:RplWwhpd0
P「社会人ってつらい」

4: 2013/01/01(火) 08:24:52.81 ID:RplWwhpd0
P「今年の仕事は終わりですね。音無さん、お疲れ様でした」

小鳥「お疲れ様でした、プロデューサーさん」

P「それにしても、今年もいろんなことがありましたね」

小鳥「ええ、一年経つのが、あっという間でした」

P「本当ですね。年をとると、時間の経過が早くて早くて」

小鳥「この話はやめましょう」
ぷちます!(13) (電撃コミックスEX)
6: 2013/01/01(火) 08:33:32.91 ID:RplWwhpd0
P「音無さん、よろしければ、付き合ってほしいんですが」

小鳥「私は経験豊富な大人なので付き合うという言葉でいっさい動揺などいたしませんがなんでしょうか」

P「実は……恥ずかしいですけど、音無さんに見て欲しいものがあるんです」

小鳥「えっ!?」


小鳥「な、なにこの急展開!? きっとこのあとプロデューサーさんは私に」

P「新年会で披露するネタなんですけど」

小鳥「私に妄想する暇を与えないなんて、なかなかやりますね!」

P「それほどでもないですよ」

7: 2013/01/01(火) 08:39:44.77 ID:RplWwhpd0
小鳥「それで、どんなネタを考えてきたんですか」

P「やはり、流行のギャグを披露するのが鉄板だと思いまして」


千早『くっ』


小鳥「なるほど。今年流行したギャグというと、『ワイルドだろ~?』 ですか?」

P「ええ、正解です。見ていただけますか?」

小鳥「お願いします」

9: 2013/01/01(火) 08:46:50.83 ID:RplWwhpd0
P「では」

P「アイドルを9人同時にプロデュースしてやったぜ! ワイルドだろ~?」


伊織『そんなの律子だって負けてないわよ』

律子『ふふ、ありがとう、伊織』


小鳥「うん、導入としては、まあ、アリじゃないですか?」

P「続けます」

P「伊織が買ってきた高級プリンを一人で全部食べてやったぜ! ワイルドだろ~?」


あずさ『!?』

10: 2013/01/01(火) 08:52:52.21 ID:RplWwhpd0
小鳥「ストーップ!!」

P「あれ? まだ2個目ですけど、何かおかしかったですか?」

小鳥「ええ、おかしいと思います」


千早『ぶふっ、お菓子だけに、ふふふ』

春香『千早ちゃん、多分違うよ』


小鳥「あの事件、プロデューサーさんが犯人だったんですか?」

P「ええ、あの時は、ばれないかヒヤヒヤしました」


あずさ『プロデューサーさんったら、私をかばうために……』

11: 2013/01/01(火) 08:53:39.47 ID:WuPfWRAzO
なんというイケメン

13: 2013/01/01(火) 08:58:25.25 ID:RplWwhpd0
小鳥「どうして今、暴露しようと思ったんですか」

P「新年会って、来年ですよね」

小鳥「そうですけど」

P「来年になれば今年の罪は許されると思うんです」


亜美『真美はどう思う?』

真美『ギルティっしょ』

14: 2013/01/01(火) 09:06:17.26 ID:RplWwhpd0
小鳥「随分と自分に都合がいい考えですね。いっそすがすがしいです」

P「新年会ならガチで怒られることはないと踏んでいます」


律子『説教部屋行き決定です』


小鳥「ふとした拍子にバレることを恐れるよりも、素敵な気がしてきました」
 

小鳥「プロデューサーさん、私も一緒に舞台に上がっていいですか?」

P「音無さんも何か後ろめたいことが?」

小鳥「当然ありますよ」


亜美『ピヨちゃんはちかたないよ』

真美『うん、ちかたない』

17: 2013/01/01(火) 09:13:18.03 ID:RplWwhpd0
P「では、試しにやってもらえますか?」

小鳥「はい! 音無小鳥、行きます!」


小鳥「えー、職場の人間をモチーフにして同人誌を作ってやったぜ!ワイルドぴよ~?」


雪歩『ゆきまこ本もたかゆき本も最高でした!』

伊織『さっさとやよいおりで作りなさいよ!』

真『二人とも落ち着いて!』

やよい『お料理とっても美味しいです!』

貴音『真美味です』 ペロペロ

真美『お姫ちんが舐めてるの亜美だよ』

19: 2013/01/01(火) 09:26:12.28 ID:RplWwhpd0
P「うーん」

小鳥「えーっと、どうでした? やっぱり内容がまずいでしょうか?」

P「語尾にぴよをつけるのは、照れ隠しですか?」

小鳥「そこはスルーしてください!」

P「では、職場の人間っていうのはアイドルだけですか?」

小鳥「うっ、いきなり核心をつくんですね。ふふふ、当然、プロデューサーさんも含まれてます」


社長『まさか、私を含んでないだろうね』

22: 2013/01/01(火) 09:36:43.96 ID:RplWwhpd0
P「そうだと思いました。俺も心あたりありましたから」

小鳥「なにかエピソードがおありで?」

P「たいした話じゃないですよ。以前、うちのファンの女の子に、『やっぱりプロデューサーさんは受けなんですか?』って聞かれただけです」


真『プロデューサーもそういうこと聞かれるんだ……』


小鳥「あちゃー」

P「大丈夫ですよ。俺は気にしてませんから」

23: 2013/01/01(火) 09:43:57.10 ID:RplWwhpd0
小鳥「ところで、ファンの女の子って言いましたよね?」

P「……言ったっけ?」

小鳥「言いました。どうしてプロデューサーさんがファンの女の子と親しげに喋ってるんですか?」

P「のヮの」

小鳥「ごまかすのが絶望的に下手ですね」


千早『あの顔は春香も良くするわね。春香も何かごまかしてるのかしら?」

春香『のヮの』

24: 2013/01/01(火) 09:50:30.55 ID:RplWwhpd0
小鳥「まさかアイドルのファンにまで手を出す人だったなんて……」

P「なんですかその言い方は! まるで俺がファンに手を出してるみたいじゃないですか!」

小鳥「だからそう言ってるんですって!そこは、アイドルに手を出してるみたい、でしょ!?」

P「俺がアイドルに手を出してるみたいじゃないですか!」

小鳥「違うんですか?」

P「俺のお手付きは響だけです」


アイドル達『!?』

響『えっ!? な、何? ちょっと、みんな目が怖いぞ!』

26: 2013/01/01(火) 09:58:40.19 ID:RplWwhpd0
小鳥「もうプロデューサーさんのことなんて知りません!」

P「待ってください、音無さん!」

小鳥「どうしました? 言い訳ですか?」

P「俺、音無さんに黙ってたことがあるんです」

小鳥「……なんでしょう?」

P「音無さん、いえ、小鳥さん! 実は、俺……」


美希『や、やめて、ハニー! そのセリフはミキだけに言ってー!』

27: 2013/01/01(火) 10:01:21.29 ID:RplWwhpd0
P「受けじゃなくて攻めなんです」


貴音『面妖な!!』


小鳥「いい加減にするぴよ」

P小鳥「どうも、ありがとうございましたー」

終わり

28: 2013/01/01(火) 10:05:25.02 ID:Ewl4EB0IO

29: 2013/01/01(火) 10:08:02.80 ID:US56VlF60
漫才だったのかwwwwww乙

引用元: P「新年会で披露するネタが浮かばない」