1: 2019/10/18(金) 21:01:38.679 ID:8FvjNYg6d.net
ある日の夜

シャミ子「明日こそは…明日こそは桃に勝ってみせます…」

シャミ子「でも今日は4km走らされたのでクタクタです…」

シャミ子「魔法少女め………これで…勝ったと…思……う……」

Zzz……………

2: 2019/10/18(金) 21:02:23.059 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「あれ?ここは夢の中?
     ごせんぞが呼んだのでしょうか?」

シャミ子「ごせんぞ~、ごせんぞ~!」

…………

シャミ子「返事がありません…
     よく見渡してみるといつものこたつもありません。」


シャミ子「それにこの白いローブは何なのでしょうか。」バサバサ

シャミ子「はっ!これなら返信しても恥ずかしくありません!」

シャミ子「我ながら大発見です!」

3: 2019/10/18(金) 21:02:53.926 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「とりあえず色々と調べてみましょう!」

シャミ子「このお部屋、4つの扉と机と椅子があるだけで他に何もないんですね。」

シャミ子「机の上のお皿には赤いスープが入っていますが一体何なのでしょう…」ゴクリ

シャミ子「きっとトマトスープですね、一口ぐらいなら飲んでも…あれ?」

シャミ子「椅子の上に紙が落ちてます…なにか書いてあります。」

シャミ子は ふるいかみきれを 2まいてにいれた▼

4: 2019/10/18(金) 21:04:00.646 ID:8FvjNYg6d.net
帰りたいなら 1時間以内に 毒入りスープを飲め

飲むまでは 君じゃあここから 出られない

1時間以内に 飲めなかったら お迎えが来るぞ

シャミ子「毒!?」ビクッ

シャミ子「このスープ毒が入っているんですか!?」

シャミ子「危ないところでした…大体毒入りスープなんて飲んだら氏んじゃうじゃないですか!」ポガー

7: 2019/10/18(金) 21:05:00.450 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「もう片方の紙は…地図でしょうか?」

      調理室

       |

書物庫-スープの部屋-下僕の部屋

       |

      礼拝堂

シャミ子「ここがスープの部屋ですよね、調理室、書物庫、下僕の部屋、礼拝堂…」

シャミ子「しかし、出口がありません、どうなっているんですかここは。」

シャミ子「仕方がありません、部屋の奥に出口があるかもしれませんし一つ一つ部屋を見ていきましょう。」

9: 2019/10/18(金) 21:06:26.892 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「しかし、どこから行けば良いのでしょうか。」

シャミ子「礼拝堂はまぞく的にだめな気がします、凶悪な魔法少女とかがいるかも知れません」

シャミ子「書物庫は今は必要ないですし、調理室もスープは既にありますし…」

シャミ子「…下僕の部屋…下僕…つまり誰か居るのではないのでしょうか!?」

シャミ子「協力すれば出られるかもしれません!早速向かいましょう!」シュババババ

スープの部屋 → 下僕の部屋

10: 2019/10/18(金) 21:08:06.583 ID:8FvjNYg6d.net
ガチャ…ギギギギ…

シャミ子「失礼しまーす…」

シャミ子「うぅ…とても暗いです…誰かいませんかー…」オドオド

ヒタヒタ…

シャミ子「!?」

ヒタヒタ…ヒタヒタ…

シャミ子「誰か!?誰かいるんですか!?」

ヒタヒタ…ヒタヒタヒタヒタ…

シャミ子「何かがこっちに来て…!わあああああああ!!!」

11: 2019/10/18(金) 21:09:32.945 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「……えっ?女の…子…?」

シャミ子「………こ、腰が抜けてしまいました…」

シャミ子「その手に持っているのは…」

女の子 「…………」チャキン

シャミ子「ひっ!?銃!?…お、おもちゃですよね?」

女の子 「…………」フルフル

シャミ子「命だけは!命だけは許してください!何でもしますので!」ビエー

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「た、助かりました…」

12: 2019/10/18(金) 21:10:47.087 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「こ、ここには他に誰か居るのですか?」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「案内してもらえますか?」

女の子 「…………」コクコク グイグイ

シャミ子「ん~…よく見えませんが…男の人?が寝ています…」

シャミ子「あれ?この男の人首が…な…い?」クラッ

ドサッ…

13: 2019/10/18(金) 21:12:38.544 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「少し気を失っていました、なにか衝撃的なことがあった気がするのですが何でしたっけ?」

カサッ

シャミ子「この紙は何でしょう、ここじゃ暗くて見えないです」

女の子 「…………」ジー

シャミ子「はわぁ!?そ、そうでした、この子が居たのでした!」

シャミ子「あ、あのここから脱出するのに協力してくれませんか?」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「本当ですか!では早速この部屋から出ましょう」

女の子 「…………」コクコク

げぼくが なかまに くわわった!▼



下僕の部屋 → スープの部屋

14: 2019/10/18(金) 21:14:00.675 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「まずはこの紙の確認ですね」

それは名前もない あなたの下僕です。

言われたことは嫌でも 絶対に 従います。

無口だけど人懐っこい良い子なので

可愛がってあげてください。

シャミ子「下僕…あなたは私の下僕なのですか?」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「下僕って言うのはなんだか嫌ですね…」ピコーン

15: 2019/10/18(金) 21:16:00.706 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「我が名はシャドウミストレス優子!光の魔法少女を倒すべく奮闘するまぞく!」

シャミ子「貴様はこれから下僕ではなく私の眷属です!」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「ですので、とりあえずさっきの銃を私に預からせてくれませんか?」

女の子 「…………」スッ

シャミ子「ふぅ、これでひとまず命の危機は去りました。」

シャミ子「それでは次は書物庫に行ってみましょう、あなたも一緒に来てくれますか?」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「ありがとうございます!それではいざ書物庫へ!」

スープの部屋 → 書物庫

16: 2019/10/18(金) 21:17:22.058 ID:8FvjNYg6d.net
ガチャ

シャミ子「ここが書物庫…」

シャミ子「部屋が本棚で囲まれてしまっています…」

シャミ子「しかし、ここに脱出のヒントがあるかもしれません!一緒に探しましょう!」

女の子 「…………」コクコク

17: 2019/10/18(金) 21:18:22.732 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「筋肉の本…世界の軍略…植物図鑑…ジャンルがバラバラです」

シャミ子「節約の秘訣大全集!これはぜひ読んでみたいです!」

シャミ子「後で読むために持っていきましょう。」

シャミ子は せつやくぼんを てにいれた▼

シャミ子「そっちにはなにかありましたか?」

女の子 「…………」コクコク

18: 2019/10/18(金) 21:20:07.585 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「え~っと、これは…」

シャミ子「真っ黒な本ですね。」スッ

シャミ子「わぁっ!なんですかこれ!ベトベトします!」

シャミ子「けど何か甘い匂いもしますね、花の匂いでしょうか?」パラパラ

19: 2019/10/18(金) 21:20:42.971 ID:8FvjNYg6d.net
真ん中の部屋:ちゃんとしたスープを飲まなきゃ出られない。

       メモの裏にはスープの正体が記されている。

上の部屋  :調味料や食器がある。予備のスープもある。

右の部屋  :とても良い子が待っている、いいものも持っているよ。

左の部屋  :本の持ち出しは禁止。ろうそくは持っていける。

下の部屋  :神様が眠っている、毒の資料がある。

       番人は生きの良いものを食べなきゃいなくならない。

大切なこと:氏ぬ覚悟をして飲むように。

20: 2019/10/18(金) 21:21:29.767 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「それぞれの部屋の説明でしょうか?」

シャミ子「あれはまだちゃんとしたスープではないってこと?えっあれトマトスープじゃないんですか!?」

シャミ子「う~ん…全くわからないです…とりあえず、ろうそくは貰っていきましょう。」

シャミ子は ろうそくを てにいれた▼

シャミ子「それでは真ん中の部屋に戻りましょうか。」

女の子 「…………」コクコク

書物庫 → スープの部屋

21: 2019/10/18(金) 21:23:32.215 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「あっ、そういえば本を持ってきてしまいました。」

シャミ子「本棚に戻してきま…」クルッ

スライム「…………」ウネウネ

シャミ子「…………」サーッ

シャミ子「きっききかんりー!」

♪(変身バンク)

シャミ子「なっ、なんですか!なんなんですかこれは!」ゾォォォ

シャミ子「あれ?さっきまであった扉が消えてます!?」

22: 2019/10/18(金) 21:24:55.290 ID:8FvjNYg6d.net
スライム「…………」シュババババ

シャミ子「わー!近寄らないでください!絡みつかないでください!」

シャミ子「痛っ!なんか痛いです!」

シャミ子「やめてください!本の角で叩いても全く怯みません!」バシバシ

スポッ

シャミ子「あぁ~!節約本が!」

23: 2019/10/18(金) 21:26:33.962 ID:8FvjNYg6d.net
ヒュー   ゴール!

スライム「…………」スルスル

シャミ子「えっ、スライムが離れていきます。」

スライム「…………」トビラー

シャミ子「本を持ち出したから襲いかかってきたのでしょうか?」

シャミ子「にしても本当に怖かったです…氏ぬのかと思いました…」ブワッ

シャミ子「あなたは大丈夫でしたか?」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「もうあの部屋には近づかないようにしましょう…」

24: 2019/10/18(金) 21:28:03.445 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「次は…調理室に行きましょう」

シャミ子「私は気づいてしまったのです、この部屋にはスープはあるのに飲むためのスプーンがありません」

シャミ子「スプーンを貰いに行きましょう!」

シャミ子「でも、この扉だけドアノブがありません。どうやって開けるのでしょうか?」

25: 2019/10/18(金) 21:29:29.235 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「うーん…自動扉でしょうか?暗証番号…?」

シャミ子「ごろごろにゃーちゃん!」

シーン

シャミ子「違いました。」

シャミ子「それならば、56562!」

シーン

26: 2019/10/18(金) 21:33:14.109 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「おかしいですね、空きません」

シャミ子「あなたならこの扉開けられますか?」

女の子 「…………」コクコク

キィー

シャミ子「た、ただの押し戸でした。恥ずかしいです。」カァァ

スープの部屋 → 調理室

27: 2019/10/18(金) 21:34:04.125 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「すごいです!我が家のキッチンよりすごく広いです!」

シャミ子「では、スプーンをお借りしていきましょう、どこかな~」ガサゴソ

シャミ子「こんなとこにも紙切れがありました」

大事な 調味料は 現在 在庫切れ

シャミ子「大切な調味料?一体何のことでしょうか?」

シャミ子「大切な…調理で大切なもの…」

28: 2019/10/18(金) 21:34:43.082 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「わかりました!砂糖、塩、酢、醤油、味噌のことですね!」

シャミ子「つまりあのスープは100%トマトのトマトジュースです!」

シャミ子「スープの正体ってきっとそういうことに違いありません!」


しばらくして…


シャミ子「ありました!ピカピカの銀のスプーンです!」

シャミ子「食器もみんなピカピカの銀で羨ましいですね、お母さんにプレゼントしたいです。」

シャミ子「銀といえばごせんぞが最近なにか言ってました。」

29: 2019/10/18(金) 21:35:43.441 ID:8FvjNYg6d.net
~数日前

ごせんぞ「シャミ子よ、毒を使って桃を倒すのはどうかの?」

シャミ子「だめです!そんな卑怯な手は使えません!」

シャミ子「何より、桃が苦しむ姿を見たくないです!」

ごせんぞ「なぁに、毒と言っても少し動けなくするだけじゃ」

ごせんぞ「無味無臭の毒なら銀を使わない限りバレはせん」

ごせんぞ「なにより、桃を好き勝手できるし案外桃も押しに弱いかもしれんぞ?」

シャミ子「桃を…好き勝手に…」

シャミ子「だっだめです!私は正々堂々と桃に勝つのです!」ブンブン

ごせんぞ「いい考えだと思ったのにのぉ~」

~~~

30: 2019/10/18(金) 21:36:19.474 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「桃を好き勝手にできるのは少しいいと思ってしまいましたが、その後が怖いですよね…」サーッ

女の子 「…………」ジー

シャミ子「さ、さぁ、スプーンも貰いましたしスープの部屋に戻りましょう」

女の子 「…………」コクコク

調理室 → スープの部屋

31: 2019/10/18(金) 21:38:09.275 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「3つの部屋を回りましたが出口なんてどこにもありませんでした…」ブワッ

シャミ子「やはり、この毒入りのスープを飲むしか脱出する手段はないのでしょうか?」

シャミ子「ゆっ、夢だし毒入りスープを飲んでも本当に氏んじゃうわけじゃ…」ダラダラ

シャミ子「でも、もうすぐ1時間経ってしまいます!あぁーどうすればー!」


シャミ子「一口…一口だけなら…飲んでみてもセーフかもしれません…」パクッ

シャミ子「んぐっ…うっ…」

シャミ子「不味いですー」ダバー

シャミ子「なんですかこれ!トマトジュースじゃないです!トマトですらないです!」ポガー!

シャミ子「でもこれで帰れます!」

32: 2019/10/18(金) 21:39:23.983 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「あれ…?何も起きない?」

シャミ子「一体これはどういうことなのでしょう?確かに私は毒入りスープを飲んで…」

シャミ子「そういえば…さっき使ったスプーンが黒くなってない…?」

シャミ子「つまりあのスープには毒が入ってなかったということでしょうか?」

シャミ子「自分で毒を入れなきゃいけないとか悪趣味な夢ですね…」

シャミ子「でもそれなら毒はいったいどこにあるのでしょうか?」

シャミ子「たぶんもう時間もないですしどうしよう、どうしよう、お迎えが来てしまいます!」

シャミ子「これは最後の部屋に行くしかないですね…」


スープの部屋 → 礼拝堂

33: 2019/10/18(金) 21:40:19.946 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「礼拝堂、きっと光の魔法少女や神やら天使やらがいるに違いありません!」

シャミ子「闇のまぞくの私が入ったら酷いことになるに決まっています。」

シャミ子「うぅ…でも入るしかないですよね…」

シャミ子「あの…手を…握ってくれませんか?」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「よし!…行きましょう!」

ガチャ

翼が生えた大蛇「シャー!」

シャミ子「…………」サーッ

バタン

34: 2019/10/18(金) 21:41:11.492 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「夢の中で夢を見るなんて私もおかしくなってしまったのでしょうか?」ゴシゴシ

シャミ子「もう一度」

ガチャ

翼が生えた大蛇「シャァァァー!」

シャミ子「…………」

バタン

35: 2019/10/18(金) 21:42:02.714 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「なんですか…あれは何なんですか…」ガクブルガクブル

シャミ子「全然魔法少女でも神でも天使でもないです」

シャミ子「いくら片手ダンプの桃でもあれには勝てないです」

シャミ子「一体どうすれば…」

シャミ子「あなたならあれはどうにかできますか?」

女の子 「…………」コクコク ガクガク

スッ…ガチャ…

36: 2019/10/18(金) 21:42:59.010 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「えっ、あっそっちは危ないですよ!」

(番人は生きの良いものを食べるまで帰らない)

シャミ子「生きの良いもの…生きているもの…」

シャミ子「まさか!駄目です!それはだめです!」

シャミ子「別の方法を考えましょう!」ギュッ

女の子 「…………」コクコク ガタガタ

礼拝堂 → スープの部屋

37: 2019/10/18(金) 21:43:51.383 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「でも万策尽きてしまいました、ここからどうしましょう。」

シャミ子「もう一度書物庫に行って調べてみましょう」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「さっきはこの扉がスライムになったんですよね…」

シャミ子「ちょっとスプーンで…」コンコン

シャミ子「普通の扉ですね、一体何がどうなっているのでしょうか…」

スープの部屋 → 書物庫

38: 2019/10/18(金) 21:45:19.485 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「さっきの本をもう1度見てみましたが同じようなことしか書いてなかったです…」

シャミ子「他の本も脱出には関係ない本ですし…」

シャミ子「こんなスプーンじゃあの蛇には勝てないでしょうし…あれっ!?」ビクッ

シャミ子「スプーンの掴んでいたところが黒くなっています!?」

シャミ子「一体どういうことなのでしょう…もしかしてこの湿っている本の表紙ですか?」スッ

シャミ子「黒色になりました!これが毒でちた!」ビクビクッ



書物庫 → スープの部屋

39: 2019/10/18(金) 21:46:09.982 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「さっきの毒をスプーンで掬って来ました。」

シャミ子「これをスープに混ぜて…うわぁ余計に飲むのを躊躇う色になりました…」

シャミ子「もう時間もないですし、すぐに飲まなきゃ」アワワワワ

女の子 「…………」ジー

シャミ子「もう脱出するにはこれを飲むしかないのです。」

シャミ子「私が飲んだあとはあなたも飲んで脱出してくださいね」

女の子 「…………」コクコク

シャミ子「では…えいっ!」ゴクンッ

40: 2019/10/18(金) 21:47:08.178 ID:8FvjNYg6d.net
シャミ子「うっ…あああ!苦し…いぃ…心臓がぁ、息が…がぁっ!」

シャミ子「お母…さん…良…桃ぉ…」

バタッ

シャミ子(頭の中に…なにか…聞こえます…)

???「勇敢なる者よ!現へと帰るがいい!」

41: 2019/10/18(金) 21:48:13.557 ID:8FvjNYg6d.net
ガバッ

シャミ子「はぁ…はぁ…はぁ…」

シャミ子「ものすごい夢でした…はぁはぁ…」

良   「おねえ、凄い汗だけど大丈夫?」

シャミ子「だ、大丈夫ですよ良」

シャミ子「ゆ、夢で良かったぁ~…」


シャミ子よ、下手したら氏んでしまう場合もあったがよく帰ってきた!
これを機にいろいろな宇宙的恐怖に巻き込まれるかもしれない。
立派なしんえんまぞくを目指すのだ!

43: 2019/10/18(金) 21:51:49.180 ID:n8iG7Adz0.net
どういうこと?

54: 2019/10/18(金) 22:23:56.227 ID:n8iG7Adz0.net
これを機にってことはこのゲームはなにか不幸のきっかけみたいなのになるのか

55: 2019/10/18(金) 22:29:53.538 ID:8FvjNYg6d.net
>>54
まぁこれはクトゥルフ神話TRPGで使われてる「毒入りスープ」ってシナリオがあるんだが、普通に日常を過ごしていた人がこの夢をきっかけに宇宙的恐怖に巻き込まれていくための導入シナリオとしても公開されているのだ。
プレイヤーはこれをきっかけに他の神話生物が起こす事件に巻き込まれたりとかもしていくわけです。

56: 2019/10/18(金) 22:30:23.063 ID:HX7Q786S0.net
>>54
元ネタはクトゥルフ神話TRPGなわけだけど
プレイヤーが同じキャラクターで違うシナリオをプレイする=キャラクターが新たな怪異に遭遇する
というところから来てると思う
コナンが事件に遭遇することに対する理由付けみたいなフレーバーテキストみたいなもんかね

引用元: シャミ子「毒入りスープ?」