1: 2011/05/13(金) 04:02:50.15 ID:/rUsP0n4O
百合子「・・・・・・」ジーッ
御坂「・・・・・・」ジーッ
神裂「・・・・・・」ジーッ
禁書目録「・・・・・・」ジーッ
風斬「・・・・・・」ジーッ
オルソラ「・・・・・・」ジーッ
オリアナ「・・・・・・」ジーッ
御坂妹「・・・・・・・」ジーッ
上条「・・・・・・・・・・・・・・・・」
土御門「・・・・・・」ジーッ
青ピ「・・・・・・」ジーッ
とある魔術の禁書目録 5巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
7: 2011/05/13(金) 08:06:43.92 ID:f+aPiAJL0
上条「はあ? 何言ってんだよ土御門。俺にいつ彼女だ出来たんだ?」

土御門「え? そっちこそ何言ってるかわかんないぜよ。カミやんは女の子達といちゃいちゃしてるんじゃ」

上条「不幸な俺に彼女ができる素敵イベントなんて起きるわけないだろうが……」

土御門「それは本気で言ってるのかにゃー?」

上条「本気も何も事実を言ってるまでだぞ」

土御門「……相変わらずだったぜよ」

青ピ「まあ、カミやんやからなー」

上条「はあ……俺のことを想ってくれている女の子は居ないのかな……居るわけねえか」

土御門「一回ぶん殴ってやろうか?」

青ピ「どうどう、どうどう」

8: 2011/05/13(金) 08:20:08.90 ID:f+aPiAJL0
青ピ「はっきり言うたるけど、カミやんめっちゃモテとるよ」

上条「だからそんなわけないって言ってんだろうが」

土御門「……この際、全部言っちゃた方がいいかもしれないぜよ」

青ピ「かもしれんなー」

上条「何をだよ。まさかこの不幸な上条さんを想ってくれる女の子が!?」

土御門「そのまさかぜよ」

上条「マジで!?」

青ピ「マジやで」

上条「土御門先生! ぜひとも教えてください! お願いします!」

土御門「必氏だにゃー。そんなに彼女欲しかったのか?」

上条「当たり前だろ! 彼女さえいれば不幸な人生も一瞬でバラ色になるんだぞ!」

青ピ「女の子に囲まれたカミやんのどこが不幸なんやろうか」

上条「早く教えてくれ土御門おおお!!」

土御門「落ち着けカミやん。まず一人目は――」


10: 2011/05/13(金) 08:29:15.44 ID:f+aPiAJL0
土御門「一人目はカミやんともう同棲してるぜよ」

上条「同棲……? まさか……スフィンクスか!?」

青ピ「今んところそのフラグはないから安心しい」

上条「じゃあ誰だよ。一緒に住んでるのはあとはインデックスくらいしか居ないぞ」

土御門「うん、それが一人目だにゃー」

上条「えっ、インデックスが俺の事を……?」

土御門「その通り! どうだカミやん、一緒に暮らして居る女の子が自分の事を好きなんてドキドキしないかにゃー?」

上条「……いや、ドキドキも何も、インデックスが俺の事を好きとか有り得ないだろ」

土青「……えっ?」

12: 2011/05/13(金) 08:38:28.34 ID:f+aPiAJL0
上条「だって腹が減ったら頭に噛み付いてくるんだぞ? そんなヤツが俺の事を好きなわけないだろうが」

青ピ「いや、それも一種の愛情表現やと思うで」

上条「ないない、それにあんな愛情表現とか嫌だっつうの」

土御門「……カミやん、本気で言ってるんだよな?」

上条「だから事実しか言ってないって」

青ピ「でも、さすがに好きって一回くらい言われたことあるやろ?」

上条「あー……それはあるような無いような……」

土御門「何それ?」

上条「色々あるんだよ。とりあえずインデックスは有り得ん」

土御門「……とりあえず次行くぜよ」

17: 2011/05/13(金) 08:47:20.04 ID:f+aPiAJL0
土御門「じゃあ、二番目行くぜよ」

上条「二番目!? まだ俺の事を好きかもしれない娘がいるのかあ!?」

青ピ「言ったれつっちー!」

土御門「二番目は、巫女さん姿でおなじみの――」

上条「巫女さんって、姫神の事か?」

青ピ「おお、カミやんが鋭い!」

上条「巫女さんって姫神くらいしかいないだろうが。でも……姫神ねえ」

土御門「何その感じ。嫌な予感しかしないぜよ」

上条「姫神が俺の事を好きとか有り得ないって」

青ピ「……つっちー、温厚なボクでもそろそろ限界なんやけど」

土御門「とりあえず話を聞くぜよ」

19: 2011/05/13(金) 08:54:15.58 ID:f+aPiAJL0
上条「逆に聞きたいんだが、姫神がそんな素振りを見せたか?」

青ピ「何いっとるんカミやん、それは……あれ?」

土御門「えっと……それは……あれ? 何故か思い浮かばないぜよ」

青ピ「……! つっちー……ボク、大変な事に気づいたんやけど」

土御門「……俺も今気づいたところだにゃー」

青ピ「出番が少なすぎて……」

土御門「カミやんの事を想う描写がほとんど無いぜよ……」

青ピ「カミやん、ちなみに最近のあの子との思い出は?」

上条「姫神との思い出? ……背中さすったらアッパーされた」

土御門「うん、これは無理ぜよ」

21: 2011/05/13(金) 09:01:49.10 ID:f+aPiAJL0
土御門「さて、ここまでカミやんクソというありがたいお言葉もありましたが」

青ピ「次は本命のあの子やから、さすがのカミやんも自覚するはず!」

上条「誰に向かって話してるんだ? それより本命って事は……期待しても良いんだな?」

土御門「ああ……その本命とは!」

青ピ「常盤台中学、超電磁砲、第三位でおなじみの!」

土青「御坂美琴だああああ!!」

上条「…………」

土御門「あれ? カミやん?」

上条「…………」

青ピ「もしもーし? どないしたん?」

上条「いや、お前達さあ……いくらなんでも御坂は無いだろ」

土青「!?」

23: 2011/05/13(金) 09:10:45.20 ID:f+aPiAJL0
上条「御坂だぞ? ビリビリだぞ? いやいや、無いって」

土御門「……カミやんは確かにクソかもしれないぜよ」

青ピ「諦めたらいかんでつっちー! ボクを一人にせんといて!」

土御門「……で、一応聞くけどなんで有り得ないんだ?」

上条「だってアイツ、俺に会ったら勝負→ビリビリの定番コンボばっかりじゃないか」

土御門「でも、最近はそうでもなくなったんじゃないかにゃー」

上条「まあ、確かに大覇星祭以降はそんなでもないけどな」

青ピ「それにデートの一つや二つしとるんやないの?」

上条「デート? 機種変に一緒に行ったくらいかな」

土御門「まさかペア契約とか言わないよな?」

上条「おっ、よく知ってるなー。めっちゃ安くて助かってるんだよ」

青ピ「……不憫すぎて涙出てきたで」

26: 2011/05/13(金) 09:20:05.02 ID:f+aPiAJL0
土御門「……仕方ない、この手は使いたくなかったんだが」

青ピ「つっちー……まさか『アレ』を!?」

土御門「ああ……もうこれしか無いぜよ」

上条「なんだよお前達、そんな真剣な顔しやがって」

土御門「鈍感カミやん! これを見るぜよ!」

上条「……何これ?」

青ピ「原作の十六巻……これを見ればいくらニブチンなカミやんでも……」

上条「どれどれ……ああ、この時はさすがに氏ぬかと思ったよ」

土御門「カミやんがアックアの所に向かう途中のシーンを見るぜよ」

上条「えっと……おお、御坂とそういえば途中で会ったな」

29: 2011/05/13(金) 09:24:50.93 ID:f+aPiAJL0
青ピ「カミやんが行った後の文をよく見てみ」

上条「なになに……ふんふん、読んだぞ」

土御門「よし……そしてそこに描いてある挿絵を見て何か思うところはあるかにゃー」

上条「何かって……この御坂の絵についてか?」

青ピ「そうそう。鈍感カミやんでもこれはさすがに色々気づくと思うで」

上条「そうだなあ……強いて言うなら」

土御門「うんうん」

上条「顔が赤いから風邪ひいたのかなーって」

土青「……あぁ?」

30: 2011/05/13(金) 09:30:44.53 ID:f+aPiAJL0
土御門「メタネタに走ってまでこの体たらく……」

青ピ「もうダメかもわからんね」

上条「なんだよ、俺変な事言ったか?」

土御門「いや、予想外に規格外でビビっただけぜよ」

青ピ「でも多分、あの子はカミやんの事相当好いとると思うで」

上条「うーん……お前達の勘違いだと思うぞ?」

土御門「もういい、次いくぜよ」

33: 2011/05/13(金) 09:39:56.71 ID:f+aPiAJL0
上条「……なあ、無理しなくても良いんだぞ?」

土御門「ん? 急にどうしたんだにゃー?」

上条「お前達……俺があまりにも不幸だからって、無理してるんだろ?」

青ピ「えっ? 何それ?」

上条「本当はさ、俺の事を好きな女の子なんて居ないんだよな?」

土御門「どこがどうしてそうなった?」

上条「いや、良いんだ……どうせ俺なんかに彼女なんて……」

青ピ「ちょい待ちカミやん! もう少しだけボク達の話を聞いてみ?」

土御門「そうだにゃー。聞くだけでも良いから! 信じなくていいから!」

上条「……わかったよ、お前達がそこまで言うなら聞いてみる」

青ピ「そうこなくっちゃ! ……ってなんでボク達こんな必氏なん?」

土御門「俺にもよくわからないぜよ」

36: 2011/05/13(金) 09:47:06.84 ID:f+aPiAJL0
土御門「気を取り直して次行くぜよ」

上条「よしこい!」

土御門「カミやん……妹達って知ってるか?」

上条「……! 土御門……何が言いたいんだ?」

青ピ「あれ……なんでそんな怖い顔しとるん?」

土御門「大丈夫だカミやん。別に裏の話じゃないぜよ」

上条「本当か……? なら良いけど……じゃあなんでそんな話をしたんだよ」

土御門「その中でも検体番号一〇〇三二号……御坂妹って言ったほうがいいかにゃー?」

上条「ああ、御坂妹か。アイツは大人しくて話してても危険はないから良いよなー」

青ピ「おっ、もしかして好感触?」

土御門「四番目はその御坂妹ぜよ」

37: 2011/05/13(金) 09:55:11.14 ID:f+aPiAJL0
上条「御坂妹が俺の事を……?」

土御門「さて、今回はどう否定するんだカミやん?」

青ピ「否定するの前提ってのがアレやけどね」

上条「御坂妹か……うーん……言われてみれば」

土御門「おおっ!? ついにカミやんの鈍感っぷりも崩れるか?」

青ピ「迷うってことは、なんか思い当たる節でもあるん?」

上条「えっと……胸、触った。しかも向こうが俺の手を持ってみたいな感じで……」

土御門「何その素敵イベント」

青ピ「めっちゃ素敵やん」

上条「いや、でも手の感覚なかったからどんなだったかはわかんないんだけどな……」

青ピ「手の感覚がないって……また、不幸な目にあったんか」

上条「色々ありまして……」

40: 2011/05/13(金) 10:12:04.53 ID:f+aPiAJL0
土御門「それといくつか情報が入ってるぜよ」

上条「情報? 何それ?」

土御門「カミやんの周辺を色々調べて記したのがこちらに」

青ピ「さすがつっちー。よし、言ったれ!」

土御門「カミやん……御坂妹にネックレスを買ったことは覚えてるかにゃー?」

上条「ネックレス……? ああ、そういえば御坂と一緒に機種変してる途中に会って、その場の流れで買ってやったな」

青ピ「……ほかの女の子とデート中に違う女の子にプレゼントを贈るなんて」

上条「そんなんじゃないって。それにプレゼントっていうより、見分けをつけるために買ったみたいなもんだからな」

青ピ「でも、女の子は好きな男の子からプレゼント貰えたら嬉しいと思うで?」

上条「うーん……御坂妹ねえ……もしそうだったら嬉しいけどな」


42: 2011/05/13(金) 10:14:41.56 ID:f+aPiAJL0
土御門「あれ? 今回もダメだった?」

上条「これだけじゃ御坂妹が俺を好き、とは決めつけられないだろ。でも今度話す時はちょっと意識しちゃうかもな」

青ピ「今のところ一番脈あり?」

土御門「ただでさえ不幸なカミやんにダメージを与えるのはマイナスにしかならないってことぜよ」

青ピ「好きだけど素直になれないってだけなんやけどな」

土御門「でも噛み付きと電撃はやりすぎかにゃー?」

上条「何言ってんのお前達?」

土御門「気にしない気にしない。それより、次はおススメぜよ」

46: 2011/05/13(金) 10:20:59.51 ID:f+aPiAJL0
上条「おススメ……嫌な予感しかしないぞ」

土御門「ふふふ……これを見ろカミやん!」

上条「こ……これは!」

青ピ「なにこれつっちー詳しく! 詳しく詳細を!」

土御門「落ち着け、日本語がおかしいぜよ。これは……病院に降り立った堕天使、その名は――」

上条「神裂のわけわかんない恰好した時の写真じゃないか!?」

青ピ「神裂? 知り合いなん?」

土御門「カミやん専用の工口メイドぜよ」

青ピ「カミやんころ……ってなんでそんな引いてるん?」

上条「……トラウマって知ってるか?」

52: 2011/05/13(金) 10:30:04.81 ID:f+aPiAJL0
土御門「簡単に言うと、この堕天使神裂、通称ねーちんはカミやんにものすごくお世話になったので体で恩を返すためにこんな恰好になったんだにゃー」

青ピ「この作品って十八禁?」

土御門「一部卑猥な表現や残酷な表現がありますのでお子様にはおススメできないぜよ」

上条「……何言ってるかはわかんないけど、神裂は無いだろ」

土御門「ねーちんの努力をそんな簡単に否定するとは……」

青ピ「酷いでカミやん!」

上条「いや……何度も言うけどお礼とかは別にいいんだって。それになんであんな恰好をしたんだ?」

土御門「面白そうだったので」

上条「お前のせいか!」

青ピ「つっちー……ぐっじょぶ!」

54: 2011/05/13(金) 10:41:27.58 ID:f+aPiAJL0
土御門「カミやん、ねーちんな不器用な女の子なんだにゃー」

上条「どうした急に……今までの雰囲気となんか違うぞ」

土御門「ねーちんは今まで、戦うことばかりで恋愛とは無縁だったんだ(多分)。そして少し前まで、本当はその子を守りたいのに記憶を消さなければならないとか、仲間を助けたいのにうまく動けないとかで結構大変だったんだにゃー」

上条「そういえばそうだな……」

土御門「そんなねーちんが今こうして笑顔でいられるのも、カミやんのおかげぜよ。その思いを無碍にするなんて、いくらカミやんでも許すことはできないにゃー」

上条「そうだな……俺が間違ったってたのかもな。今度神裂にあったら色々話してみるよ」

青ピ「真面目なつっちーかっくいい……でも本心は?」

土御門「まだまだ着せたい工口メイドシリーズが」

上条「……さっきの感動を返せ!」

57: 2011/05/13(金) 10:49:21.33 ID:f+aPiAJL0
上条「もう帰ってもいいか……?」

土御門「まだまだ、お昼までは付き合ってもらうぜよ」

上条「ええー……」

青ピ「カミやんのためなのに……なんでボク達必氏なん?」

土御門「考えたら負けぜよ。それより次なんだが……正直今までのとは比べ物にならないと思う」

上条「おおっ! 今度は期待していいんだな!?」

土御門「もちろんだにゃー。そしてその気になる女の子の説明のためにスペシャルゲストを呼んだぜよ」

青ピ「スペシャルゲスト?」

土御門「ふっふっふ……カモン!」

??「久しぶりなのよな! 上条当麻!」

上条「お、お前は!」

63: 2011/05/13(金) 10:57:00.90 ID:f+aPiAJL0
上条「建宮!? どうしてこんなところに?」

青ピ「ウニとクワガタが会話しとる……」

土御門「俺達よりもその女の子に詳しいから呼んだんだにゃー」

上条「まさかその女の子って……」

建宮「そう! 天草式十字凄教が誇る隠れ巨O、家庭的、
    そしておしぼりと三拍子そろった天草式のおしぼりアイドル……五和の事なのよ!」

青ピ「ほう……詳しく聞かせてもらおうやないの」

64: 2011/05/13(金) 11:07:36.55 ID:f+aPiAJL0
建宮「上条当麻、まず尋ねるが五和についてどう思う?」

上条「五和か……お前の言った通り家庭的なのは確かに認める。実際作ってくれた飯は美味かったし、特に味噌汁は絶品だったな」

青ピ「味噌汁が美味い……これはポイント高いで!」

建宮「次いで、五和のスタイルについてはどう思うのよ?」

上条「スタイル……フランスの川で……ハッ! ……いけないいけない」

土御門「思いあたる節があるみたいだにゃー」

建宮「はっきり言わせてもらうのよ。彼女に、そして嫁にするなら五和以上にいい女は居ないのよな!」

青ピ「おお! 言い切るとは相当な自信があるみたいやね」

建宮「上条当麻……想像してみるのよ」

上条「……想像?」

70: 2011/05/13(金) 11:16:45.43 ID:f+aPiAJL0
建宮「上条当麻は色々あって五和と結婚しました。まだ新婚ほやほやです」

上条「ほうほう」

建宮「そんな上条当麻は仕事から帰って玄関を開けました。そこにいたのは……」

土御門「こんな格好した五和ぜよ」

青ピ「際どい……これはなんなん?」

土御門「大精霊チラメイドだにゃー」

建宮「そんな感じの格好した五和ちゃんが疲れて帰ってきたダンナ様にこう言うのよ」

五和『お帰りなさい上条さん! ご飯にしますか? お風呂にしますか?
    それとも……お・し・ぼ・り?』

土御門「なるほど-! これは良いにゃー!」

青ピ「おしぼりってのがなんかやらしく聞こえるで!」

上条「……ありかもしれない」

土御門「おお! これは決まったか!?」

72: 2011/05/13(金) 11:26:42.40 ID:f+aPiAJL0
建宮「ふっふっふ、その先も妄想してもいいのよな?」

上条「その先……ん?」


五和『……上条さん、この上着についた女の匂いはなんですか……?』

上条『えっ? あっ、そういえば帰る途中御坂にぶつかって』

五和『あの女……! やっぱり一度グチャグチャに……』

上条『な、なぜ槍を手入れしているのでございますか?』

五和『ふふふ……上条さんのためですから安心してください……』


上条「……あれ? なんか流血の未来しか見えないぞ?」

75: 2011/05/13(金) 11:34:33.23 ID:f+aPiAJL0
青ピ「あれ、カミやんどないしたん?」

上条「いや……確認なんだけど五和がいい女って言いたいだけで俺の事が好きってわけじゃないんだよな?」

建宮「何を言ってるのよな上条当麻! 五和ちゃんはもちろ」

土御門「待て、何か様子がおかしいぜよ……」

青ピ「やらしいこと妄想してんやないの?」

上条「そのつもりが……気づいたら右手で槍つかんでた」

土御門「どういうことだにゃー?」

建宮「……どうやら気づいてしまったようなのよ。五和の最大のマイナスポイントに……」

土御門「マイナス……まさか!」

建宮「五和は……ヤンデレの可能性が高いのよ」

青ピ「えっ? それむしろプラスやないの?」

82: 2011/05/13(金) 11:42:32.83 ID:f+aPiAJL0
建宮「上条当麻に何かあると、五和は性格が変わることが確認されているのよな。
    それに上条当麻が好きすぎて、くっついたらかなり嫉妬深くなるかもしれないのよ……」

土御門「もしカミやんのフラグ体質がこの先も消えなかったら……」

青ピ「BAD ENDしか見えんな……」

上条「何だよ、お前達何話してるんだ?」

土御門「何でもないにゃー。カミやん、とりあえず五和はいい子だけど現時点ではそこでとどめておくぜよ」

上条「えっ、何それ?」

建宮「そんなこと無いとは思いたいけど……念には念を入れてということなのよな。引き続き調査してくるからそれ次第なのよ」

青ピ「フラグ体質さえなければなー」

上条「だから何の話だよ」

89: 2011/05/13(金) 11:54:38.06 ID:f+aPiAJL0
土御門「カミやん、正直に言うと次が一番のおススメぜよ」

上条「お前のおススメはもう良いって」

土御門「まーまーなのでございますよ」

青ピ「あれ? つっちー話し方がおかしくなっとるよ?」

土御門「この口調の人が真のおススメの女の子だにゃー」

上条「その口調はまさか……!」

土御門「そう、オルソラ=アクィナスぜよ!」

95: 2011/05/13(金) 12:05:08.05 ID:f+aPiAJL0
青ピ「秋ナス? 何それ食えるん?」

土御門「つまらんボケを言う前に、これを見てみるにゃー」

青ピ「……つっちー、カミやんを二、三発殴ってもええよな?」

土御門「許可」

上条「待て! いきなり殴るとか意味が分かんねーよ!」

青ピ「だってこの人めっちゃカワイイしおっOいでかいやないか! この人からも好かれてるん?」

土御門「そういう描写は見られないけど、やっぱりオルソラは外せないぜよ」

上条「オルソラか……確かに良いな、うん」

青ピ「おっ、今までで一番の好感触?」

97: 2011/05/13(金) 12:07:37.01 ID:f+aPiAJL0

土御門「オルソラは全キャラの中で料理の美味さはトップクラス、胸の大きさもトップクラス、性格も温厚といいことずくめだにゃー」

青ピ「以前のアンケートでは作者もオルソラって言ってたみたいやね」

上条「あれ、一番料理が美味いのはオルソラだと思ったけど違うのか?」

土御門「一番は舞夏に決まってんだろうがあああああ!!!」

上条「さすがシスコン軍曹……」

104: 2011/05/13(金) 12:16:25.18 ID:f+aPiAJL0
土御門「正直な話、オルソラはカミやん大好きーとまではいかないけど、二度も一緒に困難を乗り越えたという大切なキャラぜよ」

青ピ「あの胸とお尻は捨てがたいで!」

土御門「ショートカットという髪型もポイント高いにゃー」

上条「今後の原作での上条当麻との絡みに期待だな!」

土御門「背中殴る拳!」 青ピ「三大テノールビックリキック!」

上条「痛い! 何すんだよ!?」

土御門「調子に乗るな、上条当麻」

上条「そんなマジモードで怒らなくても……」

108: 2011/05/13(金) 12:28:18.78 ID:f+aPiAJL0
土御門「さてカミやん、ちょっとここで確認したいことがあるぜよ」

上条「どうした急に」

青ピ「カミやん、スレタイをもう一度見てみ?」

上条「八股かぁ、やっぱりカミやんには敵わないにゃー……って書いてあるな」

土御門「今のところ、禁書目録、姫神、御坂美琴、御坂妹、ねーちん、五和、オルソラと話を進めてきたぜよ」

上条「七人か……でもいい子はあんまりいなかったな」

青ピ「この野郎……隠されたボクの力を使う時が……!」

土御門「落ち着くぜよ」

114: 2011/05/13(金) 12:31:39.41 ID:f+aPiAJL0
土御門「さて、話を戻すけど八股……つまりあと一人紹介しなきゃいけないんだにゃー」

上条「そんなルールがあったのか」

青ピ「続けてもぐだるだけやからね」

土御門「で、最後の一人なんだが……ちょっと>>1を見てみるぜよ。そこに一人、あまり聞くことのない名前がないかにゃー?」

上条「あまり聞くことのない名前……あっ」

117: 2011/05/13(金) 12:40:32.05 ID:f+aPiAJL0
上条「まさか……オリアナか?」

土御門「んーそっちも良いけど違うぜよ」

上条「じゃあ風斬か!?」

土御門「カミやんが触ったらとんでもないことになるからすすめるわけないにゃー」

上条「えっ……じゃあまさか」

青ピ「やっと気づいたんやなカミやん……」

上条「お前達のどっちかなのか!? 嫌だぞ! 俺にそんな趣味は!」

土御門「……まあ、確かにその手の人達には人気みたいだけどにゃー」

青ピ「でもカミやんってかわいいとこあると思わん?」

土御門「えっ」

上条「えっ」

青ピ「ん?」

121: 2011/05/13(金) 12:49:31.11 ID:f+aPiAJL0
土御門「……まあ色々あったけど置いといて、>>1の一番上を見るぜよ」

上条「百合子……? 誰だこれ?」

青ピ「えっ、このネタ本当にやるん?」

土御門「そろそろオチを作りたいってのが本心だにゃー」

青ピ「まあ、>>1も一番最初に書いたってことは一番好きなキャラ(?)かもしれんしな」

上条「何言ってんだよお前達。俺にもわかるように説明してくれよ」

土御門「カミやん、ほい。これを見るぜよ」

上条「なになに……制服姿のっ……一方通行ぁぁぁぁ!!??」

125: 2011/05/13(金) 12:58:33.82 ID:f+aPiAJL0
上条「えっ? 何これ? っていうかなんで? どうして? いつどこで!?」

土御門「落ち着けカミやん、これは実際本編に登場したわけじゃないぜよ」

上条「あービックリした……これには勝てる気がしねーよ」

青ピ「ん? じゃあこれ誰なん?」

土御門「一方通行っていう学園都市第一位の超能力者だにゃー」

青ピ「へー、白い肌が綺麗で女子の制服がよく似合ってるやないの」

上条「……怖いくらいに似合ってるな」

青ピ「ちなみに性別は?」

土御門「ああ、一方通行は……」

上条「ま……まさか!?」

土御門「男ぜよ」

上条「はー……よかったー……ってあれ?」

126: 2011/05/13(金) 13:05:07.86 ID:f+aPiAJL0
土御門「ん? どうしたカミやん」

上条「でもこの写真……合成には見えないんだけど……」

土御門「もちろん合成なんかじゃないぜよ。正真正銘一方通行の女装姿だにゃー」

上条「!?」

青ピ「……似合ってるからいいけど、この人女装趣味でもあるん?」

土御門「全然、いつもウルトラマンTシャツぜよ」

青ピ「ウルトラマン?」

土御門「ほれ」

青ピ「……センス無さすぎやろ」

土御門「本人の前で言ったら愉快なオブジェになっちゃうから気をつけるぜよ」

128: 2011/05/13(金) 13:09:41.59 ID:f+aPiAJL0
上条「そんなことより土御門……なんで一方通行が女装してるんだよ!?」

土御門「ふっふっふ……聞きたい?」

青ピ「なんか面白そうな雰囲気! 聞かせてつっちー!」

上条「俺は嫌な予感がするんだけど……」

土御門「まあそう言うなって。……あれは三日前の事だったにゃー」

133: 2011/05/13(金) 13:17:20.50 ID:f+aPiAJL0
土御門「一方通行、話がある」

一方通行「……ンだよ、仕事の話か?」

土御門「そんな事よりもっと重要な話だ」

一方通行「……チッ、さっさと言いやがれ。無駄な時間は使いたくねェンだよ」

土御門「わかった、簡潔に言おう。一方通行、これを着て女装しろ」

一方通行「ハイハイ女装かよ……ったく、そンな面倒くせェ事を何で俺が…………あァ?」

一方通行「……おィ、今なンて言った? 悪ィがもォ一度言ってくンねェか?」

土御門「女装しろ、と言ったつもりだが」

一方通行「よォくわかった……氏にてェンだな、オマエ!」

136: 2011/05/13(金) 13:25:46.53 ID:f+aPiAJL0
土御門「ふざけている暇は無い。さっさと着替えろ一方通行」

一方通行「ふざけてンのはそっちだろォが!」

土御門「一方通行、これは命令だ」

一方通行「誰がそンな意味わかんねェ命令をしたンだっつうの!」

土御門「もう一度言う、これは命令だ。拒否する事は出来ない」

一方通行「……一つだけ答えろ」

土御門「言ってみろ」

一方通行「何が目的なンだ……それぐらい教えろ」

土御門「良いだろう。目的は――上条当麻に見せるためだ」

一方通行「……はァ?」

137: 2011/05/13(金) 13:31:46.82 ID:f+aPiAJL0
一方通行「上条当麻ァ……?」

土御門「この写真を見ろ、それが上条当麻だ」

一方通行「こ……コイツが上条当麻なのかァ!?」

土御門「そうだ、お前もよく知る人物だろう」

一方通行「……おィ、それを早く言えよ」

土御門「……ん?」

一方通行「ヒーローが俺の女装姿を見たがってるってなンでもっと早く言わねェンだよ! よし、すぐ着替えるから待ってろよ!」

土御門「あ、ああ……(これほどまでとは……)」

一方通行「土御門ォ! 髪留めとか持ってねェか?」

土御門(カミやんぱねえ)

139: 2011/05/13(金) 13:38:58.25 ID:f+aPiAJL0
土御門「というわけで、女の子以外にもカミやんはかなり好かれているというわけだにゃー」

上条「……嘘だ、嘘だと言ってくれ」

土御門「気にすんなカミやん。実際そんな事あるわけないぜよ……多分」

上条「出来れば女の子でお願いします……」

青ピ「まっ、ともかくカミやんはその鈍感っぷりをまず改善したほうがええで」

上条「……自分ではわかんないけど、これからは改善するよう努力したいと思います」

土御門「本当に出来るかにゃー? ……おっと、電話ぜよ。もしもし?」

141: 2011/05/13(金) 13:42:49.43 ID:f+aPiAJL0
土御門「なんだ、そっちから連絡するとは珍しいな……ああ、大丈夫だ。上条当麻は満足してくれたぞ」

青ピ「……誰と電話しとるんやろ?」

上条「なんだか嫌な予感が……」

土御門「ああ……何? 近くまで来ている? 写真ではなく実物を見せたい?」

上条「……とりあえず準備しとくかな」

青ピ「準備ってなんの?」

上条「大声出す準備」

145: 2011/05/13(金) 13:48:29.14 ID:f+aPiAJL0
土御門「わかった、そちらに正確な座標を送った。では……」

上条「……土御門、誰だったんだ?」

土御門「すぐにわかるにゃー」

青ピ「……ん? なんか向こうが騒がしいで!?」

ドドドドドドドドドド


一方通行「三下ァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」


上条「女装した一方通行ぁぁぁぁぁぁぁ!!??!?」

一方通行「写真じゃねェぞ! 本物が来てやったぜェ!」

青ピ「カミやん、最後に一言」

上条「ふ……ふ……不幸だああああああああああああああああ!!!!!!!」



   おわり

147: 2011/05/13(金) 13:53:59.48 ID:ZIP6o7hX0
一方通行ww

148: 2011/05/13(金) 13:54:06.92 ID:l2t0KmzU0
楽しかったよおつかれさま

引用元: 土御門「八股かぁ、やっぱりカミやんには敵わないにゃー」