1: 2015/08/17(月) 19:26:50.21 ID:914VSbkd0
材木座「恋愛小説における濡れ場を表現したいのだが、頭の中では、無理がある。

    どうか協力をしてくれないか。ご両人」

由比ヶ浜「やろう、ヒッキー」

八幡「いやだ、恥ずかしい」

由比ヶ浜「ヤろう…ヒッキー」瞳孔開き目

八幡「そんな光を失ったような目で見るな、分かった、台本くれ」

材木座「さすがは八幡、頼りになるな」

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結 1 (ガガガ文庫)

2: 2015/08/17(月) 19:27:45.97 ID:914VSbkd0
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八幡「久しぶりだな、由比ヶ浜」

由比ヶ浜「うん、卒業してからだから、二年ぶりくらいかな」

八幡「しろ」

由比ヶ浜「えっ?」

八幡「睡眠欲と食欲と並んでいるくらいだし、俺たちには必要なんだ」

由比ヶ浜「ななな何言ってんのヒッキー!?」

八幡「いやもう理屈抜きでお前としたい」

由比ヶ浜「え、え、え!?」

八幡「由比ヶ浜、もう逃がさないからな」壁ドンっ

由比ヶ浜「ふにゃぁ…」ギュッ

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3: 2015/08/17(月) 19:28:58.67 ID:914VSbkd0
材木座「というシチュエーションはどうだろう?」

由比ヶ浜「」

八幡「ねーよ。もはやシチュエーションですらない。あと実演した俺と由比ヶ浜に謝れ」

材木座「ま、待て。この二人がすでに両想いという設定ならどうだ?」

由比ヶ浜「今厨二はいいこと言った」

八幡「いや、それでも人が許される領域を超えてるからな」

材木座「なにっ!両想いならなんでも許されるのではないのか!?」

由比ヶ浜「いやでもそれはちょっと…早いし…」

八幡「ほらな、許されるわけないだろ。ギャルゲーと現実を混合するな」

材木座「ほむほむ、ならば八幡はどういうシチュエーションがいいのだ?」

八幡「そうだな…」

由比ヶ浜「…」ワクワク

4: 2015/08/17(月) 19:30:44.05 ID:914VSbkd0
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八幡「って悲しい行為だよな」

由比ヶ浜「えっ?」

八幡「一時の異常な興奮に身を任せて、一生を拘束されるなんて馬鹿のすることだ」

由比ヶ浜「…」

八幡「かといって、ゴム付けるとその行為はただの自分を慰めているのと同じだ。快楽を求めて、馬鹿になる」

由比ヶ浜「…」

八幡「だから、愛し合っていればなんて必要ない」キリッ

由比ヶ浜「」

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5: 2015/08/17(月) 19:32:03.79 ID:914VSbkd0
材木座「…なんだそれは?つまらんぞ」

八幡「つまり、無理に濡れ場なんて作る必要はないってことだ。」

材木座「」

八幡「あと、おまえの経験が全くないことも考慮にいれると、ろくな描写にならん」

材木座「アバタ・ケダブラ!」

八幡「実はそれ、病を気治す為の呪文なんだよな」

由比ヶ浜「でも…ヒッキー」

八幡「どうした」

由比ヶ浜「わたし、今えOちぃことしたい気分なの」

八幡「」

材木座(ここからもシチュエーションということか、さすがは八幡。ラノベ主人公の鑑)

7: 2015/08/17(月) 19:33:13.52 ID:914VSbkd0
八幡「落ち着け、ここは学校だ。そんなことして…むっ!?」

由比ヶ浜は俺の言葉を遮るようにして、唇を重ねた。

口腔内に舌を侵入させた由比ヶ浜は求めるように、舌と舌を絡ませた。

応えるようにして、由比ヶ浜を抱き寄せる。

由比ヶ浜「…んっ!…ぁ」

接吻に夢中になっている彼女の背中にゆっくりと手をまわし

由比ヶ浜「あっ…急にそんなとこ…ッん」

由比ヶ浜はもう逆らえなかった。

彼の変幻自在な刺激に反応しないではいられないのだ。

9: 2015/08/17(月) 19:34:48.22 ID:914VSbkd0
材木座「」

雪ノ下「止めなさい」

材木座「はっ!いつの間に?」

雪ノ下「早く(切実)」

材木座「分かりました」


次の日

雪ノ下「なるほど、それで次は私ということね。性犯罪者予備軍の雑兵さん?」

材木座「す、すいません」///

八幡「ま、適当に頼む」

雪ノ下(そして比企谷君は由比ヶ浜さんにメロメロというわけね、なんだかよく分からないけど気に入らないわ)

雪ノ下「そうね…こういうのはどうかしら

10: 2015/08/17(月) 19:36:09.80 ID:914VSbkd0
階段

雪ノ下「…」とことこ

八幡(あいつ、スカートの丈短いな…ピンクか)

雪ノ下「キャッ(棒)」ぴょんっ

その時ふしぎな事が起こった。

雪ノ下の体が空中で半回転し、比企谷の体と重なり合うようにして階段を落ちていった。

八幡「いてて…っ!?」

彼の鼻先がパンツに挟まっていた。

雪ノ下「…んっ」

彼が動こうとすると、雪ノ下は下半身の力が抜けていくのを感じた。

八幡「ゆ、雪ノ下!?」

雪ノ下「ひ、比企谷君…ぁん」

彼が息を吸い込むと同時に、彼女のは刺激され、いやらしい蜜をにじませつつあった。

八幡は心得たとばかりに舌で、それをぬぐおうとした。


そして、知らず知らずのうちに、雪ノ下はより快感を得ようと、彼の舌遣いのままに

11: 2015/08/17(月) 19:36:54.68 ID:914VSbkd0
材木座「」

由比ヶ浜「厨二、止めてきて」

材木座「ええ!?いつの間に…」

由比ヶ浜「早く(切実)」

材木座「はい」


材木座「…」

八幡「」

雪ノ下「」

由比ヶ浜「」

材木座「我、やっぱり恋愛小説止めて、官能小説書く」



おわり

14: 2015/08/17(月) 21:08:47.06 ID:Lz0sZzsu0
投げっぱなし感

15: 2015/08/18(火) 05:58:01.90 ID:5VusbkHAo

引用元: 材木座「恋愛小説における濡れ場を書きたい」