1: 2011/02/07(月) 00:09:40.80 ID:VhuKruRQ0
ピトー「う~…ニャンだここ…人間がいっぱいいるニャ」
(実際のピトーは毎回こんな喋り方しないけど…ちょっとここでは雰囲気を出す為に許して)
ーーーー数時間前ーーーーー
ピトー「はっ!」
プフ「はっ!」
ユピー「はっ!」
プフ「いかがなさいましたか?」
王「………」
王「コムギが休んでる間ヒマだ。何か面白い人間を連れて来い」
(実際のピトーは毎回こんな喋り方しないけど…ちょっとここでは雰囲気を出す為に許して)
ーーーー数時間前ーーーーー
ピトー「はっ!」
プフ「はっ!」
ユピー「はっ!」
プフ「いかがなさいましたか?」
王「………」
王「コムギが休んでる間ヒマだ。何か面白い人間を連れて来い」
4: 2011/02/07(月) 00:11:39.93 ID:VhuKruRQ0
プフ「これは私が開発した時間とか空間とか次元とか何かそういう感じのアレを越える念能力です」
ピトー「どゆこと?」
ユピー「?」
プフ「分かりやすく言うと、今私達がいる世界とは違う世界にワープするってことです」
ピトー「へー!凄い!」
ユピー「ちょっとそれ凄過ぎねーか」
プフ「ふっ…ドラえもんを読んでいたら閃いた…それだけのこと」
ピトー「ああ確かにプフがいつも読んでるあの漫画に出てくるタイムマシンに似てるもんね」
ユピー「似てるっていうかそのまんまじゃねーか」
プフ「まぁとにかく…誰が行きます?」
ピトー「ボク!ボクが行ってくるよ!」
ピトー「どゆこと?」
ユピー「?」
プフ「分かりやすく言うと、今私達がいる世界とは違う世界にワープするってことです」
ピトー「へー!凄い!」
ユピー「ちょっとそれ凄過ぎねーか」
プフ「ふっ…ドラえもんを読んでいたら閃いた…それだけのこと」
ピトー「ああ確かにプフがいつも読んでるあの漫画に出てくるタイムマシンに似てるもんね」
ユピー「似てるっていうかそのまんまじゃねーか」
プフ「まぁとにかく…誰が行きます?」
ピトー「ボク!ボクが行ってくるよ!」
8: 2011/02/07(月) 00:14:09.15 ID:VhuKruRQ0
プフ「ユピーは?」
ユピー「ああ。俺は遠慮しとく」
プフ「決定ですね」
ピトー「ニャ」
プフ「ではいくつか注意事項をーーーーーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
[けいおん世界]
ピトー「う~ん…それにしても」テクテク
『ママー?なんか猫みたいな人が歩いてるよ?」
『まあ!なにかしらねえ?』
(仮装かしら…?)
ピトー「この世界の人間はなんか不思議ニャ。凄い無防備なのに…いざ殺そうとするとなぜか手が出せないニャ」
テクテク
ピトー「それに…なんていうか全く嫌な感じがしないニャ。食べる気にもなら」
「きゃー!見てみてー!なにあれー!?」
ピトー「ニャ?」
ユピー「ああ。俺は遠慮しとく」
プフ「決定ですね」
ピトー「ニャ」
プフ「ではいくつか注意事項をーーーーーーー」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
[けいおん世界]
ピトー「う~ん…それにしても」テクテク
『ママー?なんか猫みたいな人が歩いてるよ?」
『まあ!なにかしらねえ?』
(仮装かしら…?)
ピトー「この世界の人間はなんか不思議ニャ。凄い無防備なのに…いざ殺そうとするとなぜか手が出せないニャ」
テクテク
ピトー「それに…なんていうか全く嫌な感じがしないニャ。食べる気にもなら」
「きゃー!見てみてー!なにあれー!?」
ピトー「ニャ?」
10: 2011/02/07(月) 00:15:36.95 ID:VhuKruRQ0
唯「ほらあれ!なんか猫みたいな人がいる!」
律「うおっ!なんだあれ!?」
唯「ちょっと近くで見てみよう!」ダダッ
澪「あっ!おい走るなよ!」
紬「まぁ…仮装かしらね?」
梓「な、なんか尻尾もありますよ…」
ダダダダッ
ピトー「ニャ?」(なんか人間共がこっちに来るニャ)
唯「わぁー!可愛いぃー!」
律「すっげー!よく出来てんなぁー!特殊メイクってやつですか?」
ピトー「ニャ?」
律「なんかの映画の撮影とか?」
澪(す…凄いリアルだ…)
紬(可愛い…)
梓「な、なんか尻尾動いてますよ」
律「うおっ!なんだあれ!?」
唯「ちょっと近くで見てみよう!」ダダッ
澪「あっ!おい走るなよ!」
紬「まぁ…仮装かしらね?」
梓「な、なんか尻尾もありますよ…」
ダダダダッ
ピトー「ニャ?」(なんか人間共がこっちに来るニャ)
唯「わぁー!可愛いぃー!」
律「すっげー!よく出来てんなぁー!特殊メイクってやつですか?」
ピトー「ニャ?」
律「なんかの映画の撮影とか?」
澪(す…凄いリアルだ…)
紬(可愛い…)
梓「な、なんか尻尾動いてますよ」
11: 2011/02/07(月) 00:16:54.05 ID:VhuKruRQ0
ピトー「メイク?メイクってなんのことニャ?」
律「?」
澪「?」
紬「?」
梓「?」
ピトー「?」
唯「メイクじゃないの?」
ピトー「ニャ」
律「え…じゃあ…素でその顔なの…?」
ピトー「ニャ」
唯「きっと猫の妖精だよ!」だきっ
ピトー「うわっ!なにするニャ!」
律「?」
澪「?」
紬「?」
梓「?」
ピトー「?」
唯「メイクじゃないの?」
ピトー「ニャ」
律「え…じゃあ…素でその顔なの…?」
ピトー「ニャ」
唯「きっと猫の妖精だよ!」だきっ
ピトー「うわっ!なにするニャ!」
13: 2011/02/07(月) 00:18:07.22 ID:VhuKruRQ0
ピトー「くっ!」
(ちょっと馴れ馴れし過ぎるニャ!この世界の人間にもボクの怖さを知ってもらう必要があるニャ!」
ジャキィン!
ピトー(ここは軽く首を跳ねて…)
唯「ん~猫さん可愛い~!もふもふ~!」スリスリ
ピトー「…ッ!」
(こ、これニャ!なぜニャ!なぜか手が出せないニャ!傷ひとつつけることが出来ないニャ!」
唯「ん~!」スリスリ
律「お、おい唯!そろそろ離してやれよ、なんか困ってるっぽいぞ!」
ピトー「…」
(…に…にゃんだこの人間…凄く暖かいというか…全然不快じゃないニャ)
唯「ところで猫さんなんでこんな所にいるの?」
ピトー「はっ!」
(そ、そうだったニャ!)
(ちょっと馴れ馴れし過ぎるニャ!この世界の人間にもボクの怖さを知ってもらう必要があるニャ!」
ジャキィン!
ピトー(ここは軽く首を跳ねて…)
唯「ん~猫さん可愛い~!もふもふ~!」スリスリ
ピトー「…ッ!」
(こ、これニャ!なぜニャ!なぜか手が出せないニャ!傷ひとつつけることが出来ないニャ!」
唯「ん~!」スリスリ
律「お、おい唯!そろそろ離してやれよ、なんか困ってるっぽいぞ!」
ピトー「…」
(…に…にゃんだこの人間…凄く暖かいというか…全然不快じゃないニャ)
唯「ところで猫さんなんでこんな所にいるの?」
ピトー「はっ!」
(そ、そうだったニャ!)
14: 2011/02/07(月) 00:19:22.32 ID:VhuKruRQ0
ピトー「キミたち、なんか得意技みたいの持ってないかニャ?」
唯「得意技?」
ピトー「ニャ」
唯「私達の得意技って言ったら…」
律「やっぱりあれしかないよな」
唯「軽音かな!」
ピトー「けいおん?」
ーーーーーーーーーーーーー
[音楽室]
唯「今日学校は休みなんだけど、私達は部活なんだ~!猫さんちょっとそこで座って見ててよ」
ピトー「ニャ」
唯「ところで猫さん名前はなんていうの?」
ピトー「ネフェルピトーニャ。みんなからはピトーって呼ばれてるニャ」
唯「得意技?」
ピトー「ニャ」
唯「私達の得意技って言ったら…」
律「やっぱりあれしかないよな」
唯「軽音かな!」
ピトー「けいおん?」
ーーーーーーーーーーーーー
[音楽室]
唯「今日学校は休みなんだけど、私達は部活なんだ~!猫さんちょっとそこで座って見ててよ」
ピトー「ニャ」
唯「ところで猫さん名前はなんていうの?」
ピトー「ネフェルピトーニャ。みんなからはピトーって呼ばれてるニャ」
15: 2011/02/07(月) 00:20:20.43 ID:VhuKruRQ0
唯「へー!ピトにゃんの他にも妖精がいるの?」
ピトー「まぁそんな感じニャ」
(ピトにゃん…)
律「おーい唯準備できたぞー」
唯「はいは~い!」
唯「じゃあ、ピトにゃん見ててね?」
ピトー「ニャ」
律「1、2!」
ジャージャジャジャッッじゃッジャージャー♪
唯「キミを見てるといつもハートDOKIDOKI♪」
ピトー「…!!!」
唯「揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ♪」
ピトー「!!!」
(ニャ…ニャンだ…これ…)
ピトー「まぁそんな感じニャ」
(ピトにゃん…)
律「おーい唯準備できたぞー」
唯「はいは~い!」
唯「じゃあ、ピトにゃん見ててね?」
ピトー「ニャ」
律「1、2!」
ジャージャジャジャッッじゃッジャージャー♪
唯「キミを見てるといつもハートDOKIDOKI♪」
ピトー「…!!!」
唯「揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ♪」
ピトー「!!!」
(ニャ…ニャンだ…これ…)
16: 2011/02/07(月) 00:21:12.15 ID:VhuKruRQ0
唯「あーあカミサマお願い♪」
ピトー「…!」キラキラ
(ニャンだ…この気持ち…)
唯「ふわふわタイム♪」
ピトー(もっと…!)キラキラ
唯「ふわふわタイム♪」
澪「ふわふわタイム♪」
(すっげー目ぇキラキラしてる…)
ピトー(もっと聞きたい!見ていたい!)
ジャジャッ!ジャジャッ!ジャーん!
唯「どうだった?これが軽音が」
がたっ
ピトー「す、凄いニャ!感動したニャ!もっと!もっと聞きたいニャ!」
ーーー結局唯たちは持ち歌全曲演奏した
ピトー「…!」キラキラ
(ニャンだ…この気持ち…)
唯「ふわふわタイム♪」
ピトー(もっと…!)キラキラ
唯「ふわふわタイム♪」
澪「ふわふわタイム♪」
(すっげー目ぇキラキラしてる…)
ピトー(もっと聞きたい!見ていたい!)
ジャジャッ!ジャジャッ!ジャーん!
唯「どうだった?これが軽音が」
がたっ
ピトー「す、凄いニャ!感動したニャ!もっと!もっと聞きたいニャ!」
ーーー結局唯たちは持ち歌全曲演奏した
17: 2011/02/07(月) 00:22:01.84 ID:VhuKruRQ0
[ティータイム中]
ピトー「…という感じで、ボクたちキメラアントは世界を統一するために頑張っているのニャ」ズズ…
(美味しいお茶だニャ)
律「へ~…なんか大変そうだなぁそっちは」
ピトー「まぁボクは戦うの好きだから……って!あっ!こんなゆっくりお茶飲んでる場合じゃないニャ!」
唯「どうしたの?」
ピトー「キミたち!ボクの世界に来てくれないかニャ!?」
唯「えっ!ピトにゃんの世界に!?」
ピトー「そうニャ!一週間ぐらい!」
唯「一週間!?そ、そんなの無理だよ!」
ピトー「大丈夫だニャ!時間とか空間とかそういう感じのアレを超えるから例えボクたちの世界で
一週間過ごしてもこっちの世界では3、4時間ぐらいしか経ってないてプフが言ってたニャ!」
唯「で、でも…行ってどうするの?」
ピトー「王の前で演奏して貰いたいんだニャ!」
ピトー「…という感じで、ボクたちキメラアントは世界を統一するために頑張っているのニャ」ズズ…
(美味しいお茶だニャ)
律「へ~…なんか大変そうだなぁそっちは」
ピトー「まぁボクは戦うの好きだから……って!あっ!こんなゆっくりお茶飲んでる場合じゃないニャ!」
唯「どうしたの?」
ピトー「キミたち!ボクの世界に来てくれないかニャ!?」
唯「えっ!ピトにゃんの世界に!?」
ピトー「そうニャ!一週間ぐらい!」
唯「一週間!?そ、そんなの無理だよ!」
ピトー「大丈夫だニャ!時間とか空間とかそういう感じのアレを超えるから例えボクたちの世界で
一週間過ごしてもこっちの世界では3、4時間ぐらいしか経ってないてプフが言ってたニャ!」
唯「で、でも…行ってどうするの?」
ピトー「王の前で演奏して貰いたいんだニャ!」
20: 2011/02/07(月) 00:23:15.00 ID:VhuKruRQ0
唯「う~ん…みんなどうする?」
律「そうだな…ちょっと面白そうだよな」
澪「私はちょっと怖い…かも」
紬「なんだかファンタジックな話ですね」
梓「ちょっと…行ってみたいかも…です」
ピトー「決まりだニャ!」
ピトー「プフマシン!」ボンッ
律「うわっ!いきなりなんか出たぞ!」
ピトー「これに乗って向こうに行くニャ!みんなそれぞれの機材を持つニャ!」
律「そうだな…ちょっと面白そうだよな」
澪「私はちょっと怖い…かも」
紬「なんだかファンタジックな話ですね」
梓「ちょっと…行ってみたいかも…です」
ピトー「決まりだニャ!」
ピトー「プフマシン!」ボンッ
律「うわっ!いきなりなんか出たぞ!」
ピトー「これに乗って向こうに行くニャ!みんなそれぞれの機材を持つニャ!」
23: 2011/02/07(月) 00:24:17.12 ID:VhuKruRQ0
律「いや、でもこれ明らかにドラムセットは無理だろ」
ピトー「大丈夫だニャ!持ってけるニャ!」
律「どうやって?」
ピトー「細かいことは気にしなくて良いニャ!とにかく持ってけるもんは持ってけるんだニャ!」
律「ていうかこのマシン、お前と私たち5人でギュウギュウだぜ?とても楽器やアンプなんて」
ピトー「ニャ~ッ!とにかく都合が良いように出来てるんだニャ!いいからボクを信じるニャ!」
律「そ、そう…」
ピトー「よしっ!みんな乗ったかニャ?」
唯「うん!」
ピトー「出発するニャ!」
ブォン!
ピトー「大丈夫だニャ!持ってけるニャ!」
律「どうやって?」
ピトー「細かいことは気にしなくて良いニャ!とにかく持ってけるもんは持ってけるんだニャ!」
律「ていうかこのマシン、お前と私たち5人でギュウギュウだぜ?とても楽器やアンプなんて」
ピトー「ニャ~ッ!とにかく都合が良いように出来てるんだニャ!いいからボクを信じるニャ!」
律「そ、そう…」
ピトー「よしっ!みんな乗ったかニャ?」
唯「うん!」
ピトー「出発するニャ!」
ブォン!
24: 2011/02/07(月) 00:25:18.01 ID:VhuKruRQ0
[宮殿]
ブォン!
ピトー「ついたニャ!」
律「うおっ!すげっ!一瞬だったな!」
プフ「!」
ユピー「!」
唯「あっ!見て!なんかピトにゃんの仲間みたいな人がいるよ?」
律「うわっ!なにアイツでっけ~!」
プフ「…」
(なんだ…この人間たち…)
ユピー「…」
(なんだこいつら…?)
ピトー「連れて来たニャ!唯ちゃん、りっちゃん、澪ちゃん、ムギちゃん、あずにゃんの放課後ティータイムのみんなだニャ!」
プフ「……」
プフ「…そ、そうですか…こ、この者たちは…どういった特技を…?」
ピトー「けいおんニャ!」
ブォン!
ピトー「ついたニャ!」
律「うおっ!すげっ!一瞬だったな!」
プフ「!」
ユピー「!」
唯「あっ!見て!なんかピトにゃんの仲間みたいな人がいるよ?」
律「うわっ!なにアイツでっけ~!」
プフ「…」
(なんだ…この人間たち…)
ユピー「…」
(なんだこいつら…?)
ピトー「連れて来たニャ!唯ちゃん、りっちゃん、澪ちゃん、ムギちゃん、あずにゃんの放課後ティータイムのみんなだニャ!」
プフ「……」
プフ「…そ、そうですか…こ、この者たちは…どういった特技を…?」
ピトー「けいおんニャ!」
25: 2011/02/07(月) 00:26:30.53 ID:VhuKruRQ0
プフ「けいおん…?」
ピトー「そうだニャ!ちょっと王の前で演奏して貰うニャ!」
プフ「だ、大丈夫なのですかこのような得体の知れない者たちを王に合わせても!」
ピトー「大丈夫だニャ!ていうか得体の知れないって何だニャ!違う世界の人間連れて来いって言ったのはプフニャ!」
プフ「それはそうですが…」
ユピー「まぁ…大丈夫じゃねーか?とても王に危害を加えられるようには見えねぇ」
プフ「そうですね…私たちがしっかりと見張っていれば…」
ピトー「そうだニャ!ちょっと王の前で演奏して貰うニャ!」
プフ「だ、大丈夫なのですかこのような得体の知れない者たちを王に合わせても!」
ピトー「大丈夫だニャ!ていうか得体の知れないって何だニャ!違う世界の人間連れて来いって言ったのはプフニャ!」
プフ「それはそうですが…」
ユピー「まぁ…大丈夫じゃねーか?とても王に危害を加えられるようには見えねぇ」
プフ「そうですね…私たちがしっかりと見張っていれば…」
26: 2011/02/07(月) 00:27:44.21 ID:VhuKruRQ0
[玉座の間]
王「む?」
唯「わぁ!あなたが王様?」
王「-ッ!」
(無礼者!一瞬で肉塊にしてくれる!)
王「…!」ピタッ
王「…!!!」
(な…なんだこの人間は…!)
唯「?」
王「…!」
(な…なぜだ…?たった今…余はこいつを殺そうとしたはず!しかしなぜだ…!なぜか手が出ぬ!)
唯「どうしたの?」
王「……!!!」
(くっ…!ダメだ…!なぜか殺せん!何者なのだ…こいつは…!)
唯「?」
王「む?」
唯「わぁ!あなたが王様?」
王「-ッ!」
(無礼者!一瞬で肉塊にしてくれる!)
王「…!」ピタッ
王「…!!!」
(な…なんだこの人間は…!)
唯「?」
王「…!」
(な…なぜだ…?たった今…余はこいつを殺そうとしたはず!しかしなぜだ…!なぜか手が出ぬ!)
唯「どうしたの?」
王「……!!!」
(くっ…!ダメだ…!なぜか殺せん!何者なのだ…こいつは…!)
唯「?」
27: 2011/02/07(月) 00:29:09.59 ID:VhuKruRQ0
王(くっ…!)
王「貴様の特技はなんだ?」
唯「ギターかな!今用意してるから待ってて!」
王「ギター…?」
(くっ…余に対してこの口の聞き方…本来なら心身湯立つ程受け入れ難い屈辱!)
ピトー「唯ちゃん、準備出来たニャ!」
唯「あ、うん!じゃあ今から演奏するから見ててね!王様!」ドタドタ
王「…」
(しかしなぜだ…奴に対する怒りや殺意が全く湧いて来ぬ…なんだ…この気持ちは…)
王「貴様の特技はなんだ?」
唯「ギターかな!今用意してるから待ってて!」
王「ギター…?」
(くっ…余に対してこの口の聞き方…本来なら心身湯立つ程受け入れ難い屈辱!)
ピトー「唯ちゃん、準備出来たニャ!」
唯「あ、うん!じゃあ今から演奏するから見ててね!王様!」ドタドタ
王「…」
(しかしなぜだ…奴に対する怒りや殺意が全く湧いて来ぬ…なんだ…この気持ちは…)
28: 2011/02/07(月) 00:30:16.61 ID:VhuKruRQ0
ピトー「それでは王様…これよりあの者たちが軽音楽の演奏をします」
王「…軽音楽?」
ガー
ステージのカーテンがゆっくりと開かれた!
ジャージャジャじゃっじゃっジャージャー♪
唯「君を見てるといつもハートDOKIDOKI♪」
王「!」
プフ「!」
ユピー「!」
ピトー「♪」ニコニコ
王「…軽音楽?」
ガー
ステージのカーテンがゆっくりと開かれた!
ジャージャジャじゃっじゃっジャージャー♪
唯「君を見てるといつもハートDOKIDOKI♪」
王「!」
プフ「!」
ユピー「!」
ピトー「♪」ニコニコ
29: 2011/02/07(月) 00:31:45.52 ID:VhuKruRQ0
唯「あーあカミサマお願い2人だけの♪」
王「……ほう」
プフ「……ふむ」
ユピー「……へぇ」
唯「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」ニコニコ
ジャジャッジャジャっじゃーん
ピトー「にゃあ~♪」パチパチパチパチ
王「……ほう」
プフ「……ふむ」
ユピー「……へぇ」
唯「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」ニコニコ
ジャジャッジャジャっじゃーん
ピトー「にゃあ~♪」パチパチパチパチ
31: 2011/02/07(月) 00:32:43.20 ID:VhuKruRQ0
唯「どうだった?王様!」
王「…ふむ」
プフ「…」
(これが…軽音楽というものですか…)
ユピー「…」
(なんだ…なんか身体が熱いぜ…)
王「…他にも曲があるのか?」
唯「うん!あるよ!」
結局唯たちはまた持ち歌全曲演奏した!
王「…ふむ」
プフ「…」
(これが…軽音楽というものですか…)
ユピー「…」
(なんだ…なんか身体が熱いぜ…)
王「…他にも曲があるのか?」
唯「うん!あるよ!」
結局唯たちはまた持ち歌全曲演奏した!
32: 2011/02/07(月) 00:33:56.09 ID:VhuKruRQ0
唯「…ふぅ~」
王「…」
プフ「…」
ユピー「…」
ピトー「王様、いかがでしたか?」
王「…うむ」
王「おい…そのギターとやらを少し貸してくれぬか」
唯「うん!いいよー!はいっ!」
王「ふむ…持ち方はこれで合ってるか?」
唯「うん!合ってるよ!それでここの弦を弾くと音が鳴るよ!」
王「こうか?」
じゃらブチブチブチバキッばきっ
王「ん?」
王「…」
プフ「…」
ユピー「…」
ピトー「王様、いかがでしたか?」
王「…うむ」
王「おい…そのギターとやらを少し貸してくれぬか」
唯「うん!いいよー!はいっ!」
王「ふむ…持ち方はこれで合ってるか?」
唯「うん!合ってるよ!それでここの弦を弾くと音が鳴るよ!」
王「こうか?」
じゃらブチブチブチバキッばきっ
王「ん?」
33: 2011/02/07(月) 00:36:05.66 ID:VhuKruRQ0
唯澪律紬梓「!!!!」
護衛軍「!!!!」
唯「ああああああっ!!!ギー太ぁああああああ!!!」泣
王「!」
唯「ああああああん!うわあああああああん!!!」
律「ゆ、唯ちょっと落ち着け…!」
唯「ああああああん!!!ギー太!ギー太ぁぁぁぁあ!!」
王「な、なんだ…!?余は軽く撫でただけだぞ…!?」
(なんだ!?なぜ泣く!?)
王(こんなに脆い物なのか!?ギータというのは!?ん!?ギータ?ギター?どっちだ!?)
唯「うわあああああああん!!!!!」
王「…ッ!!!」
(な、なんだ…余は…いったいどうしたというのだ…!? 余はなぜこんなにも動揺している!?)
護衛軍「!!!!」
唯「ああああああっ!!!ギー太ぁああああああ!!!」泣
王「!」
唯「ああああああん!うわあああああああん!!!」
律「ゆ、唯ちょっと落ち着け…!」
唯「ああああああん!!!ギー太!ギー太ぁぁぁぁあ!!」
王「な、なんだ…!?余は軽く撫でただけだぞ…!?」
(なんだ!?なぜ泣く!?)
王(こんなに脆い物なのか!?ギータというのは!?ん!?ギータ?ギター?どっちだ!?)
唯「うわあああああああん!!!!!」
王「…ッ!!!」
(な、なんだ…余は…いったいどうしたというのだ…!? 余はなぜこんなにも動揺している!?)
36: 2011/02/07(月) 00:37:27.74 ID:VhuKruRQ0
唯「ああああああ!!うわああああん!!ギー太ぁぁぁぁぁぁあ!!」
王「~ッ!ッ!」
(何なのだ!?この人間は!?なんだ!?さっきから余の胸に湧いてくるこの感情は!?)
王(この人間の泣き顔を見てると…胸が…痛む…!!いったい…余は…)ズキ…
王「ピトォッ!!」
ピトー「はっ!」
王「今すぐこのギーターとやらを直せ!」
ピトー「はっ!」
王「~ッ!ッ!」
(何なのだ!?この人間は!?なんだ!?さっきから余の胸に湧いてくるこの感情は!?)
王(この人間の泣き顔を見てると…胸が…痛む…!!いったい…余は…)ズキ…
王「ピトォッ!!」
ピトー「はっ!」
王「今すぐこのギーターとやらを直せ!」
ピトー「はっ!」
38: 2011/02/07(月) 00:39:01.82 ID:VhuKruRQ0
ピトー「ドクタープライス!」ボンッ
しゅうううううううガチャガチャ
唯「!」
律「な、なんだ!ギターがひとりでに直っていくぞ!」
~唯たちにドクタープライスは見えていない~
ピトー「はいっ!直ったニャ!唯ちゃん!」
唯「ギー太ぁぁぁぁ!!」ぱああああ
唯「ああああんギー太ぁぁぁ!」スリスリ
律澪紬梓「ほっ」
護衛軍「ほっ」
王「…ふぅ」
(ってなんだ!?絶対の王たる余が…!なぜ人間が泣き止んだだけでこんなにも安堵しているのだ!?)
唯「あ、取り乱しちゃってごめんね? 王様もわざとじゃないのに…」
王「いや…よい。それより今日は疲れただろう。休め。ピトー!この者たちを迎賓の間に連れて行け」
ピトー「はっ!」
しゅうううううううガチャガチャ
唯「!」
律「な、なんだ!ギターがひとりでに直っていくぞ!」
~唯たちにドクタープライスは見えていない~
ピトー「はいっ!直ったニャ!唯ちゃん!」
唯「ギー太ぁぁぁぁ!!」ぱああああ
唯「ああああんギー太ぁぁぁ!」スリスリ
律澪紬梓「ほっ」
護衛軍「ほっ」
王「…ふぅ」
(ってなんだ!?絶対の王たる余が…!なぜ人間が泣き止んだだけでこんなにも安堵しているのだ!?)
唯「あ、取り乱しちゃってごめんね? 王様もわざとじゃないのに…」
王「いや…よい。それより今日は疲れただろう。休め。ピトー!この者たちを迎賓の間に連れて行け」
ピトー「はっ!」
39: 2011/02/07(月) 00:40:16.08 ID:VhuKruRQ0
[迎賓の間]
ガチャリ
ピトー「みんなここでゆっくり過ごすと良いニャ!」
コムギ「!」
唯澪律紬梓「!」
唯「わっ!人間!?」
コムギ「!」
(に、人間…???)
ピトー「ああその子はコムギニャ!仲良くするニャ!」
唯「よろしくね!コムギちゃん!」
コムギ「は、はい…よろしくおねげーします」
ガチャリ
ピトー「みんなここでゆっくり過ごすと良いニャ!」
コムギ「!」
唯澪律紬梓「!」
唯「わっ!人間!?」
コムギ「!」
(に、人間…???)
ピトー「ああその子はコムギニャ!仲良くするニャ!」
唯「よろしくね!コムギちゃん!」
コムギ「は、はい…よろしくおねげーします」
41: 2011/02/07(月) 00:41:20.12 ID:VhuKruRQ0
[玉座の間]
王「…」
プフ「…」
ユピー「…」
ピトー「…」
王「…不思議な者たちであったな」
プフ「ええ。あのような雰囲気の人間は見たことがありません」
王「プフ」
プフ「はい」
王「お主は何か楽器を弾けるか…?」
プフ「バイオリンを少々…」
王「ふむ」
プフ「…?」
ユピー「…?」
ピトー「…?」
王「…」
プフ「…」
ユピー「…」
ピトー「…」
王「…不思議な者たちであったな」
プフ「ええ。あのような雰囲気の人間は見たことがありません」
王「プフ」
プフ「はい」
王「お主は何か楽器を弾けるか…?」
プフ「バイオリンを少々…」
王「ふむ」
プフ「…?」
ユピー「…?」
ピトー「…?」
43: 2011/02/07(月) 00:42:42.73 ID:VhuKruRQ0
王「プフ」
プフ「はい」
王「あの五種類の楽器(パート)は…それぞれなんというのだ?」
プフ「はい。リードギター、リズムギター、ベース、ドラムス、そしてキーボードです」
王「ふむ」
プフ「…?」
王「至急その五種類の楽器を用意しろ」
ピトプフユピ「!!!」
プフ「王…!」
王「余たちもあの者たちから教わろうではないか…!けいおんとやらを!」
ピトプフユピ「!」ぱあああああ
「「「はっ!」」」
プフ「はい」
王「あの五種類の楽器(パート)は…それぞれなんというのだ?」
プフ「はい。リードギター、リズムギター、ベース、ドラムス、そしてキーボードです」
王「ふむ」
プフ「…?」
王「至急その五種類の楽器を用意しろ」
ピトプフユピ「!!!」
プフ「王…!」
王「余たちもあの者たちから教わろうではないか…!けいおんとやらを!」
ピトプフユピ「!」ぱあああああ
「「「はっ!」」」
44: 2011/02/07(月) 00:43:43.39 ID:VhuKruRQ0
唯たちは王たちに軽音楽を教えることになった!
それぞれのパートも決まった!
リードギター→王
リズムギター→ピトー
ベース→コムギ
キーボード→プフ
ドラムス→ユピー
そして各々の練習が始まった!
それぞれのパートも決まった!
リードギター→王
リズムギター→ピトー
ベース→コムギ
キーボード→プフ
ドラムス→ユピー
そして各々の練習が始まった!
45: 2011/02/07(月) 00:45:00.80 ID:VhuKruRQ0
唯「そうそう!王様上達早いねぇ!」
王「ふん。こんなもの少しコツを掴めば簡単ではないか」ジャカジャカ
梓「あっ!そこはこうやってチョーキングするんですよ!」
ピトー「こうかニャ?」みょ~ん
梓「そうです!ピトにゃんうまいです!」
ピトー「えへへ、ありがとうあずにゃん!」
澪「そこはもうちょっとこうした方が良いよ?」べべベン
コムギ「ほ~!いや~やっぱ澪さんすげーす!尊敬するす!」
澪「コムギだって…凄いよ!」
(目見えないのに…しかしこの子…どことなく唯に似てるな…)
紬「まぁ…プフさんもうそこまで弾けるようになって…!とても始めたばかりとは思えませんわ♪」
プフ「ふっ…ありがとうございます。しかし紬さんの腕前にはまだ程遠い…」ポロロン
律「だからそこはもうちょっと弱くって言ってんだろ!さっきから!」
ユピー「ちっ…難しいんだよ…この力加減がよ…」ドコドン
王「ふん。こんなもの少しコツを掴めば簡単ではないか」ジャカジャカ
梓「あっ!そこはこうやってチョーキングするんですよ!」
ピトー「こうかニャ?」みょ~ん
梓「そうです!ピトにゃんうまいです!」
ピトー「えへへ、ありがとうあずにゃん!」
澪「そこはもうちょっとこうした方が良いよ?」べべベン
コムギ「ほ~!いや~やっぱ澪さんすげーす!尊敬するす!」
澪「コムギだって…凄いよ!」
(目見えないのに…しかしこの子…どことなく唯に似てるな…)
紬「まぁ…プフさんもうそこまで弾けるようになって…!とても始めたばかりとは思えませんわ♪」
プフ「ふっ…ありがとうございます。しかし紬さんの腕前にはまだ程遠い…」ポロロン
律「だからそこはもうちょっと弱くって言ってんだろ!さっきから!」
ユピー「ちっ…難しいんだよ…この力加減がよ…」ドコドン
46: 2011/02/07(月) 00:46:03.50 ID:VhuKruRQ0
[唯たちがこの世界に来て三日後]
[給湯室]
紬「~♪」コポコポ
ガチャ
プフ「…おや?紬さん?」
紬「あら…プフさん」ニコ
プフ「何をなさっているのです?」
紬「今お茶を用意してるところですの。あっ…プフさんも良かったらお飲みになって?ピトにゃんは凄く気に入って下さったの♪」
プフ「はぁ…」
紬「はい、どうぞ。召し上がれ」
プフ「いただきます」ズズ…
プフ「!」
紬「どうかしら…?」
プフ「…美味しい」
紬「良かった♪」ニコ
[給湯室]
紬「~♪」コポコポ
ガチャ
プフ「…おや?紬さん?」
紬「あら…プフさん」ニコ
プフ「何をなさっているのです?」
紬「今お茶を用意してるところですの。あっ…プフさんも良かったらお飲みになって?ピトにゃんは凄く気に入って下さったの♪」
プフ「はぁ…」
紬「はい、どうぞ。召し上がれ」
プフ「いただきます」ズズ…
プフ「!」
紬「どうかしら…?」
プフ「…美味しい」
紬「良かった♪」ニコ
47: 2011/02/07(月) 00:47:05.14 ID:VhuKruRQ0
プフ(この美味しいお茶を…王にお出ししたら…!!)
プフ「紬さん!」
紬「はい?」
プフ「私に…お茶の淹れ方を…教えていただきたい!」
紬「ええ、良いですよ♪」ニコ
ーーーーーーーーーー
紬「そうそうお上手ですわ」
プフ「…」コポコポ
プフ「ふぅ…どうでしょうか?」
紬「…」ズズ…
紬「ええ!とっても美味しいです!」ニコッ
プフ「ありがとうございます…紬さんの…おかげです」ズキ…
プフ(何なのでしょうか…この胸を叩くような痛みは…紬さんの笑顔を見る度に…)
紬「?」
プフ「紬さん!」
紬「はい?」
プフ「私に…お茶の淹れ方を…教えていただきたい!」
紬「ええ、良いですよ♪」ニコ
ーーーーーーーーーー
紬「そうそうお上手ですわ」
プフ「…」コポコポ
プフ「ふぅ…どうでしょうか?」
紬「…」ズズ…
紬「ええ!とっても美味しいです!」ニコッ
プフ「ありがとうございます…紬さんの…おかげです」ズキ…
プフ(何なのでしょうか…この胸を叩くような痛みは…紬さんの笑顔を見る度に…)
紬「?」
48: 2011/02/07(月) 00:48:07.70 ID:VhuKruRQ0
[迎賓の間]
唯「だーっ!また負けたーっ!」
コムギ「いや~唯さんも恐ろしく上達がはえーす。次は本腰入れねーと足元すくわれかねねーす」
ガチャ
紬「みなさーん、お茶が入りましたよー」
ワイワイキャッキャッ
唯「だーっ!また負けたーっ!」
コムギ「いや~唯さんも恐ろしく上達がはえーす。次は本腰入れねーと足元すくわれかねねーす」
ガチャ
紬「みなさーん、お茶が入りましたよー」
ワイワイキャッキャッ
49: 2011/02/07(月) 00:49:10.11 ID:VhuKruRQ0
[外のベランダみたいな所]
ユピー「しかしあいつら…本当に人間なのか?って疑っちまうよな」
ピトー「天使とか妖精とかそういう部類かと思えて来るニャ。癒しのオーラがハンパじゃないニャ」
プフ「そうですね…」
ピトー「2人とも、あの子たちを攻撃しようとしたことあるかニャ?」
ユピー「いや…ねぇな。初めて見た時からなぜかそういう気が起きねぇ」
プフ「同じく」
ピトー「実はボク、あの子たちの世界に行った時にいきなり唯ちゃんに抱きつかれて咄嗟に攻撃しようとしたことがあるニャ」
プフ「ふむ」
ユピー(抱き…!?…ちくしょう…俺も行けば良かった…)
ピトー「でもなぜか攻撃出来ないんだニャ。あの子たちに限らずあの世界の人間みんな」
プフ「…ふむ」
ユピー「しかしあいつら…本当に人間なのか?って疑っちまうよな」
ピトー「天使とか妖精とかそういう部類かと思えて来るニャ。癒しのオーラがハンパじゃないニャ」
プフ「そうですね…」
ピトー「2人とも、あの子たちを攻撃しようとしたことあるかニャ?」
ユピー「いや…ねぇな。初めて見た時からなぜかそういう気が起きねぇ」
プフ「同じく」
ピトー「実はボク、あの子たちの世界に行った時にいきなり唯ちゃんに抱きつかれて咄嗟に攻撃しようとしたことがあるニャ」
プフ「ふむ」
ユピー(抱き…!?…ちくしょう…俺も行けば良かった…)
ピトー「でもなぜか攻撃出来ないんだニャ。あの子たちに限らずあの世界の人間みんな」
プフ「…ふむ」
50: 2011/02/07(月) 00:50:24.89 ID:VhuKruRQ0
プフ「これはあくまで推測ですが…彼女たちの世界には暴力というものが存在しないのではないでしょうか」
ピトー「!」
プフ「私たちの世界には…血や暴力…そういうバイオレンス的なアレがごく当たり前に存在している」
プフ「しかし彼女たちの世界には…そういったバイオレンス的なアレが全く存在しない」
プフ「だからその世界の住人である彼女たちに危害を加えることが出来ないのかも…」
ユピー「そんなことあり得るのか?」
プフ「…もしこの世を創ってる神が存在するとしたら…我々の世界を創造した神と彼女たちの世界を創造した神は全く別人なのでしょう」
ピトー「!」
プフ「私たちの世界には…血や暴力…そういうバイオレンス的なアレがごく当たり前に存在している」
プフ「しかし彼女たちの世界には…そういったバイオレンス的なアレが全く存在しない」
プフ「だからその世界の住人である彼女たちに危害を加えることが出来ないのかも…」
ユピー「そんなことあり得るのか?」
プフ「…もしこの世を創ってる神が存在するとしたら…我々の世界を創造した神と彼女たちの世界を創造した神は全く別人なのでしょう」
51: 2011/02/07(月) 00:51:19.08 ID:VhuKruRQ0
プフ「彼女たちの世界は平和そのもの…もしかしたら向こうの神は、自分が創りだした生命を、存在を、傷つけるなんて考えられないって思想なのかもしれない」
ピトー「そして左利きでギターとか集めてそうだニャ」
プフ「…なぜそう思うのです?」
ピトー「いやなんとなく」
プフ「…対してこちらの世界の神は…」
三人は満天の星空を見上げた!
プフ「…残酷だ」
ユピー「そしてろくに仕事しねーでゲームばっかりやってそうだな」
プフ「…なぜそう思うのです?」
ユピー「いやなんとなく」
プフ「…この世界の神は残酷だ。我々は常に氏と隣り合わせの日々を生きている」
ユピー「ふっ…まっそれで良いじゃねーか…!面白くてよ」
ピトー「ニャ」
プフ「ふっ…そうですね」
ピトー「そして左利きでギターとか集めてそうだニャ」
プフ「…なぜそう思うのです?」
ピトー「いやなんとなく」
プフ「…対してこちらの世界の神は…」
三人は満天の星空を見上げた!
プフ「…残酷だ」
ユピー「そしてろくに仕事しねーでゲームばっかりやってそうだな」
プフ「…なぜそう思うのです?」
ユピー「いやなんとなく」
プフ「…この世界の神は残酷だ。我々は常に氏と隣り合わせの日々を生きている」
ユピー「ふっ…まっそれで良いじゃねーか…!面白くてよ」
ピトー「ニャ」
プフ「ふっ…そうですね」
53: 2011/02/07(月) 00:52:36.22 ID:VhuKruRQ0
ユピー「でも俺、澪が律をポカッて叩いてるとこ見たぜ?」
プフ「それはただのツッコミでしょう。敵意のあるものでは決して…ん?澪?澪ってだれです?」
ユピー「なんだお前まだ覚えてなかったのか?澪っていや左利きで長くストレートな黒髪がトレードマークのカワイコちゃんだろうが」
ユピー「身長160センチぐらい、五人の中じゃ一番背が高く胸もでけぇ。B87、W59、H87ってもんか?」
ユピー「1月15日生まれの山羊座でA型だ。真面目でベースもうめえが恥ずかしがりやってとこがまた可愛いよな」
プフ「……」
ユピー「ちなみに俺にドラムを教えてくれてるのが律だ。おでこ全開の元気娘だ。」
ユピー「8月21日生まれの獅子座、身長は154センチかな、んでB型だ。B78、W58、H81ってもんかな」
ユピー「放課後ティータイムの部長だ。大したもんだよな、廃部になりかけた部活を立て直したらしいぜ」
ユピー「カチューシャで全開のおでこがトレードマークだが…前髪下ろした姿も見てみたいよなぁ」
プフ「……」
(ユ…ユピー…あなた…)
ユピー「王にギター教えてるのが唯だ。なんといっても全身から放出するほわわんとした暖かい癒しのオーラが魅力だよな」
ユピー「11月27日生まれの」
プフ「も、もういいです!充分分かりました!もういいです」
プフ「それはただのツッコミでしょう。敵意のあるものでは決して…ん?澪?澪ってだれです?」
ユピー「なんだお前まだ覚えてなかったのか?澪っていや左利きで長くストレートな黒髪がトレードマークのカワイコちゃんだろうが」
ユピー「身長160センチぐらい、五人の中じゃ一番背が高く胸もでけぇ。B87、W59、H87ってもんか?」
ユピー「1月15日生まれの山羊座でA型だ。真面目でベースもうめえが恥ずかしがりやってとこがまた可愛いよな」
プフ「……」
ユピー「ちなみに俺にドラムを教えてくれてるのが律だ。おでこ全開の元気娘だ。」
ユピー「8月21日生まれの獅子座、身長は154センチかな、んでB型だ。B78、W58、H81ってもんかな」
ユピー「放課後ティータイムの部長だ。大したもんだよな、廃部になりかけた部活を立て直したらしいぜ」
ユピー「カチューシャで全開のおでこがトレードマークだが…前髪下ろした姿も見てみたいよなぁ」
プフ「……」
(ユ…ユピー…あなた…)
ユピー「王にギター教えてるのが唯だ。なんといっても全身から放出するほわわんとした暖かい癒しのオーラが魅力だよな」
ユピー「11月27日生まれの」
プフ「も、もういいです!充分分かりました!もういいです」
54: 2011/02/07(月) 00:53:34.86 ID:VhuKruRQ0
[宮殿・地下]
チーター「おいおい聞いたか?明日王様たちがライブするらしいぜ」
ザリガニ「ライブ…………ね」
オオカミ「最近ずっと練習する音聞こえてたもんな…」
ヒナ「なーんか…ちょっと変わったよね…王様と護衛軍。あの子たちが来てから」
チーター「…そうだなぁ」
チーター「おいおい聞いたか?明日王様たちがライブするらしいぜ」
ザリガニ「ライブ…………ね」
オオカミ「最近ずっと練習する音聞こえてたもんな…」
ヒナ「なーんか…ちょっと変わったよね…王様と護衛軍。あの子たちが来てから」
チーター「…そうだなぁ」
55: 2011/02/07(月) 00:54:24.64 ID:VhuKruRQ0
[翌日・正午]
ワイワイガヤガヤ
玉座の間には宮殿内の蟻たち全員集まっていた!
そして最前列の席にはHTTのメンバーが座っていた!
唯「どんな演奏するんだろうね?王様たち!」ワクワク
律「しかしあいつらもすげーよなー!ちょっと基本教えただけでもう一流の腕前だぜ?」
梓「本当に上達が早いとかそういうレベルじゃありませんよ」
紬「でも、あの人たちに音楽の楽しさを教えてあげられてよかったわ」
澪「そうだな…コムギ…大丈夫かな。なんかこっちまで緊張してきた」
ワイワイガヤガヤ
ガー!
ステージのカーテンが開いた!
ウオオオォオオォ
ワイワイガヤガヤ
玉座の間には宮殿内の蟻たち全員集まっていた!
そして最前列の席にはHTTのメンバーが座っていた!
唯「どんな演奏するんだろうね?王様たち!」ワクワク
律「しかしあいつらもすげーよなー!ちょっと基本教えただけでもう一流の腕前だぜ?」
梓「本当に上達が早いとかそういうレベルじゃありませんよ」
紬「でも、あの人たちに音楽の楽しさを教えてあげられてよかったわ」
澪「そうだな…コムギ…大丈夫かな。なんかこっちまで緊張してきた」
ワイワイガヤガヤ
ガー!
ステージのカーテンが開いた!
ウオオオォオオォ
56: 2011/02/07(月) 00:55:36.68 ID:VhuKruRQ0
王「皆の者、今日は集まってくれて感謝する。まだ始めて間もないが…聞いてくれ」
オオオオォ!!
クルッ
王「お主ら、準備は良いか?」
護衛軍、コムギ「はい!」
王「それではまず一曲目…カレーのちライス!」
ユピー「いくぜ!1、2、1234!」
プフ「」チャッチャッチャッチャッチャーらーラーラー♪
王「君にーときめき恋かもねアワアワー♪」
唯律澪紬梓「う、うまい!」
オオオオォ!!
クルッ
王「お主ら、準備は良いか?」
護衛軍、コムギ「はい!」
王「それではまず一曲目…カレーのちライス!」
ユピー「いくぜ!1、2、1234!」
プフ「」チャッチャッチャッチャッチャーらーラーラー♪
王「君にーときめき恋かもねアワアワー♪」
唯律澪紬梓「う、うまい!」
57: 2011/02/07(月) 00:56:45.69 ID:VhuKruRQ0
王「カーレーちょっぴりライス♪」
王コムギ護衛軍「た・あ・ぷ・りぃ!」
わああああああ
チーター「おおー!プフ殿のキーボードかっけー!」
王「OH!NONONONONO-NONONO…!!!」
王「カーレーちょっぴりライス」
会場の全員「た・あ・ぷ・りぃ!」
ウオオォオオォ
そして王たちは続けてホッチキス、ふでぺんを演奏していった!
会場は熱気に包まれた!
王コムギ護衛軍「た・あ・ぷ・りぃ!」
わああああああ
チーター「おおー!プフ殿のキーボードかっけー!」
王「OH!NONONONONO-NONONO…!!!」
王「カーレーちょっぴりライス」
会場の全員「た・あ・ぷ・りぃ!」
ウオオォオオォ
そして王たちは続けてホッチキス、ふでぺんを演奏していった!
会場は熱気に包まれた!
59: 2011/02/07(月) 00:57:50.69 ID:VhuKruRQ0
王「それでは…次が最後の曲だ…聞いてくれ…ふわふわ時間!」
ジャージャジャジャッジャッジャージャー♪
王「君を見てるといつもハートDOKIDOKI♪」
王「揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ」
王「いーつも頑張る♪」
ピトー「いーつも頑張る♪」
王「きーみの横顔♪」
ピトー「きーみの横顔♪」
王「ずーっと見てーても♪気付かないよねー♪」
王「夢の中なーら♪」
ピトー「夢の中なーら♪」
王「ふーたりの距離♪縮められるのになー♪」
ジャージャジャジャッジャッジャージャー♪
王「君を見てるといつもハートDOKIDOKI♪」
王「揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ」
王「いーつも頑張る♪」
ピトー「いーつも頑張る♪」
王「きーみの横顔♪」
ピトー「きーみの横顔♪」
王「ずーっと見てーても♪気付かないよねー♪」
王「夢の中なーら♪」
ピトー「夢の中なーら♪」
王「ふーたりの距離♪縮められるのになー♪」
60: 2011/02/07(月) 00:59:08.19 ID:VhuKruRQ0
王「ああカミサマお願い2人だけの♪ドリームタイム下さい♪」
王「お気に入りのうさちゃん抱いてーぇ♪今夜もオヤスミ♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
ワアアアアアア!
王「お気に入りのうさちゃん抱いてーぇ♪今夜もオヤスミ♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
ワアアアアアア!
61: 2011/02/07(月) 01:00:13.10 ID:VhuKruRQ0
王「だけどそれが一番難しいのよ!話のキッカケとかどうしよ!」
王「てか段取り考えてる時点で!全然!自然じゃないよね?」
王「ああ!もういいや!寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおー!」
ピトー「そう!寝ちゃおー!」
王「ああカミサマお願い一度だけの♪ミラクルタイム下さい♪」
王「もしすんなり♪話せれば♪その後は♪どうにかなるよね♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー、唯律澪紬梓「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
会場の全員「ふわふわ時間♪」
ジャジャっジャジャっジャーん♪
ウオオォオオ!
ワアアアアアア!!
王「てか段取り考えてる時点で!全然!自然じゃないよね?」
王「ああ!もういいや!寝ちゃお寝ちゃお寝ちゃおー!」
ピトー「そう!寝ちゃおー!」
王「ああカミサマお願い一度だけの♪ミラクルタイム下さい♪」
王「もしすんなり♪話せれば♪その後は♪どうにかなるよね♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
ピトー、唯律澪紬梓「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
会場の全員「ふわふわ時間♪」
ジャジャっジャジャっジャーん♪
ウオオォオオ!
ワアアアアアア!!
62: 2011/02/07(月) 01:01:01.57 ID:VhuKruRQ0
ワアアアアヒューヒュー!パチパチパチパチ!
王「ー!」
(なんだ…この胸の奥からこみ上げてくる感情は…)
ワーワー!ヒューヒュー!
王(これが…音楽…)
プフ「」チャーチャーチャーチャー♪チャー♪チャー♪
王ピトーユピーコムギ「!!!!」
王「プフ!?」
ユピー「フッ…へへ」ドン!チャ!ドドチャ!ドン!チャ!ドドチャ!
王「ユピー!?」
コムギ「」ボボボベンべべべんベンベンべん♪
王「コムギ!?」
ピトー「」チャッチャッチャッチャッチャッチャッ♪
王「ピトー!?」
王「ー!」
(なんだ…この胸の奥からこみ上げてくる感情は…)
ワーワー!ヒューヒュー!
王(これが…音楽…)
プフ「」チャーチャーチャーチャー♪チャー♪チャー♪
王ピトーユピーコムギ「!!!!」
王「プフ!?」
ユピー「フッ…へへ」ドン!チャ!ドドチャ!ドン!チャ!ドドチャ!
王「ユピー!?」
コムギ「」ボボボベンべべべんベンベンべん♪
王「コムギ!?」
ピトー「」チャッチャッチャッチャッチャッチャッ♪
王「ピトー!?」
64: 2011/02/07(月) 01:02:00.57 ID:VhuKruRQ0
王(お主たち…)
王「ふっ」にや
ジャららジャージャじゃじゃッジャッじゃーじゃー♪
王コムギピトーユピープフ「」
じゃららじゃーらららんららーらー♪
じゃーらららーらーらーらー♪
今まさに!王たちはひとつになった瞬間であった!
ダン!ダン!ダダ!
クルッ
王「もう一度だ!」
王「ふっ」にや
ジャららジャージャじゃじゃッジャッじゃーじゃー♪
王コムギピトーユピープフ「」
じゃららじゃーらららんららーらー♪
じゃーらららーらーらーらー♪
今まさに!王たちはひとつになった瞬間であった!
ダン!ダン!ダダ!
クルッ
王「もう一度だ!」
66: 2011/02/07(月) 01:03:01.96 ID:VhuKruRQ0
王「ああカミサマお願い2人だけの♪」
王、唯律澪紬梓「ドリームタイム下さい♪」
王「お気に入りのうさちゃん抱いてーぇ♪」
全員「今夜もオヤスミ♪」
王「ふわふわ時間♪」
全員「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
全員「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
全員「ふわふわ時間♪」
ジャじゃッジャジャッジャーん♪
王、唯律澪紬梓「ドリームタイム下さい♪」
王「お気に入りのうさちゃん抱いてーぇ♪」
全員「今夜もオヤスミ♪」
王「ふわふわ時間♪」
全員「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
全員「ふわふわ時間♪」
王「ふわふわ時間♪」
全員「ふわふわ時間♪」
ジャじゃッジャジャッジャーん♪
68: 2011/02/07(月) 01:04:36.25 ID:JFrm/78C0
俺「ふわふわ時間♪」
67: 2011/02/07(月) 01:04:07.77 ID:VhuKruRQ0
[その日の夜]
王「唯たちの出発の準備は…出来ているか?」
プフ「はい。いつでも」
王「…もっといろんな曲を教わりたいところなのだがな」
プフ「はい。しかし明日は…」
王「分かっておる。[選別]は唯たちには見せたくはない」
プフ「はい…」
王「…」
王「プフ」
プフ「はい」
王「唯たちの出発の準備は…出来ているか?」
プフ「はい。いつでも」
王「…もっといろんな曲を教わりたいところなのだがな」
プフ「はい。しかし明日は…」
王「分かっておる。[選別]は唯たちには見せたくはない」
プフ「はい…」
王「…」
王「プフ」
プフ「はい」
70: 2011/02/07(月) 01:05:09.90 ID:VhuKruRQ0
王「例えば…唯たちに何らかの念能力を取り憑けたとして…」
王「その効果は向こうの世界でも継続されるのか?」
プフ「…分かりません。彼女たちの世界に到着した瞬間、念が消滅するかも知れませんし」
プフ「そのまま誰に気付かれるとなく残り続けるかもしれません」
王「…ふむ」
プフ「…?」
ユピー「…?」
王「ピトー」
ピトー「はっ!」
王「お主の能力のひとつに…テレプシコーラなるものがあったな…?」
ピトー「はい」
王「その効果は向こうの世界でも継続されるのか?」
プフ「…分かりません。彼女たちの世界に到着した瞬間、念が消滅するかも知れませんし」
プフ「そのまま誰に気付かれるとなく残り続けるかもしれません」
王「…ふむ」
プフ「…?」
ユピー「…?」
王「ピトー」
ピトー「はっ!」
王「お主の能力のひとつに…テレプシコーラなるものがあったな…?」
ピトー「はい」
71: 2011/02/07(月) 01:06:14.52 ID:VhuKruRQ0
王「そのテレプシコーラを…もう五体増やすことは出来るか…?」
ピトー「…はい。可能ですが…」
王「ならばもう五体増やし…唯たち全員に一体ずつ取り憑かせろ」
ピトー「!」
王「そして憑かせる時に…それぞれのテレプシコーラにこう念を込めろ」
ピトー「」
王「彼女たちと…彼女たちが大切にしている者たちを守れと」
ピトープフユピー「!!」
王「この世のあらゆる残酷さから…守り続けろと」
王「出来るか…?」
ピトプフユピー(王…!!なんと…!お優しくなられて…!)うるうる
ピトー「はっ!仰せのままに!」
ピトー「…はい。可能ですが…」
王「ならばもう五体増やし…唯たち全員に一体ずつ取り憑かせろ」
ピトー「!」
王「そして憑かせる時に…それぞれのテレプシコーラにこう念を込めろ」
ピトー「」
王「彼女たちと…彼女たちが大切にしている者たちを守れと」
ピトープフユピー「!!」
王「この世のあらゆる残酷さから…守り続けろと」
王「出来るか…?」
ピトプフユピー(王…!!なんと…!お優しくなられて…!)うるうる
ピトー「はっ!仰せのままに!」
72: 2011/02/07(月) 01:07:16.69 ID:VhuKruRQ0
プフ(ああ!王!強さと優しさを兼ねそろえた我が王!私はあなたに仕えることが出来て…!本当に…!)ポロポロ
王「ふっ…少し前までの余では考えられぬ台詞だな」
プフ「い、いえ」
王「なぜかは分からぬが…唯たちが悲しむ姿は見たくないのだ」
王「ずっと平穏で幸せでいてくれと…なぜか願ってしまう」
護衛軍「私もです」
王「あのような人間の持つ癒しのオーラが…」
王「もしかしたらこの世で一番強い存在かもしれぬな」
プフ「はい」
王「ふむ。そろそろいくか。見送りに」
王「ふっ…少し前までの余では考えられぬ台詞だな」
プフ「い、いえ」
王「なぜかは分からぬが…唯たちが悲しむ姿は見たくないのだ」
王「ずっと平穏で幸せでいてくれと…なぜか願ってしまう」
護衛軍「私もです」
王「あのような人間の持つ癒しのオーラが…」
王「もしかしたらこの世で一番強い存在かもしれぬな」
プフ「はい」
王「ふむ。そろそろいくか。見送りに」
73: 2011/02/07(月) 01:08:17.28 ID:VhuKruRQ0
唯「元気でね!王様!ライブ…すっごく良かったよ!」
王「ああ。其方も元気でな。そして心から礼を言う」
王「余たちに音楽の楽しさを教えてくれて…蟻がとう」
唯「えへへ~。あ、そうだ!記念にこれあげるね!はい!私のピック!」
王「これは…大事なものではないのか?」
唯「大事だけど…いいよ!私たちのこと忘れないで欲しいから…あげる!」
王「…ふっ…ありがたく受け取ろう」
(忘れるわけが…ないだろう)
梓「ピトにゃん!元気でね!私ピトにゃんと過ごせて…とっても楽しかった!」
ピトー「ボクもあずにゃんにギター教えてもらえてよかったニャ!楽しかったニャ!」
梓「私も…記念にあげるね!ピックだよ!」
ピトー「あ、あずにゃんありがとうニャ!大切にするニャ!」
王「ああ。其方も元気でな。そして心から礼を言う」
王「余たちに音楽の楽しさを教えてくれて…蟻がとう」
唯「えへへ~。あ、そうだ!記念にこれあげるね!はい!私のピック!」
王「これは…大事なものではないのか?」
唯「大事だけど…いいよ!私たちのこと忘れないで欲しいから…あげる!」
王「…ふっ…ありがたく受け取ろう」
(忘れるわけが…ないだろう)
梓「ピトにゃん!元気でね!私ピトにゃんと過ごせて…とっても楽しかった!」
ピトー「ボクもあずにゃんにギター教えてもらえてよかったニャ!楽しかったニャ!」
梓「私も…記念にあげるね!ピックだよ!」
ピトー「あ、あずにゃんありがとうニャ!大切にするニャ!」
74: 2011/02/07(月) 01:09:09.04 ID:JFrm/78C0
しかし以外にもゴンはこれを許さなかった
75: 2011/02/07(月) 01:09:13.76 ID:VhuKruRQ0
コムギ「うわあああああん澪さああああん!!」だきっ
澪「くすっ…ほらほら…泣くな。こっちまで…泣きたくなっちゃうじゃないか」ナデナデ…グス
コムギ「ああああああん!!」
澪「コムギ…これあげるよ。私が使ってるピックだ」
コムギ「!…あ、あ、あじがどうござ、ざ、ああああん!!」
澪「ふふっ…よしよし」ナデナデ
澪「くすっ…ほらほら…泣くな。こっちまで…泣きたくなっちゃうじゃないか」ナデナデ…グス
コムギ「ああああああん!!」
澪「コムギ…これあげるよ。私が使ってるピックだ」
コムギ「!…あ、あ、あじがどうござ、ざ、ああああん!!」
澪「ふふっ…よしよし」ナデナデ
76: 2011/02/07(月) 01:10:10.51 ID:VhuKruRQ0
律「元気でな!ユピー!ライブ…上手だったよ!」
ユピー「ま、まぁ…その…なんだ…り…律のおかげというか…その…」ポリポリ
律「なんだぁ~?もしかして私がいなくなって寂しいのかぁ~?」
ユピー「ち、ちげーよばか…!」
律「そうだユピー!記念にこれやるよ!」スチャ…
律「私のカチューシャだ!そのオールバックにカチューシャも良いんじゃないか?」
ユピー「!!!!」
(はうう!ま、前髪を下ろした律…!やべぇ…!!)ずきゅううううん
律「大事にしろよ!」
ユピー「さ…サンキューな…!」ポリポリ
律「へへっ」
ユピー「ま、まぁ…その…なんだ…り…律のおかげというか…その…」ポリポリ
律「なんだぁ~?もしかして私がいなくなって寂しいのかぁ~?」
ユピー「ち、ちげーよばか…!」
律「そうだユピー!記念にこれやるよ!」スチャ…
律「私のカチューシャだ!そのオールバックにカチューシャも良いんじゃないか?」
ユピー「!!!!」
(はうう!ま、前髪を下ろした律…!やべぇ…!!)ずきゅううううん
律「大事にしろよ!」
ユピー「さ…サンキューな…!」ポリポリ
律「へへっ」
77: 2011/02/07(月) 01:11:11.83 ID:VhuKruRQ0
紬「プフさん。ライブ…とてもお上手でしたわ。」
紬「特に最後のアンコール…ナイスでした」
プフ「ありがとうございます。紬さんの…おかげです」
紬「ふふ。記念に…このティーセットを差し上げます」
プフ「そんな…よろしいのですか!?こんな…大切なものを…!!」
紬「ええ。プフさんが淹れるお茶は本当に美味しいです」
紬「これで…王様たちのもお茶を淹れてあげてください」にこっ
プフ「ありがとうございます…!紬さん!」ズキ…
紬「ふふ、元気でね!プフさん」
プフ「紬さんも…!どうか…!お元気で…!」ペコリ
紬「特に最後のアンコール…ナイスでした」
プフ「ありがとうございます。紬さんの…おかげです」
紬「ふふ。記念に…このティーセットを差し上げます」
プフ「そんな…よろしいのですか!?こんな…大切なものを…!!」
紬「ええ。プフさんが淹れるお茶は本当に美味しいです」
紬「これで…王様たちのもお茶を淹れてあげてください」にこっ
プフ「ありがとうございます…!紬さん!」ズキ…
紬「ふふ、元気でね!プフさん」
プフ「紬さんも…!どうか…!お元気で…!」ペコリ
79: 2011/02/07(月) 01:12:18.57 ID:VhuKruRQ0
唯たちはプフマシンに乗り込んだ!
ピトー(テレプシコーラ!)
ブォン!ブォブォン!
唯「ん?」
律「どした?」
唯「う~ん…な~んか背中側が暖かいような…」
律「みんなでギュウギュウ詰めになってるからじゃないか?」
唯「ん~そっか!そだね!」
プフ「全員…乗りましたね…?」
唯「うん!」
ピトー(テレプシコーラ!)
ブォン!ブォブォン!
唯「ん?」
律「どした?」
唯「う~ん…な~んか背中側が暖かいような…」
律「みんなでギュウギュウ詰めになってるからじゃないか?」
唯「ん~そっか!そだね!」
プフ「全員…乗りましたね…?」
唯「うん!」
81: 2011/02/07(月) 01:13:26.48 ID:VhuKruRQ0
プフ「それでは…出発させます」
唯「みんな!またいつか!迎えに来てね!」
王「ああ」
ピトー「うん!」
ユピー「おう」
プフ「ええ」
コムギ「はい!」
唯「それじゃあね!ばいばい!」
ブォン!
唯たちを乗せたプフマシンが消えた!
~1秒後~
ブォン!
無人のプフマシンが現れた!
プフ「…無事に送り届けたみたいですね」
唯「みんな!またいつか!迎えに来てね!」
王「ああ」
ピトー「うん!」
ユピー「おう」
プフ「ええ」
コムギ「はい!」
唯「それじゃあね!ばいばい!」
ブォン!
唯たちを乗せたプフマシンが消えた!
~1秒後~
ブォン!
無人のプフマシンが現れた!
プフ「…無事に送り届けたみたいですね」
83: 2011/02/07(月) 01:14:13.90 ID:VhuKruRQ0
王「…ふむ。プフ…茶を淹れてくれ」
プフ「!…かしこまりました」
王「余たちも…バンド名を考えねばな」
ピトー「!」
王「唯たちは放課後ティータイムか…」
プフ「王様、お茶が入りました」
王「うむ」ズズ
王「お茶…お茶か…」
王「ふふ…キメラティータイム…とでもしておくか」
プフ「!…かしこまりました」
王「余たちも…バンド名を考えねばな」
ピトー「!」
王「唯たちは放課後ティータイムか…」
プフ「王様、お茶が入りました」
王「うむ」ズズ
王「お茶…お茶か…」
王「ふふ…キメラティータイム…とでもしておくか」
85: 2011/02/07(月) 01:15:13.56 ID:VhuKruRQ0
プフ「王!素晴らしいです!」
ピトー「賛成です!」
ユピー「決定ですね」
コムギ「良いと…思います」
(キメラ…?)
王「今度唯たちに会ったら…余たちが作った曲を聞かせてやろうではないか」
王「よし…茶を飲んだら…早速練習するか」
「「「はい!」」」
ーーーーーー
この約4時間後
龍の雨が
宮殿を貫いたーーーーー
おしまい
続きはハンターハンターで!
ピトー「賛成です!」
ユピー「決定ですね」
コムギ「良いと…思います」
(キメラ…?)
王「今度唯たちに会ったら…余たちが作った曲を聞かせてやろうではないか」
王「よし…茶を飲んだら…早速練習するか」
「「「はい!」」」
ーーーーーー
この約4時間後
龍の雨が
宮殿を貫いたーーーーー
おしまい
続きはハンターハンターで!
86: 2011/02/07(月) 01:16:07.56 ID:TIZXhjUZO
選別後ティータイムなら良SSになってた
87: 2011/02/07(月) 01:16:15.95 ID:JFrm/78C0
乙!
96: 2011/02/07(月) 09:39:22.24 ID:/A9u1n/20
ピトー「あずにゃんの好きな人はダレかニャ?」
梓「ゆ あっ 唯先 あっ輩 あっ で
ってのが見たかったのに
梓「ゆ あっ 唯先 あっ輩 あっ で
ってのが見たかったのに
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