晴「なーにが良い夫婦の日だ！オレだってなぁ・・・」

ほたる「晴ちゃん、それ昨日ですよ？」

晴「知ってる！」

ほたる「はぁ・・・」

晴「大体あいつら毎回毎回来る度来る度イチャイチャと・・・」

ほたる（これで６回目・・・帰りたい・・・）

晴「ほたるも飲めー！」

ほたる「私は明日仕事なんでいいです」

晴「そっか・・・ぐすっ・・・」

ほたる「わ、わかりました！飲みますから！お願いだから泣かないで下さい！！」

晴「うぅ～・・・ほたる～・・・」

ほたる「とりあえずおつまみ持ってきますね」

晴「ほたるは分かるか？好きな人の結婚式で”友人”としてスピーチする奴の気持ち・・・」

ほたる（最初は嬉し泣きかと思ってましたけどまさか本当はこんなのだとは思いませんでしたよ）

晴「そりゃオレだって祝ってやりたいんだよ・・・Ｐも梨沙も大事な奴だからな。でもな、なんでかな・・・涙が出て・・・ぐすっ・・・うわぁぁぁぁ」

ほたる「はい、ティッシュどうぞ」

晴「ぐすっ・・・サンキューな」

ほたる「お酒に走るのも程々にしないといけませんよ？はい、おつまみ」

晴「・・・油揚げ美味い」

晴「ほたるはな～・・・料理もうまいし可愛いしいいよなぁ～・・・」

ほたる「はぁ・・・そうですか」

晴「オレだって頑張ったんだよ・・・料理だって・・・おにぎりとか」

ほたる「（汗）」

晴「あいつが持ってくる可愛いフリフリの衣装だって着たし・・・」

ほたる「可愛かったですよね。フレッシュはるちん」

晴「言うな！！・・・スタイルだってあいつ好みになったのに」

ほたる「（ｻｽｻｽ）」

晴「こんな胸サッカーするのに邪魔なのに・・・我慢したのに・・・」

ほたる（ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ）

晴「せめて２０歳になるまで・・・って思ってたら・・・」

ほたる「去年結婚してしまいましたからね・・・」

晴「うわぁぁぁぁぁぁん！！」

ほたる「はい、ティッシュ」

晴「ずびっ・・・サンキュー・・・」

ほたる「いえいえ」

ほたる（これもいつものことですから）

ほたる「それよりあの２人いつから付き合ってたんですか？」

晴「知らね。確か１７くらいの頃からいっつも言ってた”パパ”って言わなくなって・・・」

晴「１８の頃からＰにべったりで」

晴「もうすぐ１９になる頃から周りを威嚇するようになった」

晴「完全に口リコン野郎じゃねぇか！！」

ほたる（これは否定できませんね）

晴「梨沙の親父さんも２つ返事で結婚承諾したみたいだし」

ほたる「Ｐさんと仲良かったらしいですから」

晴「親父さんも『梨沙は嫁にやらん！！』ってくらい言えばいいのにな！」

晴「あぁもう！！梨沙が引退して職場でイチャイチャしてるの見なくなったのだけがまだ救いだ！！」

ほたる「晴ちゃん、そろそろ明日の仕事に支障が出ますよ？」

晴「・・・はぁ。そうだな～・・・ん？」

晴「・・・あいつの携帯だ」

ほたる「落としたんでしょうか？」

晴「明日の仕事あいつと一緒だから持ってってもいいけど・・・」

晴「・・・」

ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟｯ・・・

ほたる「？」

晴「取りに来させる」

ほたる「もう夜遅くですからご迷惑じゃないですか？」

晴「その夜遅くに痴話げんかで人ん家に押しかけて来たのは向こうだ」

トゥルルル・・・トゥルルルル・・・

晴「・・・出ない」

ほたる「きっともう寝てるんｄ」

ｶﾞﾁｬｯ

晴「お、やっと出た。もしもし梨沙か～？お前の旦那携帯落としてたぞ！いい加減にしろよな！」

晴「明日仕事中に渡しておくから・・・うん・・・気をつけろよな」

ほたる（もぐもぐ）

晴「後お前・・・」

晴「何でそんな息荒いんだ？」

ほたる（ﾌﾞﾌｫｯ）

晴「は？ランニング？こんな夜遅くにか？」

ほたる「」

晴「じゃあそのピチャピチャした水音何だ？」

晴「水たまり？ここ数日雨なんて降ってないぞ？」

ｶｼｭｯ

晴「後ろでハァハァ息切らしてのは・・・一緒に走ってる？明日仕事だぞ？」

ｸﾞﾋﾞｯｸﾞﾋﾞｯｸﾞﾋﾞｯ・・・

晴「お前本当に走ってるのか？ギシギシ音するし・・・あ、おい！・・・切られた」

ほたる「ぷは～・・・」

晴「なんなんだよ全く・・・なぁほた・・・る？」

ほたる（ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ）

ほたる「晴ちゃん」

晴「ん？」

ほたる「飲みましょう」

晴「さっきお前お開きにしようって」

ほたる「飲みましょう」

晴「いやオレしｇ「飲みましょう」・・・」

ほたる「うふふふふふふふあははははは～（ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ）」

晴（・・・不幸だ）

─翌日─

晴「頭いてぇ・・・」

Ｐ「晴、大丈夫か？」

晴「あぁ・・・」

Ｐ「夜遅くまで飲んでるからだ。もう大人なんだから体調管理はしっかりしろよ」

晴（誰のせいだと）

梨沙「だらしないわねぇ」

晴「うっせ」

晴「ん？」

梨沙「どうしたの？」

晴「何でお前ここにいるの」

梨沙「え？聞いてない？今日からカムバックするの」

晴「は？」

Ｐ「昨日突然言い出してな・・・」

梨沙「女関係が心配ならアタシが見張れば問題ないって思ってね！」

晴「お前・・・昔からそういう単純なすごいことやるよな・・・」

梨沙「ふふん！あ、ほら！またネクタイ曲がってる！」

Ｐ「あ、悪い」

梨沙「ほら、これでよし。さ、記者会見するわよ！」

Ｐ「え？俺今から晴と仕事・・・」

梨沙「アタシは新人ってことなんだからアタシに付き合いなさい。ほら、行くわよ」

Ｐ「すまん晴。これ今日のスケジュールまとめておいた。おい、引っ張るな！！」

晴「・・・」

晴「・・・」

ﾋﾟｯﾎﾟｯﾊﾟｯ・・・ﾄｩﾙﾙﾙﾙ・・・ｶﾞﾁｬｯ

晴「あ、もしもし楓さん？」

晴「今度の休日空いてる？」

終わりです

単発ネタのつもりだったんですが何故続いたか？ｺﾚｶﾞﾜｶﾗﾅｲ

それではまた機会があればよろしくです