1: 2013/09/09(月) 00:34:13.80 ID:X/ftGUgt0
エヴァSSです
前スレ→レイ「・・・碇くんの頬っぺた、プニプニしてみたい・・・///」
前スレは(成り行き上)新劇「破」からの本編分岐で157で完結済み。(大団円のつもり)
本スレは前スレ152と153の間の話。
前スレ152までがベースなので正編からは最初から乖離しており、ほぼ自己満足のLRSです。あしからず
前スレ→レイ「・・・碇くんの頬っぺた、プニプニしてみたい・・・///」
前スレは(成り行き上)新劇「破」からの本編分岐で157で完結済み。(大団円のつもり)
本スレは前スレ152と153の間の話。
前スレ152までがベースなので正編からは最初から乖離しており、ほぼ自己満足のLRSです。あしからず
3: 2013/09/09(月) 00:37:32.82 ID:X/ftGUgt0
…前スレ152の続き
===== 数日後 葛城邸 =====
ミサト「おはよ~~~……」
アスカ「『おはよう』じゃないでしょ。何時だと思ってんのよ」
ミサト「仕方ないじゃな~い。ここんとこ徹夜続きなんだから…ご飯は~?」
アスカ「とってあるわよ」
ミサト「ありがと…おっ!きょうはアスカの番?」
アスカ「何よ、文句ある?」
ミサト「ううん、全然!いっただっきまーす」
アスカ「どうぞ」
ミサト「んー、アスカも作るようになったし、あたしも食事当番に入れてもらおうかしら」モグモグ
アスカ「…いい。まだ氏にたくないもん」
ミサト「しっつれいねー!あたしだってカレーくらい作れるわよ!」
アスカ(それが問題なんだってば…)
===== 数日後 葛城邸 =====
ミサト「おはよ~~~……」
アスカ「『おはよう』じゃないでしょ。何時だと思ってんのよ」
ミサト「仕方ないじゃな~い。ここんとこ徹夜続きなんだから…ご飯は~?」
アスカ「とってあるわよ」
ミサト「ありがと…おっ!きょうはアスカの番?」
アスカ「何よ、文句ある?」
ミサト「ううん、全然!いっただっきまーす」
アスカ「どうぞ」
ミサト「んー、アスカも作るようになったし、あたしも食事当番に入れてもらおうかしら」モグモグ
アスカ「…いい。まだ氏にたくないもん」
ミサト「しっつれいねー!あたしだってカレーくらい作れるわよ!」
アスカ(それが問題なんだってば…)
4: 2013/09/09(月) 00:39:23.45 ID:X/ftGUgt0
ミサト「ねえ、シンちゃんは?」
アスカ「学校」
ミサト「へっ?きょう休みじゃない」
アスカ「補習よ。6限までみっちり」
ミサト「はぁ~、先生方も大変ねー」
アスカ「仕方ないわよ。アイツらひと月近くも休んでたし」
ミサト「そうよね…って、アイツ『ら』?」
アスカ「決まってるでしょ。レイも補習」
ミサト「それはそれは…じゃシンちゃんのお弁当はもしかして?」
アスカ「残念でした、アタシよ。当番だもん」
アスカ「学校」
ミサト「へっ?きょう休みじゃない」
アスカ「補習よ。6限までみっちり」
ミサト「はぁ~、先生方も大変ねー」
アスカ「仕方ないわよ。アイツらひと月近くも休んでたし」
ミサト「そうよね…って、アイツ『ら』?」
アスカ「決まってるでしょ。レイも補習」
ミサト「それはそれは…じゃシンちゃんのお弁当はもしかして?」
アスカ「残念でした、アタシよ。当番だもん」
5: 2013/09/09(月) 00:40:37.79 ID:X/ftGUgt0
ミサト「よくレイが文句言わないわねー」
アスカ「…そのレイから言われてんの。今までどおりにして欲しいって」
ミサト「あらあら」
アスカ「気をまわしすぎなのよアイツら」
ミサト「フフ…アスカも大変ね~…じゃあ、シンちゃん帰ってきたら、どっか食べに行く?」
アスカ「シンジは司令んとこで晩ごはんだって」
ミサト「そうなの?ずいぶん仲良くなったじゃない」
アスカ「レイも一緒なんでしょ」
ミサト「ふーん…んじゃ二人でパーッといこうか?」
アスカ「ミサトのおごりならいいわよ?」
ミサト「まぁかせなさい!」
アスカ「…そのレイから言われてんの。今までどおりにして欲しいって」
ミサト「あらあら」
アスカ「気をまわしすぎなのよアイツら」
ミサト「フフ…アスカも大変ね~…じゃあ、シンちゃん帰ってきたら、どっか食べに行く?」
アスカ「シンジは司令んとこで晩ごはんだって」
ミサト「そうなの?ずいぶん仲良くなったじゃない」
アスカ「レイも一緒なんでしょ」
ミサト「ふーん…んじゃ二人でパーッといこうか?」
アスカ「ミサトのおごりならいいわよ?」
ミサト「まぁかせなさい!」
6: 2013/09/09(月) 00:41:48.56 ID:X/ftGUgt0
===== 同日 リニア車内 =====
シンジ「はあ~疲れた…」
レイ「仕方ないわ」ゴソゴソ
シンジ「そうだけど…」
レイ「…食べる?」スッ
シンジ「え?…ありがとう」
レイ「いいえ」
シンジ「…これ…」カサカサ
レイ「ええ」
シンジ「…」サクッ…ボリボリボリ・・・
シンジ「普通の味だね」
レイ「どんな味だと思った?」
シンジ「もっと薬っぽいかと思った」
レイ「そう…」サク…
シンジ「まだこういうのも食べてるんだね」
レイ「普通の食事じゃ摂取しきれないものもあるから」
シンジ「そっか」モグモグ
レイ「…」モグモグ
シンジ「はあ~疲れた…」
レイ「仕方ないわ」ゴソゴソ
シンジ「そうだけど…」
レイ「…食べる?」スッ
シンジ「え?…ありがとう」
レイ「いいえ」
シンジ「…これ…」カサカサ
レイ「ええ」
シンジ「…」サクッ…ボリボリボリ・・・
シンジ「普通の味だね」
レイ「どんな味だと思った?」
シンジ「もっと薬っぽいかと思った」
レイ「そう…」サク…
シンジ「まだこういうのも食べてるんだね」
レイ「普通の食事じゃ摂取しきれないものもあるから」
シンジ「そっか」モグモグ
レイ「…」モグモグ
7: 2013/09/09(月) 00:44:15.69 ID:X/ftGUgt0
シンジ「でも、よかった…また綾波が学校に行けるようになって」
レイ「碇くんのおかげ」
シンジ「そういえばさ、あのときは、どうして急にあんな感じになっちゃったの?何かあったの?」
レイ「…」
-----(レイ回想)-----
マリ「案外オリジナルより可愛げがあるかもね」ボソッ
-----
--
レイ(なぜ…マリさんは知ってるの?)
レイ(ありえない…私の聞き間違い?)
レイ(だとしても…)
-----(レイ回想)-----
マリ「キミのオリジナルは…迷ったりしないよ」
-----
--
シンジ「あの…綾波?」
レイ「…何?」
シンジ「変だよ?ホント、あの時みたい」
レイ「そう…」
シンジ「大丈夫?」
レイ「私は…碇くんとは違う…」
レイ「碇くんのおかげ」
シンジ「そういえばさ、あのときは、どうして急にあんな感じになっちゃったの?何かあったの?」
レイ「…」
-----(レイ回想)-----
マリ「案外オリジナルより可愛げがあるかもね」ボソッ
-----
--
レイ(なぜ…マリさんは知ってるの?)
レイ(ありえない…私の聞き間違い?)
レイ(だとしても…)
-----(レイ回想)-----
マリ「キミのオリジナルは…迷ったりしないよ」
-----
--
シンジ「あの…綾波?」
レイ「…何?」
シンジ「変だよ?ホント、あの時みたい」
レイ「そう…」
シンジ「大丈夫?」
レイ「私は…碇くんとは違う…」
8: 2013/09/09(月) 00:45:37.76 ID:X/ftGUgt0
シンジ「…え?」
レイ「わかってた…わかっていて…考えないようにしていたのかも知れない」
シンジ「…」
レイ「それは碇くんを騙しているのと同じ…急にそれに気が付いたの」
シンジ「…」
レイ「私は私の役割を果たせばいい…今までと同じ…他に何も望んではいけない…」
シンジ「…」
レイ「でも…戻れなかった…悲しいことや…楽しいことを知ってしまったから」
シンジ「…」
レイ「だから…どうしていいかわからなくなってしまった」
シンジ「綾波…」
レイ「わかってた…わかっていて…考えないようにしていたのかも知れない」
シンジ「…」
レイ「それは碇くんを騙しているのと同じ…急にそれに気が付いたの」
シンジ「…」
レイ「私は私の役割を果たせばいい…今までと同じ…他に何も望んではいけない…」
シンジ「…」
レイ「でも…戻れなかった…悲しいことや…楽しいことを知ってしまったから」
シンジ「…」
レイ「だから…どうしていいかわからなくなってしまった」
シンジ「綾波…」
9: 2013/09/09(月) 00:46:57.85 ID:X/ftGUgt0
レイ「でも、もう平気」
シンジ「…」
レイ「碇くんは本当のことを知って…それでも私を受け入れてくれたから」
シンジ「う、うん///」
レイ「ごめんなさい…心配かけてしまった」
シンジ「ううん…嬉しいよ」
レイ「…なぜ?」
シンジ「だってさ、綾波と同じ立場だったら、そのまま黙ってる人の方が多いと思うよ?」
レイ「…」
シンジ「でも綾波はちゃんと僕のことを考えてくれていた…それが嬉しいんだ」
レイ「…ありがとう…」
シンジ「ううん、それはこっちのほうだよ」
:
:
シンジ「…」
レイ「碇くんは本当のことを知って…それでも私を受け入れてくれたから」
シンジ「う、うん///」
レイ「ごめんなさい…心配かけてしまった」
シンジ「ううん…嬉しいよ」
レイ「…なぜ?」
シンジ「だってさ、綾波と同じ立場だったら、そのまま黙ってる人の方が多いと思うよ?」
レイ「…」
シンジ「でも綾波はちゃんと僕のことを考えてくれていた…それが嬉しいんだ」
レイ「…ありがとう…」
シンジ「ううん、それはこっちのほうだよ」
:
:
10: 2013/09/09(月) 00:48:17.45 ID:X/ftGUgt0
:
:
レイ「碇くんはまっすぐ司令のところ?」
シンジ「うん。先に行って支度してる。そっちは晩ごはんまでには終わりそう?」
レイ「大丈夫」
シンジ「よかった。終わったら来てね」
レイ「わかってる」
シンジ「あ、着くよ。降りよう」
レイ「ええ」
シンジ「…」
レイ「?」
シンジ「…」ニギッ
レイ「!」
シンジ「…行こう///」
レイ「ええ」クスッ
:
レイ「碇くんはまっすぐ司令のところ?」
シンジ「うん。先に行って支度してる。そっちは晩ごはんまでには終わりそう?」
レイ「大丈夫」
シンジ「よかった。終わったら来てね」
レイ「わかってる」
シンジ「あ、着くよ。降りよう」
レイ「ええ」
シンジ「…」
レイ「?」
シンジ「…」ニギッ
レイ「!」
シンジ「…行こう///」
レイ「ええ」クスッ
11: 2013/09/09(月) 00:49:24.82 ID:X/ftGUgt0
===== ネルフ本部 ゲンドウ私室 =====
グツグツ…カチッ
シンジ(さてと…こんなもんかな)
シンジ(意外と片付いてるんだな…)
シンジ(あれ?…この写真は…?)
シンジ(この子は僕だな…とすると…母さん?)
シンジ(驚いたな…ほんとに似てるんだな…)
プシュー
シンジ「あ、父さん。お帰り」
ゲンドウ「ああ」
グツグツ…カチッ
シンジ(さてと…こんなもんかな)
シンジ(意外と片付いてるんだな…)
シンジ(あれ?…この写真は…?)
シンジ(この子は僕だな…とすると…母さん?)
シンジ(驚いたな…ほんとに似てるんだな…)
プシュー
シンジ「あ、父さん。お帰り」
ゲンドウ「ああ」
12: 2013/09/09(月) 00:50:30.92 ID:X/ftGUgt0
シンジ「ご飯、できてるよ。あとは綾波が来たらこれあっためるだけ」
ゲンドウ「すまんな」
シンジ「この写真どうしたの?母さんのは全部捨てたって言ってたのに」
ゲンドウ「この前、冬月先生から渡された」
シンジ「副司令から?」
ゲンドウ「お前の母さんは教え子だからな。お前を連れて研究室にでも遊びに行ったときのものだろう」
シンジ「全然関係ないけど『先生』って言うんだね。いつも呼び捨てかと思ってた」
ゲンドウ「線を引いているだけだ」
シンジ「ふうん」
ゲンドウ「すまんな」
シンジ「この写真どうしたの?母さんのは全部捨てたって言ってたのに」
ゲンドウ「この前、冬月先生から渡された」
シンジ「副司令から?」
ゲンドウ「お前の母さんは教え子だからな。お前を連れて研究室にでも遊びに行ったときのものだろう」
シンジ「全然関係ないけど『先生』って言うんだね。いつも呼び捨てかと思ってた」
ゲンドウ「線を引いているだけだ」
シンジ「ふうん」
13: 2013/09/09(月) 00:51:25.39 ID:X/ftGUgt0
ゲンドウ「レイも終わるころだな…すまんが呼んできてくれんか」
シンジ「僕が?」
ゲンドウ「ああ」
シンジ「そもそも僕、入れるの?」
ゲンドウ「セキュリティを変更してある。お前のカードで入れるはずだ」
シンジ「わかった。行ってくるよ」
ゲンドウ「ああ…それからシンジ…」
プシュー
ゲンドウ「…まあいいか…」フッ
シンジ「僕が?」
ゲンドウ「ああ」
シンジ「そもそも僕、入れるの?」
ゲンドウ「セキュリティを変更してある。お前のカードで入れるはずだ」
シンジ「わかった。行ってくるよ」
ゲンドウ「ああ…それからシンジ…」
プシュー
ゲンドウ「…まあいいか…」フッ
14: 2013/09/09(月) 00:53:52.95 ID:X/ftGUgt0
===== レベルEEE LCLプラント =====
シュオー
シンジ「おーい。綾波ぃー」カツーン カツーン…
レイ(…碇くん?)ゴボ
シンジ「綾波ー?どこー?」
レイ『碇くん、こっち』
シンジ「ご飯にしよ…おっ!?」ピキッ
レイ『碇くん?』
シンジ「ごごごごごごごめん!!」クルッ スタタタ…
レイ『…?』
シンジ「はぁはぁ…あーびっくりした…」
レイ『どうしたの?』
シンジ「う、うん。なんでもないよ!」
シンジ(父さん…綾波が裸だなんて言ってなかったじゃないかっ!)
シュオー
シンジ「おーい。綾波ぃー」カツーン カツーン…
レイ(…碇くん?)ゴボ
シンジ「綾波ー?どこー?」
レイ『碇くん、こっち』
シンジ「ご飯にしよ…おっ!?」ピキッ
レイ『碇くん?』
シンジ「ごごごごごごごめん!!」クルッ スタタタ…
レイ『…?』
シンジ「はぁはぁ…あーびっくりした…」
レイ『どうしたの?』
シンジ「う、うん。なんでもないよ!」
シンジ(父さん…綾波が裸だなんて言ってなかったじゃないかっ!)
15: 2013/09/09(月) 00:55:26.06 ID:X/ftGUgt0
シンジ「ああああ、あのさ…綾波?」
レイ『何?』
シンジ「出てくるときは…服、着てくるよね!?」
レイ『…そうする』
シンジ(はあぁ…綾波が裸でうろうろするのって、こういう習慣のせいなのかな…)
:
:
レイ「…お待たせ」
シンジ「服…着てるよね…」
レイ「ええ」
シンジ「…」チラッ
レイ「?」
シンジ「それじゃ行こうか」ホッ
レイ「ええ…ごめんなさい。驚かせてしまった」
シンジ「いいよ、もう大丈夫」ハハハ…
レイ『何?』
シンジ「出てくるときは…服、着てくるよね!?」
レイ『…そうする』
シンジ(はあぁ…綾波が裸でうろうろするのって、こういう習慣のせいなのかな…)
:
:
レイ「…お待たせ」
シンジ「服…着てるよね…」
レイ「ええ」
シンジ「…」チラッ
レイ「?」
シンジ「それじゃ行こうか」ホッ
レイ「ええ…ごめんなさい。驚かせてしまった」
シンジ「いいよ、もう大丈夫」ハハハ…
16: 2013/09/09(月) 00:56:46.78 ID:X/ftGUgt0
レイ「…見ていかないの?」
シンジ「へっ?」
レイ「…複製体…」
シンジ「え…あの…」
レイ「司令は…そのために来させたんじゃないの?」
シンジ「そ…そうなのかな…」
レイ「…」
シンジ ハッ!
シンジ「ねえ綾波?…それって…」
レイ「?」
シンジ「…さっきの綾波みたいに裸でLCLに浮かんでたりする?」ジト…
レイ「ええ」
シンジ(やっぱり…)ガックリ
シンジ「へっ?」
レイ「…複製体…」
シンジ「え…あの…」
レイ「司令は…そのために来させたんじゃないの?」
シンジ「そ…そうなのかな…」
レイ「…」
シンジ ハッ!
シンジ「ねえ綾波?…それって…」
レイ「?」
シンジ「…さっきの綾波みたいに裸でLCLに浮かんでたりする?」ジト…
レイ「ええ」
シンジ(やっぱり…)ガックリ
17: 2013/09/09(月) 00:58:48.98 ID:X/ftGUgt0
レイ「嫌?」
シンジ「そんなことないけど…ちょっと恥ずかしいかな…なんて」ポリポリ…
レイ「…」
シンジ(にっ…逃げちゃだめだ!)
シンジ「見るよ!」グッ
レイ「わかった」ピッ ゴンゴンゴンゴン…
シンジ「!」
シンジ(こ…ここにあったなんて…)
レイ「…」
ゴンゴンゴンゴン…ゴーン…
シンジ「こんなに…」ゴクッ
レイ「…」
シンジ(…予備知識がなかったら卒倒してるな…)ジー・・・
シンジ「そんなことないけど…ちょっと恥ずかしいかな…なんて」ポリポリ…
レイ「…」
シンジ(にっ…逃げちゃだめだ!)
シンジ「見るよ!」グッ
レイ「わかった」ピッ ゴンゴンゴンゴン…
シンジ「!」
シンジ(こ…ここにあったなんて…)
レイ「…」
ゴンゴンゴンゴン…ゴーン…
シンジ「こんなに…」ゴクッ
レイ「…」
シンジ(…予備知識がなかったら卒倒してるな…)ジー・・・
18: 2013/09/09(月) 01:01:04.82 ID:X/ftGUgt0
レイ(…碇くん?)
シンジ「…」ジー・・・
レイ「…///」ハッ!
ピッ ゴンゴンゴンゴン…
シンジ「えっ!?」
…ガシャーン…
シンジ「…もう…いいの?」
レイ「…///」コクッ
シンジ「どうしたの?顔が赤いよ?」
レイ「私が裸で碇くんの前に出ると…」
シンジ「えっ?」
レイ「人がどう思うのか…少しわかった」
シンジ「!」
レイ「もう、しないから」
シンジ「そっ…そう…」
レイ「…」コクッ
シンジ(ちょっと…残念かも…///)
:
:
シンジ「…」ジー・・・
レイ「…///」ハッ!
ピッ ゴンゴンゴンゴン…
シンジ「えっ!?」
…ガシャーン…
シンジ「…もう…いいの?」
レイ「…///」コクッ
シンジ「どうしたの?顔が赤いよ?」
レイ「私が裸で碇くんの前に出ると…」
シンジ「えっ?」
レイ「人がどう思うのか…少しわかった」
シンジ「!」
レイ「もう、しないから」
シンジ「そっ…そう…」
レイ「…」コクッ
シンジ(ちょっと…残念かも…///)
:
:
19: 2013/09/09(月) 01:03:34.01 ID:X/ftGUgt0
==== ゲンドウ私室 ====
レイ「…ごちそうさま」
シンジ「おそまつさま」ニコッ
ゲンドウ「…」
レイ「司令?」
ゲンドウ「…ああ、ごちそうさま」
レイ ニコッ
シンジ「お茶でも入れるよ」
ゲンドウ「すまんな」
シンジ「…」カチャカチャ…
ゲンドウ「…」
シンジ「…?」
ゲンドウ「…」グスッ
シンジ「!…父さん?」
レイ「!」
ゲンドウ「問題ない…少し…昔のことを思い出しただけだ」
シンジ「…」
レイ「…ごちそうさま」
シンジ「おそまつさま」ニコッ
ゲンドウ「…」
レイ「司令?」
ゲンドウ「…ああ、ごちそうさま」
レイ ニコッ
シンジ「お茶でも入れるよ」
ゲンドウ「すまんな」
シンジ「…」カチャカチャ…
ゲンドウ「…」
シンジ「…?」
ゲンドウ「…」グスッ
シンジ「!…父さん?」
レイ「!」
ゲンドウ「問題ない…少し…昔のことを思い出しただけだ」
シンジ「…」
20: 2013/09/09(月) 01:05:07.07 ID:X/ftGUgt0
ゲンドウ「お前が母さんのお腹にいるときに…」
シンジ「うん」
ゲンドウ「男の子ならシンジ、女の子ならレイと名付けようと話し合ったことがあった」
シンジ「え?」
ゲンドウ「まさかその両方と食卓を囲む日がくるとは思わなかったが…」
シンジ「…」
ゲンドウ「ここに母さんがいたらどうだったろうかと…」
シンジ「…」
ゲンドウ「…すまん」
レイ「司令…」
シンジ「父さん…」
ゲンドウ「…そろそろ仕事に戻る…」スクッ
シンジ「もう?」
ゲンドウ「きょうは…いい時間を過ごせた。礼を言うよ」
シンジ「いいよ。僕ならいつでも」
ゲンドウ「ああ」フッ
プシュー
:
シンジ「うん」
ゲンドウ「男の子ならシンジ、女の子ならレイと名付けようと話し合ったことがあった」
シンジ「え?」
ゲンドウ「まさかその両方と食卓を囲む日がくるとは思わなかったが…」
シンジ「…」
ゲンドウ「ここに母さんがいたらどうだったろうかと…」
シンジ「…」
ゲンドウ「…すまん」
レイ「司令…」
シンジ「父さん…」
ゲンドウ「…そろそろ仕事に戻る…」スクッ
シンジ「もう?」
ゲンドウ「きょうは…いい時間を過ごせた。礼を言うよ」
シンジ「いいよ。僕ならいつでも」
ゲンドウ「ああ」フッ
プシュー
:
21: 2013/09/09(月) 01:06:08.05 ID:X/ftGUgt0
==== 本部宿舎 レイ私室前 ====
レイ「ありがとう、送ってくれて」
シンジ「構わないよ」
レイ「もっと早く引越してもよかったかもしれない」
シンジ「えっ?」
レイ「本部でもちゃんと送ってもらえるもの」
シンジ「あ…ミサトさんが言ってたこと?」
レイ「ええ」
シンジ「ハハ…ホントに気にしてたなんて思わなかったよ」
レイ「そう」
シンジ「…」
レイ「…」
レイ「ありがとう、送ってくれて」
シンジ「構わないよ」
レイ「もっと早く引越してもよかったかもしれない」
シンジ「えっ?」
レイ「本部でもちゃんと送ってもらえるもの」
シンジ「あ…ミサトさんが言ってたこと?」
レイ「ええ」
シンジ「ハハ…ホントに気にしてたなんて思わなかったよ」
レイ「そう」
シンジ「…」
レイ「…」
22: 2013/09/09(月) 01:08:07.97 ID:X/ftGUgt0
シンジ「…」
レイ「碇くん…リニアの時間…」
シンジ「うん…」
レイ「…また」
シンジ「うん」
レイ「碇くん」
シンジ「なに?」
レイ「帰ったらメールして欲しい」
シンジ「いいけど…大丈夫?」
レイ「何故?」
シンジ「僕が着いてからだと、綾波はいつもなら寝てる時間じゃないの?」
レイ「問題ないわ」
シンジ「…わかった。じゃあまた」
レイ「ええ。待ってる」
レイ「碇くん…リニアの時間…」
シンジ「うん…」
レイ「…また」
シンジ「うん」
レイ「碇くん」
シンジ「なに?」
レイ「帰ったらメールして欲しい」
シンジ「いいけど…大丈夫?」
レイ「何故?」
シンジ「僕が着いてからだと、綾波はいつもなら寝てる時間じゃないの?」
レイ「問題ないわ」
シンジ「…わかった。じゃあまた」
レイ「ええ。待ってる」
23: 2013/09/09(月) 01:09:45.22 ID:X/ftGUgt0
==== 同日 葛城邸 ====
シンジ「ただいま~」
アスカ「お帰り」
シンジ「あ、アスカ。お弁当ありがとう。おいしかった」
アスカ「当然でしょ!(はぁ…アタシもこういう感想が言えてればね…)…お弁当箱、早く出しときなさいよ」
シンジ「いいよ、遅いし自分で洗うよ」ゴソゴソ
アスカ「だ~め。それも当番の仕事のうち」
シンジ「そ、そう?じゃお願いするよ」
アスカ「そのかわり明日はアンタだからね?」
シンジ「ハハ…わかってるよ」
シンジ「ただいま~」
アスカ「お帰り」
シンジ「あ、アスカ。お弁当ありがとう。おいしかった」
アスカ「当然でしょ!(はぁ…アタシもこういう感想が言えてればね…)…お弁当箱、早く出しときなさいよ」
シンジ「いいよ、遅いし自分で洗うよ」ゴソゴソ
アスカ「だ~め。それも当番の仕事のうち」
シンジ「そ、そう?じゃお願いするよ」
アスカ「そのかわり明日はアンタだからね?」
シンジ「ハハ…わかってるよ」
24: 2013/09/09(月) 01:11:58.09 ID:X/ftGUgt0
ミサト「あら、お帰りシンちゃん」
シンジ「ただいま、ミサトさん」
ミサト「なんだ、早かったじゃない」
シンジ「え?もう9時過ぎですよ?」
ミサト「せっかくの機会なんだからもっとゆっくりしてくればいいのに」
シンジ「父さんも忙しいから…」
ミサト「司令のとこでなんて言ってないわよん」ニヘラー
シンジ「えっ?あっいや…そんなわけにはいかないですってば!」
アスカ「へぇ~?そんなって、どんな?」
シンジ「アスカ!」
ミサト「フフ…シンちゃんは気を遣い過ぎよ」
シンジ「やめてくださいよもう…///」
パタパタ…バタン
:
:
シンジ「ただいま、ミサトさん」
ミサト「なんだ、早かったじゃない」
シンジ「え?もう9時過ぎですよ?」
ミサト「せっかくの機会なんだからもっとゆっくりしてくればいいのに」
シンジ「父さんも忙しいから…」
ミサト「司令のとこでなんて言ってないわよん」ニヘラー
シンジ「えっ?あっいや…そんなわけにはいかないですってば!」
アスカ「へぇ~?そんなって、どんな?」
シンジ「アスカ!」
ミサト「フフ…シンちゃんは気を遣い過ぎよ」
シンジ「やめてくださいよもう…///」
パタパタ…バタン
:
:
25: 2013/09/09(月) 01:14:02.52 ID:X/ftGUgt0
==== シンジの部屋 ====
シンジ「はあ…」ドサッ
シンジ「…」ゴソゴソ…
シンジ(ホントにメールして大丈夫かな)
シンジ(寝てるんなら起こしたくないけど…)
シンジ(しないと無理して起きてそうだしな…)
シンジ「…」ピッピッ…
:
==== ネルフ本部宿舎 レイの部屋 ====
レイ「…」ウトウト
ブーーーーン
レイ「!」ビクッ
レイ「…」ピッ
シンジ≪いま着いた きょうはお疲れ様 おやすみ≫
レイ「…」ピッピッ…
:
シンジ「はあ…」ドサッ
シンジ「…」ゴソゴソ…
シンジ(ホントにメールして大丈夫かな)
シンジ(寝てるんなら起こしたくないけど…)
シンジ(しないと無理して起きてそうだしな…)
シンジ「…」ピッピッ…
:
==== ネルフ本部宿舎 レイの部屋 ====
レイ「…」ウトウト
ブーーーーン
レイ「!」ビクッ
レイ「…」ピッ
シンジ≪いま着いた きょうはお疲れ様 おやすみ≫
レイ「…」ピッピッ…
:
26: 2013/09/09(月) 01:16:24.12 ID:X/ftGUgt0
==== 葛城邸 シンジの部屋 ====
ブーーーーン
シンジ「…」ピッ
レイ≪お疲れ様 これから電話してもいい?≫
シンジ「へっ?」ピッピッ…
シンジ≪こっちからかける≫
ピッ
:
ブーーーーン
シンジ「…」ピッ
レイ≪了解≫
シンジ「…」ピッピッピッ トゥルルルル・・・
ブーーーーン
シンジ「…」ピッ
レイ≪お疲れ様 これから電話してもいい?≫
シンジ「へっ?」ピッピッ…
シンジ≪こっちからかける≫
ピッ
:
ブーーーーン
シンジ「…」ピッ
レイ≪了解≫
シンジ「…」ピッピッピッ トゥルルルル・・・
27: 2013/09/09(月) 01:17:56.71 ID:X/ftGUgt0
トゥルルルル・・・ ブツッ
レイ『はい』
シンジ「どうしたの?」ヒソヒソ…
レイ『ごめんなさい。声が…』
シンジ「ん?」
レイ『声が聴きたかっただけ』
シンジ「え…///」
レイ『迷惑だった?』
シンジ「ううん、どっちかと言うと嬉しい」フフッ
レイ『よかった…おやすみなさい』
シンジ「うん。おやすみ」
レイ『…』プツッ
シンジ「…」
:
レイ『はい』
シンジ「どうしたの?」ヒソヒソ…
レイ『ごめんなさい。声が…』
シンジ「ん?」
レイ『声が聴きたかっただけ』
シンジ「え…///」
レイ『迷惑だった?』
シンジ「ううん、どっちかと言うと嬉しい」フフッ
レイ『よかった…おやすみなさい』
シンジ「うん。おやすみ」
レイ『…』プツッ
シンジ「…」
:
28: 2013/09/09(月) 01:19:42.52 ID:X/ftGUgt0
ブーーーーン
シンジ「?」ピッ
レイ≪おやすみなさい≫
シンジ「ハハ…」ポリポリ
シンジ「…」ピッピッ…
==== ネルフ本部 レイの部屋 ====
レイ「…」ウツラウツラ…
ブーーーーン
レイ「!」ビクッ
レイ「…」ピッ
シンジ≪おやすみ≫
レイ「…」
レイ「…」ニコ…
レイ「…」ボフッ
レイ「…」スー…スー…
シンジ「?」ピッ
レイ≪おやすみなさい≫
シンジ「ハハ…」ポリポリ
シンジ「…」ピッピッ…
==== ネルフ本部 レイの部屋 ====
レイ「…」ウツラウツラ…
ブーーーーン
レイ「!」ビクッ
レイ「…」ピッ
シンジ≪おやすみ≫
レイ「…」
レイ「…」ニコ…
レイ「…」ボフッ
レイ「…」スー…スー…
29: 2013/09/09(月) 01:22:52.10 ID:X/ftGUgt0
==== 葛城邸 リビング ====
ガチャ パタパタ…
シンジ「お風呂入ってきます」
ミサト「ごゆっくり。あたし達は済んだから」
シンジ「はい…」
ミサト・アスカ「…」ジー
シンジ「…?」クルッ
ミサト・アスカ「…」サッ
シンジ「…なんです?」
ミサト「ううん、何でもないわよ」ニコッ
アスカ「サッサと入んなさいよ」ツン
シンジ「?…うん…」パタン
ミサト「…」フフッ
アスカ「…バレバレだっつうの…」
ミサト「い~んじゃないの~?わぁかいんだからぁ」グビッ
おわり
ガチャ パタパタ…
シンジ「お風呂入ってきます」
ミサト「ごゆっくり。あたし達は済んだから」
シンジ「はい…」
ミサト・アスカ「…」ジー
シンジ「…?」クルッ
ミサト・アスカ「…」サッ
シンジ「…なんです?」
ミサト「ううん、何でもないわよ」ニコッ
アスカ「サッサと入んなさいよ」ツン
シンジ「?…うん…」パタン
ミサト「…」フフッ
アスカ「…バレバレだっつうの…」
ミサト「い~んじゃないの~?わぁかいんだからぁ」グビッ
おわり
45: 2013/09/23(月) 04:09:50.27 ID:AOS+sw9V0
乙!
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