86: ◆BAS9sRqc3g2019/06/17(月) 10:49:47.64 ID:OCmD6+DGO
【元気もりもり音楽教室】
P「着いた……普通の民家だな」
志保「でも一応表札もあるからここで合ってますね」
P「こんちはー」
???「あ、いらっしゃい!今日体験の北沢さん……?」
P「はい、そうdハッ!?」
P(めちゃめちゃスケベな女の先生出てきた!)
【注意事項】
・日刊更新
・ミリオンライブ四コマ漫画風SS
・キャラ崩壊
87: 2019/06/17(月) 10:52:59.71 ID:OCmD6+DGO
【出すだけの人】
歌織「はじめまして、桜の森音楽教室の桜守歌織といいます」
歌織「今日はよろしくお願いしますね」
志保「……はぁ」ゴゴゴゴゴ
志保(この人もりっくんをたぶらかしそう……)
琴葉(顔に出てる……)
88: 2019/06/17(月) 10:56:01.30 ID:OCmD6+DGO
【そりゃ嫌だよな】
りく「……え?」
P「少年は露骨に嫌そうな顔するね」
志保「正直ないい子なんです」
琴葉「言うてる場合ですか」
90: 2019/06/17(月) 11:31:59.07 ID:OCmD6+DGO
【一級フラグ建築士】
歌織「それじゃあ中にどう きゃあっ!」
P「おっと!大丈夫ですか?盛大に躓きましたね」
歌織「すみません、私家の中でもよく転んだりするんですよ……」
歌織「受け止めてくれる方で良かったです……」
P「ははは、いやいや当然ですよ」
琴葉「いつまでくっついてるんですか」
91: 2019/06/17(月) 11:34:39.48 ID:OCmD6+DGO
【どこ見てんのよ】
歌織「私よく、ドジだなんだってみんなから言われるんです」
歌織「だから生徒さんも今一人しかいなくて……」
P「ははーん、なるほど」
琴葉「なに納得してるんですか」
P「いや……うん」
P(この先生、スカートのチャック全開なのはそういう訳か)
92: 2019/06/17(月) 12:30:28.95 ID:OCmD6+DGO
【汚部屋】
歌織「それじゃあピアノのあるこちらに」
ガチャ……
志保「何ですかこの散らかってる部屋……」
歌織「やだ私ったら!寝室と間違えちゃった!」
P琴葉「「今のが寝室……!?」」
93: 2019/06/17(月) 12:34:38.20 ID:OCmD6+DGO
【自宅迷子】
歌織「こちらへどうぞ……やっとたどり着いた……」
琴葉「結局ほとんどの部屋を案内されましたね」
P「内見かよ」
りく「……お菓子」
P(あ、騙されたことに気づいたな)
94: 2019/06/17(月) 12:36:18.96 ID:OCmD6+DGO
【便乗犯】
志保「ごめんね、あとで買ってあげるから、ね?」
りく「チョコビ……」
志保「わ、分かった!それ買ってあげるから」
P「じゃ俺、キャベツ太郎」
琴葉「プロデューサーはリクエストしないでください」
95: 2019/06/18(火) 07:32:19.57 ID:4CDcxWuqO
【レッスン開始!】
歌織「それじゃあさっそく始めましょうか」
りく「う、うん……」
歌織「まずはドレミファソラシドから触ってみましょうか」
歌織「ドー♪(ファ)」
P「おいおいおいおい」
96: 2019/06/18(火) 07:37:15.76 ID:4CDcxWuqO
【なーんて、って言えば冗談で済むと思っている】
歌織「な、なーんちゃって」
P「大丈夫かよ」
歌織「て、鉄板ネタなんです……!」
琴葉「不安しか残らないですよ」
歌織「こんなにウケなかったの初めてです……」
志保「むしろ良くウケてましたね」
97: 2019/06/19(水) 07:17:11.27 ID:Mgds3mF7O
【ビリッこれ使って!】
歌織「あ、私、お茶いれますね」
P「あ、お構いなく!」
歌織「きゃあっ!」バシャァ
琴葉「おぶっ!?」
歌織「ご、ごめんなさい……!す、すぐにタオルタオル……何か拭くもの」
歌織「はっ!このスカート使ってください」
琴葉「ちょちょちょ!いいですからタオルで!
スカート破こうとしないで!」
98: 2019/06/19(水) 10:37:51.44 ID:Mgds3mF7O
【繰り返す時間】
歌織「すみません、お茶こぼしたごときで取り乱してしまって」
琴葉(ごときって……)
歌織「私よくおっちょこちょいだのって言われ、あ、この話さっきしました!?」
P「時間が戻ったのかと思ったぜ」
99: 2019/06/19(水) 11:11:19.53 ID:Mgds3mF7O
【投げてどうする】
ピンポーン!
志保「あれ?誰か来ましたよ?」
歌織「あれ!?まさか……今日じゃなかったはずなんだけど……」
P「お客さんですか?」
歌織「も、もしかしてレッスンの時間ピッチングしちゃったのかも」
琴葉「……」
琴葉「あ、バッティング!?」
歌織「はっ、そう!それです!」
100: 2019/06/19(水) 11:13:23.50 ID:Mgds3mF7O
【打ちなさい】
静香「歌織さん……?」
歌織「あ、静香ちゃん……あはは」
志保「……」
琴葉「ど、どうも」
歌織「あの、この子がうちの唯一の生徒さんの最上静香ちゃん」
静香「またピッチングしちゃったんですか?」
P「言い間違いの原因はこっちか!!」
101: 2019/06/20(木) 07:26:21.82 ID:wSpVtXBMO
【ピアノ待ち】
静香「……少しリビング借りますので、そこで宿題してますね」
歌織「あ、待っててくれるのね。ありがとう」
静香「いえ、私も今日は特に確認したいことがあったので」
P「練習熱心な生徒さんですね」
歌織「いえ、あの子は……個人の練習場所としてここを使うだけなので、
私から教えることは何もないんですよ……」
102: 2019/06/20(木) 07:29:38.38 ID:wSpVtXBMO
【頼りになる人】
志保「それって生徒ではない気が……」
P「まあ、みんなはレッスンの続きしててくれよ!
俺があとは聞いてみるわ」
志保「やっぱり頼れる大人って感じですね」
P「あ?なんか言った?」
琴葉(この人には出来るだけ頼らない方がいい気がする)
103: 2019/06/20(木) 07:32:17.84 ID:wSpVtXBMO
【言葉の圧が強い】
P「すみません、ピアノ使ってて」
静香「……いえ、別に平気です」
P「ここに通い出して長いんですか?」
静香「いえ、別に。そうでもないです」
P「あー、じゃあ「あの!」
静香「あの、宿題したいんですけど、いいですか?」
P「……」
104: 2019/06/20(木) 07:35:11.72 ID:wSpVtXBMO
【撃沈のP】
P「うう、俺はもうだめだぁ~……」シクシク
琴葉「あーはいはい。なんとなく分かってましたから大丈夫ですよ」
志保「そういう時もありますよ……あの失礼な女……」
歌織(この人たち、どういう関係なの……?)
107: 2019/06/20(木) 10:35:04.96 ID:8Bm+Vg97o
【そういえばそうだったでござる】
琴葉「時空の歪みを指摘されてますよ」
P「2年もやってると、ぽっと出した小ネタが覚えられなくて……」
P「読み返したらなんか違う担当の下にあるとかいう設定にしようとしてたっぽい!」
P「ほら、なんか未来から来た奴がいるせいでなんかが起こったんだよ」
琴葉「……?なんかってなんですか?」
P「そういうことにしておこう……」
110: 2019/06/20(木) 15:43:04.64 ID:LKqPaKdTO
【対 最上静香】
琴葉「あの、最上さん?」
静香「……はあ、またですか。今度はなんですか?」
琴葉「先生のレッスンを受けないのはどうして……なのかなって」
静香「……。あなたに説明する義理はありません」
琴葉「……ぅっ」グサ
P「あの琴葉でもだめなのか」
111: 2019/06/20(木) 15:47:54.75 ID:LKqPaKdTO
【あなたは誰ですか?】
静香「ですが、これ以上邪魔されてはかなわないので……」
静香「先生には申し訳ないと思ってます」
静香「学校の帰り道で唯一ここがピアノを音だして出来る場所なんです」
琴葉「通学路なのね。貴重な時間をごめんなさい」
静香「いえ……ところであなたは何なんなですか?」
琴葉「え?私?」
静香「あの人で男の子(りくのこと)のお姉さん(志保のこと)
で、お父さん(所のこと)ですよね?」
琴葉「うーーーーん、確かに」
112: 2019/06/20(木) 15:53:20.61 ID:LKqPaKdTO
【こっそり静香に打ち明けよう】
静香「愛人……にしては若いし」
静香「パパ活……これが」
琴葉「ち、違うの……!えっと……」
琴葉「はあー……、私の名誉のためだし……。
あの2人は本当の姉弟だけどあの人は代理なの」
静香「……?」
琴葉「えっと、いちから説明すると」
静香「そういう遊び……?」
琴葉「とりあえずそれは無いかな」
113: 2019/06/20(木) 16:00:23.29 ID:LKqPaKdTO
【あの子ずっと睨んでくるのよね】
静香「……なるほど?」
静香「アイドル……」
琴葉「うん、アイドル」
静香「あそこの目つきの悪い人も……?」(志保のこと)
琴葉「え?う、うん最近入ってきてくれたの」
志保「……?」
114: 2019/06/20(木) 16:03:35.40 ID:LKqPaKdTO
【真面目にレッスン中?】
歌織「上手ね、それじゃあ最後は何か曲をひいてみましょうか」
志保「すごい!りっくんもう曲に挑戦できるなんて!才能あるのよ!」
りく「えへへ」
歌織「じゃあ~……
ボーントゥラブユーなんてどう?」
志保「 なんで!? 」
115: 2019/06/20(木) 16:12:11.48 ID:LKqPaKdTO
【ピアノクイーン】
歌織「ごめんなさい、キラークイーンのが良かったかしら!?」
志保「違います。そうじゃないです」
志保「普通、蛙の歌とか、そこからですよね」
歌織「ああ!そういうこと!?ごめんなさい、この前やっと
ボヘミアンラプソディを観て……」
志保「映画のボヘミアンラプソディにボーントゥラブユーは流れません」
117: 2019/06/20(木) 19:56:57.45 ID:d4fFmUSzo
【時が過ぎるのは早いもので】
歌織「カエルの歌が~♪」
歌織「聞こえてくるよ~♪」
静香「先生、一時間の体験レッスンの時間は終わってますよ」
歌織「えっ!?あ、ごめんなさい!そうですね。すみません私ったら」
志保「いえ、りっくんも楽しそうだったので」
りく「ピアノ楽しかった!」
志保「そう、良かった。ピアノひけるりっくん、かっこいいわよ」
118: 2019/06/20(木) 20:01:20.09 ID:d4fFmUSzo
【犬猿の仲の始まり】
りく「もう終わっちゃうのー?」
志保「あのお姉さんが言わなければ、もう少し出来たのにねー」
静香「……」ピク
静香「……はぁ?」
静香「……お遊戯会がしたいならその辺の河原でやってほしいわ」ボソッ
志保「……」ピク
志保「……はあ?」
119: 2019/06/20(木) 20:06:22.09 ID:d4fFmUSzo
【仲裁】
志保「なんなのあなたさっきから」
静香「あなたこそ何ですか?レッスン終わったなら
邪魔なんで帰って下さい」
P「ん?おいどうした?喧嘩か?」
志保「あなたは黙ってて!」
静香「あなたは黙ってて下さい!」
P「ひぃぃん!」
120: 2019/06/20(木) 20:11:14.54 ID:d4fFmUSzo
【険悪ムードもお構いなしマイペース】
歌織「ど、どうしたの静香ちゃん……!」
歌織「ごめんなさい、いつもはこんな子じゃないんですけれど」
静香「先生も静かにしててください」
P「お、静香だけに」ボソッ
静香「なんか……なんか分からないんですけど、
どうしても戦わないといけない気がするんですよ!!」
志保「奇遇ね、私も初めて見たときから何か倒す相手なんだと運命を感じてたのよ……」
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