【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」【4年目8月前期】 : SSまにあっくす！

【茜ちゃんとオーディションで対決】

陸「とはいえ、我々もここで会えば手は抜けない」

陸「あの時のことは申し訳ないとは思っているが……」

茜「……」

陸「負ける訳にはいかない」

エレナ「何？ナンパしてるの？」

陸「してない。オーディションに集中してる」

【勝者】

審査員「今回の主役は野々原茜さんで」

茜「……はい！」

茜「……あっさり勝った……」

海美「くぅーーーーー！悔しい！！」

【そりゃあ嫌でしょう】

茜「……しかし、島に流れ着く主人公か～」

茜「不憫な目には慣れてるけど、役にまで反映されると複雑だなぁ」

陸「いや、参りましたよ」

茜「あ、なんとかプロダクションの……」

陸「ところで、野々原さんはどこか事務所に所属しているのですか？」

茜「……いえ」

陸「良かったら、うち来ませんか？」

茜「……うげぇ」

陸「……めちゃめちゃ嫌そうな顔しますね」

【書き換え】

審査員「あれ？野々原さんって765プロの子ではなかったんですか？」

茜「はい？」

茜「いえ、違いますけど……」

審査員「あれ？でも書類は765プロ所属になってるよ？」

茜「フリーなんで、ってあれ！？なんで！？」

茜「いやこれ明らかに途中から私の字じゃない！？」

茜「まさか、書き換えたんですか！？」

陸「え！？僕等は流石にそこまではしないですよ！？」

【未知との遭遇】

麗花「あ、私が変えて起きましたよ～」

茜「んもー、なんだあ～やめてよね～」

麗花「うふふふ」

茜「あははは」

茜「あなた誰ですか！？！？」

【時空越えてきた人が言うかね……？】

麗花「酷いなぁ忘れちゃったの？」

茜「……え？」

麗花「あと4日後に出会う北上麗花だよ」

茜「……未来の話してるの？」

麗花「あ、それは4日前のことだった」

茜「結局今日が初めましてじゃん」

陸「あの、さっきからどんな異次元な会話してるんですか」

【核心】

麗花「あ！たけし！」

陸「いえ、陸ですけど……」

麗花「たけちゃんこんなところで何してたのー？」

陸「プロデューサーですけど」

麗花「なるほど。それで、未来を変えようと？」

陸「あなたは……一体……！？」

【事務所】

茜「適当に言っただけでしょ」

茜「ていうか、せっかくオーディション合格したのに765プロ所属なんて嘘ついてることになっちゃう！」

麗花「入ったら嘘にならないよ？」

麗花「それに合格者は事務所に所属してる子だから合格にしたんだよ？」

茜「うぅっ、せっかくの合格が……」

陸「そう重く受け止めずに、まずは普通に事務所加わってみたらどうですか？」

茜「……あなたのところの事務所が普通なら良かったんですけどね」

【半分脅しで加入するあかねちゃん】

麗花「じゃあ、嘘ついてたって言ってきちゃうね」

茜「うわ！ちょっと待った！」

茜「うーん……」

志保「もう時間がないんですよ。はやくしてください」

志保「うちのユニットなら、まだそこまで変な人はいないので
　　　大丈夫だと思いますけど」

陸「そうですね。人員的に、僕が面倒を見ることになると思います」

茜「だー！もう！わかったわかった！！入りますよ！」