618: ◆BAS9sRqc3g  20/12/21(月)16:32:07 ID:UHL

【バタバタ舞台裏】


琴葉「早着替えってやっぱり練習してもバタバタして大変っ!」

恵美「ほらほら、喋ってないで急がないと!」

エレナ「オーケー準備できたヨ!」

琴葉恵美「「 下履いて! 」」

エレナ「わかったわかった~」


Pと兄貴と妹馬鹿シリーズ 

【注意事項】
・日刊更新
・ミリオンライブ四コマ漫画風SS
・キャラ崩壊



619: 20/12/22(火)08:16:21 ID:ns4

【でっかいエビでーすが一番好き】


琴葉「改めまして、私達トライスタービジョンの田中琴葉と」

恵美「所恵美とー」

エレナ「そのズッ友デース」

琴葉「マヂカルラブリーやらなくていいから!」

620: 20/12/24(木)14:58:54 ID:I9q

【ライブも終わりが近づいて…】


千鶴「さて、そろそろ、お時間がやってきてしまいました……」


ファン達「「「ええ~~~!」」」


恵美「まあまあ、今日のライブはこれで終わりだけど、
   もう会えないってわけじゃないじゃん!」

奈緒「せやでー! 今度はうちらのユニットの単独公演でも
   いけるようにこっちも準備しとくわ!」

翼「そんなこと言っていいのー? でもそれやりたい!」

志保「私達も負けてはいられません」

海美「いやー楽しかったね!!」


621: 20/12/25(金)08:27:16 ID:qM3

【可愛い】


エレナ「コトハもしかして泣いてる!?」

琴葉「あ、ううん違うの!大丈夫だから!」

恵美「どうちたの~も~~~」

琴葉「なんか、幸せだなって」

エレナ「可愛い~もう赤ちゃんじゃん」

恵美「可愛い~もう赤ちゃんだね」

琴葉「赤ちゃんではないけどねっ」

622: 20/12/25(金)08:40:23 ID:qM3

【横でマイクオフでコソコソなんかやってる連中】


未来「見ろ、MC中に泣いてるぞ」

杏奈「百合子、百合子」

百合子「むりむりむり、今そこでのかぶせはキツイって……」

百合子「だって琴葉さんの本当に心から流してるもん。私だって
   いま幸せだけど、……今ではないよ」

杏奈「じゃあ脱げ」

百合子「何いってんの?」

623: 20/12/26(土)14:50:36 ID:TeQ

【会場外は乱痴気騒ぎ】


恵美「今日は本当に来てくれてありがとうー!」

琴葉「みんな気をつけて帰ってくださいね!」

エレナ「外でいつもみたいに乱闘しちゃだめだからネ!」

恵美「それはいつものうちらだけの定例ライブでのことだから……」

624: 20/12/26(土)14:56:15 ID:TeQ

【なんとか終わろう】


百合子「なんとか終わったね!」

翼「ちょっと!お兄ちゃんに色目使ったでしょ!」

杏奈「諦めな」

百合子「……えっと、なんかごめん」

翼「なんか余裕を感じる……!!ムカつく!」

百合子「え!?なにが!?」

625: 20/12/27(日)09:47:31 ID:pOM

【ライブ終わりに】


横山「うおおお!やっぱ俺の担当が一番やったな!
   俺が抱きしめてやろう!!」

奈緒「ぎゃああ!こっち寄るな!!」

エミリー「変態ですね」

ひなた「ただの犯罪者だよ」

626: 20/12/28(月)13:07:00 ID:4hm

【運命の時】


社長「いやーみんな。ご苦労だったね」

伊吹「……ッ!」

横山「ライブが無事終わったのを喜んでいられる時間もないんかい」

二階堂「我々には余韻に浸る時間もないということだ」

琴葉「いつになくプロデューサーたちの間に緊張感が……」

恵美「なんか近くにいるだけでこっちまで緊張してきちゃうよ」

P「社長、それで……今回のライブどうだったんだ?」

627: 20/12/28(月)17:06:31 ID:4hm

【解散するユニットは…!?】


千鶴「ついに、どのユニットかが、解散に……」

琴葉「今更足掻いたって仕方ないよね……」

翼「まあ私達じゃないでしょ」

志保「私達でも無いですね」

奈緒「いやや!解散したくないっ!エミリー!ひなた!」

社長「……」

628: 20/12/28(月)17:13:19 ID:4hm

【ガラメカ】


社長「解散って、一体なんのことだい?」

伊吹「はあ?」

横山「はあ?」

P「二階堂、チリも残さず消すビーム銃とか無いのか」

二階堂「そういうのは無いが、メルモビームならあるぞ」

伊吹「……なんだそれ」

二階堂「敵をニワトリに変えるビームだ」

P「そのネタ誰がわかんだよ」

629: 20/12/28(月)23:04:35 ID:Meg

【特に思いつきませんでした♪】


社長「待ってくれたまえ。ほら、その鈍器や凶器を床に置きたまえ」

社長「社員が社長に向けていいものではないぞ」

伊吹「それはもっともなご意見ですが、今この時我々は決起したのです」

二階堂「利害の一致によって」

琴葉「あの! 待ってください。そもそも……どうして
   社長は、このライブで一番盛り上がらなかった
   ユニットを解散させると言い出したんですか?」

社長「だってそっちの方が盛り上がるじゃん。
   1クールしかやらない原作有りのアニメのオリジナル展開みたいで」

P「よし、殺そう」

630: 20/12/28(月)23:08:50 ID:Meg

【俺たちには及ばない深い考えが】


琴葉「待ってくださいプロデューサー。きっと社長にも考えがあるんですよ」

琴葉「現に私達はこうやって成長できたんです」

恵美「確かにそうだよね!」

エレナ「うんうん!ワタシ、2人のことがもっとダイスキになったヨ!」

陸「じゃあ一体何が目的だったんですか!?」

社長「な~んも無い!あ~もうそんなこと言うならキミ!
   クビ!キミもクビ!クビクビ!よろ乳首!」

琴葉「分かりました、頃しましょう」

P「待て待て琴葉!琴葉がやっちゃうと色々問題があるから!」

631: 20/12/28(月)23:12:40 ID:Meg

【なにかに気がついた陸】


陸(……ああ、なるほど。そういうことか)

陸「この際、新しい会社を立ち上げるというのはどうでしょうか」

社長「なっ!」

伊吹「ほう……」

二階堂「なるほど。社長だけ取り残して全員で移籍か」

横山「ええやんそれ!」

奈緒「それ私らも行ってもええんですか!?」

横山「俺が行くなら奈緒も行かなしゃーないやんけ」

632: 20/12/28(月)23:16:25 ID:Meg

【悪者扱いしないでください】


社長「そ、そんなことしたら……」

琴葉「そんなことしたら……?」

社長「おじさんは泣いちゃうよ?いいの?大の大人が年甲斐もなく泣いちゃうよ?」

P「知るか!!」

社長「こういうのイジメって言うんだよ!」

伊吹「当然の報いだ。愚か者め」

633: 20/12/28(月)23:20:34 ID:Meg

【純粋】


百合子「ま、まあまあ。社長だって盛り上がるようにって」

麗花「いいの?実際は本当にノープランでここ数ヶ月やってただけなんだけど」

P「ちょっと静かにしようかっ!」

静香「まあ、私達は皆さんが移動するなら当然移動しますけど」

星梨花「私も大賛成ですっ!」

茜「珍しく星梨花ちゃんがノリ気なんだ……?」

志保「星梨花の場合、また家に説明しにいかないといけないじゃない」

星梨花「大丈夫ですよ!だって私達にはプロデューサーさんが付いてるじゃないですか!」

634: 20/12/28(月)23:25:17 ID:Meg

【未来の青年】


星梨花「ね!そうですよね!?プロデューサーさ……」

陸「……」

星梨花「プロデューサーさん……??」



陸「その話ですけれど……僕はついていけません」

星梨花「……え?」

陸「仮に全員新しい会社を作って移籍することになっても……
  僕は行けません。すみません」

P「陸、お前……。おい、二階堂、あれって……足元が消えかかって」

二階堂「ああ、タイムパラドックスだ……。未来が大きく変わったんだ」

635: 20/12/28(月)23:30:46 ID:Meg

【足元スケてますけど、どないしたん?】


二階堂「このライブの大きな成功。そして、クレシェンドブルーという
   ユニットの解散を阻止することが成功した。それに、彼が言うには
   一番のネックになっていた北沢くん、最上くんの不仲が
   現段階ではほぼ解消されている」

P「……それが、クリア条件ってわけか」

二階堂「あとは彼に任せよう」



志保「ちょっとどういうことですか?」

静香「そうですよ!これからじゃないですか!」

陸「すみません。僕は……少しの間だけ、遠くにいかないといけないんです」

星梨花「それっていつ帰ってきますか!?」

陸「……20年もしないうちに、また会えますよ」

志保「20年!?」

636: 20/12/28(月)23:39:28 ID:Meg

【自分のユニットに向けて】


陸「もう時間がないので……。北沢志保さん。
  あまり根を詰めないように。最上さんの
  好きなところをたくさん言うように。
  もっと褒めてあげてください。
  ああ、あと弟さんのことはあまり構わないように」

志保「……いやあのまだ話は終わってないんですけど」

陸「最上さん。北沢さんとは仲良くするように。
  何を言われてもムッとしないで受け止めて
  あげてください」

静香「えっと、それは分かりませんけど、なるべく……はい」

陸「何も恐れなくていいですよ。自由にやればいいです。
  みんなが守ってくれますから」

星梨花「はいっ」

陸「みんなを守ってあげてください。あなたが頑張れば頑張るほど
  あなたのキャパが広がると、このユニットはその分だけ伸びます」

茜「うわぁ、さらっとめっちゃ重いこと言う……。頑張るよっ」

陸「……。僕のことに関して、余計なことは喋らないように。それ以外は自由に
  やりたいようにやってください」

麗花「はーい!」

638: 20/12/29(火)20:18:37 ID:veb

【いい話で終われない人たち】


陸「僕はいなくなりますけど、みんなにはみんながいますから」

静香「私達、どうしたらいいですか?」

陸「それは……もうみんななら判断できると思いますよ。
  何から始めればいいか」

志保「……それも自分たちでつかめってことですか」

陸「僕はずっと見てますから。急な別れですみません」

茜「……ずっと決めてたんだよね」

社長「法律的には色々問題があるけどね」

P「ちょっと今いいとこなんで黙っててもらえますか」

639: 20/12/29(火)20:21:17 ID:veb

【これからのクレシェンドブルーにご期待ください】


星梨花「私達これからどうすればいいですか?」

志保「大丈夫よ。私達5人で話し合って決めていきましょう」

茜「そうだよ!三人寄れば文殊の知恵って言うけど、5人もいるもんね」

麗花「うんうん!なんとかなるよ」

静香「私達の戦いはこれからですから!」


社長「まるで打ち切りみたいなこと言い出したね」

P「ちょっと黙っててもらえますかね」

640: 20/12/29(火)20:28:15 ID:fIY

【え?これあと2日で終われるんですか?】


海美「え!?お姉ちゃんも辞めるの!?」

海美「二足のわらじは限界!?」

海美「そろそろペナントレースが始まるってこと!?」

P「高坂の声が全然聞こえないからあいつが何言ってるか分からないけど、
 たぶんペナントレースがどうとかではないと思う」

641: 20/12/29(火)20:32:01 ID:fIY

【ご都合主義】


高坂「……」

海美「そんな……まるで、誰かの陰謀でご都合的に辞めさせられるみたいじゃない!?」

高坂「……」

麗花「世界の都合上消される人多くないですか?」

P「あー!君も静かにしてようか!?」

642: 20/12/29(火)20:36:34 ID:fIY

【2人とも約半年ぶりだそうで……】


高坂「……」

海美「あ、そうは言ってもすぐに辞めたり居なくなったりはしないんだ!なーんだ」

歌織「なんなんですか、さっきから居なくなった人がどうとか」(391レス以来登場)

風花「そうですよ、そんな人いないですよ」(408レス以来登場)

P「うわぁ……。もはや何も言うまい」

643: 20/12/29(火)20:41:42 ID:fIY

【総決算中】


美也「そうですよ~何か都合が悪いみたいですね」

P「ソンナコトナイヨ!」

環「親分!環は今日のライブ楽しかったぞ!」

P「そうかー!環も偉いなー!環も美也も見えないとこでもちゃんとがんばってたもんな!」

美也「本当は見えるところでも頑張りたかったんですけどね」

P「見てる人は見てるから!」

644: 20/12/29(火)23:46:59 ID:veb

【全員移籍問題】


伊吹「よし、じゃあ全員移籍で預かろう」

社長「やだもう~太っ腹!一生ついていきまっせ!」

杏奈「せやで!あんさん、下の処理はあっしに任せてくだせえ!」

伊吹「元社長は入社させませんけど?」

社長「そんなぁっ!じゃあ事実上劇場組の独立じゃないか!」

横山「いやさっきからそういうてるやないですか」

P「そうだぞ。横山ですら理解してるんだぞ」

横山「どういうことやお前コラ!」

645: 20/12/30(水)00:03:07 ID:337

【異議あり!】


横山「ちょっと待てや!」

奈緒「なんや」

横山「全員で抜けんのはええ。なんで伊吹が社長やねん!おかしいやろ!俺でもええんとちゃうんか!」















横山「なんで誰もなんも言わへんねん!!!」

奈緒「当たり前やろ。誰も異論ないねん」

646: 20/12/30(水)00:06:18 ID:337

【多数決】


奈緒「多数決とか取って見ろやそんなら」

エミリー「そうですよ」

ひなた「そんなことしたらゼロ票だよ」

横山「いやせめてお前等はいれてくれや」

647: 20/12/30(水)00:10:48 ID:337

【みんなで楽しく】


奈緒「まあなんだかんだ言うて、楽しくやってるしな」

ひなた「そうだよねえ三人でやるのは」

横山「え、今奈緒は俺を含めたみんなでやるのが楽しいっていう感じやったのに
   なんでひなたは三人に絞ったん?」

エミリー「思い上がりというやつです」

横山「くそ!変な日本語覚えやがって!!金髪しゃぶしゃぶにするぞコラ!」

奈緒「どういう状況やねんそれ」

648: 20/12/30(水)00:24:30 ID:337

【ボケが過重で無いと不安になる人達】


千鶴「私たちも移るんですわよね」

二階堂「そうだ。何かあるのか」

可憐「私は何も……」

朋花「私は何もないですね」

二階堂「……誰もボケなくていいのか?」

千鶴「私たちはまともなユニットでいましょう、兄様」

二階堂「そうだな」

649: 20/12/30(水)00:32:35 ID:337

【照れ隠し、失敗!!!】


二階堂「今、兄様と言ったか?」

千鶴「言ってませんけど?」

朋花「言ってましたよね」

可憐「……言ってましたよ」

千鶴「……………………」

朋花「なんですかその微妙な表情は」

二階堂「フリーザをバカヤローって消したあとの悟空みたいな表情だな」

千鶴「そんな顔してました!?」

650: 20/12/30(水)00:36:32 ID:337

【今こそ一つに!】


二階堂「我々も今回のライブでは一つになれたし、いい機会だった」

千鶴「文字通り本当に一つにされそうでしたけど」

二階堂「ふっ、可愛い事故だ」

朋花「サイコですね」

二階堂「まさに最高ではないか」

朋花「人体改造して三人を一人の人間に変えようとした人は最低でしかないです」

651: 20/12/30(水)00:42:22 ID:337

【ついて行きます】


伊吹「翼は一緒に行くだろ?」

翼「もちろん!墓まで!」

伊吹「そ、そうか。七尾は?」

百合子「わ、私は来世までついていきます!」

瑞希「あの、私もいいのでしょうか?」

伊吹「当たり前だ」

社長「あの、私も……」

伊吹「だめです」

652: 20/12/30(水)14:27:11 ID:STh

【取り残された】


社長「私しかいなくなっちゃうよ!?」

伊吹「なに……心配なさるな。未来は残しましょう」

未来「げへへ、よろしくな~」

社長「未来を残すだなんて言っておきながら、お先真っ暗じゃないか!!」

未来「そうだぞ!なんで連れてってくれねえんだ!あんなに愛し合ったのに!」

翼「お兄ちゃん……?」

伊吹「そんな訳ないだろ!」

653: 20/12/30(水)14:28:48 ID:STh

【見捨てたりしないよ】


伊吹「いや……まあ、春日も来るなら一緒に連れて行くよ。お前も俺の担当アイドルだからな」

未来「ほんまけ!?これはもう結婚だな!?」

伊吹「そんなわけ無いだろ」

翼「お兄ちゃん……?」

伊吹「そんな訳ないって!」

654: 20/12/30(水)14:32:07 ID:STh

【さらっと出てないプロデューサーたちを出すんじゃない!】


杏奈「杏奈ちゃんは!?杏奈ちゃんだけ言及されてないんだけど!?」

伊吹「分かった分かった……。MFOAは誰一人欠けることは無い」

社長「くぅーん」

伊吹「まあ、星井P、我那覇Pがどうするのかは知らないが、彼女らとASは残るんじゃないですか?」

社長「そうか!良かった!あーあ!君たちなんて早く居なくなればいい!」

百合子「いっそ清々しいですね」

655: 20/12/30(水)14:34:35 ID:STh

【悪巧み】


未来「新しい事務所はAV女優も扱ってくれるのかな」

翼「未来、新しい事務所で何やるつもりなの?」

未来「目指すは全員AV落ち!」

百合子「いや誰も落ちないから」

未来「高く売れるものならたんまりあるからな」

百合子「何!?何その悪い顔!?何売るつもりなの!?」

656: 20/12/30(水)14:37:17 ID:STh

【当然してるよな】


亜利沙「なんだか大変なことになりましたね」

美奈子「でもみんないるし、伊吹さんがいれば大丈夫じゃないかな?」

亜利沙「確かにそうですね!」

亜利沙「ああでもASさんたちの秘蔵オフショットが撮れないのは残念ですね」

美奈子「そ、そんなことしてたんだ……」

657: 20/12/30(水)14:43:33 ID:STh

【このあとどうする】


琴葉「なんだか、ライブ終わりだって言うのに、こんなにバタバタすることになるなんて」

P「そうだな、言えてる。でも逆に言えば俺たちはまだまどやれるってことが分かったんだ」

エレナ「そうそう!みんなもいるし、何も怖くないヨ!」

恵美「みんなはあと何やりたい?」

P「何やりたいって?」

恵美「アタシはワールドツアーやりたいかな!」

P「そりゃあでっかい夢だな」

エレナ「いいね!それ!」

658: 20/12/30(水)16:40:41 ID:STh

【夢の温泉旅行】


琴葉「プロデューサーは何かやりたいことはありますか?」

P「俺?そうだなぁ……。恵美と2人きりの温泉旅行に行きたいかな」

恵美「いやいやそうじゃないでしょうが」

エレナ「全く。しょうがないプロデューサーだヨ!で、どこの温泉?」

P「2人きりだって言わなかった!?」

659: 20/12/30(水)18:14:27 ID:STh

【家族計画】


恵美「琴葉はいいの?」

琴葉「え?何が?」

恵美「またまた、とぼけちゃって……」

エレナ「そうだヨ~こんな時だからこそチャンスなんじゃん~」

琴葉「もう2人とも……。いいの、私は。2人に後押しされて、ってのも悪くないけどなんか違うなって私は思うし」

恵美「アタシはいつでも義妹になる準備は出来てるからね!」

エレナ「その時はペットとして、家族に迎えいれてほしいヨ!」

琴葉「いやエレナそれでいいの!?」


660: 20/12/30(水)18:27:53 ID:STh

【少しだけ】


P「おーい。帰りのタクシー来てるぞ」

恵美「はーい」

琴葉「私たち大丈夫だよね」

エレナ「なになにどうしたの?」

恵美「あーん琴葉ちゃんまた甘えん坊ちゃんなの~?」

琴葉「こら~、からかわないの。そうじゃなくて……
   なんとなく。言って欲しくて」

エレナ「やっぱり甘えん坊ちゃんだったヨ」

琴葉「もう~!そうじゃないんだけど……うーん。そうかも」

恵美「琴葉、エレナ。アタシたちは三人いれば大丈夫」

661: 20/12/30(水)18:31:28 ID:STh

【噛み締める幸せ】


恵美「これから事務所はスタートし直しだし、はじめからやり直さないといけないこともたくさんあるよ」

恵美「でも、アタシも、兄貴もエレナもいる。琴葉もいる」

恵美「アタシさ……みんながいるなら大丈夫だなって、今回のライブで思ったの」

恵美「どこに行っても、例え少し離れていても」

恵美「アタシさ、2人に出会えて本当に良かった!」

662: 20/12/30(水)18:44:27 ID:STh

【帰り道】


P「ほら、タクシー乗って帰んな」

琴葉「プロデューサー、今日はありがとうございました」

P「何言ってんだ。礼を言うのはこっちの方だよ」

琴葉「それじゃあ……。恵美もまた明日事務所で」

恵美「あいよー!じゃあね!」

P「よし、恵美!俺たちも帰るか!」

恵美「ぬお~んアタシもうくたくただよ~」

663: 20/12/30(水)18:47:40 ID:STh

【お兄ちゃんパワー】


P「そうか、じゃあおんぶか抱っこどっちがいい?」

恵美「車~~!」

P「贅沢な!」

恵美「文明の力~!文明パワーを感じたいよ」

P「お兄ちゃんパワーも感じて欲しいな」

恵美「それはいつも感じてるよ」

664: 20/12/31(木)00:19:42 ID:j6R

【所兄妹】


恵美「ねえねえ、明日から楽しみだね。1からやり直しだなんてさ~」

P「おいおい俺としては冗談じゃないとこはいっぱいあるんだからな?」

恵美「えー?なんでー?」

P「俺は恵美に変な虫がつかないように、
  恋愛禁止のアイドルにさせたんだからな!」

恵美「え~。もうしてるかもよ~?」

P「なにっ!?誰だ!そいつは!」

665: 20/12/31(木)00:21:10 ID:j6R

【妹馬鹿】


恵美「えー……うーん……内緒っ!」

P「くぅ……俺が手塩にかけて育てた最愛の妹が……」

恵美「にゃはは!兄貴は本当にお馬鹿さんだね」

P「恵美のためなら馬鹿にだってなるわ」

恵美「にゃはは!そっかそっか……じゃあ、駐車場までならいいよ」

P「なにが?」

恵美「おんぶ!とりゃっ!」

P「うおっ!?はは、よし行くぞ!捕まってろ!」

666: 20/12/31(木)00:22:35 ID:j6R

【ナメクジ】


伊吹「何やってんだあいつら……」

翼「お兄ちゃんあれあとでやろうよ。んで自撮り5億枚撮ろうね」

伊吹「5億枚!?正気か!?」

横山「おい奈緒!乗れ!奴らには負けられへん!」

奈緒「アホか!!嫌や!!やめろ来るな!あー!もう~ほんましゃあないなぁ!!よっ……」

横山「ぎゃああああ!!膝がァ……!!!」

奈緒「ちょ、ええ!?アニキ!?おぉい!!」

667: 20/12/31(木)00:23:53 ID:j6R

【長い間、お疲れさまでした】


二階堂「……」

千鶴「わたくしはやりませんわよ」

二階堂「そうか……。まあ我々には高速おんぶマシーン、その名も“ターボ飛脚”があるからこれに乗ればいい」

千鶴「絶対乗らないです」

二階堂「そうか……」



P「捕まれ恵美!駐車場までいっきに行くぞ!」

二階堂「あ、そうだった。裏口はやめておけよ!熱源反応が大量にある!」

668: 20/12/31(木)00:26:00 ID:j6R

【またどこかで】


P「ん?あいついまなんか言ってたか?」

恵美「さあ?裏口通って行くの?」

P「せっかく恵美をおんぶできるのに一直線に駐車場行ったってつまらんだろ」

恵美「いやいや、別にいいって。アタシ疲れてるんだってば」

P「まあまあ、疲れてるのは俺も同じなんだ。たまには、兄妹2人水入らずで……」



ガチャ……



ファン「出やがったなクソ兄貴!!待ってたぜ!!」


P「うおっ!?!?」


ファン「てめえ!!恵美ちゃんをおんぶ無理矢理おんぶしてやがんのか!!許さねえ!!」

ファン「お前たち!!丸太は持ったか!!」

ファン「最低三人同時にかかれ!!やられるぞ!!」



P「おいおい俺の出待ちにしちゃあマナーがなってねえな」

ファン「そんなわけねーだろ!氏にてえのかてめえ!!」


669: 20/12/31(木)00:30:50 ID:j6R

【最終回】


P「だが残念……今日の俺はこれから恵美と
  2人きりの夜のドライブデートで家まで帰るのだ!」

恵美「コラコラそんな煽ると……」


ファン「なんだとクソ兄貴てめえーー!!」

ファン「今日こそぶち頃す!!」

ファン「気を付けろお前等!!おんぶしてる恵美ちゃんは傷つけるなよ!!」



P「逃げるぞ恵美!!わはは!」


恵美「にゃはは!夜遅いんだから気を付けて帰るんだよ!」

P「あばよ!!お前等!恵美は俺が貰った!!」

ファン「ふざけんじゃねえ!!ブチ頃す!!待てやコラ!!」




恵美「じゃあね、みんな!!」




Pと兄貴と妹馬鹿 終わり


670: 20/12/31(木)00:45:14 ID:j6R

お疲れ様でした。
色々回収してないもの多いと思いますが
これで終わりたいと思います。
今までありがとうございました。

671: 20/12/31(木)00:47:31 ID:ejW
2017年の春からだっけ?乙
完結おめでとうございます

672: 20/12/31(木)07:30:17 ID:3DS

完結おめ。長いことご苦労様。
そこまで影響力あるとは思えないし、新規が入り辛くなるから終わるというのはよくわからないから、書きたくなったら外伝書いてもいいんやで。

673: 20/12/31(木)07:58:55 ID:QLJ

毎日楽しく読ませてもらっていました
完結おめでとうございます

674: 20/12/31(木)08:15:35 ID:Jrg
乙!
完結おめでとうございます!
膝ケガして落ち込んでいたときに膝ナメクジを思い出すと笑えてきて明るくなれました!

675: 20/12/31(木)14:57:47 ID:EtZ
完結乙
長い間楽しませてもらいました

676: 20/12/31(木)21:17:59 ID:4BQ
(`・ω・´)ゞ 乙であります!!
楽しかった!!!!!

引用元: 【ミリマス】恵美「Pと兄貴と妹馬鹿」その6【日刊】