1: 2015/02/02(月) 18:16:46.92 ID:GY99wFi40
ジャック「恐竜だと?」

クロウ「ああ!」

ブルーノ「そんな・・・まさか」

遊星「いやさっきの地震はそうかもしれない」

クロウ「行こうぜ遊星!」

遊星「ああ行こう」

ジャック「信じるのか遊星!?」

遊星「見なければ何も始まらない」

遊☆戯☆王 モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

2: 2015/02/02(月) 18:21:37.83 ID:GY99wFi40
遊星「牛尾!」

牛尾「遊星か」

遊星「恐竜は?」

牛尾「それが地面に潜っちまってな」

ジャック「恐竜が地面?巨大なモグラじゃないのか?」

カーリー「遊星」

遊星「カーリーか?何だ」

カーリー「さっきの恐竜を写真で撮ったんだけど」

遊星「急いで現像してくれ」

ジャック「それでその恐竜とはどんなのだった」

牛尾「こう耳が生えててな・・・」

遊星「地面に潜る恐竜か・・・」

3: 2015/02/02(月) 18:27:33.84 ID:GY99wFi40
ジャック「写真だ遊星」

遊星「・・・」

クロウ「何か犬みたいだな」

遊星「似ている」

ブルーノ「何に?」

遊星「そこの本棚の右から六番目の図鑑を取ってくれ」

ブルーノ「うん」

クロウ「何か心当たりでもあるのか?」

ブルーノ「はい」

遊星「・・・これに似ている」

ジャック「バラナスドラゴン・・・」

遊星「みんなついて来てくれ」

クロウ「お、おい遊星!」

4: 2015/02/02(月) 18:34:28.41 ID:GY99wFi40
ブルーノ「遊星この人は?」

遊星「彼女の父は高名な考古学者なんだ」

彰子「はい」

ジャック「ティラノ剣山・・・語尾にザウルスやドンと付ける伝説のデュエリスト」

クロウ「デュエリストも化石として展示される時代か・・・」

遊星「実は街に恐竜が現れたと」

彰子「は、はいニュースで見ました」

遊星「お父上は?」

彰子「こちらです」

ジャック「遊星!本当に恐竜なのか!?モンスターかもしれんぞ!」

遊星「いや恐竜だ」

5: 2015/02/02(月) 18:40:08.65 ID:GY99wFi40
遊星「なるほど、つまり中生代に生きたバラナスドラゴンが地下に潜り変化したと」

「その環境と地殻変動によってね」

遊星「ならどうして今頃になってバラナスドラゴンは」

「それは人類への警鐘だよ」

遊星「警鐘?」

「ライディングデュエルによりデュエルは新時代を迎えた・・・しかし」

遊星「それにより地底に潜っていたバラナスドラゴン・・・いやバラゴンが目を覚ましたと」

「そういう事になるね」

遊星「また出現する可能性は」

「十分にあり得るよ遊星くん」

遊星「対処方法は?」

「君ならどうする遊星くん」

遊星「デュエルです。たとえそれが恐竜であっても」

6: 2015/02/02(月) 18:52:37.29 ID:GY99wFi40
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

龍亞「じ、地震だ!」

龍可「見て!」

龍亞「恐竜!?」

天兵「逃げなきゃ!」

ボブ「イテッ!」ズデッ

龍亞「ボブ!」

ボブ「チッ、しくじったぜ・・・俺を置いて逃げな」

龍亞「何バカな事を言ってるんだ!」

ボブ「ここが俺の氏に場所なんだって事さ・・・いい人生だったぜ」

龍可「ボブ!」

ボブ「へへへ・・・」

7: 2015/02/02(月) 19:40:51.44 ID:GY99wFi40
クロウ「遊星あれ!」

遊星「龍亞!龍可!」

龍可「遊星!」

龍亞「助けて遊星!」

ジャック「どうするんだ遊星!」

遊星「これを使おう」ゴソゴソ

ジャック「何だそれは!?」

遊星「これは生き物を手懐ける団子だ」

ブルーノ「さすが遊星!」

遊星「さあ食べるんだ!」ポイッ

パクッ

龍亞「お、大人しくなった」

遊星「ここからが問題だ」

8: 2015/02/02(月) 19:47:00.33 ID:GY99wFi40
ジャック「何だと!?奴を何処か安全な場所へ送るだと!」

遊星「ああ」

クロウ「あんな巨大な奴が生きていける場所があるのかよ!」

遊星「・・・」

ブルーノ「恐竜だもんね」

遊星「あれを使うか」ゴソゴソ

ジャック「今度は何だ?」

遊星「マグマを探知する機械と岩を溶かす機械だ」

クロウ「それで何する気なんだよ!」

遊星「これであの恐竜が生きていける無人島を作る」

ブルーノ「できるのそんな事が!?」

遊星「やるだけの価値はある」

10: 2015/02/02(月) 19:59:49.23 ID:GY99wFi40
数日後


クロウ「しかし遊星もよくやるよな」

ジャック「それでできたのか?」

ブルーノ「あの恐竜を小さくするライトで縮ませて何処か行ったよね」

遊星「ただいま」

ジャック「遊星!」

クロウ「あいつはどうなった」

遊星「ちゃんと無人島に運んでおいた」

ジャック「そうか」

クロウ「恐竜か・・・」

ジャック「俺は今だに信じられん」

遊星「それだけ人間が知らない事がまだまだあると言う事さ」

ブルーノ「という事は地球上のどこかにまだ恐竜が?」

遊星「居るかもしれない・・・今日もどこかでその姿を・・・」






引用元: クロウ「遊星!街に恐竜が出現したぞ!」 遊星「何!?」