悲しい

あなた「みんなが新しく行く世界に私みたいな子が居るけどその子によろしくね」


愛「ん？」


璃奈「愛さん？この人は？」


愛「えっと、愛さんたちどっかで会ったっけ？りなりー知ってる？」

璃奈「知らない」

なかったことにしてはいけない

あなた「同好会のみんなと色んな想い出が出来たなー」


かすみ「……？」


かすみ「あの 先輩？」


あなた（かすみちゃん！？）

しずく「かすみさん、どうかした？」

かすみ「2年生の先輩の人がずっとぶつぶつ言ってるからどうかしたのかなーって」

しずく「先輩？ どこかでお会いした事ありましったっけ？」

あなた「……」

あなた「みんなが忘れてもずっと私は覚えてるよ」



あなた「歩夢ちゃん、みんなありがとう」




栞子「こっちです！不審者は」


薫子「ああ、分かった 危ないかもしれないから栞子はここで待ってて」


あなた「……」

お巡りさん「君 虹ヶ咲学園の子じゃないみたいだね」

あなた「え？」


お巡りさん「君の名前は存在しないみたいだね」

あなた「そ、そんな……」


お巡りさん「建造物侵入罪で逮捕します」ガチャ

あなた「ええー？」

お巡りさん「ここに入って」


あなた「……はい」



雨野「……君は？」



あなた「誰ですか？」



雨野「君ももうこの世界から出なきゃ行けないみたいだね」


あなた「なんの事ですか？」

雨野「僕という存在も20章以降不安定になったけどなんとかやってこれた」

雨野「最後までやり遂げたとは言えないけど君には感謝してるよ」


あなた「は、はあ？」


雨野「僕の役目も終わる ここでお別れする事にするよ」


あなた「あの 調子悪いならお巡りさん呼びますけど」


雨野「ありがとう」


……

あなた「あれ？今誰か居たような？」

ツムギ「あの、あなたもここに照れてこられたんですか？」


あなた「！！！」


ツムギ「どうやらこの世界に私達はもう居られないようですね」


あなた「そっか アニメには出てないですもんね」

ツムギ「短い間でしたが近江さんとそして大好きなスクールアイドルとの事お世話になりました」

あなた「彼方さんにはお別れ言ったんですか？」

ツムギ「心の中で ですが……」

あなた「そうですか」


……


あなた「彼方さん いつかまた手料理が食べたいな」

バスケ部部長「消えたくない消えたくない消えたくない」


あなた「バスケ部の部長さん」


バスケ部部長「……あ、君は」


あなた「部長さんもお別れなんですね」


バスケ部部長「嫌だ 私はまだまだやりたい事が」


あなた「……」

あなた「ＯＶＡでワンチャンあるかも知れませんよ」

バスケ部部長「だと良いけどね」

？？「今でも徐々に記憶は変わりつつあるでしょ?」

あなた「…!」

あなた「わたしは…確かに、大切な存在の一部だった。大好きな仲間達と繋がっていたのに、今はもう、あの感覚を取り戻せない…ここじゃないどこかに、いた筈なのに…」

？？「もっと素直に、再び一般人としての人生を取り戻せたことを喜べばいいんじゃないかしら。いずれは、何が起こったのかも忘れて、違和感すら感じなくなるわ」

虹ヶ咲学園理事長「こんにちは」

あなた「理事長さん！」

ランジュ母「娘が色々と迷惑かけたわね」

あなた「そんな」

ランジュ母「私があちらの世界に行けなかった理由 それをしっかり受け止めてあの子の幸せを願ってから去るわ」


あなた「ランジュちゃんのお母さん！」

ランジュ母「はい」

あなた「ランジュちゃんと過ごせて良かったです」

ランジュ母「ありがとうね」

あなた「良い匂いしました！」

ランジュ母「……そ、そう」

ランジュ母「それであなたはこれからどうするの？」

あなた「私はここで来たるべき日が来るのを待ってこの世界の最後を見届けます」


ランジュ母「そう…私はもう行くわね」


あなた「お元気で！」

佐藤右月・左月「部長さん」

あなた「あれ？お2人は確か…」

右月「私達アニガサキでは名前の設定は無いんです」

左月「つまり 私達とは別個体」

右月「ここでお別れとなります」

あなた「そうだったんですね」


右月「巷では私達も加入するのかと噂なっていたとか居ないとか」

左月「実現はしませんでしたが 会長と共に少しだけ 一花咲かせられたのかも知れません」

右月、左月「さて、そろそろ時間ですね」

あなた「栞子ちゃん達とまた会えると良いですね」

マイ「……」

あなた「マイさん！？大丈夫ですか？ここで休んでください」


マイ「……あ、あなた ごめんなさいね」


……

あなた「……落ち着きましたか？」

マイ「ええ、ありがとう。私自身まだ現実を受け止められなくて…私の3年間はなんだったんだろうって」

あなた「実家の写真館の方は……」

マイ「……どうなるんでしょうね」ｱﾊﾊ…

あなた「エマさん にお別れは言えましたか？」

マイ「きっとあなたと同じね…」

マイ「私の事 既に知らないようだったわ」

あなた「そ、そうですか」😭

マイ「それじゃ私も行くわね」

あなた「😭😭」

あなた「……「」


あれからどれくらいの時間が経ったんだろう。
何もやる気が起こらなくて…
でも大好きなみんなの事を思い出すと少しだけ安心出来た。
それでも出された食事には喉が通らず
気付いたら気絶しているような生活だった。

あなた「……歩夢ちゃん」

あなた「みんな…」


薄れゆく意識の中で最後に思い浮かんだ人は……

>>49自由記入

無効の場合は歩夢

ここは流石に歩夢

歩夢「……ねぇ」

あなた「ん？歩夢……ちゃん？」

歩夢「どうして虹ヶ咲の受験辞めちゃったの？」

あなた「ごめんね、私やっぱり海外で専門的な知識を勉強したいんだ」

歩夢「そんな……ずっと一緒に居てくれるじゃ無かったの？」

あなた「ごめん…」

え？これなに？ 知らない！

歩夢「海外って一体どこに行くつもりなの？」

あなた「……」

歩夢「私には言えないんだ…」


あなた「違う…でも 1度行ったら3年は戻れないし、それに言ったら会いに来ちゃうでしょ？」

歩夢「そんなの当たり前だよ！」

あなた「それがダメなんだ」

歩夢「どうして？」

あなた「私が居たらあの子に出逢えない」

歩夢「あの子？」

あなた「歩夢ちゃんの本当の幼なじみだよ」

歩夢「なんの話？」

本当一体何の話？
私知らない？
本当幼なじみって誰？

歩夢「ふざけてるの？」

あなた「違う」

歩夢「じゃあ なんなの？」

あなた「歩夢ちゃん、もう歩夢ちゃんと私が過ごしてきた日々は本当じゃなくなるんだよ。」

歩夢「だから 分からないよ！変な事言わないで」

あなた「私から言えるのはそれだけ」

歩夢「待って！」

歩夢「待ってよぅ」


何やってるの私！歩夢ちゃんを泣かせないで！

4月

歩夢「今日から私も高校生！せっかく入学出来たんだし頑張らないと」


歩夢「いつまでも泣いてちゃダメだよね」

新一年生の歩夢ちゃん初々しくて可愛いなぁ


歩夢「よし、遅刻しないように早く家を出ようかな」

……

……

かさね「あなた、上原歩夢ちゃん？」

歩夢「え？どうして私の名前を？」


かさね「可能性っていうのはいくらでもあるんだよね」

歩夢「はい？」

かさね「私があの子達とスクールアイドルをやってた世界もあったかも知れない」

かさね「第3回のあの選挙 がこんな結末になるなんてね」

かさね「でもね運命が変わったのは 桜坂しずくちゃん達3人だけじゃないんだよ」

かさね「選ばれたのが別の子だったらきっと歩夢ちゃん、あなたも違う道に進んで居たのかも」

歩夢「……あなたは誰なの？」

かさね「あなたは、これからその有り得た可能性の世界に行くことになる」

かさね「そして、上原歩夢ちゃんは正式にあっちの世界に人になるんだよ。支倉かさねも一応あっちに居るからもしかしたら知り合う事があるかもね」

かさね「最後にひとつだけ」


かさね「お疲れ様」


歩夢「え…？」

4月

侑「歩夢、 いよいよ入学式だね」

歩夢「……侑ちゃん？」

侑「どうしたの？眠れなかった？」

歩夢「え？」


歩夢「……」


歩夢「ううん、大丈夫 行こっか」

あなた「虹ヶ咲学園かー」

あなた「スクールアイドル同好会の子達どんな子かな？いい記事書けるかな 」



あなた「上原歩夢さん？」


歩夢「はい？」




終わり

実際あなたちゃんの転生体だからみんなやたら積極的に来る説ないの？

Happy endで良かった！
おつ