ギャンブル

ココア「ギャンブルを始めるよ！」

リゼ「おいおい…よりによってギャンブルか」

ココア「ギャンブルって格好いいよね！大人の遊びって感じ！」

リゼ（まあお金かけたり裏カジノ行ったりしなきゃ大丈夫か…）

リゼ「ところでギャンブルってなにをするんだ？」

ココア「うーん…私あんまり詳しくないからリゼちゃん教えてよ」

リゼ「そうだな…初心者向けに>>10とかどうだ？」

スロット

リゼ「初心者向けにスロットとかどうだ？」

ココア「スロット？カード？」

リゼ「それはタロットだ」

リゼ「私について来い！本物のスロットを見せてやるよ！」

ココア「やったー！」


パチンコ＆スロット店

ジャラジャラギャンギャン！

ココア「…ちょっとめちゃくちゃ煩いよこの店！リゼちゃん！」

リゼ「耐えるんだココア、これを乗り越えないとギャンブラーの道は遠いぞ！」

ココア「うう…」

リゼ「ところでココア、今日の軍資金はいくらだ？」

ココア「えーと…3000円かな」

リゼ(3kか…もって15分ってとこだな…)

リゼ（しょうがない…私が3000円分水増ししてメダルを渡すか…）


ココア「？」





リゼ「ほらっ、メダル買ってきたぞ」

ココア「結構少ないね」

リゼ（これでも倍にしてるんだがな）

ココア「それでリゼちゃん！どうやって遊ぶの？これ」

リゼ「メダルを穴から入れて…」チャリン

ココア「ふむふむ…」

リゼ「ボタンを３つ押す」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ココア「うん」

リゼ「これで絵柄が揃ったら当たりだ」

ココア「ふーん…結構単純だね」

リゼ「まあな」

リゼ「じゃあしばらく適当に打ってみるか」

ココア「うん！」



リゼ勝ち負け>>17
ココア勝ち負け>>19

負けて風俗おち

GOD引いて万枚勝ち

ギャオンギャオン！！！


ココア「やったー！よく分からないけどいっぱい出てきたよ！」ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ

リゼ「…」ｲﾗｲﾗ

ココア「あれ…？リゼちゃんあんまり増えてないね」

リゼ「煩い！黙ってろ！」ﾊﾞﾝｯ！

ココア「ひっ！？」


店員「お客様…台を叩くのは…」

リゼ「あっ…ｽﾐﾏｾﾝ…」

リゼ（くそっ…！素人に負ける訳には…）

リゼ「ちょっと追加でメダル買ってくる…」

ココア「あっ！リゼちゃん！私の使っていいよ！」ｼﾞｬﾗｼﾞｬﾗ

リゼ「イラン！！！」

リゼ「……」ﾁｬﾘﾁｬﾘ

ココア「…」

リゼ「……」ﾁｬﾘﾁｬﾘ

ココア「…ねえリゼちゃんそろそろ…」

リゼ「煩い…」ﾁｬﾘﾁｬﾘ

ココア「そろそろ閉店…」

リゼ「…」

店員「あのお客様…」

リゼ「…！？」

店員「お客様の負債10万円分なのですが…」

リゼ「い…いやだ…それだけは…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ココア「ど、どうしたの？リゼちゃん…」

店員「すみませんが当店のルールですので…」ﾊﾟﾁﾝｯ

黒服ワラワラ…

リゼ「いやだ！！いやだああ！！助けてくれココアあああああ！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙｯ


ココア「ひっ…」


店員「ココア様は本日大当たりおめでとうございます…それでは…」

ココア「…」ｶﾞｸｶﾞｸ



ココア「もうギャンブルはこりごりだよぉ…」

ココア「はあ…リゼちゃんに相談したのが間違いだったのかも…」

千夜「あらココアちゃん？どうしたの浮かない顔して…」

ココア「千夜ちゃん！」ｷﾞｭｯ

千夜「あらあらうふふ…どうしたの？ココアちゃん…」

ココア「怖いことがあって…」

千夜「それは可哀想に…」ﾖｼﾖｼ

ココア「…千夜ちゃんは趣味とかある…？」

千夜「趣味？そうね…>>30とかかしら」

グラビア撮影

千夜「グラビア撮影とかかしら」

ココア「ぐ、グラビア！？//」

千夜「あらあらそんなに慌てちゃって…別にそんなにやらしいものじゃないわ」

ココア「そうなの？」

千夜「少なくともパチンコやスロットよりはまともな趣味だと思うわ」

ココア「…」

千夜「自分自身の体を磨きながらお金までもらえるのよ？素敵じゃない？」

ココア「あんまり…よく知らないから…//」

千夜「なら今度私のスポンサーに会ってみましょう？ココアちゃん可愛いからきっと…うふふ♪」

ココア「…」

次の日



千夜「スポンサー！昨日話してた友達連れてきました」

スポンサー「おお千夜ちゃんありがとう！君がココアちゃん？」

ココア「は、はい！今日はお願いします！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

スポンサー「はははっ！そんなに緊張しなくても大丈夫！なにもエOチなことするんじゃあないんだから！」

ココア「えっ…//」

千夜「もうスポンサーさん！ココアちゃんは純粋なんだからからかわないであげて？」

スポンサー「すまんすまん！じゃあ今日は>>36の撮影をするからね！」

ナンパ物

スポンサー「じゃあ今日はナンパ物の撮影をするからね！」

千夜「あら？ココアちゃんの初めてにしては結構ハードじゃない？」

ココア「？」

スポンサー「うーん…それもそうか…じゃあ男優を使わず君たち二人でやるとかどうかな？」

千夜「スポンサーそれいいアイデアです！」

ココア「…ね、ねえ千夜ちゃん？グラビア撮影だよね？」

千夜「そうよ」ｷﾘｯ

スポンサー「じゃあ配役を決めないとね！」

千夜「>>42がナンパする方でどうかしら？」

ラオウ

千夜「今日の為に特別ゲストを呼んでおいたの！ラオウよ！」


ラオウ「うぬが来たからにはぁ…それなりの女を用意しているのであろうなぁ！！！」


スポンサー「！！？どう見ても男じゃないか！！」


千夜「気にしないでスポンサー、私もココアちゃんも覚悟は出来てるわ…」

ココア「えええ！？嘘！？」

スポンサー「そこまでいうのなら…」

千夜「ナンパされる側は>>48がいいかしら？」

ココア

千夜「せっかく来てもらったのに見てるだけっていうのは悪いわよね、ココアちゃんお願いするわ♪」

ココア「嘘！千夜ちゃん！こんなの聞いてないよ！」

ラオウ「…」ｽｯ

ココア「…！？」

ココア「や…乱暴なことは…」

ラオウ「…この巨体…貴様が恐れるのも仕方あるまい…」

ラオウ「だが今日は貴様…ココアちゃんに…気持ちを伝えるために…ここに来たのだ…」

ココア「え…？」

ラオウ「この場も…友人のスポンサーと千夜にセッティングしてもらった…うぬは見た目が恐ろしい故、普通に貴様に声を掛けられなくてな…」

ココア「うそ…」

スポンサー＆千夜「へへっ…//」

ラオウ「まわりくどい女々しいまねをしたうぬを許してくれ…」跪く

ココア「ラオウさん…」


ラオウ「そして…もしうぬに少しでも…少しでも！興味惹かれたなら…手を差し伸べてほしい…」


ココア「あなたは…とっても素直な人…」


ｽｯ


ラオウ「！！！」


ﾁｭｯ


静かにラオウはココアの手の甲にキスをする…

……………


ココア「ラオウさーん！コーヒー出来立てだよー！」


ラオウ「うぬは人間の新鮮な生き血の方が良いのだが…ココアの入れてくれたコーヒーなら喜んでのむわっ！」



千夜「…」ﾆｺﾆｺ

ココア「新しい友達が出来て千夜ちゃんにはお礼言わないとね！結局趣味は増えなかったけど…」

チノ「ココアさん趣味を探してるんですか？」

ココア「うん！そうだよチノちゃん！」

チノ「なら>>55はどうでしょう？オススメです」

栽培

チノ「栽培はどうでしょう、まったり気軽でいいですよ」

ココア（やっとまともな趣味だ！）

ココア「チノちゃんは何を育ててるの？」

チノ「>>60です」

もやし

チノ「もやしです」

ココア「もやし？地味だね…」

チノ「確かに地味ですが、毎日少しずつ伸びていくのを見ていると愛着が沸いてきます…」

ココア「そうなんだ、チノちゃんのもやし見せてよ！」

チノ「いいですよ、こっちです」




チノ「この箱の中です」ﾊﾟｶｯ

ﾓｯｻｱｱｱｱｱ

ココア「凄い量だねチノちゃん…！」

チノ「そしてこの育てたもやしを食べるのが楽しいんです」ブチブチ

ココア「なんだか頑張った成果って感じでいいね！」

チノ「ええ、今日はこのもやしで和え物を作りましょう」

チノちゃんの3分クッキング


チノ「今日はもやしの和え物を作ります」

チノ「まずは取り立てのもやしを軽く水で注ぎます」ｼﾞｬｧｱ

ココア「土とかついてるもんね！」

チノ「そして合わせるのはポン酢」

ココア「鉄板所でどこの家庭にもありますね！」

チノ「ここで一工夫！」

チノ「ニンニクのみじん切りと鷹の爪を軽くあぶり、ポン酢と混ぜ合わせます」

ココア「おお！一気に食欲をそそる香りがするよ！」

チノ「そしてもやしと絡めて…」カチャカチャ

チノ「完成です！」

ココア「うん！おいしい！」

チノ「ありがとうございます…」

ココア「鷹の爪がピリッと後を引く美味しさだね！」

ココア「決めた！私栽培とお料理を趣味にするよ！」

ココア「ありがとうチノちゃん！」

チノ「どういたしまして」




リゼ「アンッ！！！ｲｸﾞｳｳｳｳｳｳ～～ｯｯｯｯ！！！！！！」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

終わり

乙です