3: 2012/07/14(土) 23:41:30.62 ID:4VH9ISln0
学校までの通学路
竜華「怜ぃ!おはよう!今日なんの日か分かるー?」ニコニコ
怜「おはよう。りゅーか。今日はー…バレンタインデーやな。。フゥ。。」アクビ
竜華「へへへ~。正解!毎年忘れてるのに、よう覚えてたねぇ♪」
怜「昨日の帰り、りゅーかがはしゃいでたもので、覚えてしもたんよ。今年は。」
竜華「バレンタインデーは好きな人に想いを伝える大切な日やで!女の子ならみんなはしゃぐで!普通。」
怜「ふーん。そんなもんなんかなー。好きな人かー…」
竜華「怜ぃ!おはよう!今日なんの日か分かるー?」ニコニコ
怜「おはよう。りゅーか。今日はー…バレンタインデーやな。。フゥ。。」アクビ
竜華「へへへ~。正解!毎年忘れてるのに、よう覚えてたねぇ♪」
怜「昨日の帰り、りゅーかがはしゃいでたもので、覚えてしもたんよ。今年は。」
竜華「バレンタインデーは好きな人に想いを伝える大切な日やで!女の子ならみんなはしゃぐで!普通。」
怜「ふーん。そんなもんなんかなー。好きな人かー…」
6: 2012/07/14(土) 23:43:43.94 ID:4VH9ISln0
竜華「そ、そやで!怜?誰かにあげるん?好、好きな人とか?」
怜「まー今年は覚えてたから、当日にいつものメンバーにはあげれるわ。友チョコゆうやつ。。ふぁ。」アクビ
竜華「そ、そうやね!あれ?でも、怜さっきから眠そうやけど大丈夫?少し休もか?」
怜「ううん。大丈夫。昨日、覚えてたから張り切って、手作りチョコ2つ作ったんよ。
…残りはお母さんに作ってもろたけど。。」
竜華「え!!??怜、一人でチョコ作ったん!!!???」
怜「まー今年は覚えてたから、当日にいつものメンバーにはあげれるわ。友チョコゆうやつ。。ふぁ。」アクビ
竜華「そ、そうやね!あれ?でも、怜さっきから眠そうやけど大丈夫?少し休もか?」
怜「ううん。大丈夫。昨日、覚えてたから張り切って、手作りチョコ2つ作ったんよ。
…残りはお母さんに作ってもろたけど。。」
竜華「え!!??怜、一人でチョコ作ったん!!!???」
7: 2012/07/14(土) 23:45:27.68 ID:4VH9ISln0
怜「私が作ったのは2つだけやけど。。せやから、少し眠いだけ。。」アクビ
竜華「な、なるほどー。2つ怜の手作りなんやねー。…ゼッタイホシイ…手作りチョコ2つだけ…
…ゼッタイホシイ…な、なるほどなー。」
怜「でも、全部ラッピングしたのはウチやで!そんな2つだけとか強調せんでよ…」シュン
竜華「ちゃうちゃう!!2つも作ったなんてえらいなーと思って!!!!! ホシィナァと思って…」
怜「ぇ?なに?さっきから、ちょくちょく聞き取れへん声あんねんけど。。。」
竜華「そ、そう?気のせいやない? …ツイホンネガ…」
怜「ぇ?なに?」
竜華「な、なんでもないで。。。」
怜「ぅん?」
竜華「な、なるほどー。2つ怜の手作りなんやねー。…ゼッタイホシイ…手作りチョコ2つだけ…
…ゼッタイホシイ…な、なるほどなー。」
怜「でも、全部ラッピングしたのはウチやで!そんな2つだけとか強調せんでよ…」シュン
竜華「ちゃうちゃう!!2つも作ったなんてえらいなーと思って!!!!! ホシィナァと思って…」
怜「ぇ?なに?さっきから、ちょくちょく聞き取れへん声あんねんけど。。。」
竜華「そ、そう?気のせいやない? …ツイホンネガ…」
怜「ぇ?なに?」
竜華「な、なんでもないで。。。」
怜「ぅん?」
11: 2012/07/14(土) 23:47:35.63 ID:4VH9ISln0
竜華「ほら、学校ついたでー!靴箱、今年も怜はぎょうさん入ってるんやない?怜はモテモテやから。」ドキドキ
怜「そんな言われると逆に、開けづらいわ。」
竜華「ご、ごめんごめん。そやな。んじゃぁうちはあっちの自分の靴箱んとこ行ってくるな。」
怜「うん。」
竜華(いくつ入ってたんやろ。。怜。。。でも、全部友チョコな訳やし。。。)テクテク ガチャッ
セーラ「怜おはよー!」
怜「セーラおはよう。」
竜華(あっち、セーラ来たんや。。。まぁ数なんて気にすること…あら…へん……)パタンッ
怜「そんな言われると逆に、開けづらいわ。」
竜華「ご、ごめんごめん。そやな。んじゃぁうちはあっちの自分の靴箱んとこ行ってくるな。」
怜「うん。」
竜華(いくつ入ってたんやろ。。怜。。。でも、全部友チョコな訳やし。。。)テクテク ガチャッ
セーラ「怜おはよー!」
怜「セーラおはよう。」
竜華(あっち、セーラ来たんや。。。まぁ数なんて気にすること…あら…へん……)パタンッ
12: 2012/07/14(土) 23:49:47.67 ID:4VH9ISln0
セーラ「はー。怜は今年もぎょうさん入ってんなぁー。満杯やん。持てるかー?」
竜華(満杯!?満杯ってどのくらい満杯なん!?持てへんほどの量って事は…すごく満杯って訳やから…)
怜「もう、セーラ、大げさに言わんといて。これくらい持てるから。」
竜華(大げさに言うただけか…ホッ。)
セーラ「へへへ。でも、怜、力弱そやし、オレの倍はあるでこれ。」
竜華(倍!?セーラの倍って事は10個以上は確実やん…またセーラは大げさに言うてるだけ…)フルフル
怜「うーん。でも持てるから。これくらいは。嬉しいし、自分で持ちたいから。」
竜華(…………怜…)フルフル
竜華(満杯!?満杯ってどのくらい満杯なん!?持てへんほどの量って事は…すごく満杯って訳やから…)
怜「もう、セーラ、大げさに言わんといて。これくらい持てるから。」
竜華(大げさに言うただけか…ホッ。)
セーラ「へへへ。でも、怜、力弱そやし、オレの倍はあるでこれ。」
竜華(倍!?セーラの倍って事は10個以上は確実やん…またセーラは大げさに言うてるだけ…)フルフル
怜「うーん。でも持てるから。これくらいは。嬉しいし、自分で持ちたいから。」
竜華(…………怜…)フルフル
15: 2012/07/14(土) 23:53:16.71 ID:4VH9ISln0
セーラ「そうかそうか。そういう優しいとこにみんな惚れたんかー。
チョコあげた子それ聞いてたら惚れ直してしまうんやろなー」
怜「もう、冷かさんといて。友チョコやから。」
竜華(………っ惚れ…)フルフル
セーラ「へへへ。羨ましいから冷やかしてみたんやー!ところで、竜華は?」
怜「竜華、遅いなー。チョコいっぱい入ってて時間かかってるのかも。」
竜華(…はっ!そろそろ、あっちに戻らんと!…カバンにチョコをしまってっと…)アセアセ
セーラ「さすが部長はモテモテやなー。」
怜「……ぅん…」キョロキョロ
チョコあげた子それ聞いてたら惚れ直してしまうんやろなー」
怜「もう、冷かさんといて。友チョコやから。」
竜華(………っ惚れ…)フルフル
セーラ「へへへ。羨ましいから冷やかしてみたんやー!ところで、竜華は?」
怜「竜華、遅いなー。チョコいっぱい入ってて時間かかってるのかも。」
竜華(…はっ!そろそろ、あっちに戻らんと!…カバンにチョコをしまってっと…)アセアセ
セーラ「さすが部長はモテモテやなー。」
怜「……ぅん…」キョロキョロ
17: 2012/07/14(土) 23:55:41.73 ID:4VH9ISln0
怜「ぁっ。そういえば!ちょっ、ちょっといい?」
セーラ「ん?急に小声でどうしたん?」
竜華(…………)キキミミ! フルフル
怜「これ。手作りのチョコ昨日作ったんやけど。。。いる?」
セーラ「え!?怜が作ったん??そんな貴重なチョコもろてええの??」
怜「うん。。そんな大層なものやないけど。。」
セーラ「ほしいほしい!!ありがとう!!いやー嬉しいなぁー!!大事にとっておくわ!!!!」ニコニコ
怜「今日中に食べへんなら返して。もったいないから。」
セーラ「ん?急に小声でどうしたん?」
竜華(…………)キキミミ! フルフル
怜「これ。手作りのチョコ昨日作ったんやけど。。。いる?」
セーラ「え!?怜が作ったん??そんな貴重なチョコもろてええの??」
怜「うん。。そんな大層なものやないけど。。」
セーラ「ほしいほしい!!ありがとう!!いやー嬉しいなぁー!!大事にとっておくわ!!!!」ニコニコ
怜「今日中に食べへんなら返して。もったいないから。」
18: 2012/07/14(土) 23:57:12.24 ID:4VH9ISln0
セーラ「食べる食べる!言葉のあれや!あれ!怜、おおきにぃ♪オレの帰りに渡すからな♪その方がええやろ?」
怜「うん。。帰りがいい。。」
セーラ「ほな、そうする♪♪怜のおかげで朝からテンション上がりきってしまいそや♪♪」ニコニコ
怜「……うん…ええことや…」ニコ
セーラ「ん? あぁ。竜華遅いなぁ?竜華のとこ行こか?」
怜「」コクン
怜「うん。。帰りがいい。。」
セーラ「ほな、そうする♪♪怜のおかげで朝からテンション上がりきってしまいそや♪♪」ニコニコ
怜「……うん…ええことや…」ニコ
セーラ「ん? あぁ。竜華遅いなぁ?竜華のとこ行こか?」
怜「」コクン
21: 2012/07/14(土) 23:59:10.72 ID:4VH9ISln0
竜華(手作りチョコ、後1個…後1個しかあれへん…手作りチョコ…)フルフル
1年生「おはようございます!竜華先輩!竜華先輩!あのー…いつも怜先輩と一緒におられる竜華先輩!」
竜華「…ん?怜?…あぁ!!お、おはよう!!どないしたん?」
1年生「チョコを先輩にと。。。」ゴソゴソ
竜華「わざわざ、ここまで持ってきてくれたん?」
1年生「いやいや、近いので、わざわざなんてつけんといて下さい。ふふ。」ニコニコ
竜華「そ、そやった?かな?ごめんごめん。」ニコ
セーラ「はー。やっぱり、今お取り込み中か~あの子1年かぁ。竜華さすがやなー。行く?待つ?」
怜「…あの子、渡し終わるまで…」
セーラ「うん!そやな。先輩に囲まれるのもいろいろ、あれやしな♪」
怜「…うん…」
1年生「おはようございます!竜華先輩!竜華先輩!あのー…いつも怜先輩と一緒におられる竜華先輩!」
竜華「…ん?怜?…あぁ!!お、おはよう!!どないしたん?」
1年生「チョコを先輩にと。。。」ゴソゴソ
竜華「わざわざ、ここまで持ってきてくれたん?」
1年生「いやいや、近いので、わざわざなんてつけんといて下さい。ふふ。」ニコニコ
竜華「そ、そやった?かな?ごめんごめん。」ニコ
セーラ「はー。やっぱり、今お取り込み中か~あの子1年かぁ。竜華さすがやなー。行く?待つ?」
怜「…あの子、渡し終わるまで…」
セーラ「うん!そやな。先輩に囲まれるのもいろいろ、あれやしな♪」
怜「…うん…」
22: 2012/07/15(日) 00:01:57.11 ID:4VH9ISln0
1年生「手作りなもので、、、」
竜華「…!!!…」ビクッ
1年生「え?どうかされました?」
竜華「いやいや、なんでもあらへんよ」ニコッ
1年生「は、はい。。。味はどうか分かりませんが。。どうぞ。」つチョコ
竜華「おおきにぃ♪1年生からもろたの初めてやから嬉しい。ありがとう。」
竜華「…!!!…」ビクッ
1年生「え?どうかされました?」
竜華「いやいや、なんでもあらへんよ」ニコッ
1年生「は、はい。。。味はどうか分かりませんが。。どうぞ。」つチョコ
竜華「おおきにぃ♪1年生からもろたの初めてやから嬉しい。ありがとう。」
23: 2012/07/15(日) 00:03:34.78 ID:AEarcLTJ0
1年生「そうなんですか?意外です。先輩1年にもめっちゃモテてますよ?」
セーラ「(小声)らしいで?」ニコニコ
怜「……ぅん…」
竜華「う、うちが?そんな事あらへんよー。でも、嘘でもそう言ってくれて嬉しいわ~」
1年生「嘘ちゃいますよ!友達たちも今日先輩に渡すんやって張り切ってましたし。。。」
セーラ「(小声)複数形やで?」ニコニコ
怜「………ウン…」フルフル
セーラ「(小声)らしいで?」ニコニコ
怜「……ぅん…」
竜華「う、うちが?そんな事あらへんよー。でも、嘘でもそう言ってくれて嬉しいわ~」
1年生「嘘ちゃいますよ!友達たちも今日先輩に渡すんやって張り切ってましたし。。。」
セーラ「(小声)複数形やで?」ニコニコ
怜「………ウン…」フルフル
25: 2012/07/15(日) 00:06:47.79 ID:AEarcLTJ0
竜華「そ、そら嬉しいけど、ちょっと照れてしまうから、やめて。でも、おおきに♪」ニコ
1年生「す、すみません。」
竜華「いやいや~」ニコニコ
怜(…………)フルフルフル
セーラ「あれ?怜、寒いん?大丈夫か?」
竜華「ん?…怜!?あれ?セーラ、そこで何してるん?」
1年生「わ、私はこれで、失礼します!!」ペコリ
竜華「ん?ありがとう!気ぃつけてなー。」
1年生「はい。では。」ダッシュ
1年生「す、すみません。」
竜華「いやいや~」ニコニコ
怜(…………)フルフルフル
セーラ「あれ?怜、寒いん?大丈夫か?」
竜華「ん?…怜!?あれ?セーラ、そこで何してるん?」
1年生「わ、私はこれで、失礼します!!」ペコリ
竜華「ん?ありがとう!気ぃつけてなー。」
1年生「はい。では。」ダッシュ
27: 2012/07/15(日) 00:07:59.39 ID:AEarcLTJ0
セーラ「あぁ。やっぱり。行ってしもたかー。」
怜「……ウン…」フルフル
竜華「怜、寒い?保健室行く?」
怜「……大丈夫…」フルフル
竜華「うちのマフラー巻いとき?あったかくなるで♪」
怜「……ウン…」
セーラ「オレの学ランも着る?」
怜「…いい…」
セーラ「。。。え。」
怜「……ウン…」フルフル
竜華「怜、寒い?保健室行く?」
怜「……大丈夫…」フルフル
竜華「うちのマフラー巻いとき?あったかくなるで♪」
怜「……ウン…」
セーラ「オレの学ランも着る?」
怜「…いい…」
セーラ「。。。え。」
28: 2012/07/15(日) 00:10:17.13 ID:AEarcLTJ0
セーラ「ま、気とりなおしてっと、キョウシツムカウデー」
怜「うん。」
竜華「2人ともいつから見てたん?」
セーラ「全部や、全部ー。なぁ?怜?」
怜「うん。竜華、手。。」竜華の腕つかむ
竜華「ん?怜から腕組んでくれたの久しぶりやー♪」
怜「」コクン
31: 2012/07/15(日) 00:11:26.18 ID:AEarcLTJ0
竜華「って、声かけてくれれば良かったのにー。」
セーラ「1年生やったし、悪いかなーと思て♪しかし、1年にまで手を出していたとはなー」ニコニコ
怜「…」ギュ
竜華「ん?もう、冷かさんといて。セーラやって後輩からもらってるやん。なぁ?怜」
怜「うん。セーラ、毎年、全学年からもろてる。」
セーラ「へへへ♪まぁな♪オレは後輩たちに、前もって催促しとるからな~♪抜かりはないで♪」
セーラ「1年生やったし、悪いかなーと思て♪しかし、1年にまで手を出していたとはなー」ニコニコ
怜「…」ギュ
竜華「ん?もう、冷かさんといて。セーラやって後輩からもらってるやん。なぁ?怜」
怜「うん。セーラ、毎年、全学年からもろてる。」
セーラ「へへへ♪まぁな♪オレは後輩たちに、前もって催促しとるからな~♪抜かりはないで♪」
32: 2012/07/15(日) 00:13:48.73 ID:AEarcLTJ0
竜華「はー。すごいなぁ、セーラは♪あれ?あっちの廊下、2年やない?」
2年生たち「セーラせんぱーい!!!!手作りチョコですよー!!!!」
竜華「…!!!…」ビクッ
怜「…ン?…ヤッパリソウナンカナ?…」
セーラ「お♪さっそく、あの2年たちにはオレがくれー言うといたからもろてくるー♪二人は先行っててー♪」
2年生たち「セーラせんぱーい!!!!手作りチョコですよー!!!!」
竜華「…!!!…」ビクッ
怜「…ン?…ヤッパリソウナンカナ?…」
セーラ「お♪さっそく、あの2年たちにはオレがくれー言うといたからもろてくるー♪二人は先行っててー♪」
34: 2012/07/15(日) 00:16:29.69 ID:AEarcLTJ0
竜華「はいはい♪セーラ朝から楽しそうやねー。」ニコニコ
怜「うん。」
竜華「怜、さっき何か言った?」
怜「ううん。」
竜華「寒い?眠い?」
怜「ううん!!フゥ~。し、しかし、部長はやっぱりモテモテですねー。」
竜華「なにそれー?怜の方がモテモテやん。靴箱にもいっぱい入ってたって聞こえたでー。」
怜「ん。いっぱいやないもん。直接はもろてないし。竜華かて、靴箱には入ってたんやろ。
竜華の方がチョコもろてるのに、そんな言わんでよ。」ムッ
竜華「ぇ?…怜?なに、怒ってr」
怜「うん。」
竜華「怜、さっき何か言った?」
怜「ううん。」
竜華「寒い?眠い?」
怜「ううん!!フゥ~。し、しかし、部長はやっぱりモテモテですねー。」
竜華「なにそれー?怜の方がモテモテやん。靴箱にもいっぱい入ってたって聞こえたでー。」
怜「ん。いっぱいやないもん。直接はもろてないし。竜華かて、靴箱には入ってたんやろ。
竜華の方がチョコもろてるのに、そんな言わんでよ。」ムッ
竜華「ぇ?…怜?なに、怒ってr」
35: 2012/07/15(日) 00:19:01.63 ID:AEarcLTJ0
廊下の窓の外から後輩たち。
後輩「竜華先輩ー!!!!チョコーほしいですかー???」
怜「………」腕を離す。
竜華「ぁ。え、えーと…」
後輩「断られたら、傷つくんですけどー。もろて下さいよー。」
怜「先、行くから。。。ほしい言うたげな、かわいそうやで。」スタスタ
竜華「……っ怜…」
怜「………」スタスタ 教室の扉「ガラッ」
後輩「あ、あれ?すみません。遠くからやと一人に見えたんですけど。。。今、大丈夫ですか?」
竜華「ん?あー。だ、大丈夫やで。」ニコッ
後輩とのチョコのクダリ省略。チョコ受け取る。
後輩「竜華先輩ー!!!!チョコーほしいですかー???」
怜「………」腕を離す。
竜華「ぁ。え、えーと…」
後輩「断られたら、傷つくんですけどー。もろて下さいよー。」
怜「先、行くから。。。ほしい言うたげな、かわいそうやで。」スタスタ
竜華「……っ怜…」
怜「………」スタスタ 教室の扉「ガラッ」
後輩「あ、あれ?すみません。遠くからやと一人に見えたんですけど。。。今、大丈夫ですか?」
竜華「ん?あー。だ、大丈夫やで。」ニコッ
後輩とのチョコのクダリ省略。チョコ受け取る。
37: 2012/07/15(日) 00:20:43.09 ID:AEarcLTJ0
教室。
怜(…ふぅ。…なんであんな言い方してしもたんやろ…らしくないな…)
同級生「怜ー後輩が廊下で呼んでんでー。」
怜「ん。今行くー。おおきに。」
扉の所
後輩1「園城寺先輩、この子が、先輩に!!ほら、はよー。HR始まってしまうで!!」
後輩2「あの、、その、、チョ、チョコを。」
怜「ウチに?」
後輩2「え?あ、お、園城寺先輩に。え?あ、あのー…。」
怜「いや、なんでもないで」ニコッ
竜華(あ、怜や。怜かて直接もらっとるやん。。。あぁ。でも。怜の笑顔かわええなぁ。。。)
怜(…ふぅ。…なんであんな言い方してしもたんやろ…らしくないな…)
同級生「怜ー後輩が廊下で呼んでんでー。」
怜「ん。今行くー。おおきに。」
扉の所
後輩1「園城寺先輩、この子が、先輩に!!ほら、はよー。HR始まってしまうで!!」
後輩2「あの、、その、、チョ、チョコを。」
怜「ウチに?」
後輩2「え?あ、お、園城寺先輩に。え?あ、あのー…。」
怜「いや、なんでもないで」ニコッ
竜華(あ、怜や。怜かて直接もらっとるやん。。。あぁ。でも。怜の笑顔かわええなぁ。。。)
39: 2012/07/15(日) 00:24:08.99 ID:AEarcLTJ0
後輩1「わー。園城寺先輩かわいいー!!笑うと、もっと可愛い!!
普段でももちろん可愛いと思ってましたけど!!」
竜華(そうやで。怜の笑顔は世界一や。今頃気づいたか。。。あんたも気づいてしもたんか。。。)フルフル
怜「いやいや、そんなことないで。」
後輩1「そんなことありますって!!!園城寺先輩、自分の可愛さに気がついた方がええですよ!!
小動物的可愛さもありますね!!」
怜「んー。ウチ、小さいから。。あはは。」ニコ
竜華(怜、めっちゃ困ってるやん。。…邪魔しに行きたい…
…やなくて!助けに行きたい…そう、助けに行きたいねんウチは。)フルフル メラメラ
普段でももちろん可愛いと思ってましたけど!!」
竜華(そうやで。怜の笑顔は世界一や。今頃気づいたか。。。あんたも気づいてしもたんか。。。)フルフル
怜「いやいや、そんなことないで。」
後輩1「そんなことありますって!!!園城寺先輩、自分の可愛さに気がついた方がええですよ!!
小動物的可愛さもありますね!!」
怜「んー。ウチ、小さいから。。あはは。」ニコ
竜華(怜、めっちゃ困ってるやん。。…邪魔しに行きたい…
…やなくて!助けに行きたい…そう、助けに行きたいねんウチは。)フルフル メラメラ
42: 2012/07/15(日) 00:26:43.90 ID:AEarcLTJ0
後輩2「こ、これを。」つチョコ
怜「わざわざ、ここまでおおきに。」ニコッ
後輩2「い、いえ///」
後輩1「園城寺先輩、優しいし、可愛いし、完璧ですね!!!!」
怜「いやいや、大げさ大げさ」
竜華(あかん、そろそろ我慢の限界が…)フルフル メラメラメラメラメラメラ スタスタ
怜「わざわざ、ここまでおおきに。」ニコッ
後輩2「い、いえ///」
後輩1「園城寺先輩、優しいし、可愛いし、完璧ですね!!!!」
怜「いやいや、大げさ大げさ」
竜華(あかん、そろそろ我慢の限界が…)フルフル メラメラメラメラメラメラ スタスタ
45: 2012/07/15(日) 00:30:38.23 ID:AEarcLTJ0
後輩2「あ、わ、清水谷先輩…。」
後輩1「あ、お、おはようございます。」
怜「…」
竜華「おはよう。HR始まるけど。間に合う?教室まで遠いんやない?」ニコ
後輩2「…そ、そろそろ帰ろう…」
後輩1「園城寺先輩、次学校で見かけたら声かけてええですか?」ニコニコ
怜「え?うん。全然ええけど。」
竜華「1年と3年なんてめったに会えへんやろ。」
怜「ちょっ…竜華、そんな…ごめんな。」
竜華「あんたが謝る事あらへんやん。」
怜「ちょ、りゅ、竜華黙ってて!!!!教室入ってて!!!!」グィッ
後輩1「あ、お、おはようございます。」
怜「…」
竜華「おはよう。HR始まるけど。間に合う?教室まで遠いんやない?」ニコ
後輩2「…そ、そろそろ帰ろう…」
後輩1「園城寺先輩、次学校で見かけたら声かけてええですか?」ニコニコ
怜「え?うん。全然ええけど。」
竜華「1年と3年なんてめったに会えへんやろ。」
怜「ちょっ…竜華、そんな…ごめんな。」
竜華「あんたが謝る事あらへんやん。」
怜「ちょ、りゅ、竜華黙ってて!!!!教室入ってて!!!!」グィッ
47: 2012/07/15(日) 00:33:15.06 ID:AEarcLTJ0
竜華「……え……はっ…うち今…」
後輩2「か、帰ろうよー!」ウルウル
後輩1「う、うん。はな、そろそろ。」アセアセ
竜華「…うちは…」
後輩2人「!!!」ビクッ
怜「…フゥ。もう、竜華はええから…席ついといて…」
竜華「…っ…」トボトボ スタスタ
50: 2012/07/15(日) 00:34:46.67 ID:AEarcLTJ0
怜「ご、ごめんな。」
後輩1「いえ。でも、帰りますね。チョコ渡せたんで。」
怜「うん。おおきにね。りゅ、竜華、ほんまは怒ってへんから。
ウチに怒ってるだけやから。その、だから!!!!」
後輩1「ふふふ。やっぱり、園城寺先輩優しい。
清水谷先輩、優しい先輩って知ってますよ。」ニコニコ ペコリ
後輩2「うん。みんな言うてますから。今のも、理由は明白なんで大丈夫です。」ニコニコ ペコリ
怜「ん?ありがとう。二人共。」ニコッ
52: 2012/07/15(日) 00:38:26.71 ID:AEarcLTJ0
担任「ホームルーム始めるでー」
セーラ「先生、チョコくれー。チョコ下さい♪」
竜華(…怜…怒ってるやろか…)
怜(…竜華…まだ怒ってるかな…)
ーーーーー
ーーー
ー
歴史の先生「1限目始めるでー」
セーラ「先生、チョコの歴史なんて非常に興味深いですねー♪チョコ下さい♪」
竜華(あかん。やっぱり朝のはやってしもた。怜に嫌われる…そんなの耐えられへん。
さっきも怒ってたし…どないしよ…次の休み時間に謝ろう…)
怜(…りゅーか…ウチがあんな態度とってしもたから…怒ってた…りゅーかに、まず、マフラーを返して、
…その後すぐに…次の休み時間に謝ろう…)
セーラ「先生、チョコくれー。チョコ下さい♪」
竜華(…怜…怒ってるやろか…)
怜(…竜華…まだ怒ってるかな…)
ーーーーー
ーーー
ー
歴史の先生「1限目始めるでー」
セーラ「先生、チョコの歴史なんて非常に興味深いですねー♪チョコ下さい♪」
竜華(あかん。やっぱり朝のはやってしもた。怜に嫌われる…そんなの耐えられへん。
さっきも怒ってたし…どないしよ…次の休み時間に謝ろう…)
怜(…りゅーか…ウチがあんな態度とってしもたから…怒ってた…りゅーかに、まず、マフラーを返して、
…その後すぐに…次の休み時間に謝ろう…)
55: 2012/07/15(日) 00:41:01.88 ID:AEarcLTJ0
歴史の先生「授業終わるでー」
セーラ「やったぁ♪おーい!!みんなー!! ジュギョウガオワルデー 」
ベル「ジリジリジリジリジリ」
怜「…りゅぅk」
クラスメイト「竜華ー廊下ー呼んでんでー」
竜華「え?う、うん。おおきにぃ。」スタスタ
クラスメイト「竜華、さすが、後輩キラーの3トップやでー。」
竜華「冷かさんといてー。もー。あはは。」
セーラ「やったぁ♪おーい!!みんなー!! ジュギョウガオワルデー 」
ベル「ジリジリジリジリジリ」
怜「…りゅぅk」
クラスメイト「竜華ー廊下ー呼んでんでー」
竜華「え?う、うん。おおきにぃ。」スタスタ
クラスメイト「竜華、さすが、後輩キラーの3トップやでー。」
竜華「冷かさんといてー。もー。あはは。」
56: 2012/07/15(日) 00:44:07.69 ID:AEarcLTJ0
怜「…」
セーラ「3トップって後二人誰やねん!なぁ?怜?」
怜「…うん…」
セーラ「怜?やっぱりなんか変やない?大丈夫か?」
クラスメイト「セーラぁ!!廊下ー来とんでー」
セーラ「あ?お、おう!廊下組、ちょっと待っててなー♪」
セーラ「怜、体調とかd」
怜「大丈夫!はよ行ってあげな、かわいそうやで?休み時間終わってしまうし。」ニコ
セーラ「ん。でも…」
怜「ほら、セーラ、行って!」
セーラ「」コクン
セーラ「3トップって後二人誰やねん!なぁ?怜?」
怜「…うん…」
セーラ「怜?やっぱりなんか変やない?大丈夫か?」
クラスメイト「セーラぁ!!廊下ー来とんでー」
セーラ「あ?お、おう!廊下組、ちょっと待っててなー♪」
セーラ「怜、体調とかd」
怜「大丈夫!はよ行ってあげな、かわいそうやで?休み時間終わってしまうし。」ニコ
セーラ「ん。でも…」
怜「ほら、セーラ、行って!」
セーラ「」コクン
59: 2012/07/15(日) 00:46:54.92 ID:AEarcLTJ0
クラスメイト「怜ー?今年は後輩からチョコいくつもろたか教えてー♪」ニコニコ
怜「えー。そんな。大げさ大げさ。」ニコ
クラスメイト「またまたー教えてやー♪」ニコニコ
ワイワイガヤガヤ バレンタイン ワイワイガヤガヤ
ーーーーー
ーーー
ー
ベル「ジリジリジリジリジリ」
数学の先生「席つけー2限目、始めんでー」
セーラ「先生、数学とはバレンタインデーの乙女心のように複雑ですねー♪チョコ下さい♪」
怜(…フゥ。みんな浮かれてるなー…さっきの休み時間…結局一言もしゃべれんかった…
…りゅーか…まだ怒ってるんかな…りゅーか…)
竜華(…怜…みんなに質問責めされてて…結局一言も…次はセーラみたいに先に怜の所に行こう…
…そして謝って…怜…怒ってるかな…怜…)
怜「えー。そんな。大げさ大げさ。」ニコ
クラスメイト「またまたー教えてやー♪」ニコニコ
ワイワイガヤガヤ バレンタイン ワイワイガヤガヤ
ーーーーー
ーーー
ー
ベル「ジリジリジリジリジリ」
数学の先生「席つけー2限目、始めんでー」
セーラ「先生、数学とはバレンタインデーの乙女心のように複雑ですねー♪チョコ下さい♪」
怜(…フゥ。みんな浮かれてるなー…さっきの休み時間…結局一言もしゃべれんかった…
…りゅーか…まだ怒ってるんかな…りゅーか…)
竜華(…怜…みんなに質問責めされてて…結局一言も…次はセーラみたいに先に怜の所に行こう…
…そして謝って…怜…怒ってるかな…怜…)
61: 2012/07/15(日) 00:49:59.00 ID:AEarcLTJ0
ベル「ジリジリジリジリジリ」
数学の先生「授業終わるでー」
セーラ「やったぁ♪おーい!!みんなー!! バスガデルデー ちゃうわ。ジュギョウガオワルデー 」
竜華「…とk…」
クラスメイト「怜ー!!廊下、列できてんでーはよ行ってあげなー休み時間の間に終わらないんとちゃうんー」
怜「列?…え。。。う、うん。。。ヨイショッ。」テクテク
数学の先生「授業終わるでー」
セーラ「やったぁ♪おーい!!みんなー!! バスガデルデー ちゃうわ。ジュギョウガオワルデー 」
竜華「…とk…」
クラスメイト「怜ー!!廊下、列できてんでーはよ行ってあげなー休み時間の間に終わらないんとちゃうんー」
怜「列?…え。。。う、うん。。。ヨイショッ。」テクテク
63: 2012/07/15(日) 00:51:50.71 ID:AEarcLTJ0
竜華「……列って…いつから並んでたんやー…」ボー
セーラ「2年が移動教室やから、ついでにって集まってきとるみたいやなー♪」
竜華「へぇー。なるほど。それでー…って!!セーラいつからそこに!?」
セーラ「なんやねん。二人して、朝から変やで?
バレンタインに竜華がおかしなるのは毎度の事やけど、今年は怜までおかしいで。どうなってるん?」
竜華「…喧嘩というか…怜を怒らせてしもたみたいで…」
セーラ「はぁ?まだ2時間目の休み時間なのに、なにしたん?」
竜華「後輩が怜にチョコを、ほんで、カクカクシカジカでして…」
64: 2012/07/15(日) 00:54:32.91 ID:AEarcLTJ0
セーラ「なるほど。ほんで怜が怒ったと思い込んだ訳やな?」
竜華「お、思い込んだんやなくて、怒ってたんやって!!」
セーラ「怜が?そんな事、毎度の事やん。怜、それくらいじゃ毎年、怒ってへんやん?」
竜華「え?…確かに…あれ?…」
怜「」テクテク テク テクテク
怜「…ヨイショ…」
竜華「お、思い込んだんやなくて、怒ってたんやって!!」
セーラ「怜が?そんな事、毎度の事やん。怜、それくらいじゃ毎年、怒ってへんやん?」
竜華「え?…確かに…あれ?…」
怜「」テクテク テク テクテク
怜「…ヨイショ…」
66: 2012/07/15(日) 00:57:19.69 ID:AEarcLTJ0
ベル「ジリジリジリジリジリ」
国語の先生「席つけー3限目、授業始めんでー」
セーラ「先生、国語でよく学びました。想てるだけでは伝わないと♪はよチョコ下さい♪」
竜華(…そうや…毎年、怜、怒らんでくれた…そうやった…でも朝は怒ってた…なんで…
…バレンタインやからってウチが浮かれすぎて…なにかしてしもたんやろか…
…ウチ、何してしもたん…分からん…ウチ頭悪いから分からん…怜ー…っ怜…)ポロポロ
国語の先生「席つけー3限目、授業始めんでー」
セーラ「先生、国語でよく学びました。想てるだけでは伝わないと♪はよチョコ下さい♪」
竜華(…そうや…毎年、怜、怒らんでくれた…そうやった…でも朝は怒ってた…なんで…
…バレンタインやからってウチが浮かれすぎて…なにかしてしもたんやろか…
…ウチ、何してしもたん…分からん…ウチ頭悪いから分からん…怜ー…っ怜…)ポロポロ
67: 2012/07/15(日) 00:58:46.55 ID:AEarcLTJ0
怜(…あー…ちょっとうつぶせなろー…)
怜(…フゥ。チョコもろてちょっと気ぃ使ったからかなー…眠たなってきたなー…
…りゅーかと全然喋られへんやん…りゅーか…ウチのこと嫌いになってしもたんかー…
…りゅーかー……りゅーか…ウチの事忘れて他の子のとこに行ってしまうんや…っ…)ポロポロ
セーラ(…二人共泣いとるし…どないしよ…)
怜(…フゥ。チョコもろてちょっと気ぃ使ったからかなー…眠たなってきたなー…
…りゅーかと全然喋られへんやん…りゅーか…ウチのこと嫌いになってしもたんかー…
…りゅーかー……りゅーか…ウチの事忘れて他の子のとこに行ってしまうんや…っ…)ポロポロ
セーラ(…二人共泣いとるし…どないしよ…)
70: 2012/07/15(日) 01:01:37.03 ID:AEarcLTJ0
国語の先生「授業終わるでー」
ベル「ジリジリジリジリジリ」
セーラ「…」ジーッ
竜華、怜「…どないしよ」
クラスメイト「竜華ー怜ー後輩軍団がお二人さんご指名やでー」
竜華(…朝以来やからちょっと、気まずい…怜…)スタスタ
怜(…平常心…いつも通りに…フゥ…)テクテク
後輩軍団「私達、手作りチョコを先輩方にお揃いの色違いにしたんです♪」
竜華「…!!!…」ビクッ
怜「…ワカッタ…ソウイウコトカ…」
後輩軍団「こっちは園城寺先輩に♪」
怜「…フゥ…おおきに。」ニコ
後輩軍団「園城寺先輩可愛い♪」
ベル「ジリジリジリジリジリ」
セーラ「…」ジーッ
竜華、怜「…どないしよ」
クラスメイト「竜華ー怜ー後輩軍団がお二人さんご指名やでー」
竜華(…朝以来やからちょっと、気まずい…怜…)スタスタ
怜(…平常心…いつも通りに…フゥ…)テクテク
後輩軍団「私達、手作りチョコを先輩方にお揃いの色違いにしたんです♪」
竜華「…!!!…」ビクッ
怜「…ワカッタ…ソウイウコトカ…」
後輩軍団「こっちは園城寺先輩に♪」
怜「…フゥ…おおきに。」ニコ
後輩軍団「園城寺先輩可愛い♪」
72: 2012/07/15(日) 01:04:08.43 ID:AEarcLTJ0
怜「い、イヤイヤ。」ニコ
竜華(…怜、笑ってる…後輩には…いつも通りやのに…ウチ嫌われたんやろか…)ジワッ
後輩「竜華先輩?ほら!色違いですよ!喜んで下さるかなーと思って♪」
竜華「うん。あぁ。う、嬉しいで!おおきに!」ニコ
怜(…口ごもってる…りゅーか…そうならそうと最初から言ってくれればええやん…)ジワッ
怜「……イキルンテ…ツライナァ…」
竜華と怜の肩を掴む ガバッ
竜華「…え?」
怜「…ン…」
セーラ「怜っ♪ 若くして真理に到達したな。♪♪」ニコニコ
怜「」コクン
セーラ「おーい♪♪オレノチョコハー!!??どもどもー♪チョコくれー後輩たちー♪」ニコニコ
竜華(…怜、笑ってる…後輩には…いつも通りやのに…ウチ嫌われたんやろか…)ジワッ
後輩「竜華先輩?ほら!色違いですよ!喜んで下さるかなーと思って♪」
竜華「うん。あぁ。う、嬉しいで!おおきに!」ニコ
怜(…口ごもってる…りゅーか…そうならそうと最初から言ってくれればええやん…)ジワッ
怜「……イキルンテ…ツライナァ…」
竜華と怜の肩を掴む ガバッ
竜華「…え?」
怜「…ン…」
セーラ「怜っ♪ 若くして真理に到達したな。♪♪」ニコニコ
怜「」コクン
セーラ「おーい♪♪オレノチョコハー!!??どもどもー♪チョコくれー後輩たちー♪」ニコニコ
74: 2012/07/15(日) 01:06:00.78 ID:AEarcLTJ0
後輩Z「こういうこともあるんやないかと、分析しまして、チロルチョコを大量に用意しといた訳です。」
セーラ「さすがや浩子♪♪」
フナQ「もちろんチロルチョコの好きな味は、調査済みです。はい。これですね。どうぞ。」
セーラ「おぉ♪♪調査されてた事すら気づかんかったでー♪♪」
フナQ「園城寺先輩には放課後渡すんで、先輩も放課後で?」
竜華「う、うん。おおきに。」ニコ
フナQ「…?」
セーラ「さすがや浩子♪♪」
フナQ「もちろんチロルチョコの好きな味は、調査済みです。はい。これですね。どうぞ。」
セーラ「おぉ♪♪調査されてた事すら気づかんかったでー♪♪」
フナQ「園城寺先輩には放課後渡すんで、先輩も放課後で?」
竜華「う、うん。おおきに。」ニコ
フナQ「…?」
76: 2012/07/15(日) 01:07:42.78 ID:AEarcLTJ0
後輩「浩子ー4限目遅れるー」
フナQ「ん。ほな。また後で。」
セーラ「浩子!チロルアリガトウー」
セーラ「でなぁ?二人共!!昼休み弁当持って部室、集合やで?」
竜華「部室?ええけど。。。」
ベル「ジリジリジリジリジリ」
セーラ「ほらほら!授業始まるでー!怜も昼休み来てな?」
怜「」コクン。
フナQ「ん。ほな。また後で。」
セーラ「浩子!チロルアリガトウー」
セーラ「でなぁ?二人共!!昼休み弁当持って部室、集合やで?」
竜華「部室?ええけど。。。」
ベル「ジリジリジリジリジリ」
セーラ「ほらほら!授業始まるでー!怜も昼休み来てな?」
怜「」コクン。
78: 2012/07/15(日) 01:09:40.15 ID:AEarcLTJ0
怜(…さっきはセーラ来てくれて助かったな…ちょっと泣きそうになってしもた…
…セーラ来てへんかったら泣いてたかも…なんや自分が変な感じや…
…今日、りゅーかと最後に喋ったのいつやったけ…遠い昔のようや…
…りゅーかー…ウチはここやでー…ウチのこと忘れんといてー…りゅーかー…)
…セーラ来てへんかったら泣いてたかも…なんや自分が変な感じや…
…今日、りゅーかと最後に喋ったのいつやったけ…遠い昔のようや…
…りゅーかー…ウチはここやでー…ウチのこと忘れんといてー…りゅーかー…)
80: 2012/07/15(日) 01:10:52.27 ID:AEarcLTJ0
竜華(…セーラなんや授業中に考え事してる顔とか…らしくないで…それはウチもか…
…怜…今頃何考えてるんやろ…いつもなら…怜の考えてることもっと分かるのに…
…今日はちっとも分からん…怜と喋った記憶が…なくなりそうや…っ怜…)
セーラ(とりあえず竜華から部室の鍵を受け取って…あーして…こーすれば…バスガデルデーっと。ふmふm。)
81: 2012/07/15(日) 01:12:51.01 ID:AEarcLTJ0
終わりのベル「ジリジリジリジリジリ」
セーラ「お♪ほな二人共、弁当と携帯、持って行くでー♪♪部室ー♪の鍵!竜華貸してー♪」スタスタ
竜華「はい。」スタスタ
セーラ「ついでに怜ー♪おでこ貸してー♪♪」スタスタ
怜「…イヤ…言い方が…イヤや…」おでこ隠す
セーラ「なんでやーほな竜華だったら良いんかー?さすがにオレかてヤキモチやくでー♪」
怜「…そ、そんな事言ってないやん…」テクテク
竜華「…」
セーラ「怜、大丈夫か?」
怜「ぅ、うん!…大丈夫。」
セーラ「お♪ほな二人共、弁当と携帯、持って行くでー♪♪部室ー♪の鍵!竜華貸してー♪」スタスタ
竜華「はい。」スタスタ
セーラ「ついでに怜ー♪おでこ貸してー♪♪」スタスタ
怜「…イヤ…言い方が…イヤや…」おでこ隠す
セーラ「なんでやーほな竜華だったら良いんかー?さすがにオレかてヤキモチやくでー♪」
怜「…そ、そんな事言ってないやん…」テクテク
竜華「…」
セーラ「怜、大丈夫か?」
怜「ぅ、うん!…大丈夫。」
82: 2012/07/15(日) 01:14:46.81 ID:AEarcLTJ0
部室の扉「ガラガラ」開く
セーラ「竜華、昼休みで終わらせてな?」
竜華「ん。何するか、わからへんけど…わかった。」
セーラ「二人共ー部室ー先入ってー」
セーラ「ほな、二人共、自分の気持ち素直に話して、仲直りしてなー♪」ニコッ
部室の扉「ガシャン。ガチャガチャ。」鍵閉まる。
竜華「ちょ、え?なにこれ。」ガチャガチャ
竜華「あ、あかへんし。」
怜「…」
竜華「…」
怜「…」
竜華「……あかへんし。」(気まずすぎて2回も同じこと言ってしもたー。)
セーラ「竜華、昼休みで終わらせてな?」
竜華「ん。何するか、わからへんけど…わかった。」
セーラ「二人共ー部室ー先入ってー」
セーラ「ほな、二人共、自分の気持ち素直に話して、仲直りしてなー♪」ニコッ
部室の扉「ガシャン。ガチャガチャ。」鍵閉まる。
竜華「ちょ、え?なにこれ。」ガチャガチャ
竜華「あ、あかへんし。」
怜「…」
竜華「…」
怜「…」
竜華「……あかへんし。」(気まずすぎて2回も同じこと言ってしもたー。)
83: 2012/07/15(日) 01:16:15.91 ID:AEarcLTJ0
怜「…うん。もう諦めな。しゃーないで。」
竜華「うん。。」(怜の声ー久しぶりに聞けた気がするー)ウルッ
竜華「ご、ごはん食べる?」
怜「うん。」(竜華の声や…落ち着くなー…)
竜華(なんや、普通に喋れるやん。自分の気持ちを…正直にか。。。)
怜「…」
竜華「…」
怜「…」
竜華「怜、あんな、今日、バレンタインデーやん?そんでな怜が後輩と喋ってるの見てるとな、
なんかムカッときてしもて…今も思い出しただけで…」(あれ?)
竜華「うん。。」(怜の声ー久しぶりに聞けた気がするー)ウルッ
竜華「ご、ごはん食べる?」
怜「うん。」(竜華の声や…落ち着くなー…)
竜華(なんや、普通に喋れるやん。自分の気持ちを…正直にか。。。)
怜「…」
竜華「…」
怜「…」
竜華「怜、あんな、今日、バレンタインデーやん?そんでな怜が後輩と喋ってるの見てるとな、
なんかムカッときてしもて…今も思い出しただけで…」(あれ?)
86: 2012/07/15(日) 01:19:20.34 ID:AEarcLTJ0
怜「ムカツクん?りゅ、りゅうーかかて、ニコニコしながら喋ってたやん。お互い様なのに。
し、しかもな、ウチにムカツいたのを全然関係ない後輩に当たるなんて、ひどいやん…」
怜 (…っ止まらへん)
怜「それに手作りチョコ嫌いなら嫌いってっ…朝言うたら言いやん…っりゅーか何考えてるか…うっ
全然、もう、、、全然、わからへんしっ…うぅ…」ポロポロ
怜(…自分が何考えてるのかもっ…もうっ…わからへん…うぅ…)ポロポロポロポロ
竜華(…あ…怜…泣いてる…ウチのせいや…)
竜華「…っ怜…」
し、しかもな、ウチにムカツいたのを全然関係ない後輩に当たるなんて、ひどいやん…」
怜 (…っ止まらへん)
怜「それに手作りチョコ嫌いなら嫌いってっ…朝言うたら言いやん…っりゅーか何考えてるか…うっ
全然、もう、、、全然、わからへんしっ…うぅ…」ポロポロ
怜(…自分が何考えてるのかもっ…もうっ…わからへん…うぅ…)ポロポロポロポロ
竜華(…あ…怜…泣いてる…ウチのせいや…)
竜華「…っ怜…」
89: 2012/07/15(日) 01:22:40.96 ID:AEarcLTJ0
竜華(…怜の泣き顔見てると…頭真っ白なってまう…言葉…なにか言葉出てきて…言葉…)
怜「ゥ、ウチなんてこのまま、っ水分枯れてミイラになって氏んだらええんやーうぅわぁぁーん」ボロボロ
竜華「な、なに、アホな事言うてんの!!??…そんな事あらへんから…怜…そんなこと…」ギュッーッ
竜華(…水分枯れて?前もあったなぁ1回。怜が珍しく大泣きして…セーラが様子が変やって言ってて…
…セーラすごく心配してて…怜のおでこ触ったら高熱で…本人はそれに気づいてなくて…
…ずっと大丈夫って言うてて…ウチもその時は気づかんくて、めっちゃ落ち込んだコト…)
怜「ゥ、ウチなんてこのまま、っ水分枯れてミイラになって氏んだらええんやーうぅわぁぁーん」ボロボロ
竜華「な、なに、アホな事言うてんの!!??…そんな事あらへんから…怜…そんなこと…」ギュッーッ
竜華(…水分枯れて?前もあったなぁ1回。怜が珍しく大泣きして…セーラが様子が変やって言ってて…
…セーラすごく心配してて…怜のおでこ触ったら高熱で…本人はそれに気づいてなくて…
…ずっと大丈夫って言うてて…ウチもその時は気づかんくて、めっちゃ落ち込んだコト…)
90: 2012/07/15(日) 01:24:43.09 ID:AEarcLTJ0
怜「…ぅう…うぅ…んー…」ギュー
竜華「…怜…顔上げて?…飲み物のみ?…」
怜「ん。」
竜華「…ウチが持とうか?…飲みにくいとかは…」
怜「…自分で飲める。…大丈夫。」
竜華「…飲み終わった?…怜、おでこっ……あつっ…熱あんで…」
怜「…ないって」
竜華「あるから!!!!セーラに電話して保健室に…」携帯取り出す
怜「…いやや…保健室行かへん…」
92: 2012/07/15(日) 01:26:35.38 ID:AEarcLTJ0
竜華「ちょ、怜!!携帯返し!!!…保健室、無理矢理にでも連れていくで!!」
怜「…イヤや…ほけんしつなんて行ったらっ…っりゅーかが…」ポロポロ
竜華「怜!携帯!…ウチ?え?」
怜「りゅーかが…取られるー…だれか、知らん人とかにー…うぅ…りゅーかぁー…」ポロポロポロ
竜華「…取られへんから。携帯。」
怜「んん…今も怒ってるしっ…ウチの事なんてっ忘れてしまうんや…
…そしてウチは一人寂しくっ…っ泣きながら水分枯れたミイラに…」
竜華「…ならへんから。」ギューッッ
怜「…イヤや…ほけんしつなんて行ったらっ…っりゅーかが…」ポロポロ
竜華「怜!携帯!…ウチ?え?」
怜「りゅーかが…取られるー…だれか、知らん人とかにー…うぅ…りゅーかぁー…」ポロポロポロ
竜華「…取られへんから。携帯。」
怜「んん…今も怒ってるしっ…ウチの事なんてっ忘れてしまうんや…
…そしてウチは一人寂しくっ…っ泣きながら水分枯れたミイラに…」
竜華「…ならへんから。」ギューッッ
93: 2012/07/15(日) 01:28:13.03 ID:AEarcLTJ0
竜華「…怜?…怒ってへんよ。心配してるんよ。熱あるし。」ギューッ
怜「…ないよ。」
竜華「…まだ言うか…怜の事忘れへんし、忘れたこともないで?今までもこれからもずっと。」
竜華「もし、忘れてってお願いされても、忘れへんよ?」
竜華「ね?怜、だから…」
怜「……ひる休みの間だけっ…りゅーかといたい…」
竜華「……怜…」
怜「…おねがい、りゅーか…」ギュ
竜華「………ウン。ええよ。そうしよか。」ギュ
94: 2012/07/15(日) 01:30:42.99 ID:AEarcLTJ0
竜華「その後一緒に保健室行くんやで?…体キツなったらすぐ言うんよ?」
怜「…りゅーかとこれ以上、離れたら…キツなる…から…」シクシク
竜華「ん。飲み物のみ?枯れないようにせんといかんから。」フキフキ
怜「ウン。りゅーか。。。コレ。。」携帯渡す
竜華「うん。おおきに。」ナデナデ ホッペタ、ピトッ
竜華(ホッペもあつっ…熱、測って…早退かも…っ怜…)
怜「…ン。大丈夫やから。そんな顔せんでよ…」
竜華「……怜、横になり?ほら、膝枕、おいで。」
怜「…ウン」
竜華「……っ…」カタ、スリスリ
竜華(…肩で息してる…こんな辛そうなのに…なんで気づかんかったんやろ…ウチの阿呆ー…)ジワッ
怜「……りゅーかー…」スリスリ モゾモゾ
怜「…りゅーかとこれ以上、離れたら…キツなる…から…」シクシク
竜華「ん。飲み物のみ?枯れないようにせんといかんから。」フキフキ
怜「ウン。りゅーか。。。コレ。。」携帯渡す
竜華「うん。おおきに。」ナデナデ ホッペタ、ピトッ
竜華(ホッペもあつっ…熱、測って…早退かも…っ怜…)
怜「…ン。大丈夫やから。そんな顔せんでよ…」
竜華「……怜、横になり?ほら、膝枕、おいで。」
怜「…ウン」
竜華「……っ…」カタ、スリスリ
竜華(…肩で息してる…こんな辛そうなのに…なんで気づかんかったんやろ…ウチの阿呆ー…)ジワッ
怜「……りゅーかー…」スリスリ モゾモゾ
97: 2012/07/15(日) 01:32:49.11 ID:AEarcLTJ0
竜華「ちょっ、わっ…く、くすぐったいって、怜…ふふ…やめっ…てっ」
怜「フフ。だって、りゅーかの膝枕、久しぶりな気ぃするから、充電しとかな。」
竜華「ふふ。その充電方法どうなん?怜? 久しぶりって昨日ぶりやけど?」
怜「…昨日ぶりかー…今日がやけに長く感じたから………ここが1番、落ち着くなー…」
竜華「ウチも。こうしてる時が1番落ち着くー…今日…怜?」ナデナデ
怜「………ゥンー…」
怜「フフ。だって、りゅーかの膝枕、久しぶりな気ぃするから、充電しとかな。」
竜華「ふふ。その充電方法どうなん?怜? 久しぶりって昨日ぶりやけど?」
怜「…昨日ぶりかー…今日がやけに長く感じたから………ここが1番、落ち着くなー…」
竜華「ウチも。こうしてる時が1番落ち着くー…今日…怜?」ナデナデ
怜「………ゥンー…」
99: 2012/07/15(日) 01:35:07.66 ID:AEarcLTJ0
竜華「今日、ごめんな。怜。ごめん。。ごめn」ナデナデ
怜「りゅーかー……ウチも。。ごめん。なさい。。。。
ァ、アカンわ…1番大事なトコやの…にー…めっちゃ…眠なって…き…タ…」
竜華「ふふ、1番大事なトコ、丁度終わったトコやから、眠ってええよ?」ナデナデ
怜「……ンー…スコシ…ダケ…」スヤスヤ
101: 2012/07/15(日) 01:36:40.53 ID:AEarcLTJ0
竜華「…うん。」ナデナデ
怜「…」スヤスヤ
竜華「…」ナデナデ
怜「…」
竜華「…」ナデナデ
怜「…」
竜華「…バレンタインか…」ナデナデ
怜「……」
竜華「…なぁ?怜ぃ…寝ながら…イヤ…聞かんでもええんやけど…」
怜「………」
竜華「…毎年…去年も、今年も、…ウチ、嫉妬でどうにかなってまいそうやわ…」
怜「……………ウチも…」
怜「…」スヤスヤ
竜華「…」ナデナデ
怜「…」
竜華「…」ナデナデ
怜「…」
竜華「…バレンタインか…」ナデナデ
怜「……」
竜華「…なぁ?怜ぃ…寝ながら…イヤ…聞かんでもええんやけど…」
怜「………」
竜華「…毎年…去年も、今年も、…ウチ、嫉妬でどうにかなってまいそうやわ…」
怜「……………ウチも…」
103: 2012/07/15(日) 01:39:28.80 ID:AEarcLTJ0
部室の扉「ガチャガチャ」
セーラ「おーい!!怜ー!!竜華ー!!もうすぐ、ヒルヤスミオワルデ-」
フナQ「事情は聞きましたんで。」
泉「先輩、そんな大声出さんといて下さい!園城寺先輩が起きちゃいますんで!」
セーラ「おーい♪保健室まで運ぶでー♪」
泉「先輩!お静かに!!」
ーーーーーー
ーーー
ー
105: 2012/07/15(日) 01:41:13.73 ID:AEarcLTJ0
保健室
怜「……ン…」
セーラ「怜、起きたかー?大丈夫か?」
怜「…ウン」
セーラ「熱あるから、早退や。もうすぐ迎え着くらしいで♪これ、鞄、もう持って来といた♪」
怜「…ウン。ありがとう、セーラ。」
セーラ「ええで♪怜の荷物まとめてたの竜華やし♪」
怜「…ウン……夢、見てた。」
怜「……ン…」
セーラ「怜、起きたかー?大丈夫か?」
怜「…ウン」
セーラ「熱あるから、早退や。もうすぐ迎え着くらしいで♪これ、鞄、もう持って来といた♪」
怜「…ウン。ありがとう、セーラ。」
セーラ「ええで♪怜の荷物まとめてたの竜華やし♪」
怜「…ウン……夢、見てた。」
107: 2012/07/15(日) 01:43:48.13 ID:AEarcLTJ0
セーラ「うん?」
怜「…りゅーかが、毎年嫉妬でどうにかなってしまいそうって…」
セーラ「ふふ。現実、毎年、嫉妬でどうにかなってるっちゅーに♪な?」
怜「…ふふ。…ウン。」
怜「…りゅーかが、毎年嫉妬でどうにかなってしまいそうって…」
セーラ「ふふ。現実、毎年、嫉妬でどうにかなってるっちゅーに♪な?」
怜「…ふふ。…ウン。」
109: 2012/07/15(日) 01:45:15.03 ID:AEarcLTJ0
セーラ「あ!そや♪これが泉のチョコ、チロルが浩子で、こっちがオレからチョコどうぞ♪」
怜「ン。おおきに。」ゴソゴソ
セーラ「竜華は直接、渡すって♪」
怜「…ゥン…セーラ、この手作りチョコ、フナQと泉に半分ずつ渡しといて。」つ【チョコ】
セーラ「おう♪全員分、手作りしたん?すげー♪分かった!ちゃんと二人に半分ずつ渡しとくな♪」
怜「ウン。…2つだけ手作りチョコ。」
セーラ「。。え。。ん?」
怜「ン。おおきに。」ゴソゴソ
セーラ「竜華は直接、渡すって♪」
怜「…ゥン…セーラ、この手作りチョコ、フナQと泉に半分ずつ渡しといて。」つ【チョコ】
セーラ「おう♪全員分、手作りしたん?すげー♪分かった!ちゃんと二人に半分ずつ渡しとくな♪」
怜「ウン。…2つだけ手作りチョコ。」
セーラ「。。え。。ん?」
112: 2012/07/15(日) 01:47:51.23 ID:AEarcLTJ0
保健室の扉「ガラガラガラ」
竜華「セーラいてくれてありがとう!」
セーラ「お、おう♪オレも心配やったし、ええでー♪」
竜華「 怜、おはよう。迎え着いたって!」
怜「…ウン。」
竜華「歩ける?鞄持つから。」
怜「…ウン。…鞄も持てるよ。」
セーラ「あ!そや!鞄は竜華が持って、怜をオレが抱えればええやん♪」
怜「ン。。それはイヤ。。いい。。」
セーラ「。。。え。。」
迎えの車、出発「ブゥーーン」
ーーーーーー
ーーー
ー
竜華「セーラいてくれてありがとう!」
セーラ「お、おう♪オレも心配やったし、ええでー♪」
竜華「 怜、おはよう。迎え着いたって!」
怜「…ウン。」
竜華「歩ける?鞄持つから。」
怜「…ウン。…鞄も持てるよ。」
セーラ「あ!そや!鞄は竜華が持って、怜をオレが抱えればええやん♪」
怜「ン。。それはイヤ。。いい。。」
セーラ「。。。え。。」
迎えの車、出発「ブゥーーン」
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114: 2012/07/15(日) 01:49:37.77 ID:AEarcLTJ0
放課後の部室。
セーラ「怜、寝起きはちょっと元気なってたし、少し安心したな♪」
竜華「…ウン。」
セーラ「竜華、その…怜とチョコ交換した?」
竜華「…あ、渡すの忘れてた…明日、もう1回作って渡すわ。」
セーラ「う、うん。手作りチョコか♪」
竜華「…!!!…」ビクッ
泉(分っかりやすー。分っかりやすすぎる。)
セーラ「怜、寝起きはちょっと元気なってたし、少し安心したな♪」
竜華「…ウン。」
セーラ「竜華、その…怜とチョコ交換した?」
竜華「…あ、渡すの忘れてた…明日、もう1回作って渡すわ。」
セーラ「う、うん。手作りチョコか♪」
竜華「…!!!…」ビクッ
泉(分っかりやすー。分っかりやすすぎる。)
117: 2012/07/15(日) 01:51:39.38 ID:AEarcLTJ0
セーラ「本人に言えばええやん!手作りチョコほしいって!その反応、勘違いされてるで!」
竜華「え!?なに?ウチ、反応してた?」
泉「」コクン コクン
セーラ「あぁーもう!!!浩子ー!!!」
フナQ「なるほど。園城寺先輩にメール入れておきましたんで、明日には解決するかと。」
ーーーーー
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竜華「え!?なに?ウチ、反応してた?」
泉「」コクン コクン
セーラ「あぁーもう!!!浩子ー!!!」
フナQ「なるほど。園城寺先輩にメール入れておきましたんで、明日には解決するかと。」
ーーーーー
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119: 2012/07/15(日) 01:53:46.54 ID:AEarcLTJ0
次の日 学校まで通学路
竜華「怜!おはよう!」
怜「りゅーか、おはよう。」
竜華「怜ー!1日遅れてしもたけど…はい!手作りチョコ!うちの好きな人は怜やから、受け取って下さい///」
怜「ん。ありがとう。りゅーか。そのセリフ、聞くのもう何回目なんか分からんくらい聞いたけど。」
竜華「うちは何回目でも本気やのにー。怜、冷たいー。」
怜「そう?いつも通りやと思うけど。。。」
120: 2012/07/15(日) 01:55:11.47 ID:AEarcLTJ0
竜華「ふふ。でも、熱下がって安心したー♪病み上がりやから無理せんようにせなあかんで?」
怜「うん。りゅーか…あの、昨日は取り乱してしもて、その、マジすみません。」
竜華「なに、気にしてるん。熱あったんやし、ウチは全然気にしてないでー♪」
123: 2012/07/15(日) 01:57:12.47 ID:AEarcLTJ0
怜「その、お詫びも兼ねまして、実は、、今朝早起きしてりゅーかーに…手作りチョコを!」ゴソゴソ
竜華「!!!」ビクッ
怜「ふふ。りゅーか、ウチの手作りチョコほしかったん?」
竜華「ほしすぎます!!ウチも、もろてええの?泣きそうやわ…嬉しい…夢が叶いました…」ウルッ
怜「ウチもやなくて、これはりゅーかの為に作ったチョコやから。そこ大事やから。」ゴソゴソ
竜華「~~~怜っ///」
125: 2012/07/15(日) 02:00:24.87 ID:AEarcLTJ0
怜「はい!りゅーか。ウチの…本命チョコ!」つ【本命チョコ】
竜華「~~~~っ///」
怜「いらへんなら自分で食べるけど」
竜華「ほしいです!下さい!」
怜「ふふ。真剣な顔しすぎ、りゅーか。はい。」
竜華「だってウチの好きな子の本命チョコもらえるなんて…怜…ウチ、今にも理性が飛びそうやわっ」
怜「なんとしても理性保ってもらわな困るわ…ウチ病弱やし。」
竜華「病弱アピールやめい!頑張ります。。。」
怜「ふふ。うん。頑張って。」
128: 2012/07/15(日) 02:01:43.05 ID:AEarcLTJ0
ガバッ
竜華「怜ぃ!大好きぃ!!!」ギューッ
怜「ン。知ってるでー」
怜「…りゅーかー…ウチも!」ギュー
竜華「ほな学校行こか♪」
怜「うん。」
竜華「…手、つなぐ?///」
終わり。
129: 2012/07/15(日) 02:02:13.01 ID:nwE7tdTB0
すばらっ
130: 2012/07/15(日) 02:03:44.80 ID:2wWeW7500
乙乙!
すばらや! また書いてね!
すばらや! また書いてね!
131: 2012/07/15(日) 02:03:50.82 ID:AEarcLTJ0
セーラの事でいくつか間違いがあるみたいなので、
脳内補充でお願いしますm(__)m
代行してくださった方、
支援して下さった方々、
本当にありがとうございました!!m(_感謝_)m
脳内補充でお願いしますm(__)m
代行してくださった方、
支援して下さった方々、
本当にありがとうございました!!m(_感謝_)m
134: 2012/07/15(日) 02:06:46.51 ID:NJpyFSgT0
すばらでしたよ乙
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