5: 2011/02/24(木) 02:07:01.87 ID:UrEGzVTHO
鈴「はっ」
鈴「……夢か」
鈴「……いや確かに、せっかくこっちに戻ってこれたのに、一夏とあんまり二人っきりになれないなぁとか、思ってたりはするんだけど」
鈴「……にしても脚本?ってなによ……変な夢」
鈴「……喉渇いたなぁ。水でも飲も……?」
もぞ
一夏「……Zzz」
鈴「…………はひ?」
鈴「……夢か」
鈴「……いや確かに、せっかくこっちに戻ってこれたのに、一夏とあんまり二人っきりになれないなぁとか、思ってたりはするんだけど」
鈴「……にしても脚本?ってなによ……変な夢」
鈴「……喉渇いたなぁ。水でも飲も……?」
もぞ
一夏「……Zzz」
鈴「…………はひ?」
6: 2011/02/24(木) 02:15:15.78 ID:UrEGzVTHO
鈴(なっ、なんで……?!)
鈴(なんで一夏が、私の横で寝てんのよ?!)
一夏「Zzz」
鈴(なにこれ、まさか正夢ってやつ……?!)
鈴(いやいや、正夢にしても突拍子なさすぎでしょ……!おかしいじゃない、女子寮の一室に忍び込んで平然と添い寝とか)
鈴「あ、でも一夏の寝顔かわいい……」
鈴(……いやいやいや。ダメだ、なんかヘンだ私。やっぱ、まずは水飲んで目を覚まして心を落ち着かせて……?)
じゃら
鈴「なっ、なにこれ?!手首に……鎖?!」
一夏「Zzz」
鈴(なんで一夏が、私の横で寝てんのよ?!)
一夏「Zzz」
鈴(なにこれ、まさか正夢ってやつ……?!)
鈴(いやいや、正夢にしても突拍子なさすぎでしょ……!おかしいじゃない、女子寮の一室に忍び込んで平然と添い寝とか)
鈴「あ、でも一夏の寝顔かわいい……」
鈴(……いやいやいや。ダメだ、なんかヘンだ私。やっぱ、まずは水飲んで目を覚まして心を落ち着かせて……?)
じゃら
鈴「なっ、なにこれ?!手首に……鎖?!」
一夏「Zzz」
7: 2011/02/24(木) 02:20:06.02 ID:UrEGzVTHO
鈴(一夏の手首と、繋がってる……)
鈴(ウソ、離れらんないってことじゃんこれ!!)
鈴(確かに、絡みが少ないとか言ったけどさぁ……)
一夏「Zzz」
鈴「あ、でもやっぱ一夏の寝顔かわいい……」
鈴(いやいやいや。ダメだ、本格的にヘンだわ私)
鈴(どうしよう……一夏、起こしてみようかな……?)
鈴「おーい、一夏ー。起きてー、起きなさいー」ぺち
一夏「……んぅ」Zzz
鈴「……むむむ。起きない」
鈴(ウソ、離れらんないってことじゃんこれ!!)
鈴(確かに、絡みが少ないとか言ったけどさぁ……)
一夏「Zzz」
鈴「あ、でもやっぱ一夏の寝顔かわいい……」
鈴(いやいやいや。ダメだ、本格的にヘンだわ私)
鈴(どうしよう……一夏、起こしてみようかな……?)
鈴「おーい、一夏ー。起きてー、起きなさいー」ぺち
一夏「……んぅ」Zzz
鈴「……むむむ。起きない」
8: 2011/02/24(木) 02:32:30.08 ID:UrEGzVTHO
鈴「あーもぉ、どうすればいいのよー!!」
一夏「……?なんだ、うるさいなぁ……」
鈴「……あ」
一夏「……?鈴?」
鈴「……お、起きたんだ、一夏……」
一夏「……なんで、おまえがここにいるんだ?」
鈴「いや、それ私のセリフなんだけど……」
一夏「……はぁ?何言ってんだおま……?」
一夏「……俺の部屋じゃないぞ、ここ」
鈴「そーよ、私の部屋よ」
一夏「……なんでだ?」
鈴「私だって知んないわよっ!!起きたら何故か一夏が横で寝てたの!!なんかおかしな鎖ついてて離れらんないし、もぉ意味わかんない!!」
一夏「鎖?……って、うわなんだこれ?!手首に変なもんがっ!」
一夏「……?なんだ、うるさいなぁ……」
鈴「……あ」
一夏「……?鈴?」
鈴「……お、起きたんだ、一夏……」
一夏「……なんで、おまえがここにいるんだ?」
鈴「いや、それ私のセリフなんだけど……」
一夏「……はぁ?何言ってんだおま……?」
一夏「……俺の部屋じゃないぞ、ここ」
鈴「そーよ、私の部屋よ」
一夏「……なんでだ?」
鈴「私だって知んないわよっ!!起きたら何故か一夏が横で寝てたの!!なんかおかしな鎖ついてて離れらんないし、もぉ意味わかんない!!」
一夏「鎖?……って、うわなんだこれ?!手首に変なもんがっ!」
9: 2011/02/24(木) 02:45:42.09 ID:UrEGzVTHO
一夏「なっ、なんだよ鈴?!俺なんかを誘拐して一体どうするつもりd
鈴「だから私じゃないって言ってるでしょ!!一夏が勝手に私の部屋に来たんじゃないの?!」
一夏「はぁ?!誰がそんなことするかよ!!だいたいそんなことして、俺に何の得があるんだ?!」
鈴「むっかー!女の子に向かってその言い草、それはそれで最高に失礼よ!!」
一夏「意味がわかんねぇって!!……あっ!まさか、ガキのころに給食で出てきたお前の酢豚を俺が食ったこと、今だに根に持って……!」
鈴「そんなもんとっくに忘れたわよー!!とにかく私はなにもやってないって言ってんでしょうがーっ!!」
ばたん
千冬「コラ貴様!消灯時間はとっくに過ぎているぞ、何を騒いでいる?!」
一夏「げっ、やば……!千冬姉だ!!」
鈴「ひ、ひとまず一夏は布団の下に隠れて……!」
鈴「だから私じゃないって言ってるでしょ!!一夏が勝手に私の部屋に来たんじゃないの?!」
一夏「はぁ?!誰がそんなことするかよ!!だいたいそんなことして、俺に何の得があるんだ?!」
鈴「むっかー!女の子に向かってその言い草、それはそれで最高に失礼よ!!」
一夏「意味がわかんねぇって!!……あっ!まさか、ガキのころに給食で出てきたお前の酢豚を俺が食ったこと、今だに根に持って……!」
鈴「そんなもんとっくに忘れたわよー!!とにかく私はなにもやってないって言ってんでしょうがーっ!!」
ばたん
千冬「コラ貴様!消灯時間はとっくに過ぎているぞ、何を騒いでいる?!」
一夏「げっ、やば……!千冬姉だ!!」
鈴「ひ、ひとまず一夏は布団の下に隠れて……!」
10: 2011/02/24(木) 02:59:53.36 ID:UrEGzVTHO
千冬「おい凰、この学園に転校して間もないというわけでもあるまい。次は無いぞ、よく覚えておけ」
ばたん
一夏「……行ったか?」
鈴「う、うん……」
一夏「ふぅっ、寿命縮んだぜー……」
鈴「私もよ。ったく、誰のせいでこんな目に……」
一夏「言い争いはもうやめようぜ。また千冬姉がきたら、今度こそ二人まとめて半頃し……じゃ済まされないからな」
鈴「そ、そうね……。とりあえず、状況をまとめるわよ」
一夏「ああ」
鈴「まず、一夏は確かに、自分の部屋で寝たのよね?」
一夏「ああ。部屋でシャルルと少し話してから、すぐベッドに寝転んだからな、それは間違いない。時間は……10時半になるくらいだったはずだ」
鈴「寝たのが私より早い……ってことは、自分からこの部屋にきたわけじゃないってわけね」
一夏「何度もそう言ってるだろ」
ばたん
一夏「……行ったか?」
鈴「う、うん……」
一夏「ふぅっ、寿命縮んだぜー……」
鈴「私もよ。ったく、誰のせいでこんな目に……」
一夏「言い争いはもうやめようぜ。また千冬姉がきたら、今度こそ二人まとめて半頃し……じゃ済まされないからな」
鈴「そ、そうね……。とりあえず、状況をまとめるわよ」
一夏「ああ」
鈴「まず、一夏は確かに、自分の部屋で寝たのよね?」
一夏「ああ。部屋でシャルルと少し話してから、すぐベッドに寝転んだからな、それは間違いない。時間は……10時半になるくらいだったはずだ」
鈴「寝たのが私より早い……ってことは、自分からこの部屋にきたわけじゃないってわけね」
一夏「何度もそう言ってるだろ」
12: 2011/02/24(木) 03:25:19.96 ID:UrEGzVTHO
鈴「とにかく、一夏は気がついたら私の部屋にいた。私は気がついたら一夏が横で寝ていた。そういうことよね」
一夏「ああ。まったくわけがわからんが、そういうことだ」
鈴「で、手首にはこの鎖……。これは、お互いの手首を繋ぎあってて、外れない」
一夏「長さは……10cmもないな。こりゃ、動きがかなり制限されるぞ」
鈴「……はぁ。もう、誰のイタズラよ、これ」
一夏「イタズラにしちゃ手が込んでるよなぁ……。しかし、犯人探しも重要だけど、これ明日からどうするんだ?」
鈴「そこよねぇ……。明日までに、なんとかこの鎖外さないと」
一夏「よし鈴、ちょっと我慢しろよ……!んぎぎぎぎっ……!!」
ぐいぐい
鈴「い、痛っ?!ちょ、ちょっとバカ!!そんな思いっきり引っ張んないでよぉ!!」
一夏「んなこと言ったって、何かしないことには外れるものも外れないだろっ……!!」ぐいぐい
鈴「アザになったらどーすんのよ!!っていうか痛い!痛いって!!やめてよこの……バカ一夏ぁ!!」ぱしん
一夏「いてっ!!殴ることないだろー?!頼むから、ちょっとくらいは我慢してくれよ!!」ぐいぐい
鈴「むーりー!!っていうかアンタには女の子を労るとかそういう気持ちが……!」
ばたん
一夏「ああ。まったくわけがわからんが、そういうことだ」
鈴「で、手首にはこの鎖……。これは、お互いの手首を繋ぎあってて、外れない」
一夏「長さは……10cmもないな。こりゃ、動きがかなり制限されるぞ」
鈴「……はぁ。もう、誰のイタズラよ、これ」
一夏「イタズラにしちゃ手が込んでるよなぁ……。しかし、犯人探しも重要だけど、これ明日からどうするんだ?」
鈴「そこよねぇ……。明日までに、なんとかこの鎖外さないと」
一夏「よし鈴、ちょっと我慢しろよ……!んぎぎぎぎっ……!!」
ぐいぐい
鈴「い、痛っ?!ちょ、ちょっとバカ!!そんな思いっきり引っ張んないでよぉ!!」
一夏「んなこと言ったって、何かしないことには外れるものも外れないだろっ……!!」ぐいぐい
鈴「アザになったらどーすんのよ!!っていうか痛い!痛いって!!やめてよこの……バカ一夏ぁ!!」ぱしん
一夏「いてっ!!殴ることないだろー?!頼むから、ちょっとくらいは我慢してくれよ!!」ぐいぐい
鈴「むーりー!!っていうかアンタには女の子を労るとかそういう気持ちが……!」
ばたん
14: 2011/02/24(木) 03:36:27.33 ID:UrEGzVTHO
千冬「凰……次は無いと、言ったはずだが……?」
鈴「……げっ」
一夏「……やば」
千冬「……いちk、織斑?貴様、夜中に女子寮の一室で、何をしている……?」
一夏「ち、違うんだ千冬姉!!なんか起きたら勝手に鈴の部屋にいて……!」
千冬「下らん言い訳など要らんッ!!」
鈴「ひっ……!」
千冬「それと、学校では織斑先生と呼べと言っているだろう!!」
一夏「す、すいません織斑先生!!だけど、俺の言ってることは本当で……!」
千冬「問答無用ッ!!」くわっ
一夏(や、やばい!殺られる……!!)
鈴「……げっ」
一夏「……やば」
千冬「……いちk、織斑?貴様、夜中に女子寮の一室で、何をしている……?」
一夏「ち、違うんだ千冬姉!!なんか起きたら勝手に鈴の部屋にいて……!」
千冬「下らん言い訳など要らんッ!!」
鈴「ひっ……!」
千冬「それと、学校では織斑先生と呼べと言っているだろう!!」
一夏「す、すいません織斑先生!!だけど、俺の言ってることは本当で……!」
千冬「問答無用ッ!!」くわっ
一夏(や、やばい!殺られる……!!)
23: 2011/02/24(木) 13:48:01.77 ID:UrEGzVTHO
鈴「ま、待ってください先生!!」
千冬「なんだ、凰」
鈴「一夏は悪くないんです!!ホントのホントに、私も一夏もこの状況に覚えがなくて……!」
千冬「……そんな荒唐無稽な話を、信じると思うか?」
鈴「……信じて、ください……!」
一夏(鈴……)
一夏「千冬姉……じゃなかった織斑先生!俺からも頼みます、信じてください!!本当に俺達は、何も……!」
千冬「……ふん」
千冬「嘘では、ないようだな」
一夏「ち、千冬姉……!!」
千冬「学校では織斑先生と呼べと言っているだろう!!」
千冬「なんだ、凰」
鈴「一夏は悪くないんです!!ホントのホントに、私も一夏もこの状況に覚えがなくて……!」
千冬「……そんな荒唐無稽な話を、信じると思うか?」
鈴「……信じて、ください……!」
一夏(鈴……)
一夏「千冬姉……じゃなかった織斑先生!俺からも頼みます、信じてください!!本当に俺達は、何も……!」
千冬「……ふん」
千冬「嘘では、ないようだな」
一夏「ち、千冬姉……!!」
千冬「学校では織斑先生と呼べと言っているだろう!!」
27: 2011/02/24(木) 14:48:28.60 ID:UrEGzVTHO
千冬「とにかく織斑、お前は一刻も早く自分の部屋に戻れ」
一夏「いや、そうしたいのは山々なんだが……」
千冬「?」
鈴「これ……」
千冬「なんだ、それは」
一夏「鎖だよ。知らない間に俺と鈴の手首繋いでて、離れられないんだ」
千冬「……つくづく質の悪い悪戯だな。織斑、白式を出して切れ」
一夏「ああ、その手があったか!どれ、そんじゃ……!」
ヴン
一夏「おらっ……!……?あ、あれ?切れない……」
鈴「ちょっと、そんなはずないでしょ!こんな鎖くらい切れないでどーすんのよ」ヴン
鈴「えいっ!!……あ、あれ」
千冬「ISの装備で、切れない、だと……?」
一夏「いや、そうしたいのは山々なんだが……」
千冬「?」
鈴「これ……」
千冬「なんだ、それは」
一夏「鎖だよ。知らない間に俺と鈴の手首繋いでて、離れられないんだ」
千冬「……つくづく質の悪い悪戯だな。織斑、白式を出して切れ」
一夏「ああ、その手があったか!どれ、そんじゃ……!」
ヴン
一夏「おらっ……!……?あ、あれ?切れない……」
鈴「ちょっと、そんなはずないでしょ!こんな鎖くらい切れないでどーすんのよ」ヴン
鈴「えいっ!!……あ、あれ」
千冬「ISの装備で、切れない、だと……?」
28: 2011/02/24(木) 15:05:02.00 ID:UrEGzVTHO
千冬「……仕方あるまい。織斑、凰、お前達二人はしばらくそのままで過ごせ」
鈴「え、えぇっ?!」
一夏「ま、マジかよそれ?!」
千冬「ISで鎖が切れん以上、他の何かで効果があるとも思えん。ならば現状を打破するのは、今は難しいだろうからな」
鈴「そ、そんな……!」
千冬「朝、もう一度私のところに来い。それまでに、何か思い当たる節がないか確認しておくように」
ばたん
一夏「ちょ、千冬姉?!」
鈴「行っちゃった……」
一夏「手がかりっつってもなぁ……そんな心当たりが少しも無いから、こうして困ってるわけなんだが」
鈴「え、えぇっ?!」
一夏「ま、マジかよそれ?!」
千冬「ISで鎖が切れん以上、他の何かで効果があるとも思えん。ならば現状を打破するのは、今は難しいだろうからな」
鈴「そ、そんな……!」
千冬「朝、もう一度私のところに来い。それまでに、何か思い当たる節がないか確認しておくように」
ばたん
一夏「ちょ、千冬姉?!」
鈴「行っちゃった……」
一夏「手がかりっつってもなぁ……そんな心当たりが少しも無いから、こうして困ってるわけなんだが」
29: 2011/02/24(木) 15:30:04.22 ID:UrEGzVTHO
鈴「あ、一夏ちょっと」
一夏「なんだ?」
鈴「水のみたいから、着いてきて」
一夏「ん、ああ。そっか……何やるにしても、ずっと横にいなきゃなんないんだな」
鈴「不便な状況になっちゃったわねー………でも」
鈴(でも、これは、これで)にひ
一夏「でも?」
鈴「あっ、ううん!何でもないの!!」
一夏「はぁ。水、飲むんだろ。さっさとしろよ」
鈴「う、うん」
一夏「なんだ?」
鈴「水のみたいから、着いてきて」
一夏「ん、ああ。そっか……何やるにしても、ずっと横にいなきゃなんないんだな」
鈴「不便な状況になっちゃったわねー………でも」
鈴(でも、これは、これで)にひ
一夏「でも?」
鈴「あっ、ううん!何でもないの!!」
一夏「はぁ。水、飲むんだろ。さっさとしろよ」
鈴「う、うん」
32: 2011/02/24(木) 16:01:37.92 ID:UrEGzVTHO
鈴「くぴ」
一夏「なぁ。次、俺も水もらっていいか?」
鈴「ん、別にいーわよ。はいコップ」
一夏「おう、サンキュ」
鈴(……ってしまった!!それさっき私が口つけたやつじゃんっ!!)
一夏「んぐ」
鈴(や、やば……///これって、か、間接……)
一夏「……ふぅ。コップありがとな、鈴」
鈴「へっ?!あっ、うん!!」
鈴(まったく気にしてない……そうだ、一夏はこういうやつだった……)
一夏「なぁ。次、俺も水もらっていいか?」
鈴「ん、別にいーわよ。はいコップ」
一夏「おう、サンキュ」
鈴(……ってしまった!!それさっき私が口つけたやつじゃんっ!!)
一夏「んぐ」
鈴(や、やば……///これって、か、間接……)
一夏「……ふぅ。コップありがとな、鈴」
鈴「へっ?!あっ、うん!!」
鈴(まったく気にしてない……そうだ、一夏はこういうやつだった……)
34: 2011/02/24(木) 16:39:08.68 ID:UrEGzVTHO
鈴「ねぇ、一夏」
一夏「ん?」
鈴「一夏、今眠い?」
一夏「んー、驚いたり騒いだりで……正直眠気なんか吹っ飛んじまったよ」
鈴「そ、そう」
一夏「鈴は?」
鈴「私も……あんまり眠くないかな」
一夏「だよなあ。……よし、じゃあ朝までに、こいつを外す方法でも巻がえようz
鈴「で、でもでもっ!!」
一夏「?」
鈴「寝れるときに寝とかないと、多分明日の朝がつらいから……い、いちおう横になっといたほうがいいわよ!」
一夏「んー、それもそうか」
鈴「と、いうわけだから……ベッド、行くわよ……」
一夏「お、おう……」
一夏「ん?」
鈴「一夏、今眠い?」
一夏「んー、驚いたり騒いだりで……正直眠気なんか吹っ飛んじまったよ」
鈴「そ、そう」
一夏「鈴は?」
鈴「私も……あんまり眠くないかな」
一夏「だよなあ。……よし、じゃあ朝までに、こいつを外す方法でも巻がえようz
鈴「で、でもでもっ!!」
一夏「?」
鈴「寝れるときに寝とかないと、多分明日の朝がつらいから……い、いちおう横になっといたほうがいいわよ!」
一夏「んー、それもそうか」
鈴「と、いうわけだから……ベッド、行くわよ……」
一夏「お、おう……」
47: 2011/02/24(木) 21:01:27.02 ID:Nb+LVc9/Q
鈴「・・・」
一夏「・・・」
鈴「(気まずい・・・)」
一夏「・・・」
鈴「・・・?」
一夏「・・・」zzz・・・
鈴「寝てる・・・」
一夏「・・・」
鈴「す、少しは意識しなさいよぉ・・・」
一夏「・・・」
鈴「(気まずい・・・)」
一夏「・・・」
鈴「・・・?」
一夏「・・・」zzz・・・
鈴「寝てる・・・」
一夏「・・・」
鈴「す、少しは意識しなさいよぉ・・・」
48: 2011/02/24(木) 21:07:30.57 ID:Nb+LVc9/Q
~翌朝~
鈴「んっ・・・」
一夏「・・・」zzz・・・
鈴「って、ヤバっ!」
鈴「ちょっと一夏!起きなさいってば!」ユサユサ
一夏「ん?ちょっ・・・!?」
鈴「えっ?」
ドテンッ!
鈴「いったぁ・・・」
一夏「いってぇ・・・」
鈴「・・・って、!?!?」
鈴「(こ、この体勢って、・・・!)」
鈴「(一夏が、わ、私を押し倒して・・・!?)」
鈴「んっ・・・」
一夏「・・・」zzz・・・
鈴「って、ヤバっ!」
鈴「ちょっと一夏!起きなさいってば!」ユサユサ
一夏「ん?ちょっ・・・!?」
鈴「えっ?」
ドテンッ!
鈴「いったぁ・・・」
一夏「いってぇ・・・」
鈴「・・・って、!?!?」
鈴「(こ、この体勢って、・・・!)」
鈴「(一夏が、わ、私を押し倒して・・・!?)」
50: 2011/02/24(木) 21:10:25.24 ID:Nb+LVc9/Q
一夏「あ、その・・・鈴?」
鈴「!?」
鈴「な、なんて事してんのよ!変態!」
一夏「いや、これは事故だっt」
鈴「うるさいうるさいうるさーい!」
一夏「なんでだよーっ!?」
鈴「!?」
鈴「な、なんて事してんのよ!変態!」
一夏「いや、これは事故だっt」
鈴「うるさいうるさいうるさーい!」
一夏「なんでだよーっ!?」
51: 2011/02/24(木) 21:13:58.75 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「一夏~?」
シャル「・・・」
シャル「どこ行っちゃったの・・・?」
シャル「・・・」
シャル「・・・」シュン・・・
シャル「・・・」
シャル「どこ行っちゃったの・・・?」
シャル「・・・」
シャル「・・・」シュン・・・
53: 2011/02/24(木) 21:28:33.80 ID:Nb+LVc9/Q
一夏「さて、とりあえずこの鎖を外さないとな・・・」
鈴「そ、そうね」
一夏「どうやって外そうか・・・」
>>56
①細かく観察してみる
②とりあえず思いっ切り叩く
③他のキャラに助けを求める(セシリア、箒、シャル)
※アニメ準拠なのでラウラ√は無し
鈴「そ、そうね」
一夏「どうやって外そうか・・・」
>>56
①細かく観察してみる
②とりあえず思いっ切り叩く
③他のキャラに助けを求める(セシリア、箒、シャル)
※アニメ準拠なのでラウラ√は無し
57: 2011/02/24(木) 21:35:58.66 ID:Nb+LVc9/Q
>>60
キャラは?
①セシリア
②箒
③シャル
キャラは?
①セシリア
②箒
③シャル
60: 2011/02/24(木) 21:41:35.33 ID:zwiss6dD0
3
64: 2011/02/24(木) 21:50:18.78 ID:Nb+LVc9/Q
一夏「よし、とりあえずシャルr」
シャル「一夏ーっ!」
一夏「おぉ、シャルル!来てくれたのか!」
シャル「大丈夫?怪我はない?」
一夏「あ、あぁ」
シャル「もう、いきなりいなくなっちゃうなんて・・・」
シャル「・・・って、」
鈴「?」
シャル「・・・」
シャル「・・・一夏の浮気性・・・」
一夏「違うって!っていうか浮気も何もないだろ!?」
シャル「一夏ーっ!」
一夏「おぉ、シャルル!来てくれたのか!」
シャル「大丈夫?怪我はない?」
一夏「あ、あぁ」
シャル「もう、いきなりいなくなっちゃうなんて・・・」
シャル「・・・って、」
鈴「?」
シャル「・・・」
シャル「・・・一夏の浮気性・・・」
一夏「違うって!っていうか浮気も何もないだろ!?」
65: 2011/02/24(木) 21:57:02.96 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「それで、その鎖が取れなくて大変だって事?」
一夏「そうなんだよ、何とかならないか?」
シャル「うーん・・・、ちょっとその鎖見せて?」
一夏「あぁ」
シャル「・・・あっ」
シャル「これ、デュノア社製だね」
一夏「?」
シャル「特殊な強化金属を使った特注品だよ、ISでも壊れないのはこのせいだったんだね」
シャル「ちょっと待ってて、今外すから・・・」
カチャカチャ・・・カチッ!
一夏「おっ!取れた!」
一夏「ありがとな!シャルル!」
シャル「どういたしまして」
シャル「じゃあ、一緒に教室行こ?」
一夏「分かった、・・・じゃあな、鈴!」
一夏「そうなんだよ、何とかならないか?」
シャル「うーん・・・、ちょっとその鎖見せて?」
一夏「あぁ」
シャル「・・・あっ」
シャル「これ、デュノア社製だね」
一夏「?」
シャル「特殊な強化金属を使った特注品だよ、ISでも壊れないのはこのせいだったんだね」
シャル「ちょっと待ってて、今外すから・・・」
カチャカチャ・・・カチッ!
一夏「おっ!取れた!」
一夏「ありがとな!シャルル!」
シャル「どういたしまして」
シャル「じゃあ、一緒に教室行こ?」
一夏「分かった、・・・じゃあな、鈴!」
67: 2011/02/24(木) 22:02:53.93 ID:Nb+LVc9/Q
鈴「・・・」
鈴「・・・」
ラウラ「無様だな、下らん種馬にさえ相手にされないとは」
鈴「・・・ちょっと、アンタ」
ラウラ「どうした、また返り討ちにされたいのか?」
鈴「そうじゃない!」
鈴「あの金髪野郎を、ブッ頃してほしいのよ・・・!」
鈴「・・・」
ラウラ「無様だな、下らん種馬にさえ相手にされないとは」
鈴「・・・ちょっと、アンタ」
ラウラ「どうした、また返り討ちにされたいのか?」
鈴「そうじゃない!」
鈴「あの金髪野郎を、ブッ頃してほしいのよ・・・!」
68: 2011/02/24(木) 22:05:49.91 ID:Nb+LVc9/Q
ラウラ「シャルル・デュノア、貴様に話がある」
シャル「僕に?」
ラウラ「放課後、一人で旧アリーナに来い」
シャル「・・・」
シャル「・・・分かった」
シャル「僕に?」
ラウラ「放課後、一人で旧アリーナに来い」
シャル「・・・」
シャル「・・・分かった」
70: 2011/02/24(木) 22:08:44.12 ID:Nb+LVc9/Q
~放課後~
シャル「それで、何の用?」
ラウラ「フフッ、まんまと引っ掛かるとは愚かだな」
シャル「・・・!?」
ガシャン!ガシャン!
ラウラ「これで完全にこのアリーナは封鎖された、逃げる事はできない」
シャル「・・・どの道、戦うしかないみたいだね」
ラウラ「その通りだ、では行くぞ!」
シャル「それで、何の用?」
ラウラ「フフッ、まんまと引っ掛かるとは愚かだな」
シャル「・・・!?」
ガシャン!ガシャン!
ラウラ「これで完全にこのアリーナは封鎖された、逃げる事はできない」
シャル「・・・どの道、戦うしかないみたいだね」
ラウラ「その通りだ、では行くぞ!」
71: 2011/02/24(木) 22:15:23.25 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「まずは、ISを機動・・・」
ラウラ「・・・甘いな」
シャル「?」
ラウラ「・・・ISで戦うとは、一言も言っていないが?」
シャル「なっ・・・!?」
ヴゥゥゥン・・・
シャル「アンチフィールド・・・!?」
ラウラ「これで、貴様も私もISを使う事はできない」
ラウラ「所詮民間人でしかない貴様が、軍人である私にIS無しで勝つなど不可能だ」
シャル「くっ・・・」
ラウラ「では、初めようか」
ラウラ「・・・甘いな」
シャル「?」
ラウラ「・・・ISで戦うとは、一言も言っていないが?」
シャル「なっ・・・!?」
ヴゥゥゥン・・・
シャル「アンチフィールド・・・!?」
ラウラ「これで、貴様も私もISを使う事はできない」
ラウラ「所詮民間人でしかない貴様が、軍人である私にIS無しで勝つなど不可能だ」
シャル「くっ・・・」
ラウラ「では、初めようか」
73: 2011/02/24(木) 22:21:03.95 ID:Nb+LVc9/Q
一夏「シャルルの奴、遅いな・・・」
ドンッ!ガシャン!
一夏「?」
一夏「使われてないはずの旧アリーナで、物音・・・?」
一夏「まさか・・・!」
ドンッ!ガシャン!
一夏「?」
一夏「使われてないはずの旧アリーナで、物音・・・?」
一夏「まさか・・・!」
76: 2011/02/24(木) 22:25:13.75 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「はぁっ・・・はぁっ・・・」
ラウラ「貴様・・・女だったのか」
ラウラ「どうりで打たれ弱いわけだ」
シャル「くぅっ・・・」
ラウラ「徹底的に痛め付けろと言われているのでな」
ラウラ「奴の命令に従うのは不本意だが、報酬を受け取ったので仕方あるまい」
ラウラ「貴様・・・女だったのか」
ラウラ「どうりで打たれ弱いわけだ」
シャル「くぅっ・・・」
ラウラ「徹底的に痛め付けろと言われているのでな」
ラウラ「奴の命令に従うのは不本意だが、報酬を受け取ったので仕方あるまい」
79: 2011/02/24(木) 22:35:54.16 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「うぇぇ・・・ごほっごほっ・・・」
ラウラ「この程度で吐くとは、所詮は一般人・・・いや、」
ラウラ「下らん種馬を取り合う雌の一人でしかないという事か」
シャル「い・・・ちか・・・を、ばかに・・・するなぁ・・・」
ラウラ「・・・フン」
ラウラ「貴様の心が折れるのも時間も問題だろうがな」
ラウラ「この程度で吐くとは、所詮は一般人・・・いや、」
ラウラ「下らん種馬を取り合う雌の一人でしかないという事か」
シャル「い・・・ちか・・・を、ばかに・・・するなぁ・・・」
ラウラ「・・・フン」
ラウラ「貴様の心が折れるのも時間も問題だろうがな」
80: 2011/02/24(木) 22:40:25.78 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「そ・・・んな・・・こと・・・」
ラウラ「自分の身体をよく見てから言うんだな」
ラウラ「既に失禁し初めているようだが・・・、まだやる気か?」
シャル「・・・」
ラウラ「ノーとは言わせない、そろそろトドメだ」
ラウラ「自分の身体をよく見てから言うんだな」
ラウラ「既に失禁し初めているようだが・・・、まだやる気か?」
シャル「・・・」
ラウラ「ノーとは言わせない、そろそろトドメだ」
82: 2011/02/24(木) 22:43:56.95 ID:Nb+LVc9/Q
シャル「くぅっ・・・」
シャル「(お腹をやられすぎて、力が入らないっ・・・)」
シャル「(もう、ダメかな・・・?)」
シャル「(・・・)」
シャル「(一夏・・・、助けて・・・)」
ズドォォォォン!!!
一夏「大丈夫か!?シャルル!」
シャル「(お腹をやられすぎて、力が入らないっ・・・)」
シャル「(もう、ダメかな・・・?)」
シャル「(・・・)」
シャル「(一夏・・・、助けて・・・)」
ズドォォォォン!!!
一夏「大丈夫か!?シャルル!」
83: 2011/02/24(木) 22:49:49.38 ID:Nb+LVc9/Q
ラウラ「チッ・・・外側からアンチフィールドごと破壊したか」
シャル「い・・・ちか・・・?」
一夏「待ってろ、すぐ助けに行くからな!」
ラウラ「そうはさせない」
一夏「ラウラ・・・!」
ラウラ「と言いたいところだが、どうやら依頼主は・・・」
シャル「い・・・ちか・・・?」
一夏「待ってろ、すぐ助けに行くからな!」
ラウラ「そうはさせない」
一夏「ラウラ・・・!」
ラウラ「と言いたいところだが、どうやら依頼主は・・・」
84: 2011/02/24(木) 22:52:23.06 ID:Nb+LVc9/Q
千冬「凰、覚悟はできているだろうな・・・?」
鈴「ひぃぃぃぃ!?」
ラウラ「・・・教官の手で裁かれているようだな」
ラウラ「私は教官の意向に背く事はしない、さらばだ」
鈴「ひぃぃぃぃ!?」
ラウラ「・・・教官の手で裁かれているようだな」
ラウラ「私は教官の意向に背く事はしない、さらばだ」
85: 2011/02/24(木) 22:55:50.60 ID:Nb+LVc9/Q
こうして、今回の騒動は幕を閉じた
俺?
俺はと言うと・・・
シャル「一夏~!」
シャルル・デュノア・・・いや、
シャルロット・デュノアと交際中だ
俺?
俺はと言うと・・・
シャル「一夏~!」
シャルル・デュノア・・・いや、
シャルロット・デュノアと交際中だ
86: 2011/02/24(木) 22:57:08.07 ID:Nb+LVc9/Q
シャル√ 完
87: 2011/02/24(木) 22:57:51.23 ID:+3v1qY9x0
ひとまず乙
千冬姉ルート欲しい
千冬姉ルート欲しい
88: 2011/02/24(木) 22:59:06.82 ID:Nb+LVc9/Q
かなり適当だがとりあえず完結したぜ!
箒√とセシリア√と鈴√とラウラ√とのほほんさん√と千冬姉√と蘭√と会長√と山田先生√は
他の誰かに任せた!
箒√とセシリア√と鈴√とラウラ√とのほほんさん√と千冬姉√と蘭√と会長√と山田先生√は
他の誰かに任せた!
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