1: 2012/06/28(木) 01:12:36.96 ID:dnFq/6Is0
咲「やめて! エイスリン・ウィッシュアートの特殊能力で、自分の夢、理想の牌譜をを卓上に描き出されたら、闇の闘牌(デュエル)で麻雀と繋がってる染谷先輩の精神まで飛ばされちゃう!」

優希「お願い、仇を討って欲しいじぇ染谷先輩!」 

和「染谷先輩が今ここで倒れたら、私と咲さんとの約束はどうなっちゃうんですか?」

久「点棒(ライフ)はまだ残ってる。これを耐えれば、宮守に勝てるんだから! 」


次回、「エイスリン、まこにボロ負け!完封される!」。闘牌(デュエル)スタンバイ!
2: 2012/06/28(木) 01:22:29.01 ID:dnFq/6Is0
蒲原「そんなわけで今日は私の車でショッピングに行くぞー」

衣「おー!」

桃子「先輩は何買うっすか?」

加治木「そうだな・・・」

池田「キャプテン♪キャプテン♪」

福路「華菜ったら。ところで蒲原さん、都市部の方に行くとして、駐車場はどうするんですか?」

蒲原「ワハハ、コインパーキングを使おうと思ってるんだ」

衣「こいんぱーきんぐ?」

3: 2012/06/28(木) 01:27:24.86 ID:dnFq/6Is0
蒲原「有料駐車場のことだよ。コインって名前の通り、支払いは硬貨で支払うんだ」

池田「そんなことより早く出発するし!」

蒲原「はいはい。それじゃ出発するぞー」

グラグラッ

衣「お、おお。揺れた・・・」

桃子「部長の運転は荒いので有名なんすよ」

池田「こ、怖いしキャプテン・・・」

福路「そうね・・・」

加治木「安心してくれ。蒲原は事故だけは起こさない。事実今までに事故を起こしたことはないんだ」

衣「でも怖いぞ・・・」

蒲原「まあ免許取って数ヶ月だから、事故起こしてないっていうのも偶然かもしれないがなー。ワハハ」

7: 2012/06/28(木) 01:32:02.69 ID:dnFq/6Is0
蒲原「着いたぞー」

加治木「あ、ああ・・・。運転ありがとう蒲原・・・」

桃子「みんな大丈夫っすか?」

池田「車酔いしたし・・・」

福路「ちょっとだけ気分が・・・」

衣「だらしない。衣はこの通り平気だぞ」

桃子「最近の若いのは軟弱なんすよ」

蒲原「うーん・・・。そうだ、じゃあ喫茶店とかで休憩するというのはどうだ?」

池田「賛成だし・・・。早く座りたい・・・」

加治木「同意だ」

12: 2012/06/28(木) 01:37:43.11 ID:dnFq/6Is0
衣「ここは・・・?」

蒲原「わはは、スタバだよ。衣は初めてか?」

衣「うん、来たことない」

桃子「駅前のっすよね。私も初めてっす」

池田「コーヒーのお店・・・?キャプテンは来たことありますか?」

福路「ううん、こういうお店は初めてかしら」

加治木「スタバか・・・。私も一度入ってみたかったんだ」

14: 2012/06/28(木) 01:43:43.78 ID:dnFq/6Is0
衣「メニューがすごいな・・・。衣は何が何だかわからないぞ・・・」

桃子「遅れてるっすね。ここで普通に頼めないようじゃお子様っすよ」

衣「なっ!?衣はお子様ではない!コーヒーくらい普通に注文できる!」

桃子「そうっすよね。それが当然っす。さて、何にしましょうかね~」

加治木(モモにいいとこを見せたい・・・。ここはわかってるようなふりをして注文するしかない・・・!)

池田(コーヒーって意外と高いし!しかも、何がなんだかわかんないし・・・)

福路(華菜の前で不安な顔してたらダメよね・・・。わかんなくても私が華菜をリードしなくちゃ・・・)

蒲原(ワハハ)

16: 2012/06/28(木) 01:48:45.06 ID:dnFq/6Is0
桃子「みんなは決まったっすか?まだなら私から注文するっすけど?」

衣「う、うむ」

蒲原「私は後でいいよー」

加治木「後輩に先を譲るのが先輩ってものだ。遠慮せず注文してくれモモ」

池田「うんうん。遠慮すんなし」

福路「え、ええ。私たちはあとでいいわ」

桃子「悪いっすね。えーと、それじゃあ・・・」

20: 2012/06/28(木) 01:52:41.14 ID:dnFq/6Is0
桃子「じゃあ私はベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノで」

池田(!?)

加治木(!?)

福路(!?)

衣(!?)

蒲原(ワハハ)

福路・池田・加治木・衣(何を言ってるのかさっぱりわからない・・・)

24: 2012/06/28(木) 01:55:43.86 ID:dnFq/6Is0
池田(ど、どうしよう・・・。注文の仕方がわからない・・・。そんなの恥ずかしいしキャプテンに知られたくないッ・・・)

福路(まるで呪文ね・・・。困ったわ・・・)

加治木(あれが普通なんだよな・・・。モモの前で注文でもたつくなんて失態は避けたい・・・。だがどうすれば・・・)

衣(何を言ってるのかさっぱり衣には理解できない・・・。でも、子供とバカにされるのは嫌だ・・・!)

蒲原(ワハハ)

27: 2012/06/28(木) 01:59:47.48 ID:dnFq/6Is0
店員「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノですね?」

桃子「あ、すいません。ぼんやりしてたっす」

店員「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノのご注文でよろしかったでしょうか?」

桃子「違うっす。私が注文したのはベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノであって、
ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノなんかじゃないっす」

店員「ではベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノでは無く、
ベンティアドショットへーゼルナッツキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノでよろしかったでしょうか?」

桃子「はい、それでお願いするっす」

30: 2012/06/28(木) 02:02:48.80 ID:dnFq/6Is0
池田(あ、あわわ・・・。華菜ちゃんが店員さんとあんなやり取りできるわけないし・・・。キャプテン・・・)

福路(あのやり取り、まったく理解できなかったわ・・・。どう乗り切るのがいいのかしら・・・。困ったわね・・・)

加治木(モモ・・・。今のモモ、私には理解できない遠くにいる・・・。そんな風に感じたよ・・・)

衣(うぅー・・・。トーカー・・・)

蒲原(ワハハー)

33: 2012/06/28(木) 02:11:13.88 ID:dnFq/6Is0
桃子「私はこれでいいっす。みなさんはどうしますか?」

加治木「え、えーとだな・・・」

桃子「ビターやフレーバー、スイートなんかで色々味を変えられるのがいいんすよね。もちろんみなさんも好みな感じにするんすよね?」

衣「と、当然だ。それがすたーばっくすの醍醐味だからな!(衣はもうダメかもしれない・・・)」ドキドキ

加治木「ああ、そうだな。同じ飲み物でもそういうのを変えられるのがいいんだよな(わ、わからないが適当に話を合わせよう・・・)」ドキドキ

池田「そんな常識、言われずとも華菜ちゃんはわかってるし!(うぅー、言っちゃったー・・・。どうしたらいいし・・・)」ドキドキ

福路「ま、まあそうよね(みんなわかってるってことは私だけ無知ってことなの・・・?ど、どうしたらいいの・・・)」ドキドキ

蒲原「ワハハー」

36: 2012/06/28(木) 02:16:45.31 ID:dnFq/6Is0
蒲原「なんだみんな、まだ決まらないのかー?」

衣「さ、智美が先に頼んでいいぞ。衣は今何を頼むか吟味しているところだ」

池田「華菜ちゃんも今考えてるとこだし」

加治木「まあそういうわけだ。蒲原、先に頼んでいいぞ」

福路「ええ。私も後でいいわ」

蒲原「みんなそんな考えなくていいのに。それじゃあ・・・」

43: 2012/06/28(木) 02:27:36.75 ID:dnFq/6Is0
池田(結局鶴賀の部長の注文も何言ってるのかわかんなかったし・・・。こうなったら誰かに先に注文させて時間を稼ぐしかないし!)チラッ

加治木(まずいことになった・・・。どうする・・・?そうだ、モモの時みたいに年下の人間に先に注文させれば・・・。そしてそれをする相手にうってつけなのは・・・)チラッ

福路(私はこのままじゃまともに注文できない・・・。だったら・・・)チラッ

衣(ど、どうしたというんだ?みんなが視線を衣に・・・)ドキドキ

池田「天江衣。華菜ちゃんは大きいから、注文するのを先にさせてやるし」

福路「まあ、偉いわ華菜。天江さん、お先に注文をどうぞ」

加治木「うん。下のものに譲るのが先輩ってものだしな。さ、遠慮せず頼んでくれ」

衣「え・・・?あ・・・、わ、わかった・・・(ど、どうしよう・・・。トーカ・・・)」

45: 2012/06/28(木) 02:32:29.01 ID:dnFq/6Is0
池田(助かったー。華菜ちゃん、ピンチ脱出だし♪さて、今のうちにメニューを何とかできるように考えないと・・・)

加治木(ふぅ・・・。よし、当座の時間は稼げた。時間が足りなくても次は池田に注文の順番を譲ればいいしな)

福路(みんな注文の仕方をわかってるみたいだし、注文は最後でいいわよね?今のうちになんとか・・・)

蒲原「ワハハ、衣は何を頼むんだー?」

桃子「衣ちゃんはお嬢様っすからね。きっとすごい感じの頼むと思うっすよ」

衣(うぅー・・・)

店員「ご注文はお決まりになられましたか?」

63: 2012/06/28(木) 05:29:00.67 ID:dnFq/6Is0
衣「あ、あの・・・。衣は・・・衣は・・・」グスグス

店員「お、お客様、いかがなされましたか?」オロオロ

蒲原「衣?どうした?お腹でも痛いのか?」

桃子「衣ちゃん、どうしたっすか?」

衣「な、何でもない!衣はそんな気分じゃない!衣はご飯が食べたいんだ!」グスグス

蒲原「うん、わかった。そろそろお昼だしな。店員さんには悪いがお昼を食べに行くか」

68: 2012/06/28(木) 05:31:09.40 ID:dnFq/6Is0
桃子「でも、先輩や風越の人、まだ飲み物頼んでないっすよ?」

加治木(参ったな・・・。天江衣を泣かせてしまった・・・。あの子も私同様知ったかぶりをしていたのだろう。悪いことをしたな・・・)

加治木「私もちょうどお腹が空いていたんだ。天江も食事にしたいみたいだし、移動しないか?」

池田(もしかして天江衣も注文がわからなかった・・・?で、でもこれはこの店から離れるチャンスだし!華菜ちゃんはチャンスは逃がさない主義だし!)

池田「うんうん、それがいいし。みんなお腹空いてるし」

福路「そうね」

桃子「ならいいっすけど。部長、私たちは飲みながら歩きましょう」

蒲原「ワハハ、そうだな」

69: 2012/06/28(木) 05:33:01.92 ID:dnFq/6Is0
衣「・・・・・・・・・」

池田「機嫌直すし。どこでも好きなとこでご飯食べるから」

福路「お腹空いてたのに気付いてあげられなくてごめんなさいね?」

加治木「ああ。まさか泣くほど空腹だったとは知らなかったんだ」

衣「・・・・・・泣いてない」

桃子「衣ちゃんはお子様っすね。ズズーッ。甘いっすねこれ」

衣「・・・衣を子供扱いするな!あと、衣はお前より年上なんだからちゃん付けで呼ぶな!フン!」プイッ

蒲原「ワハハ、嫌われちゃったなモモ。ズゾゾーッ。うん、美味い」

70: 2012/06/28(木) 05:33:38.24 ID:dnFq/6Is0
桃子「そういえば衣ちゃんが年上だって忘れてたっす。あ、衣さんでしたっすね」

蒲原「で、衣はお昼どこで食べたいんだー?どこでもいいんだぞー?」

衣「衣はこういうところを自由に遊んだりしたことはないからな・・・。どこで食べたらいいとかわからないんだ・・・」

池田「だったらラーメンがいいし!最近できた新店を知ってるし!」

加治木「へぇ、興味あるな」

福路「おいしいのかしら?」

池田「わかんないけど評判がいいらしいし」

衣「らーめん・・・?」

73: 2012/06/28(木) 05:36:43.51 ID:dnFq/6Is0
桃子「ラーメンっすか。みんなで行くにはいいかもしれないっすね。衣ちゃんもラーメンでいいっすか?」

衣「うん。テレビで見たことがある。美味しそうだった」

蒲原「よし、じゃあそのラーメン屋に決定だな。では池田さんに案内をお願いしよう」

池田「任されたし!」



福路「ここがそうなの・・・?」

池田「ラーメン二郎。知る人ぞ知る名店らしいし!天江衣はお腹空いてるみたいだから、ここでお腹いっぱい食べるといいし!」

衣「らーめん・・・じろう・・・?」

桃子「名前はなんとなく聞いたことあるような気もするっすかね・・・?」

蒲原「まあ、長野にまで店を出すんだから有名なんだろう。杯ってみようか」

78: 2012/06/28(木) 05:39:41.65 ID:dnFq/6Is0
加治木「それにしてもすごい行列だな」

池田「人気店って感じがプンプンするし」

福路「そうね。これあけ並んでるんだもの。味の方も相当期待できそう」

蒲原「ワハハ。よかったな、衣」

衣「うん♪衣、ラーメンはテレビでしか見たことなかったからとっても楽しみだ」

桃子「うんうん。私も楽しみっす」

82: 2012/06/28(木) 05:45:14.21 ID:dnFq/6Is0
池田「お、先が見えてきたし!あれは・・・券売機・・・?」

桃子「待ってて下さいっす。ちょっと見てくるっす」



蒲原「どうだった?」

桃子「ここはまず券売機で食券を買ってから入店するシステムみたいっす。メニューは少なかったっすね」

加治木「なるほど。これだけの列ができるんだ。注文の手間を減らす工夫なのだろうな」

福路「だったらお金を用意してた方がいいわね」

池田「何食べよっかな~。やっぱ大盛りがいいかな~」

84: 2012/06/28(木) 05:54:27.84 ID:dnFq/6Is0
桃子「あ、そういえば変わったことがあったっすね」

加治木「変わったこと?」

桃子「なんでも、ここじゃ席についてから店員にトッピングっていうんすかね?なんか野菜や麺の量なんかを増量するかどうか聞かれるらしいっす」

福路「それはお金がかかるのかしら?」

桃子「いや、ただみたいっす。食券のうちに入ってると思うっす」

池田「ふむ・・・。無料で野菜などを増量してくれる・・・。わかったし!おそらく基本の盛り付けが少ないからそういうサービスをしてるんだし!」

蒲原「ワハハ。たしかにそれだったら納得だ」

加治木「最初の量を少なめにしておいて、無料トッピングで普通にしてお得感を煽る・・・か。確かに理にかなってる」

衣「じゃあ、みんな多くしてくださいって頼むのか?」

桃子「そうに決まってるっす。じゃないと損じゃないっすか」

衣「えへへ、それもそうだな」

88: 2012/06/28(木) 06:02:33.90 ID:dnFq/6Is0
蒲原「お、券売機だ。ようやくだな。さて、どれにしようかな・・・」

加治木「ふむ、小ラーメン、小ラーメン豚入り、小ラーメンW豚入り・・・か」

池田「小ラーメンってのはお子様メニューだしきっと!華菜ちゃんは大ラーメンにしよーっと♪」

衣「むっ、だったら衣もだ!衣は一番高い大ラーメンW豚入りを買うぞ!」

福路「豚っていうのはチャーシューよね?Wっていうのは何かしら?」

桃子「チャーシューの枚数じゃないっすか?豚入りで1枚。Wで二枚なんすよ」

福路「なるほど・・・」

蒲原「無料トッピングでお得感煽るってことは、相当盛りが少ないんだろうな・・・。大で普通サイズかそれ以下ってところかな・・・?ユミちんはどう思う?」

92: 2012/06/28(木) 06:11:13.34 ID:dnFq/6Is0
加治木「無料トッピングでお得感を煽る店・・・。そして、チャーシュー一枚違うだけでWを付ける・・・。確かに量が少なそうだ。これなら大ラーメンのW豚入りを頼んでトッピングを全部多くしてもらうくらいでちょうどいいかもしれんな」

桃子「なるほど。じゃあ私も大ラーメンにするっす」

加治木「私も大ラーメンだ」

蒲原「うーん・・・。私は小ラーメンにしようかな・・・」

池田「えっ!?なんでだし!」

蒲原「ワハハ、その、節約だよ」

桃子「なるほど。欲しいものでもあるなら仕方ないっす」

蒲原「ワハハ。みんなは私に遠慮しないで大ラーメンを買ってくれ」

衣「智美、足りなかったら衣の分を分けてあげるから安心してくれ」

蒲原「うん・・・。ありがとう、衣」

97: 2012/06/28(木) 06:16:30.68 ID:dnFq/6Is0
福路「店内に入れたわ」

店員「何名様でしょうか?」

加治木「六名だ」

店員「えーと、カウンター席等、バラバラになってしまいますがよろしいでしょうか?」

桃子「私は先輩と隣同士ならどこでもいいっす」

店員「はい、二人でしたらなんとかなると思います」

池田「華菜ちゃんはお腹空いてるからどこでもいいし!」

福路「そうね。それにまだ後ろには列が控えてるから席はバラバラでも早く食べた方がいいわね」

衣「一人は嫌だな・・・」

蒲原「大丈夫。店の中には居るんだから一人じゃないよ」

衣「うん。じゃあ席への案内を頼む」

店員「かしこまりました。こちらへどうぞ」

100: 2012/06/28(木) 06:23:03.69 ID:dnFq/6Is0
店員「ニンニクはどうしますか?」

衣(これがさっきみんなが言ってた奴か・・・。みんな多くしてもらうんだったかな・・・?)

衣「全部多くしてくれ」

店員「全部・・・ですか・・・?」

衣「そうだ。衣は子供じゃないからちゃんと食べられる」

店員「わかりました」



蒲原(みんな無料のトッピングを多くしてもらってるな。欲張りさんめ。私はどうしようかな・・・。後でジョグしたいし、少なめでいいか)

105: 2012/06/28(木) 06:29:54.91 ID:dnFq/6Is0
蒲原「お、きたきた。これが小ラーメンの少なめか。少なめでもそれなりにあるんだな。いただきます・・・」

   /⌒\
  (;;;______,,,)  
   丿 !
   (__,,ノ

蒲原「食べ終わった・・・。ワハハ、小ラーメンでもお腹一杯になるもんなんだな。・・・ん?ってことは、もしかしてユミちんたちのラーメンは・・・!?見に行こう!」

福路「食べても食べても量が減らない・・・」

池田「苦しいし・・・。上から食べたから、麺がスープを吸ってとんでもないことになったし・・・」

桃子「先輩・・・。これ、明らかにもう・・・」

加治木「そうだな・・・。人が食べ切れる量じゃない・・・」

110: 2012/06/28(木) 06:38:11.51 ID:dnFq/6Is0
蒲原(ワ、ワハハ・・・。大変なことになったぞ・・・。みんなラーメンにしか目が行ってないから気付かないが、店内がユミちんたちに対して殺気立ってる・・・)

衣「智美ー、助けてくれー」

蒲原「衣!?どうしたんだ?」

衣「衣のラーメンなんだが、こんなの衣じゃ食べきれない・・・。よかったら食べてくれないか?残そうとも思ったんだが、店員や客の視線が怖くてな・・・」

加治木「蒲原、もう食べ終わったのか?だったら私のも手伝ってくれ」

池田「華菜ちゃんのもお願いするし」

福路「私は・・・」

桃子「部長、こんなの無理っす!豚の餌もいいとこっす!」

その瞬間店内の空気が一変した
加治木たちに対して快く思っていなかったであろう空気が、露骨に憎しみ、悪意、そういったマイナスの感情をあらわにして襲い掛かったのだ

蒲原(ワ、ワハハ・・・。この雰囲気じゃどうすることも・・・。みんなごめん、私は外で待ってるから!)

蒲原「ご馳走様でした!」ダッ

衣「智美ー、衣を置いて行くのかー?」

蒲原「みんなごめん・・・。ごめん・・・」

112: 2012/06/28(木) 06:42:20.12 ID:dnFq/6Is0
蒲原(その後、いくら待ってもみんなが店の外に出てくることはなかった・・・)

蒲原(数時間し、不安になって店内を覗いたがそこにはみんなの姿はなかった・・・)

蒲原(その後、みんなの姿を見た者は誰もいない・・・)

蒲原(私は失踪事件の最有力証言者として警察に色々取調べを受けた。真実を話しても誰も信じてはくれなかった・・・)

蒲原(何故私だけ小ラーメンを選んだのだろう・・・。今はそのことだけが悔やまれる・・・)

蒲原(でもそれも終わりだ。すぐみんなのとこへ行くからな・・・)

ドンッ





113: 2012/06/28(木) 06:42:50.41 ID:+R4wFaUC0
は?(威圧)

114: 2012/06/28(木) 06:43:43.99 ID:/v8pFABhO
おい…おい…!!

116: 2012/06/28(木) 06:45:03.98 ID:3eUsVUYA0
なんでワハハすぐ氏んじゃうん?

120: 2012/06/28(木) 06:46:27.65 ID:dnFq/6Is0
色々とごめん
深夜のテンションがどんどん狂わせていったんだきっと
あと、二郎は行ったことないです
スタバは注文わかんないからココア飲んだよ
みんなまたおやすみ

引用元: まこ「エイスリン?ああ、卓上に夢を描く(笑)っていう外人かい」